Rip shooting
by Jonathan Daniel/Getty Images
Charlotte Bobcats 89 – 95 Chicago Bulls

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

ブーザーの活躍で怪我人続出のブルズ勝利

Rip shooting
by Jonathan Daniel/Getty Images

シカゴ-(現地:2012年1月21日) 怪我。過酷なスケジュール。過剰な移動時間。どれもシカゴ・ブルズの勢いを止めることができない。

カルロス・ブーザー後半に彼の23得点中17点を決め、怪我人続出のブルズを苦戦中のシャーロット・ボブキャッツ相手に95-83の勝利へと導いた。

ルオル・デンも22得点8リバウンドと活躍し、ブルズはホームで7連勝、スタメン2人と控えの有力選手2人を欠きながらもリーグ1位の成績を15勝3敗へと伸ばした。

「健康でいるにこしたことはないが、誰かが欠場したときにうまくその穴を埋めることができてる。このチームには良い選手が多いんだ。どのチームよりも層が厚いんじゃないかな」とブーザーはコメントした。

今シーズンからブルズの加入したリチャード・ハミルトンはシーズン・ハイの20得点し上手くチームに馴染み始めている。

「怪我をした選手達は代わりにフロアに出ている選手達を必死に応援しているんだ。NBAではそういう選手の集まりを探すのは難しいことだよ」とハミルトンはチームについて語る。

ブルズのMVPデリック・ローズは4試合連続で欠場中(左足親指捻挫)。この試合はスタメンセンターのジョアキム・ノアも試合開始直前に左足首の捻挫で欠場とした。

控えのタージ・ギブソン(左足首捻挫)とジョン・ルーカス 三世(左鼠径部痛)も欠場したが、ブルズは残りのメンバーでも充分な戦力が残っていた。

「チームにあった選手が揃っているんだ。誰が出ていようと、勝つには充分な戦力がある。彼らはお互いのためにプレイをし、勝つためだけにプレイしている。」とトム・シボドー監督はコメントした。

試合後ロッカールームで話題にあがっていたのは、ベテランガード、マイク・ジェームズの活躍についてだった。ルーカスの代わりに控えPGとして出場したジェームズは9得点とチーム最多の10アシストの活躍。10アシストはあkレニとって2008年12月27日以来のアシスト数だ。

ジェームズは今月の11日にベンチ層を厚くするためにブルズが契約。シカゴは彼にとって10シーズン目で10チーム目となるが、このチームには光るものが見えると感じているようだ。

「なるべく多くパスを回し他の選手を活かすようなチームでプレイするにはそこに混ざらないといけない。一人で自分のためだけにプレイしてちゃ駄目なんだ」とジェームズは語る。

ジェームズはブーザーとのコンビネーションが良く、シボドーは何度か2人のピックアンドロールを使用した。ブーザーはここ3試合で平均24得点としている。

「カルロスはここ数試合かなりハイレベルなプレイをしている。リズムにのれているんだ。シュートにもスムーズに入れていて、バランスが素晴らしい。」シボドーはブーザーのプレイについてコメント。

ノアの代わりに出たオマー・アシックはキャリア初のスタメン出場でゲーム最多の15リバウンド。

CJ・ワトソンはローズの代わりにPGで出場、11得点9アシストだった。ワトソンは9試合肘の怪我で欠場してからここ4試合を平均16.5得点6アシストと活躍している。

シャーロットはジェラルド・ヘンダーソンJr.が22得点と活躍したが、アウェー戦を5連敗。ここ10試合中9試合負けている。

シャーロットのポール・サイラス監督は、怪我人続出のシカゴ相手に3日間のオフあけのボブキャッツはもう少し良い試合をすると期待していた。

「向こうは選手が全員揃っていなかったので、勝つチャンスは多いにあると思っていた。結果はそうならなかった」とサイラスは述べた。

ボブキャッツのバイロン・マレンズは17得点だった。

シャーロットは4試合連続でDJ・オーガスティンとケンバ・ウォーカーの小柄PGコンビをスタメン起用したが、リーグ最小失点のシカゴのディフェンス相手に苦しんだ。

ウォーカーは4得点に留まり、オーガスティンも3得点のみで両選手とも終盤はプレイしていなかった。

「どうも今日は試合に対する姿勢がなっていなかった、なんでか解らないけどね。3日間もオフだったんだ、もっとエネルギー溢れるプレイをすると思っていたんだけど全くだった。全く理解できないよ」とサイラスはこぼした。

SGからSFに移行してからここ4試合で55本中32本のシュート成功で21.8得点平均しているヘンダーソンがシャーロットにとって唯一の明るい材料だ。

「そんなに悪いゲームでは無かったんだ。終盤で競い合あえるほどリードを削ることができなかった」とヘンダーソン。

第2Qにデンがコーバーのミスしたスリーをリバウンドからダンクで叩き込み、前半を11-2のランで締めくくりハーフタイムを50-43のリードで迎えた。

「あれがルー(デンの愛称)の価値だよ。彼はこのチームにとっての接着剤だ。彼に上手くできない事は無い」とシボドーはデンを褒め称えた。

ブーザーが15得点、ハミルトンが10得点しブルズは第3Qにリードを11へと広げ、ヘンダーソンの13得点の活躍を退けた。そのリードのおかげで、ジェームズがプレイオフを勝ち進むと確信しているブルズはゲーム終盤での接戦を避けることができた。

「みんなが勝ちたいと思っているから、雰囲気と愛情を凄く感じるんだ。個人の成績なんかのためじゃない。これはチャンピオンのチームのロッカーだよ。チャンピオンのチームだ。」とジェームズは語った。

Game Notes

  • ブルズはここ35試合中33試合のホーム戦を勝利している。
  • ブルズは1996-97年以来のユナイテッド・センター7勝0敗。
  • ボブキャッツのフォワードDJ・ホワイトは第2Qに左膝を怪我し退場、そのまま戻ることは無かった。

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