Chicago Bulls 88 – 79 Boston Celtics

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

デリック・ローズ復帰、ブルズがセルティックスを抑え勝利

Derrick Rose
(AP Photo/Michael Dwyer)

ボストン-(現地:2012年1月13日) シカゴ・ブルズは20点差のリードを1点差まで詰め寄られたが、デリック・ローズがそこから試合を支配した。

ポール・ピアースが逆転できるシュートを外したとき、昨年のMVPローズはシュートを決めなければならないと思っていた。

「ゴールに突っ込み、フローターを打つ。ずっとそれを念頭においていたんだ。常にアグレッシブであるよう心がけたよ」とローズはブルズの88-79の勝利後に語った。

ローズはレイアップを決め、セルティックスはその後のシュートを外し、ローズが更にフリースローを2本沈めた。1点差だったリードはあっというまに71-66となり、残り8:30常に5点以上のリードを保った。

ローズは先日行われ、78-64で勝利したワシントン戦を左足親指の捻挫で欠場した。シカゴはここ11試合で10勝をあげ成績をリーグトップの11勝2敗とした。ローズは25得点と勝利に大きく貢献したが、足はまだ完全に治ったとは言い難いようだ。

試合開始直後は、足が感触を確かめながらのプレイとなり躊躇していたが、第1Q半ばから大丈夫そうだと感じたと彼は言う。

痛まないのか?

「いや、そんなに。多分アドレナリンが出ていて、勝ちたいという意欲が上回ったんだと思うよ。」と1点差になってから12得点を決めたローズはコメントした。

もちろん彼だけの活躍ではなかった。

ルオル・デンは21得点16リバウンド、12本中9本シュートを外したピアース相手に素晴らしいディフェンスをした。カルロス・ブーザーとロニー・ブリュワーがそれぞれ12得点決め、ジョアキム・ノアが10得点12リバウンド4ブロックの活躍。

「試合前に全員の力が必要だと伝えた、そしてやはりその通りだった。スタメン選手が良い働きをしてくれた。ディフェンスもとても良かった」とブルズ監督トム・ティボドーは語る。

ボストンのレイ・アレンは16得点、レイジョン・ロンドは14得点11アシスト。

ボストンは3連敗(全てホーム戦)で4勝6敗と成績を落とした。

「まだシーズンは始まったばっかりだ、落胆なんてしていないさ。自分たちの力はわかっているし、このチームが何を成し遂げられるかはみんなわかっている。」とアレンは言う。

ブルズは52-33でハーフタイムを迎え、第3Q残り7:20の所でデンがシュートを決め61-41とリードを広げた。

ボストンのドック・リバーズ監督は「後半はとても良かった。ただ、なんで前半からそれができないんだ。」と不満を漏らした。

ようやくセルティックスが目を覚まし18-6のランでスコアを67-59とし最終Qに突入。第3Q最後の2分、67-53からジャメーイン・オニールとロンドがレイアップを決め、アレンからのアシストでオニールがダンクを決め一気に追い上げた。

第4Qの始めもセルティックスが支配、ガーネット、アレンがそれぞれシュートを決め、ミカエル・ピートラスのスリーと7点連続得点。第3Q終わりからあわせて13-0のランでスコアは67-66に。

「相手の攻撃を止め、ボールも良くまわせた。ただその時全員が彼ら(調子の良い選手たち)が勝たせてくれると安心しまった。そうなるとだいたい勝てないんだ。」とリバーズ監督は振り返る。

ピアースがシュートを外したあとローズが4連続得点。ケビン・ガーネットがショートジャンパーを決め反撃したが、ローズがすかさずスリーを決め、残り7:30でリードを74-68とした。

「シュートを打たせるようディフェンスされてたんだ。普段よりは遠くにいたけど、シュートをブロックしにくる気配がなかったので打ち続けた。チームメートは僕を信頼してくれているからね。僕がシュートやプレイにつぎ込んでいる時間をわかっているんだ。だからゲーム終盤にああいう機会になると、みんな僕にボールを回してくれるんだ」とローズは語った。

80-71とボストンにもまだチャンスがあったが、ブリュワーとローズがそれぞれシュートを決め、残り2:10としたところでリードを84-73と広げられた。

「向こうのラン中うちらはシュートを外し始めたので、うちらはいつも通り集まってディフェンスについて話し合った。」とデン。

ブルズは開始から試合をコントロール、ハーフタイムを19点差のリードで迎えた。シュート成功率を54.1%-33.3%、リバウンドでも31-15とセルティックスを圧倒した。

「ここ数試合、出だしからつまずいてることが多いんだ。そのせいで追いつくために力を使いすぎてしまって、追いついた頃には選手達が疲れすぎていて追い越すまでにいってないんだ」とピアースは語った。

Game Notes

  • ブルズのセンター、ジョアキム・ノアは左親指痛に悩まされ、ハーフタイムに検査を行った。後半はテーピングをし出場した。19分間しかプレイせず4得点、4リバウンド。第3Qでは7分しかプレイせず、4Qはプレイしなかった。控えセンターのオマー・亜シックは14リバウンドだった。
  • ボストンの控えガードキーヨン・ドゥーリングは右膝の怪我で欠場、土曜のインディアナ戦も欠場予定。
  • 第2Q残り8:38の時点で、シカゴは30-13とリード、24本中13本のシュートを決めているのに対しボストンは26本中たったの5本。
  • ハーフタイムの時点でデンはすでに12得点10リバウンドのダブルダブル達成。

2 コメント

  1. ブルズは勝つとは思ってたけど、
    こんな一方的な試合展開になるとは...
    ブルズ素晴らしい!

    あのローズの後ろ向きのノールックレイアップ、どーよ??って感じでしたね。
    流石エース。

    全員のディフェンスも凄く良かったけど、ローズとデンのプレーが今回は
    最高でしたね。

    • コメントありがとうございます!
      僕も、調子悪いとはいっても相手がセルティックスだったので
      ここまで一方的になるとは思っていませんでした。

      デンは今シーズン確実にオールスター入りすると思っています。

      あと4Qで久しぶりにノア・ブーザーコンビがプレイしたのも大きいですね。

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