Chicago Bulls 111 – 100 Minnesota Timberwolves

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

デリック・ローズのシーズンハイ31得点でブルズをティンバーウルブズ相手に勝利に導く

Rose vs Rubio
(AP Photo/Jim Mone)

ミネアポリス-(現地:2012年1月10日) ミネソタ・ティンバーウルブズを第1Qで圧倒し大きく差を開けたシカゴ・ブルズは、連戦が続く中必要とされる楽な試合が行えるとデリック・ローズは感じていた。

しかしそこから試合終了まで、全力で抵抗するリッキー・ルビオが彼の前に立ちはだかり、ついでにミネソタのスタメン入りを確約させる働きになったかもしれない。

火曜夜、ローズは今シーズンハイの31得点と11アシストでルビオに打ち勝ち、ブルズをティンバーウルブズ相手に111-100の勝利に導いた。

「出だしが良かったので、良いゲームができるとみんな思っていた」とローズ。一時は第2Qで24点差もついていたリードをウルブズがかき消したため、ローズは後半をフル出場。「あるタイミングからうちらはディフェンスをしなくなり、どんどんシュートを決められ堅実にプレイされたのが痛かった。」

ブルズのルオル・デンは21得点と11リバウンド、ベンチからのプレイだったカイル・コーバーは13得点だった。一時は圧勝ムードだったが、第2Q終了までにルビオがウルブズを20-2のランに導き一気にかき消した。

ルビオは13得点、12アシスト、4リバウンドの活躍。ルーク・リドナーは22得点決めたが、ウルブズはゲーム終盤にローズを抑える術を見つけることができなかった。

前年のMVPはゲーム中にあったシュートスランプを振り払い、ゲーム終了まで2:30残すところで、爆発的なドライブからゴールに向かい片手でジャンプシュートを決めリードを8点差にした。

「最後になんとか勝つ方法を見つけることができた」と、現在12日で9試合のゲームをプレイ中のブルズを率いるローズは語る。

ケビン・ラブは20得点13リバウンドの活躍だったが、進行中のシュートスランプを脱することはできず、シュート成功は18本中5本のみだった。ウルブズのアンソニー・ランドルフは18得点だった。ウルブズは優勝候補であるオクラホマ・シティ、マイアミ、シカゴ相手に最後までタフは試合を展開しているが全て敗戦で終わっている。

ブルズはミネソタに対してリバウンド戦でも47-30で勝利している。ロニー・ブリュワーは17得点決め、ここ9試合中8勝しているブルズに貢献した。しかしやはりこの試合もスターは8本中4本ものスリーを決めたローズだった。

「大きく差をつけられてからまずいことに気付き抵抗する試合が多すぎる。勝ちたいのであれば試合開始から全力でプレイしなければ」とルビオは言う。

そうなるのもあながち遠い未来ではないかもしれない。シーズン開幕から10試合、ウルブズのリック・アデルマン監督はルビオをベンチスタートとしていたが、ここ数試合スタメンが大きくリードされるケースが多いため、早くて金曜のニュー・オリーンズ戦で何かしらの動きが見られるかもしれない。

今日の試合ではスターターのウェスリー・ジョンソン、ダーコ・ミリチッチ、ウェイン・エリントンがそれぞれ10分以下しかプレイせず、アデルマン監督はエネルギー溢れるルビオ、ランドルフ、アンソニー・トリバー、デリック・ウィリアムズを起用した。試合後、スタメンの変更を今シーズン初めて示唆する発言があった。

「スタメンについては(次の試合まで)二日間考えてみる」とアデルマンは語った。

今シーズン待望のNBAデビューをしたスペイン人のルビオの評判は、過去にアメリカがスペインと国際試合を行った際にローズの運ぶボールを3回中2回もスティールしたことで大きく上がった。

この試合でも二人のエキサイティングなポイント・ガードは最後の3クォーターを互角に戦った。最後の36分でローズは15本中6本のシュートを決め17得点、9アシスト、3ターンオーバーだったのに対して、ルビオは10本中5本のシュートを決め11得点、12アシスト、4スティール、4ターンオーバーの活躍だった。

「今日のルビオはやばかった」とローズは言う。

ブルズはウルブズが3連戦の最終戦だったことを知っていたので、試合開始から積極的に攻めていった。第1Qでローズは7本中6本シュートを決め14得点、ブルズは最初の29本中20本シュートを決めた。

「彼はすごいよ。彼を守るのはかなり大変だ。僕が今まで対戦してきた選手の中ではかなり上位、いやもしかしたら今までで一番うまいかもしれない。ガードするのが大変なんだ、今まで対戦したきた奴の中では最も速い選手だね。」とローズについてルビオは語った。

前半終了の追い上げ中、ルビオのプレイは素晴らしく、ウルブズの決めた20点中2点以外は全て彼のアシストか得点によるものだった。ラブの3本のスリーをお膳立てし、ジャンプシュートとフリースローを決め、ランドルフに片手でロブパスをしアリウープを決めた時に満員のスタジアムの声援は最高潮にあった。

ルビオ、ランドルフ、トリバーはそのまま後半開始から出場し、第3Q終了まで3:45の所でリドナーがスリーを決め、試合を70-70の同点に持ち込んだ。

なんとか持ちこたえる事の出来たブルズは、明日ホームでワシントンを迎え、3連戦全勝を試みる。

「やってみないとわからないけど、明日休むことはないよ。確実にプレイしてるさ」と、第2Q中にターフ・トウという足の指の怪我を悪化させた為、一時ロッカーに戻ったことを振り返りながらローズは語った。

Game Notes

  • ブルズのガード、リップ・ハミルトンは左鼠径部痛で欠場した。ここ6試合中5試合を欠場している。CJワトソンも左肘の張りで欠場した。
  • ウルブズのフォワード、マイケル・ビーズリーは試合前に怪我の為ウォーキング・ブーツを着用しており、復帰の時期は未定。歩くとまだ少し痛むようで、つま先でたった時に特に痛むそうだ。
  • コーバーは3本中3本全てのスリーを決め、ここ最近の20本中13本を決めている。

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