Deng Durant
by Layne Murdoch/NBAE via Getty Images)
Chicago Bulls 78 – 92 Oklahoma City Thunder

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

リーグ天王山でサンダーに惨敗…

Deng Durant
by Layne Murdoch/NBAE via Getty Images)

オクラホマ・シティー・サンダー-(現地:2012年4月1日) ここ1週間でオクラホマ・シティー・サンダーはシーズン半ばのスランプから抜け出し、リーグベストの地位を主張し始めたようだ。

ラッセル・ウェストブルックが27得点、ケヴィン・デュラントが26得点10リバウンドし、サンダーは目の覚めるような第3Qを利用しシカゴ相手に92-78と圧勝した。ブルズの持つリーグトップの成績に1ゲーム差となった。

1週間前にサンダーはヒート相手に圧勝。そしてこの試合でリーグ1位のブルズ相手に更に圧倒的な試合をした。

「相手の数字を見ればどれだけ良いチームかわかる。不足しているものがほとんど無い。全力でプレイする、自己中心的なプレイをしない、スマートなプレイをする、タフだ。そして守備が素晴らしい」とシカゴのトム・シボドー監督はコメントした。

サンダーは3月下旬、10戦5敗してしまうなど苦戦していた。

しかし先週の日曜と今週の日曜で、リーグ1位の座を競う相手2チームに圧倒的なパフォーマンスで勝利した。

「こっちの勢いをあげたんだ。全力でプレイした。全てポゼッションで全力でディフェンスをしボールをオフェンスに運べるようにしていた。これを続けないといけない」とデュラントは語った。

今シーズン17点以上で負けたことがないブルズがその記録を更新しないことが出来たのは、単純にサンダーが最終Qに先発メンバーをベンチに下げたのと、控えのジョン・ルーカス三世が残り1分で2本スリーを決めたからにすぎない。

「非常に残念だ。確かにどれか1つの試合が他のより大事だって事は無い。しかしそれでも東1位と西1位同士の試合だったからね」とジョアキム・ノアは悔しさをあらわにした。

Rose out
by Joe Murphy/NBAE via Getty Images
またもやオールスターPGデリック・ローズを10試合連続で怪我で欠いたブルズはルーカスが19得点した。シカゴはローズ抜きの試合を14勝6敗、最近の鼠径部の怪我の間は7勝3敗となった。

スランプ中のロニー・ブリュワーの代わりにカイル・コーバーが先発し14得点した。

「デリックは素晴らしいプレイヤーだ。当然彼がいるにこした事は無い。しかしそれでもうちは充分な戦力がある。今日はどちらかというと精神的な面で気になることがあった。メンタルなミスが多かったように思う」とシボドーは振り返った。

サンダーは第3Qに31-12とブルズを圧倒し勝利を決めた。ブルズは21本中5本しかシュートを決められず、5回ターンオーバーを犯した。オクラホマ・シティーはこの勝利でプレイオフ進出を決めた。

「相手はデリックがいないから大変だったとは思うけど、彼がいなくても良い試合をずっと続けて来ていたからね。手を抜くなんてことはなかったよ」とデュラントは語った。

デュラントとウェストブルックはあわせて34本中21本シュートを決め、オクラホマ・シティーのシュート率49%に対してブルズはわずか33%だった。

シカゴはここまでアウェイでの成績も21勝6敗でリーグ1位だった。アウェイの連勝は7で止まり、1995-96に72勝10敗というNBA史上1位の成績を残した時に作った9連勝の記録に2勝足りなかった。

ブルズは第1Qに10点のリードを奪われてしまい、1度もリードすることはなかった。

「こういうチーム相手に敵地でああいう事をやってはいけない。相手はそれでもう充分勝ててしまう」とシボドーは語った。

しかしまだひどくなる一方だった。

後半開始5分、サンダーは13-0のランを決め、その間ウェストブルックが大活躍。ジャンプシュート、フリースロー2本、スリーをあらゆる方法で得点を稼ぎ。ルオル・デンのクロスコート・パスに飛びつき、ボールが外に出ないようチームメートに素早くパスを出すプレイで観客を魅了した。

ノアが3点プレイを決めるも、デュラントがスリーを決め、更にはハーフコートからウェストブルックのアリウープパスを受けダンクを決めた。

「試合開始に問題があり、第1Q終盤に問題があり、第2Q州晩に問題があり、第3Q開始にも問題があった。良いチーム相手にはそれは乗り越えられない」とシボドーは語った。

Game Notes

  • シカゴのリチャード・ハミルトン(右肩)の欠場は試合開始直前に判断された。14試合連続欠場中で、様々な怪我で今シーズンわずか16試合しかプレイしていない。「本当に出場できると完全に納得しないとだめだ。どちらかというと私だ。彼はもう準備が出来ていると感じているようだが、なるべく賢い選択をしたい」とシボドーはコメント。
  • ブルズはここ86試合で連敗が無い。ユタが1997年11月から1999年3月までの間にうちたてた95試合に続くNBA史上2番目に長い記録だ。
  • オクラホマ・シティーのスコット・ブルックスは相手の監督を褒め称えた。シボドーがミネソタでニューヨークでアシスタント・コーチをやっていた頃にブルックスは選手として在籍していた。褒め称えたあとに「彼は仕事以外の生活が無い。若いアシスタントだった頃も僕とご飯食べにいったりとかしてくれなかたよ。仕事があるからって。つまらない人だよ」と冗談めかした。シボドーは訂正はしなかったが「彼ををコーチしないといけなかったからだ」と言い返した。

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