AP Photo/Nam Y. Huh
先日のOKC戦での敗戦からホームで連敗だけはしたくないブルズ、しっかりと勝利してくれました。前半はターンオーバーから得点されることが多く、落ち着け!と言いたくなる試合展開でしたが、後半はTOも減りベンチ陣の得点もありだいぶ安定した形になりました。

試合立ち上がりはシュートも入り非常によかったのですが、その後Q終了までに追いつかれてしまうというOKC戦とまったく同じパターン。一時12本連続でシュートを外すなど心配になるシーンもありました。ネイトがベンチから得点してくれるのですが、ケアレスなターンオーバーを犯すことが多く諸刃の剣状態。

しかし後半からはチーム全体がもちなおし、第4Qにはベリネッリが連続で3本のスリーを決めるなど大活躍。ベンチ陣の奮闘で一気にリードを奪うことができました。ディフェンスのギアも終盤一気にあがり、この日ブルズは9本のブロック。ノアが4本、ギブソンが3本、ナジーが2本とビッグマン達が守備力を見せつけてくれました。やはり守備が堅いとそこから速攻にも発展できるので非常に良いですね。

ブーザーのオフェンス面での不調がここ最近続いているのが心配ですが、その分他メンバーがカバーしてくれているのでなんとかなっている感じです。リバウンドやアシストではしっかり貢献してくれているのですが、確実に今後ブーザーのオフェンス力が必要になる試合が出てくるので、なんとかシュートタッチを取り戻してほしいところです。

Game Stats

以下AP記事翻訳
CHICAGO – スター選手を欠き先発メンバー2人がゴールを決められない試合でシカゴ・ブルズは昨年のベンチ陣が何度もしたように、新生ベンチ陣野活躍でなんとか勝利を手にした。

ベンチからネイト・ロビンソンが18得点しブルズはミネソタに87-80で勝利、ティンバーウルブスの連勝を3で止めた。

先発PGのカーク・ハインリックが第2Q途中に右腰の張りで退場したため、ロビンソンは31分間出場した。ロビンソンの活躍で11-0のランを決め、シカゴはミネソタ相手に6連勝。

「とにかくチームメートをどんどん巻き込んで活性化させるように頑張ってるんだ。それが出来てたらいいな」とロビンソンはコメントした。

ジョアキム・ノアが17得点7リバウンド、ルオル・デンが16得点7リバウンドし、ブルズ(4勝2敗)は先日ホームでの敗戦から素早く立ち直った。

「とにかく出来るだけ勝利を稼げるように戦い続けるだけだ。今までもずっとそうだった」とノアは語った。

ティンバーウルブス(4勝2敗)はニコラ・ペコビッチが18得点8リバウンドと活躍。アンドレイ・キリレンコが11得点12リバウンド7アシスト。ミネソタの3連勝は昨シーズンも最長だった。

「良い試合だったんだけどね。最後まで。たまによくない時間帯があった」とペコビッチは述べた。

ハンリックは欠場するまでの11分間で得点できず、フォワードのカルロス・ブーザーは2003年11月18日以来のシュート成功0本で2得点で終わった。

「今はとにかく(ブーザーの)シュートがゴールに入らないんだ。何本か良い状況で打ったシュートもあったんだけどね。まあその内良くなるだろう」とブルズのトム・シボドーは語った。

それでもシカゴは、シボドー監督の口癖の通り、勝つ為に充分の戦力を持ち合わせていた。マルコ・ベリネッリが第4Q序盤に連続して3本のスリーを決めるなど11得点した。

控えのタージ・ギブソンも8得点8リバウンド3ブロックと貢献。

「今日はベンチが素晴らしかったね。マルコが素晴らしかった。タージも良かった。ナジー(モハメド)も良かった」とシボドーはベンチを称賛した。

ベリネッリの連続スリーでブルズは第4Q序盤にそれまで接戦だったスコアから9点のリードを一気に奪った。シカゴはこの日13本中6本のスリーを決め、成功数でシーズンハイを更新した。ブルズはこの日をスリー成功数と試投数最下位で迎えた。

「うちには何人かスリーを打てるとキャリアで証明してきた選手がいる。もう少しタイミングと流れを修正していく必要があるだけだ」とシボドーは説明した。

ブルズは終盤残り3:53でデンが角からジャンパーを決め最大10点差をつけた。

ティンバーウルブスはそこから残り42.6秒でダンテ・カニングハムがレイアップを決め5点差まで詰め寄ったが、ブルズはそれ以上やられることはなかった。

第4Q中盤、ミネソタのチェイス・バディンガーが左ひざを捻り退場、戻ることは無かった。試合後、ティンバーウルブスはブルズのフィジカルなプレイに苛立ちを見せた。

「(バディンガー)をファウルしてて押してたんだ。ちょっと余分に押しのけていたやつらはああいうプレイスタイルなんだ。いっぱい押してくるし、いっぱいファウルしてくる。とにかくそれを耐えなければいけない。うちはそれが出来て、最終Q勝てるチャンスがあった」とミネソタのガード、ルーク・リドナーはコメントした。

バディンガーの怪我の深刻さは不明だが、試合後彼の左足は氷で冷やされていた。チームによるとレントゲン写真に異常はないとのことで、現地日曜日に再検査するようだ。

「相手にはアクティブでチャンレジしてくる大きい選手が何人かいる。それに対応しなければならない」とミネソタのリック・エイドルマン監督は述べた。

第2Q半ば、シカゴは11-0のランで6点のリードを奪った。その間ロビンソンは7得点。ランはノアがベースラインにいたタージ・ギブソンへのパスからのツーハンドダンクで締めくくられた。

「ベンチが凄いよかったね。練習にはいつだって準備万端できてるんだ。スタメンのサポートは万全だよ」とロビンソンは語った。

ブルズは第3Qを23-18と競り勝ち、Q最後の得点はルーキーのマーキース・ティーグがドライブからのレイアップで自身のキャリア初得点だった。シカゴの第1ラウンドピックであるティーグは11月2日以来出場していなかった。

「ゴールを決めてチームのためになれたのはとても気持ちがよかったよ。圧倒はされなかったかな。心地よく、プレイする準備はできていた」とティーグは語った。

現地日曜に検査されるハインリックが今後欠場するかはまだ未定だ。しかしシボドーはティーグがしっかり穴を埋めてくれるだろうと心配はしていない様子。

「彼がロッカールームにいるってことはプレイできるってことだ。ここまで彼を練習でみてきているけどとても満足している」とシボドーはコメントした。

Game Notes

  • ティンバーウルブスはバディンガーが怪我する前の時点から11人しかプレイできる選手がいなかった。リッキー・ルビオ(左膝手術)とケビン・ラブ(左手骨折)は共に今シーズンまだ出場していない。ホーゼー・バレアは左足首の捻挫で2試合連続欠場、ブランドン・ロイも右膝痛で今シーズン初欠場。
  • シカゴは15試合連続で相手を100点以内におさえた。
  • この日はミネソタのチーム史上初勝利の23周年だった。試合はフィラデルフィア相手に延長の末125-118の勝利、シボドーは当時ティンバーウルブスでアシスタントコーチで自身のNBA1年目だった。

2 コメント

  1. どうもこんばんわ!NAKです!
    twitterではありがとうございました。

    素晴らしいサイトですね!独自ドメインで自ら製作されたのですか?
    英語もできるという事ですし、羨ましい限りです。

    私は93年からNBA観戦を始め、INDのレジー・ミラーが常にNBAの中心でした。ミラー引退後は、かなり冷えこんだ時期もありましたが、紆余曲折後、現在はNBAを俯瞰して観るような変な癖がついてしまいました。早くあの熱狂的な応援を取り戻したいところだったりします。

    相互リング、宜しければお願い致します。

    • NAKさん、コメントありがとうございます!!

      はい、独自ドメインとって作成しています。
      仕事柄そういうことやってるのでw

      僕の90年代初頭くらいからNBA見始めてずっとブルズファンやってます。ジョーダン引退後は本当にくじけそうになりましたが応援し続けてよかったです(苦笑)。

      どこファン問わずコメントは大歓迎なので何かあればぜひ絡んできてくださいませー!

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