Recap GM

シーズン総評
フォーマンとパクソンは、今年も非常に層の厚い良いチームを作り上げた。ブルズはデリック・ローズがシーズンの多くと欠場しながらも、2年連続でリーグ1位の成績を残し優勝争いを演じた。問題はプレイオフ第1戦でローズが怪我で倒れた後に、レギュラーシーズン中に活躍していたベンチ陣が全く機能しなかったことだ。当然ローズとジョアキム・ノア(足首)が怪我した事でフォーマンとパクソンを攻める訳にはいかない。しかしローズが出場していたとしても、彼の役割が軽減してくれるような得点力が他に無いこと露呈する形となった。

シーズン・ハイライト
トム・シボドー同様に、フォーマンとパクソンにとって最も自分達のチームが誇らしかったのは3月14日にレブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュ率いるマイアミ・ヒートをデリック・ローズ抜きで倒した試合だろう。ジョン・ルーカスとカイル・コーバーを筆頭にブルズのベンチ・モブはチームを劇的な勝利に導いた。

シーズン・ローライト
当然プレイオフの第1戦、ローズが怪我をした試合だ。チームの将来は一気に暗雲たちこむ形となった。

ノート
ブルズ経営陣にとって記者のマーク・スタイン氏による、トム・シボドーHCは自身の契約延長交渉がうまくいっていないことに不満を持っているという報道で悪い印象をもたれてしまった。シボドーとフォーマン・パクソンは共に問題になっていないと発言しているが、未だ契約延長されていないのはこの夏注目されるべき事だろう。

発言
フォーマン「どんな時でも、誰であろうと、自分の選手が怪我をしてしまうのは非常に残念なことだ。我々の目標はプレイオフまでに100%の状態を取り戻すということだった。そしてそれは達成できた様に思えていた。デリックにとって非常に残念だし、チームにとってもとても残念だ。しかし選手達はまだそれでも戦えると思っているはずだし、コーチ陣と経営陣ももちろんまだまだ戦えるし、勝ち進めると思っている。今年それをずっとやってきたからね。誰かが怪我をした時、うちのベンチはいつもその穴を埋めてくれている。それをやり続け前に進むよ。」
ローズが怪我をした翌日のコメントより

これから
フォーマンとパクソンは多くの難題を抱えている。シボドーの契約延長の他に、今年活躍した多くの控え選手との契約も考えなければならない。カイル・コーバーとロニー・ブリュワーとCJ・ワトソンの来季オプションを行使するか?オマー・アシクが他チームからのオファー・シートをサインした場合同額を払い彼を引き止めるべきか?ラグジュアリー・タックスをどれくらい支払う覚悟があるのか?誰をドラフトすべきか?来シーズンに向けて課題は多い。
最終評価
レギュラー・シーズン:A|プレイオフ:C

元記事:Bulls player recap: Forman/Paxson|By Nick Friedell

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