試合スタッツ(ESPN)
Associated Pressを翻訳
後半戦を勝利で発進!
シカゴ-(現地:2012年2月28日) デリック・ローズがコーナーに走り込みノアからパスを受け高いジャンプシュートを放った。練習で何度も試したプレイだ。ボールはリムに当たり跳ね上がった後、ネットを通過した。
試合終了のこり19.4秒でローズの決めたシュートで、シカゴはリードを奪いニューオリンズ・ホーネッツ相手に99-95と勝利した。試合最後にシカゴは8-0のランを決めた。
オールスター開けの1戦目は決して良い内容ではなかったが、ローズが救世主となった。ローズは32得点し、ホーネッツに13-0がランを決め4点差のリードを許してから6得点決めた。
「練習ではよくああいう無茶苦茶のシュートをしてるんだ。皆が僕を探してくれ、あのシュートを打たせてくれる自信を与えてくれる。いつも練習の終わりにああいうプレイをやるんだ。一歩下がってなるべく高いシュートを打とうとしたんだ」とローズは振り返った。
クリス・ポールをトレードで失い、主力の怪我が続き8勝26敗と低迷中のホーネッツは今シーズンの大金星を手にするところだった。オールスター休暇前にニューヨークでジェレミー・リン率いるニックス相手に勝利をした後だった。
「勝てるゲームだった。ああいう試合はしっかり決めなければいけない」とニューヨークのモンティ・ウィリアムズ監督はコメントした。
ブルズはノアが15得点16リバウンド、カルロス・ブーザーとルオル・デンがそれぞれ14得点した。
ホーネッツはクリス・ケイマンが17得点11リバウンド、トレバー・アリーザが16得点。
ハーフタイムを3点ビハインドで迎えたブルズは、第3Q中に逆転し7点リード。後半だけで21得点したローズがドライブを決め、デンもスリーを含む7得点。ブーザーの活躍もあり、第3Qちゅう版で66-59とリードした。
しかしニューオリンズも諦めることなく、特にケイマンが奮起し、彼のリバウンドからのシュートなどで10-2のランを決めニューオリンズが逆転し1点リードした。
その後ロニー・ブリュワーが2回得点し、ローズもレイアップを決め第3Q終了時にブルズは76-70をリードを再び奪った。
試合終了まで残り5分で、ここまで4本全部スリーを外していたカイル・コーバーがスリーを決め、ローズが左手でレイアップを決めシカゴは91-82とリードしていた。
しかしマルコ・ベリネリとジャックが得点しシカゴのリードを91-86と削った。更にアリーザがスリーを決め、アイヨンが2本シュートを決め、ベリネリもドライブを決めホーネッツは13-0のランを決め一気にリードを奪い95-91とした。
9点ビハインドを残り1:26で4点のリードへと引っくり返しブルズを驚かせた。しかしそこからはローズの時間だった。
「なんとか最後まで持ちこたえたね。うちじゃなければそのままやられていたのかもしれない。試合の最後で今日一番のチームディフェンスをすることができたと思う。しっかりリバウンドをして、良いプレイをすることができた。なんとかチャンスを作り出したね」とローズは語った。
ローズは2本フリースローを決め、ニューオリンズがターンオーバーを犯したあとに放ったシュートは外れたが、ノアがティップイン。残り52秒でスコアを95-95の同点とした。
ガスタボ・アイヨンのシュートミスをブルズがリバウンドし、残り25.7秒でタイムアウトを取った。タイムアウトあけに、右ベースラインから放たれたローズのシュートが決まった。
「デリック・ローズが難しいショットを決めた。うちのチームは決して諦めない。最後まで全力でプレイするよ。ただターンオーバーが痛かった。勝てる試合だったよ」とアリーザは語った。
ローズは試合を決めるシュートを打つ事を楽しんでいるようだ。
「ここで歴史に残るようなことをいつも考えているよ、ああいうシュートを決めたりね。キャリアの終わりには、自分が来れる所まで来れたと思えるようでいたい」とローズ。
ホーネッツのジャレット・ジャックがシュートを外した後、残り10.6秒でローズは2本フリースローを決めリードを99-95とした。残り4秒でローズは再度ファウルされ、今度は2本ともフリースローを外してしまったが、ホーネッツが逆転するにはもう遅かった。
ブルズのガードのリチャード・ハミルトンが怪我から復帰し、今シーズン12試合目となる出場を果たした。太ももの怪我で1月29日以来の出場となった。試合最初の得点を彼が決め、スリーポイントプレイを決めたりしたが前半はわずか8分の出場。最終的に16分51秒の出場時間で5得点5アシストに終わった。
Game Notes
- 怪我速報:ホーネッツのカール・ランドリー(左膝の捻挫)とジェイソン・スミス(脳震とう)はそれぞれ復帰までもう数日かかるとウィリアムズ監督が述べた。