試合スタッツ(ESPN)
Associated Pressを翻訳
ローズ抜きでもキャブスに114-75で圧勝
クリーブランド-(現地:2012年1月20日) ルオル・デンが21得点、カルロス・ブーザーが19得点14リバウンドと活躍したシカゴ・ブルズは、スター選手デリック・ローズを欠きながらもクリーブランド・キャバリアーズ相手に114-75と圧勝した。
ローズは左足親指の怪我で3試合連続欠場だったが、ブルズはMVPの欠場を感じさせずキャブスはホームでの敗戦記録を作ってしまった。これまでのクリーブランドのワーストは1990年と2001年の35点差。
リーグ1位の成績を14勝3敗と伸ばしたシカゴは最終Qスタメン選手がベンチからスウェット姿で見守る中、一時42点差までリードする場面も。
今日から厳しいスケジュールが始まるキャブスはアンダーソン・ヴァレジャオが14得点、ルーキーのカイリー・アーヴィングが13得点。次の9試合中8試合は昨シーズンのプレイオフチームばかり。
ブルズは全選手が得点した。
ローズのかわりにスタートしたのCJ・ワトソン、15得点中13得点を前半で決め、エネルギッシュなプレイでブルズはクリーブランドの観客の勢いを消した。リチャード・ハミルトンは13得点、ジョアキム・ノアは10リバウンドだった。」
試合終了まで8分残したところで、シカゴのスタメン全員がベンチに下がり、控え選手がクリーブランドの控え選手を圧倒するのを観戦してた。カイル・コーバーは最後の12分で14得点、あまり出場することのないブライアン・スカラブリーニも4得点し会場にいたブルズファンを歓喜させた。
ローズの怪我は復調の兆しがあるものの、まだ試合に出られるレベルには達していない。
「彼はまだ試合に出られるとは感じていないようだ。医者は捻挫だと診断しているよ。Turf toeってのはだいぶ解釈が広くてね、私は捻挫とturf toeの差は、turf toeは指の根元のほうだと理解している。デリックは怪我するとき顔のほうから倒れ込んだから毛がは指先のほうなんだ。だから捻挫のようだ。」とトム・シボドーはローズの怪我について語った。
「その日判断だよ。」
今日は休ませるのに最適な日になったようだ。
キャブスは勝率を.500にしようと試みたが、イースト1位のチームがどれだけのものか思い知る形となった。
シカゴの層の厚さとタレントをみせつけられた – 驚嘆、そして畏敬。
「うちのチームには勝つために必要以上の能力があるんだ」とシボドー。
キャブスはローズが出場すること前提でこの試合の為に準備した。クリーブランドのロッカールームにあるホワイトボードにはローズが真っ先に書かれており、よこには「アグレッシブ」の文字が。
しかし試合開始直前にローズの欠場を伝えられ、キャブのバイロン・スコット監督はほっと一息ついた。
「願いがかなったよ」と彼は言った。
しかし全ての願いでは無かった。
ブルズはスター選手の欠場を全く感じさせず、前半では一時期ほとんどシュートを外さなかった。
シカゴは最初の24分間でのシュート率を59%とし、ハーフタイムまでにリードを19点差とした。第3Q終了までにはそのリードを30まで広げ、クリーブランドの観客は早くも出口へと向かっていた。
先日のフェニックス戦でシーズン・ハイの23得点だったワトソンは第2Qに交代されるまでに11得点5アシストの活躍。彼の代わりに入ったジョン・ルーカス 三世もすぐさま活躍し6分間で9得点とブルズは強さをみせつけた。
キャブスは開始早々からつまづき、4ターンオーバーを犯しスコアはあっというまに13-5。
その後アーヴィングが孤軍奮闘。7点連続で決め、3本連続スリーを決めクリーブランドは16-15と逆転した。
しかしその後は試合終了までブルズの猛攻であった。
Game Notes
- シカゴはクリーブランド相手に7連勝。
- ブルズはこれから4試合連続ホームで行う。まずは土曜(日本日曜)のシャーロット戦。しかしシカゴで大雪が降っている現在、時間通りに戻れるか未確定。そしてノアはクリーブランドでのやる事の無さに2年前のプレイオフ時から不満を持っているので今年も不機嫌になるかもしれない(なんだそれ(笑)BFiJ)。
- ブルズのタージ・ギブソンは前半で足首を捻り、試合には戻らなかった。