AP Photo/Charles Rex Arbogast
ディフェンスが代名詞のシボドー・ブルズですが、ここ最近ではもっともディフェンスのひどい試合だったのではないでしょうか。大事な局面で相手を止めることができず、またもやターンオーバーに悩まされました。序盤はロンドに良い様にやられっぱなしでした。

オフェンスもカークがいない分、流れを組み立てる役割を担える選手がおらず、たまに入るジャンプシュートに頼るしかなくちぐはぐなイメージがありました。ネイトはやはりベンチから限られた時間で爆発力を出すというのが向いているのかもしれません。

第4Qに追い上げを見せれてたのがせめてもの救い。下手したら20点差くらいになりそうな試合でした。第4Qではデンとノアが素晴らしく、オフェンスもうまくまわっていました。その間PGをつとめたのはなんとルーキーのティーグ。いくつかルーキーだからとられるファウルなどもありましたが、めげずにどんどん積極的にプレイして欲しいところです。何度か打て!っていう時に躊躇して横に流してしまうシーンなどもありましたが、自身にとって勉強になる試合だったと思います。

試合終盤、ここは必要!という場面でブルズはタージとデンがそれぞれ2本続けてフリースローを外してしまいました。昨年もフリースローが課題でしたが、今年も課題になりそうです。78.8%とリーグ6位で悪くない様にも見えますが、重要な局面でのミスが多いように感じます。

これからサーカス・トリップでしばらくアウェイ続きなので勝っておきたかったのですが、終わったことはもうしょうがない。まずはサンズ戦、しっかり勝っていきたいですね。

Game Stats

以下AP記事翻訳
CHICAGO – レイジョン・ロンドは自身の記録を更新しながら、ボストン・セルティックスを勝利へと導いた。

ロンドは20得点9リバウンド10アシストの活躍で、セルティックスはブルズを101-95で下した。ロンドは連続二桁アシスト記録を31試合に伸ばし、1989年2月27日から11月29日までの37試合をジョン・ストックトンが記録して以来の最長記録だ。

ロンド「オフェンスがとても良かった。俺のターンオーバー以外はチームとしてボールをうまく扱えた。速攻もしかけられたし、オフェンスはシンプルに実行した。」

平均12.9アシストでリーグ1位のロンドは、ブルズのPGネイト・ロビンソンのディフェンスにつけこみ自身の全得点を最初の3Qで獲得。セルティックスはそれにあやかり56%のシュート率で12点差のリードを奪った。

セルティックス|ドック・リバース監督「(ロンドは)素晴らしいプレイだった。徐々に周りにいる選手達に慣れてきて、どういうプレイをすればいいか理解しはじめているようだ。」

セルティックスはブランドン・バスが16得点、他にも4人が二桁得点し、最終Qのブルズの猛チャージをなとかしのぎユナイテッド・センターでの連敗を5で止めた。ケビン・ガーネットは15得点だった。

ブルズはルオル・デンが26得点11リバウンド、ジョアキム・ノアが17得点11リバウンド。ノアは第4Qの追い上げ時に9得点とブルズを牽引した。

ブルズが相手に100点以上取られるのは昨シーズンの4月8日以来で、15試合で記録が途絶えた。

ブルズ|トム・シボドー監督「前半に58得点もされた。ああいったチームに第1Qで33得点もとらせてしまうと、自信を与えてしまいその後止めるのが厳しくなってしまう。」

ブルズは第4Qに5:15の間ボストンをわずか1点におさえ、10連続得点で87-84と詰め寄った。その後5回ほど点差を縮めるチャンスがあるものの得点することが出来ず、終了まで残り5分を切った所でジェイソン・テリーがジャンプシュートを決め突き放した。

ポール・ピアース「最後追いつめられたね。試合終盤しっかりとゴールラインまで駆け抜けないといけない。点差が12点、14点だった時に何度か20点近くにするチャンスがあったのにできなかったんだ。」

ピアースはこの日13本中4本しかシュートが決まらず10点に終わった。

最終Q、ロビンソンの代わりに入ったルーキーのマーキース・ティーグがロンドの得点をおさえこんだ。ノアはガーネットが三本ジャンプシュートを外す中、何度もドライブをしかけ得点を重ねた。ガーネットはボールがそのまま外に出てしまうほどのエアボールもあった。

ラスト1分、デンが2本フリースローを決め点差は3へと縮まったが、タイムアウト開け残り41.9秒にガーネットがロンドからのアリウープをダンクで決めた。

シボドー「試合前にあのプレイは予習したんだけどね。彼らはあれがうまい。」

タージ・ギブソンが2本フリースローを外し、ロンドがバスへパスを出しダンクにつながり勝利を確定した。そして連続アシスト記録もそのパスで伸ばすことになった。セルティックスは最終Qシュート率はわずか35%だった。

ジェイソン・テリー「接戦でもうちは力強いプレイができる。何度もそういった試合を経験してきた選手が多いからね。何をすれば良いかわかっているんだ。」

セルティックスは第2Qに3:45間で10-0のランを決め、51-38と大きくリードした。前半59.5%のシュート率でハーフタイムを58-46で迎えた。

ロンドは第3Qになってもロビンソンのディフェンスにつけこみ、このQだけで10得点した。第3Q終了時、ボストンは82-70とリードし試合はほぼ決まったかのように思われた。

セルティックスは最初の3Qでリードしている試合は27連勝中で、他のどのチームよりも倍近く長い。

リバース監督「とても競争心の強い連中で、常に勝つ方法を探し続けているんだ。」

ピアースとロンドがそれぞれ8得点しセルティックスは第1Qを33-27で勝利した。シュート率は63.6%でQでのシーズン最多得点を記録した。

ギブソン「どこから話せばいいかわらかない。色々あった。早い段階から自信を与えてしまった。」

Game Notes

  • シカゴは先発PGのカーク・ハインリックが右腰痛で欠場した。先日のミネソタ戦での勝利で怪我をし、その日判断とされている。代わりにロビンソンが先発した。
  • ボストンのドック・リバース監督はライバルであるロスアンジェルス・レイカーズがマイク・ダントーニを新監督として迎えたことに対して「とても興味深い。あんまりうまくいかないと良いね」とコメントした。
  • すっかり毎年恒例となったサーカス・トリップ。ユナイテッド・センターでサーカスが行われるためブルズはこれから2週間にかけて5試合続けてアウェリせんが続く。
  • 先日シュートが1本も入らなかったブーザーだが、第1Qに6本中5本のシュートを決め10得点。試合を通して15得点したが第4Qは出場しなかった。

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