いやあ、ひどい試合でした。2試合連続で大量のターンオーバーに悩まされる展開となってしまいました。シーズン最多となる22ターンオーバー。そしてシュートがお互い全く入りませんでしたね。ブルズもセルティックスも良いディフェンスをするチームなので、それの影響もかなりあったのですが、それにしてもシュートが入りませんでした。ブーザーがどフリーでレイアップを外しシーンがこの日の全てを物語っていた気がします。
ボストンの観客からも途中ため息の連続で、かなり見るに耐えない試合でしたね。ディフェンス好きには楽しい試合だったのかもしれませんが(苦笑)。
カークがいないのが本格的に響いていますね。ファウルトラブルやシュートの波が激しかったりと駄目な面もよく見えてしまう選手ではありますが、ボール運びやオフェンスの流れを作る時にかれの不在がかなり痛いです。途中ネイトの代わりに出たティーグが良い活躍をみせてくれたのがせめてもの救いでした。
幸いこれからオールスターブレイクなので数日しっかりと休むことが出来ます。出場するのか微妙だったノアはどうやら出る方向でいるみたいですが、調子は徐々に良くなってきている感じがします。まだオフェンス面での不調を感じますが、リバウンド力、ディフェンス、活力はだいぶ戻って来たかなという印象です。
次は来週の現地火曜日のニューオリンズ戦となります。それまではオールスターのお祭り感をしばし楽しみたいと思います。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (30-22) | 15 | 21 | 13 | 20 | 69 |
Boston Celtics (28-24) | 24 | 11 | 8 | 28 | 71 |
Game Stats |
以下Associated Press記事
BOSTON – セルティックスのドック・リバース監督は今週末のオールスター戦に出場するため休養がとれないケヴィン・ガーネットにこの日休む選択肢を与えていた。
セルティックスにとってはガーネットがその申し出を断ってくれて良かった。
オールスターセンターのガーネットは自身の12得点中8点を第4Qに決め、更に11リバウンドの活躍でセルティックスはシカゴ・ブルズに71-69で辛勝した。
ガーネット「皆色々あるなかプレイし続けているのを見て来ているんだ。自分もそれと変わらないよ。皆疲れている。だからそれはフェアじゃないと思った。もし全員が休みにならないのであれば選択肢にもならなかったね。だから全力でプレイしたんだ。」
ガーネットはこの日26分間出場。
ポール・ピアースは12本中わずか2本しかシュートが入らなかったが、残り3分でボストンに5点差のリードを与えた重要なスリーを決めた。セルティックスはシュート率わずか36.8%だったが、ブルズはそれを更に下回る36.5%に終わった。
リバース監督「試合前に皆に今日はあまりケビンを使わない、もしかしたら休ませるかもしれないって事を伝えたんだ。厳しい試合になると伝えていた。試合前にね。」
リバース監督は先日のシャーロット戦でもガーネットを休ませたかったが、プレイする方向に説得された。
シカゴはジョアキム・ノアが10得点16リバウンド、カルロス・ブーザーが11得点11リバウンド。控えのマルコ・ベリネリが20分間弱の出場で12得点記録した。
セルティックスは第2Qと第3Qあわせてわずか19得点しか出来ず、ショットクロック創設以来2Q続けての得点でNBA史上ワースト3位の記録とチームのワースト記録を作ってしまった。勝利での71得点は1954-55年に24秒ルールが導入されて下から三番目の記録となった。
両チームともこれで週末のオールスターに向けてわずかの休養期間に入る。セルティックスはその後アウェイ5連戦でホームのTDガーデンには3月1日まで戻らない。ブルズは現地か曜日にニューオリンズでシーズンを再開する。
リバース監督「オールスターブレイク前の1試合っていうのは不思議な試合なんだ。半分位の選手は疲れていて、何人かは既にドミニカ共和国にいる(編注※ すみません、意味がわかりませんw)。何人かは怪我をしている。色々起こっているなかでの試合だからね、試合にもそれが現れていた。」
第1Qにセルティックスは20-9とリードを奪うも、第2Q最初の13得点中10点をブルズに与えてしまい9点リードを1ゴール差にまで詰め寄られてしまう。第2Q中盤にシカゴは逆転し36-35でハーフタイムを迎えた。
ボストンは第3Qに21本中4本しかシュートが決まらずわずか8得点。しかしブルズも6本しかシュートが決まらず13得点しか出来なかったため接戦は維持されたままだった。第3Q終了時ブルズは49-43とリードしていた。
ノアのティップインで54-47となってから、ボストンが12連続得点で残り10:35から4:50にジミー・バトラーがスリーポイントプレイを決めるまでブルズを無得点に抑えた。
ガーネットはターンアラウンドからのバンクショットを決めボストンは67-62とリードした。3本のシュートが外れた後、残り49秒でルオル・デンが得点し更にボストンにインバウンドを許さず5秒ヴァイオレーションを取った。
ベリネリがスクリーンからレイアップを決め1点差に詰めより、シカゴのディフェンスはあわや24秒ヴァイオレーションを奪うかと思われたところで、ブランドン・バスがガーネットのジャンプシュートをアシストし69-66とリードが広がった。
ネイト・ロビンソンの外したスリーをブーザーがティップインするも、ピアースが2本フリースローを決め再び3点差に。
残り6.2秒でロビンソンがフリースローを得て、1本目を決めてから2本目を意図的に外した。ベリネリがリバウンドを拾いスリーを放とうとしたところをジェイソン・テリーにブロックされてしまう。タージ・ギブソンがルーズボールを拾いブザーと共にスリーを打つも、リングには届かなかった。
ノア「今は確実休養が必要だ。長い長いシーズン前半だった。今はあまりチームの状態がよくないから一度しっかりと立て直す必要がある。」
Game Notes
- セルティックスは第2Q18本中4本のシュートしか入らず、前半シュート率33%。第3Qは21本中4本。
- セルティックス第3Qの8得点はチームの今シーズン1Qでの最低得点となった。これまでの最低得点は12月27日のクリッパーズへの106-77の敗戦時に記録した10得点。
- 元セルティックスのアントワン・ウォーカーが観戦しにきていた。
- ブルズはシーズンハイとなる22ターンオーバーを記録した。
こんばんは。コメントと訳文、拝見しました。
スコア―だけみれば、日本のJBLかWリーグのようなスコア―ですね!?
>>ブルズはシーズンハイとなる22ターンオーバーを記録した。
これが、すべてを語っているような感じですね。巻き返して欲しいです。
後半戦、ブルズ、意外にも、WOWOWやBS-1で放送がそれなりにあるので、観戦したいと思います。
komohisaさん、いつもありがとうございます!
いやー第3Q終わってどっちのチームも50点いってなかったですからね、なんじゃこりゃでした。
後半戦は順位争いも激しくなってきて面白い試合が増えますからね、そのタイミングで日本の放送が増えてくれるのは嬉しいですね!
こんばんわ。はじめてコメントします。
いやー二試合続けてヒドイ試合でした。ここ二試合に限らず最近の試合はオフェンスに関して非常にストレスを感じます。ターンオーバーは、もちろんですが、ボール回しが非常に雑に見えますね。そしてフィールドゴール%が悪すぎです。ケガ明けからデンの調子が悪い気がします。ディフェンス、リバウンドでは貢献しますが、ミドル、スリーが全く入りませんよね?ちょっと心配です。代わりのジミーも前の勢いはどこえやら….
後半戦は、ローズの復帰はわかりませんが、また調子のいいブルズが見れるのを楽しみにしてます。トレードで選手を入れ替えて流れを変えるのも有ですよね?ノアの控えのセンターほしいですね。では、失礼いたします。
hide-miさん、はじめまして!コメントありがとうございます!
そんなパス絶対とおらないよみたいなイージーミスが非常に多いですよね。ちょっと集中力が切れてきてしまっているんじゃないかと心配になります。デンさんのシュートタッチが落ちて来ているのも確かですね。
トレードデッドラインはどうなるか楽しみですね。ブルズは毎年この時期なんかしら動きがあるチームなので今年も注目です。まあ何もしない可能性もありますが。
TOの乱れ打ちに思わず笑ってしまいました。
TOしまくったのにえらいロースコアというなんとも奇妙な試合でしたね。虐殺されるんじゃないかと変な緊張感があって、ある意味面白い試合でした。内容は酷いもんでしたが。
しかしチャンピオンズリーグと、ブルズの試合と連続して酷い試合を見せられると中々キツイものがありますwとにかくオールスターブレイクでしっかり休養をとって立て直して欲しいですね。
かぼすさん、コメントありがとうございます。
いやあもう、ボール運んでは返して運んでは返しての連続でしたw 22ターンオーバーから20得点しかとられなかったのが不思議なくらいですね。
CLも酷い試合があったんですか?あまり追えてないので恐縮です。。
即にドミニカ共和国にいる。
笑わせてもらいました!!
意味が分かりませんwさすがドックリバース!
ドッグさん、コメントありがとうございます。
翻訳してて一瞬「ん??」ってなりましたw 多分気持ちがバカンスにいっちゃってるとかそういうことなんだと思うんですが、記事だけだとコメントの流れがよくわからなくて意味不明でしたw
怪我人続出という似た境遇だし、ティボドーを育てたチームだしということもあり、
セルツ戦の負けはなんだかまだ許せてしまいます^^;
ハインリックは出戻りなのに、ずっとシカゴにいたかのような存在感ですね。
いなくなってみると改めて彼とブルズとの相性の良さを感じますね。
とはいえ、開幕前の予想に比べれば期待以上に楽しめた前半戦でした。
後半戦はまずはトレードデッドラインという大きな節目がありますが、
メンバーが多少変わったとしても、変わらず応援していきたいと思います!
角砂糖さん、返信遅くなりましてすみません。
やっぱりハインリックはシカゴってイメージが強いですよね。そういうのも含めて戻って来てくれたことが嬉しいです。
後半戦も色々注目ですね!楽しみです!