開始からなんだかパッとしない試合でした。明らかに昨日のウォリアーズ戦で感じられた気迫みたいなものが無く、第1Qはなんとかリードしたものの見ていて不安しかありませんでした。オフェンスはちぐはぐ、ディフェンスはペイントに入られ過ぎと良い所のあまり無い試合でした。
特に最近とても好調だったブーザーはさっぱりで、本人も苛立ちを感じていたのか第3Q途中に無駄なフレイグラントやテクニカルを取られ散々でした。
唯一よかったことと言えばノアが後1点でトリプルダブル達成できたことくらいでしょうか。いくら最近のウィザーズが好調とはいえ、実力的には勝てる試合だったはずです。
次は1日空けてのボブキャッツ戦です。こちらも実力的には勝っている相手だと思うので、今日のイメージを払拭してもらいたいです。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
|---|---|---|---|---|---|
| Chicago Bulls (26-17) | 24 | 20 | 11 | 18 | 73 |
| Washington Wizards (11-31) | 23 | 27 | 23 | 13 | 86 |
| Game Stats | |||||
WASHINGTON – 開幕から32試合、ワシントン・ウィザーズは4勝しか出来ず残念なチームとして見られて来た。ハーレム・グローブトロッターズに負け続ける対戦相手であるワシントン・ジェネラルズに比較までされていた。
しかしもうそうではない。
エメカ・オカフォーが15得点16リバウンドの活躍でウィザーズはシカゴ・ブルズに86-73で勝利。ここ10試合で7勝目をあげた。
ジョン・ウォールとネネがそれぞれ16得点あげ、今シーズン2度目となる連勝。ホームで5連勝はなんと5年ぶりだ。
オカフォー「やっと自分たちが思い描いていたチームになった。」
ウィザーズの好調はウォールが左膝の怪我から復帰する前から始まり、怪我に悩まされ続けたチームはすっかり健康になった。
ネネ「選手が全員戻って来た。これがうちのチームだ。皆を黙らせてやるんだ。」
シカゴ（２６勝17敗）は3度目の3連勝中だった。
ブルズはネイト・ロビンソンが19得点、ジョアキム・ノアが9得点17リバウンド10アシストであわやトリプルダブルという活躍だった。10アシストはキャリアハイタイ。
ノア「自分たちよりハードにプレイしたチームに負けた。うちは疲れたバスケットボールをやってしまった。」
シカゴは前夜にホームでゴールデンステイトを圧倒し、ワシントンは人手不足に悩んでいるミネソタに楽勝し10勝目をあげたばかりだった。
シーズン最初の5勝のうち2勝はマイアミとオクラホマシティー相手だったが、ある意味ではこの日の勝利のほうが価値のあるものだった。
ランディ・ウィットマン監督「監督としては高校のチームだろうが勝利ならそれで良い。」
シーズン序盤から怪我に悩まされていたウィットマン監督は、ブルズもスターPGのデリック・ローズがまだプレイしていないこと、オールスターフォワードのルオル・デンが右ハムストリング筋の張りで出場していなかったことを指摘した。
ウィットマン監督「相手の気持ちはわかる。しかし勝ちは勝ちだ。」
2試合連続先発での出場となったウォールは、最近のチームの成功に大きく貢献している。
ウォール「僕だけではないよ。僕だけなんてことはいつだって無い。チームに戻って起爆剤になれればなって思っていたんだ。チームメートから簡単なシュートを貰うのがうまくいってるだけだ。」
ウィザーズは第3Qシカゴを23-11と圧倒し73-55とリードした。11得点はブルズにとってシーズン最低だ。同Q中シカゴは決めたシュート数（3本）の倍のターンオーバー（6回）を犯した。
トム・シボドー監督「まるで活気の無い試合をした。誰が相手でもしっかりと準備出来ていないと駄目なんだ。近道をしようとしはじめると、結果は絶対に良くない。」
第2Q終盤にウィザーズは11-0ランをしかけ、ブルズを5分間無得点におさえハーフタイムを50-44のリードで迎えた。
第3Q開始からワシントンはシカゴを10-2と圧倒し、残り8:58で60-46とリードした。ネネが更に2本のシュートと2本のフリースローを決め、ウィザーズは第3Q残り4:28で69-51とリードした。
Game Notes
- 後半の29得点はブルズにとって今シーズン最低得点だ。
- 第3Q途中、わずか1分の間にカルロス・ブーザーはオカフォーへの肘打ちでフレイグラント・ファウルとテクニカルを取られた。
- 会場は満員で、ワシントンにとって今シーズン3回目。
- ウィザーズはホーム戦ここ8試合で始めて第1Qをリードされて終わった。
