Win against Raptors

Win against Raptors
デンさん!いや、デン様!!
よくぞ決めてくれました。一時19点差までリードを広げながらもみるみる縮んでいき、「またこのパターンか…」と多くのブルズファンが唸ってるところでした。しかしこの日は逆転負けは許さず、なんとか延長戦にもつれこみ。延長に入ってからも拮抗していたのですが、最後の最後でデンさんが決勝シュートを決めてくれました。しかもシュートの前にノアにこう言っていたそうです。

デンさん「もう帰ろうぜ。このシュート決めるから、もう帰ろう。」

格好よすぎっす!

ローズのいない中、すっかりチームの頼れるリーダー的存在になりましたね。シボドー監督も言っていますが、本当に何でもやってくれる選手です。これぞオールラウンダーっていうプレイスタイルですね。

あとはブーザーですね。前半だけで25得点と絶好調で、これまでブルズとしてのキャリアハイだった34得点を上回る36得点の活躍。リバウンド12個でまたもやダブルダブル達成。非常に良いです。

最近よく見る大量リードを失っての接戦→敗戦ですが、この日はなんとか振り切ることが出来ました。延長の末なので本当になんとかですが、とにかく負けなくてよかったです。ここで負けていたら更に大量リードのイメージが悪くなってしまいますので。

次戦はボストン・セルティックス!勝って3連勝といきましょう。

1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
Chicago Bulls (22-15) 29 23 27 21 7 107
Toronto Raptors (14-25) 22 22 29 27 5 105
Game Stats

AP Photo/The Canadian Press, Nathan Denette
AP Photo/The Canadian Press, Nathan Denette
以下Associated Press記事翻訳
TORONTO – ハムストリング筋を痛めていようが、シカゴ・ブルズのトム・シボドー監督はルオル・デンにこの試合最大のビッグショットをまかせることに抵抗は無かった。

延長残り3秒でデンが決勝シュートを決め、シカゴ・ブルズはトロント・ラプターズに107-105で勝利。ラプターズとはここ9試合で8勝目だ。

ブルズはカルロス・ブーザーがシーズンハイとなる36得点12リバウンド、ジョアキム・ノアが16得点14リバウンド。

第1Qに右ハムストリング筋を痛めながらもデンは48分弱出場し、延長終盤に試合を決めるジャンプシュートを沈めた。

シボドー監督にとってデンがビッグショットを決めたことは驚きではなかった。

シボドー監督「彼のプレイを今まで見て来ているやつらだったら彼のプレイはこういうものだって理解しているはずだ。必要な事なら何でも。良いディフェンスが欲しければ彼はやってくれる。大勢いる中からリバウンドを掴んで欲しければ彼はやってくれる。ビッグショットが欲しければ彼は決めてくれる。私とって彼はそんな選手だ。だから彼は素晴らしい選手なんだ。」

当初シボドーは別のプレイを計画していたが、タイムアウトあけにマッチアップを見て再度タイムアウトを取りデンがシュートを打つよう変更した。

8年目のベテランとなるデンにとってそれは全く問題のないことだった。プレッシャーのかかる場面でも焦らず良いプレイができるようになったと語った。

デン「もうこのリーグに入ってからしばらくたつ。自分が何が出来て何が出来ないかは理解しているつもりだ。試合終盤になると今までほど緊張したり自分がどういうプレイをするか不安になることは無くなった。いくつか自分の強みがあって、それをやり続けるよ。」

デンは19得点、リチャード・ハミルトンも15得点と貢献しシカゴはアウェイで4連勝。ブルズは敵地での試合ここ11戦で9勝あげている。

試合後、透明なプラスティックで足を覆っていたデンは、第1Q序盤走っている際にハムストリングを少し「ひねった」とコメントしたが、その後問題なく出場できた。

デン「そのままプレイできるなと感じたんだ。コーチ(シボドー)やトレーニングスタッフは常にどうだって気にしてくれていたけどね。明日痛くなってないといいな。」

ブーザーのダブルダブルは東カンファレンス1位となる21回目で、対ラプターズでは13試合で11回目だ。

シボドー監督「彼は色んな手段で得点できる。今彼のリズムはとても良い。チームメートも彼をうまく見つけている。」

トロントはアラン・ヘンダーソンがキャリアハイとなる27得点を記録しながらもファウルアウト。カイル・ラウリーも26得点と活躍したがラプターズは3連敗。

ラウリー「勝てる試合だったが、ボールがうまくこちらに跳ねてくれなかった。」

ラプターズは他にデマー・デローザンが18得点、エド・デイビスが11得点。2戦連続の2試合目だった。前日ブルックリンに敗戦している。

ブーザーは自身最初の4本のシュートを決め第1Qだけで17得点と、シカゴの29-22のリードの原動力となった。

デン(ブーザーについて)「ああいう風にペイント内で点が取れると試合がとても楽になる。今日はかれにとってベストゲームの1つだったと思うよ。」

前半残り4:59でラウリーがスリーを決め38-37とこの試合初のリードをトロントにもたらした。しかしそこからブーザーが6得点しシカゴは前半を15-6のランで終えハーフタイムを52-44で迎えた。

第3Qにアンダーソンが10得点したが、ブルズもハミルトンが13得点と活躍。6本中5本のシュートを決めた。シカゴは第4Qを79-73のリードで迎えた。

第4Qのこり1:16でブルズは99-95とリードしながらも、ネイト・ロビンソンがラウリーのスリーポイントシュートをファウルしてしまう。最初の1本を外すも、残りの2本を決めスコアは99-97。

残り1:08でマルコ・ベリネリが2本中1本のフリースローを決めブルズは3点差に広げたが、その後すぐラウリーがノアをドライブで抜き去りレイアップを決め残り53秒で1点まで詰め寄った。

ベリネリがドライブからのレイアップを外し残り28秒でラプターズのタイムアウト。ショットクロック残り僅かでラウリーがロングシュートを外すが、アミール・ジョンソンがリバウンドしタージ・ギブソンこの日6つ目のファウルを誘い残り12秒でフリースローを得た。1本目を決め100-100の同点としたが、2本目を外しブーザーがリバウンド。

時間を目一杯使いながらもベリネリがショートジャンパーを外してしまい、トロントに0.7秒のチャンスを与えてしまう。しかしデローザンからのインバウンドパスをアンダーソンが取りこぼしてしまい延長戦に突入。

延長戦はノアがティップインでブルズが先手を打った。アンダーソンが2本中1本のフリースローを決め、その後ブーザーとアンダーソンがそれぞれシュートを決め残り1:32で104-103のブルズリード。

ベリネリが2本中1本フリースローを決めシカゴは残り15秒で105-103とリードした。しかしラウリーがまたもや走りながらのジャンプシュートを決め同点とした。残り8秒。

そこからデンがランドリー・フィールズの上から決勝ジャンプシュートを決めた。

シボドー監督「あれがルー(デンの愛称)の強みだ。ビッグショット。」

残り1秒でノアがアミール・ジョンソンをファウルした際に審判はシュートではなくパスをしていたと判断しフリースローではなくインバウンドに。ラプターズのドウェイン・ケイシー監督はこの判定に納得がいかなかった。

ケイシー監督「リーグがあのプレイをしっかりチェックしてくれる事を望む。この件についてはそれしか言わない。試合終盤のとても重要で疑惑の判定だった。リーグがどう判断するか待つよ。」

トロントは最後にチャンスがあったが、ホーゼー・カルデロンのスリーはブザーと共にリムの後ろに当たり跳ね返った。

Game Notes

  • カルデロンは前日のブルックリンでの敗戦で腰を怪我しながらもこの日先発出場。
  • 前日の試合を左足首痛で欠場したラウリーはこの日ベンチからの出場となった。
  • アンダーソンは前日のネッツ戦で欠けた歯の手術を当日行った後での出場だった。
  • ラプターズは延長戦で1勝3敗
  • シカゴは100得点以上決めた試合では9勝0敗。

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