CJ and Deng celebrate
Jonathan Daniel/Getty Images
Miami Heat 86 – 96 Chicago Bulls

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

ワトソンの同点スリーで延長戦の末勝利!

CJ and Deng celebrate
Jonathan Daniel/Getty Images

シカゴ-(現地:2012年4月12日) これだけ不調なプレイになることがわかっていれば、デリック・ローズはこの試合も欠場していたかもしれない。しかしそこはチームメートがカバーしてくれた。

CJ・ワトソンが、試合終盤の同点スリーを含む16得点の活躍で、シカゴ・ブルズは延長戦の末マイアミ・ヒートを96-86と下した。

カルロス・ブーザーが19得点、カイル・コーバーが17得点したブルズは、延長戦でマイアミを12-2と圧倒。東カンファレンスでのリードを4ゲーム差へと広げた。

ブルズは、13本中1本しかシュートが決められずキャリア最低となる2得点とローズが絶不調の中での勝利となった。

「全然問題ないよ。勝つためならなんでもだ。彼はあのラインナップで勝てると感じ、実際勝ったんだ。文句なんてあるわけないよ」とローズはトム・シボドーHCが終盤彼をベンチに下げた事に対してコメントした。

試合終盤シボドーは好調だったワトソンで行く事を決めた。ワトソンは16得点9アシスト、そして残り2.2秒で延長戦えの同点スリーを決め84-84で延長戦へ持ち込んだ。

シボドーは昨年のMVPを終盤ベンチに下げるのは不思議な感覚だったことを認めた。

「良い質問だ」とローズをベンチに下げたことについて聞かれたシボドーは答えた。

「もっとでかい絵で見てみると、もしこれが彼の1年目や2年目くらいだったらもう少し気にしていたかもしれない。しかし今のデリックのキャリアなら、彼は状況が理解できている。怪我から復帰したばかりだしね。彼はとても自信に溢れた選手だ。すぐ復調するはずだよ。彼の何が素晴らしいかって、勝ったことをとても喜んでいた。チームメートのためにとても喜んでいた。それがデリックなんだ」とシボドーはローズについて語った。

レブロン・ジェームズは30得点と活躍したが、試合終盤4点差へと広げるチャンスのフリースローを外してしまった。ドウェイン・ウェイドが21得点、クリス・ボッシュが20得点しがたが、ヒートはここ11試合で6敗目を喫した。

「今シーズンでもっとも最悪な気分だ」とジェームズは述べた。

試合終了まで残り49秒でジェームズがスリーを決め83-81と逆転し、マイアミは勝利できるかのように思われた。しかし残り11.4秒で勝利を決められるフリースローをジェームズは外してしまった。

延長戦はデンのジャンプシュートで始まった。タージ・ギブソンがロニー・トュリアフの上からダンクをしスリーポイントプレイを決めた。ウェイドがフリースローを決めた後にまたもやギブソンがスピンムーブから得点を決め91-85とし、ブルズはスター選手のキャリア最低のパフォーマンスを乗り越え劇的な勝利を決めた。

「自分の数字なんて心配していないよ。言い訳できるかって言われればそりゃできるよ。でも僕のことはわかってるだろ?言い訳なんてしないよ。シュートが入っていなかった。普段決めてるようなシュートが入らなかった。チームメートがカバーしてくれたよ。彼らが自分のチームにいることがとても嬉しいよ」とローズは語った。

ローズは先日のニューヨーク・ニックス戦で12試合ぶりに復帰を果たしたが、同試合で右足首を捻挫。次の試合は再び欠場し今シーズンすでに23試合欠場している。

「少しなまってるはずだよ。誰であろうとあれだけ休めばなまるよ」とコーバーは語った。

しかしローズがてこずりながらも、ブルズはなんとか勝利をつかみ取ることができた。

Bench Mob
Jonathan Daniel/Getty Images
ルオル・デンが16得点。ブーザーが11リバウンドしワトソンの同点スリーのアシストも出した。コーバーは6本中5本のスリーを決め、先日の14得点に続く好ゲーム。

コーバーは第4Qに8得点し延長戦へ持ち込む一因となり、延長戦で大きなスリーを沈めたあと満面の笑みがこぼれた。

コーバーのスリーとジャンプシュートでシカゴは残り3:30で78-74とリードした。ウェイドが得点した後、ブーザーとロニー・ブリュワーがそれぞれ得点しブルズはリードを5点とした。

しかしウェイドはまだ諦めていなかった。

ウェイドがドライブとジャンプシュートで1点差とし、ウェイドの外したシュートをボッシュがリバウンドし、ジェームズの逆転スリーをアシストした。しかしその後はブルズがペースを握り、ワトソンのスリーで延長戦に突入した。

「ブーザーがボールを持ったときにCJががら空きだったのが見えたんだ。なんでそうなったのかはわからなかったけど、とにかく止めに向かったんだ。彼は難しいシュートを決めたよ。あれは痛かった。あそこから立ち直れなかった」とウェイドは語った。

Game Notes

  • ウェイドはアロンゾ・モーニングの持つチーム出場記録の593試合に並んだ。
  • ブルズとヒートは4月19日にマイアミで再戦する。

3 コメント

  1. すみません、私生活でバタバタしてしまい、しばらく更新が滞っておりました。今日から復活します!

    ローズは怪我あけでま絶不調でしたが、彼にはゆっくり試合勘を取り戻してもらいましょう。
    それよりも第4Qと延長戦はベンチ陣がヒートのスタメンを圧倒するプレイを見せてくれて、プレイオフがより楽しみになってきました!

    • 更新ありがとうございます
      ほんと、4Q、OTとセカンドユニットで、戦うあたり、
      シボドーの采配ずばりって感じ。
      この勝ちで、EカンファレンスのTOPは、取れそう。
      後は、けがしないようにしてほしいなぁ

  2. inthezoneさん
    誰であろうと、好調な選手を使うスタイルがずばりはまってる感じですね。

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