Recap Butler

Recap Butler

ポジション:スモールフォワード|年齢:22|2011-12年棒:102万ドル

シーズン総評
バトラーは今シーズン主にトム・シボドーHCのシステムを勉強することにとどまった。シボドーとコーチ陣は常にこのルーキーの練習に取り組む姿勢と練習でのプレイを称賛したが、重要な場面で試合に出場することはほとんど無かった。42試合出場した。わずかな時間でもバトラーは全力でのプレイを見せたが、NBAレベルでのスピード感にまだ慣れていない様子がたびたび見られた。

シーズン・ハイライト
バトラーは、マディソン・スクウェア・ガーデンで行われた対ニックスでの勝利に21分間出場し、周囲を驚かせた。7得点もしたが、誰をも感心させたのはカーメロ・アンソニー相手に見せた良い守備だった。その試合でバトラーは自信をつけ、シーズンの残りの弾みとした。

シーズン・ローライト
バトラは今シーズンあまり活躍を求められていなかったこともあるため、何が駄目だったかを探すのは難しい。しかし彼自身はおそらくプレイオフだと思っている事だろう。シーズン終盤に成長を見せたため、プレイオフでの出場もあるのではと噂されたが、現実はそう甘くなかった。バトラーはわずか3試合合計で1分23秒の出場に終わった。

ノート
バトラーはその楽天的な性格でロッカーでもいち早く受け入れられた。シーズンが進むにつれジャンプシュートも良くなったが、コーチ・経営陣をもっとも満足させていたのは彼のディフェンス力であろう。

発言
バトラー「初めてここに来たときは、NBAなんて夢のまた夢だったよ。バズ(マーケット大のバズ・ウィリアムズHC)のコーチングを受け始めたときも、NBAは多分もっともっと大変なんだろうな、と思っていた。最初ここに来たときはとても苦労したんだ。誰に聞いてもそう言うと思うよ。でも時間にたつにつれ、大学の試合に慣れて来て、厳しいコーチングにも慣れてきて、守備を頑張るっていう考え方に慣れてからだね、良くなって来たのは。」
2月に出身校であるマーケット大のジムで練習が行われた時のコメントより

これから
バトラーはジャンプシュートの精度をもっとあげ、シボドーにもっと起用する価値がある事を証明しなければならない。今年は昨年ロックアウトで出ることの出来なかったベガス・サマー・リーグに出場予定で、それもプラスに働くことになるだろう。もしバトラーが成長し続ければ、ガー・フォーマンとジョン・パクソンにとってロニー・ブリュワーとカイル・コーバーを手放し、他の補強点にお金を使う選択肢を与えることになるだろう。

最終評価
レギュラー・シーズン:C|プレイオフ:N/A(出場せず)

元記事:Bulls player recap: Jimmy Butler|By Nick Friedell

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