ポジション:フォワード|年齢:34|2011-12年棒:135万2千ドル
シーズン総評
スカラブリニは今シーズンも昨年と同様に、出場はわずか28試合に限られほとんどコーチのような役割を果たした。1月にはブルズが多くの怪我人にみまわれたため、選手としても重宝されたが、彼の貢献は主に練習やロッカールームでトム・シボドーHCのコーチングを選手達に浸透させることがメインだった。
シーズン・ハイライト
レギュラー・シーズン最終戦、クリーブランド・キャバリアーズを相手に試合終了間近にスカラブリニはジャンプシュートを沈めた。シュートが入ると観客はいつものように大歓声をあげた。試合後彼は、そのそのジャンプシュートがマイケル・ジョーダンがブルズとして最後に放ったかの有名なジャンプシュートと同じ場所からであったことを説明した。
シーズン・ローライト
1月25日のインディアナ・ペイサーズ戦、試合終了まで残り1分のところでスカラブリニはブーザーとのオフェンス/ディフェンス入れ替え戦略で出場していた。デリック・ローズが誰にもマークされていないスカラブリニを見つけパスを出したが、リードを奪うことができたスリーを外してしまい敗戦を喫した。
ノート
スカラブリニはNBAの中でかなり人気のある選手だ。どの街、どの会場にいようと、ブルズの試合では彼の出場をもとめる声援がいつも試合終盤にまい起こっていた。
「どの試合でも絶対起きる大声援っていうのが3つあるんだ。まず一個目は、ドーナッツ対コーヒー対ベーグルのレースで全員がコーヒーを選択したって外城田。本当は全員が全員コーヒーを選んでるわけがないんだけど、みんな自分が選択したふりをして声援をあげるんだ。(試合休憩中に行われるDunkin’ Donutsのレースで、勝ったアイテムを無料でもらえるゲームです)2個目はうちが100点決めて全員が無料でビッグマックだか何かを貰えるときだ。そして3つ目はスカラブリニが出場する時だ。どの試合でも、毎回だ。どこにいようと観客は大爆発する」jとコーバーは2月に語っていた。
発言
スカラブリニ「何が面白いかって、世間の俺に対する認識と俺の自分に対する認識が全く違うってことだ。俺は自分がベンチの12人目、13人目、15人目だなんて思っていない。自分は良い選手でいつでもコートに出てプレイできると信じているよ。ただ現実が見れてないわけじゃない。今うちのチームには俺より上手い4人のビッグマンがいる。それはわかってるよ。でも試合のある日はいつだってその日プレイするつもりで朝目覚めるんだ。もし何かあったら40分プレイする可能性だってある。以前にそういうこともあったんだ。試合にでずっぱりだったんだ。そしてそれに対応できる準備ができていないといけない。あまりプレイタイムをもらっていないからって練習もしなくていいやってなっちゃ駄目なんだ。毎日俺は44分試合に出場できる為の練習をしている。」
1月のスカラブリニのコメントより
これから
ブルズはスカラブリニと来シーズンも契約するか決断しなくてはならない。ベテランフォワードは来シーズンもプレイし続けたいと言っているが、本人はこれがラストシーズンだったかもしれないことを理解している。もし契約できない場合は、その知識を買われて解説やコーチとしての仕事がどこかで用意されていることだろう。
最終評価
レギュラー・シーズン:C|プレイオフ:N/A(出場せず)
元記事:Bulls player recap: Brian Scalabrine|By Nick Friedell
関連記事:ブライアン・スカラブリニ|ハイライト
スカラさんの貢献度をチームメートもみんなわかってるのが伝わって非常に見てて嬉しかったです。
そして彼がうける大声援もチーム全員楽しんでる感じしましたね。
発言欄のコメントは地味にとても良い事言ってますね。。NBAだけじゃなくてどの仕事でも同じ考え方ができそうです。素晴らしい。
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