ターンオーバー、ターンオーバー、ターンオーバー。
それが全てを物語っています。相手はダンカン、パーカー、ジノブリが欠場するスパーズでしたが見事にやられてしまいました。リバウンドでは圧倒していたのにこれだけの点差でやられたのは、やはりターンオーバーが大きいです。19ターンオーバーから29得点もとられました。これじゃあ、どんだけ他のことをうまくやっても勝てません。
主力を欠きながらも勝利したスパーズはさすがとしか言いようがないですね。ポポビッチ監督のシステムはしっかりしているのと、とても戦術に対して柔軟な監督なので選手を多少入れ替えてもしっかりと結果を残せるんですね。シボドーブルズもたまにその片鱗をみせますが、今日みたいな試合もあるしまだまだ成長しないと駄目だなと思いました。
ブルズは相手のスリーを止めるのが得意なチームなんですが、この日はスパーズに16本中8本決められてしまったのも痛かったです。非シュート率も52%ととても高かったです。
次はボストンとの試合です。この試合の後はオールスターがあるので少し休めることになります。しっかりと勝利してい良い状態でオールスターブレイクに入りたいですね。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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San Antonio Spurs (41-12) | 20 | 31 | 25 | 27 | 103 |
Chicago Bulls (30-21) | 24 | 18 | 29 | 18 | 89 |
Game Stats |
以下Associated Press記事翻訳
CHICAGO – ティム・ダンカンは私服姿でトニー・パーカーとマヌ・ジノブリと共にベンチにいた。サンアントニオのスター3名は時々立ち上がりチームメートを応援したが、試合への貢献はそれぐらいだった。
この日リーグトップのスパーズは3人がいなくても全く問題なかった。
クワイ・レナードがキャリアハイとなる26得点、ダニー・グリーンが18得点しサンアントニオはシカゴ・ブルズに103-89で勝利した。
グレッグ・ポポビッチ「誰がいてもシステムがしっかりしていればプレイできるというのが理想ではあるけど、今夜は彼らにとって大きなチャレンジだったはずだ。そして結果をとても誇りに思うよ。」
パーカー、ダンカン、ジノブリがそれぞれ怪我で欠場、スティーブン・ジャクソンもチーム曰く「私事」で欠場した。ダンカン欠場はリバウンド力に大きく影響し、スパーズはオフェンスリバウンド17-2を含む49-26でリバウンド戦で圧倒された。
それでもサンアントニオを勝つことが出来た。シカゴの19ターンオーバーから29得点したことが大きな要員となった。
グリーン「毎試合アプローチは一緒だよ。ポップ(ポポビッチの愛称)から始まるんだ。我々に準備させることに長けているし、何をすべきか教えてくれる。皆彼の言う事を聞くんだ。」
今シーズン最長のアウェイ連戦を3勝3敗で終えたばかりのブルズはネイト・ロビンソンが20得点、リチャード・ハミルトンが16得点。カルロス・ブーザーが14得点、オールスターのジョアキム・ノアは右足の怪我を気にしながらも15リバウンド獲得した。
トム・シボドー監督(ターンオーバーについて)「相手をあれだけリバウンドで圧倒しながらも負けたっていうことは、自滅したってことだ。相手は素晴らしかった。ミスをしたらつけこまれる。」
第3Qにサンアントニオは3回ほど14点差にしたが、ロビンソンが何度もブルズを率いていた。第3Q残り56秒で体をひねりながらリバースレイアップを決め73-69とリードを縮めた。
第4Qには1点差まで詰め寄ったが、そこからはスパーズが逃げ切った。ボリス・ディアウがスリーポイントプレイを決め、レナードがレイアップを決め7-0のランを糧に残り5:55で89-78と再び大差をつけた。
現地日曜に行われたブルックリンでの111-86の勝利でパーカーは29得点11アシストと活躍したが、ポポビッチ曰く試合中に彼の右膝が腫れていたそうだ。パーカーは今シーズン平均20.7得点7.7アシストとMVP級の活躍をみせている。
ダンカンは左膝痛で4試合連続欠場となった。ジノブリは左ハムストリングの張りで5試合連続欠場。
ティアゴ・スプリッター「間違いなく我々にとって素晴らしい勝利となった。はやく皆健康になって一緒にプレイできることを願うよ。」
第1Qに不自然な倒れ方をしたものの、スプリッターは33分間の出場で16得点した。
ギャリー・ニールが16得点と貢献したサンアントニオ(41勝12敗)はリーグ1位のアウェイ成績を19勝10敗とした。パーカーの代わりに出場したナンド・デ・コロはキャリア2度目となる先発で9得点7アシストした。
シカゴ(30勝21敗)はルオル・デンが11得点11リバウンドしたが、ホームでの成績を15勝12敗に落とした。
ロビンソン「終盤シュートが決められず、なぜか相手を止めることが出来なかった。相手はリーグトップの成績を誇っているのには理由があるんだ。」
Game Notes
- シボドー監督はガードのカーク・ハインリック(右肘)がセルティックス戦にむけてボストンへチームと帯同するだろうと述べた。ハインリックは1月30日のミルウォーキー戦以来出場していない。
- 試合後スプリッターは左足首を大きな氷袋で冷やしていた。スプリッター「今は痛いけど、明日どんな状態か確かめる。」
- デンは試合前に、ヒューストンで行われるオールスターにブルズ代表として参加出来ることが楽しみだと観客に話しかけた。
- 今シーズンスパーズの全53試合に出場しているのはディアウとスプリッターのみ。
こんばんは。観戦記と記事、拝見しました。
スパーズにしてやられたようですね。スパーズ、ウェストの首位ですし、簡単ではないと思いましたが、主力3名欠いても、チーム力が落ちないのは、レベルの高いチームと改めて思いました。
あまり、実際に観る機会がないので、記事の内容などから推測すると、ハインリックがいないのは、痛いとも思いました。ボストンには帯同することのようですので、期待したいところです。
komohisaさん、いつもコメントありがとうございます。
やっぱりハインリックがいるとボール運びが少し安定するんですよね。よくファウルトラブルに陥るのは難点ですが、やっぱりいてくれたほうが色々と安心ですね。
TO酷かったですね。それに加えてスリーをああもポコポコ入れられては、リバウンドで圧倒したところで…という感じでした。
しかしこの状況でもチーム力が落ちないスパーズは流石です。まあこの試合は出来すぎのような気もしますが、それでも特定の選手に依存しないチーム力の高さは厄介ですね。
かぼすさん、コメントありがとうございます!いやあTOとスリーはひどかったですね。
そしてスパーズはさすがポポビッチって感じでした。やはりシステムがしっかりしているチームは強い。うちもそうなれるはずなので頑張りたいですね。
ハインリック不在はディフェンスにも影響していると思うのですがどうでしょう。
彼が抜けてから失点が増えて負けにつながっているような気がします。
上を狙うどころか、気付けばセルツが追い上げてきましたね^^;
角砂糖さん、コメントありがとうございます。
カークのディフェンスの影響は大きいですね。ネイトだとどうしてもサイズ差がでてしまい、パスを上からどんどん通されてしまったり攻め込まれたりするシーンが増えますからね。
セルツ突然調子いいですからね、なんとか抑え込みたいところです。
レナードもバトラー同様いい若手ですね!
もしかして同期ですかね^_^?
バンクスさん、コメントありがとうございます。
レナードもいいですよねー。バトラーとは同じドラフトで入ってきていますが、年齢的にはバトラーが2個上ですね!レナードが15位、バトラーが30位です!
[…] れたオフェンスで勝利!手負いのスパーズとはいえパーカーとダンカンは健在。昨年はパーカー、ダンカン、ジノブリ全員が欠場した試合落としていましたからね、勝ててよかったです。 […]