先日のサクラメント戦での醜態を晒したチームと同じチームとは思えないような活躍で圧勝してくれました。先発が全員二桁得点、ノア、ブーザー、デンがシーズン序盤に見せてくれていたインサイドでのパス回しでどんどん得点を重ねていきました。これが俺の知ってるブルズだ!と思えるような試合でしたね。
第1Qは点の取り合いとなり、ウォリアーズとこのペースは厳しいなと思っていたのですが、第2Qと第3Qで一気にきめてくれました。これまで全然入らなかったシュートが嘘のように、この日シュート率51.6%、スリーも8本も決まりました。
ここ最近不調続きだったベリネリですが、前半もレイアップを決めたのみで心配の残るプレイでしたが、後半開始にスリーを一本決めてからは調子を取り戻し、最終的に3本のスリーを含む良い活躍を見せてくれました。
第3Qが終わった時点でもう試合は決まっていたのですが、試合終盤に両チームのベンチ同士の戦いになった際にブルズの層の薄さがあらわになってしまいました。オフェンスの流れがぱたりと止まり、酷いシュートやターンオーバーが続き、圧倒的点差をつけていながらもシボドー監督は激怒。何度もタイムアウトをとって修正していました。このメンバーがステップアップしてくれない限り、つらい時間帯のある試合が続いてしまうのでなんとしてでも上達して欲しいです。
この試合での復帰を期待されていたカークでしたが、プレイすることはありませんでした。残念。
次はホームでのナゲッツ戦です。今乗りに乗ってるチームなのでかなりの強敵です。この勝利で気を抜かずに挑んでほしいです。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (36-29) | 28 | 28 | 38 | 19 | 113 |
Golden State Warriors (37-30) | 27 | 19 | 17 | 32 | 95 |
Game Stats |
以下Associated Press記事翻訳
OAKLAND – 前試合で恥ずかしめを受け、次の試合では相手に屈辱を与えた。
それが現状のシカゴ・ブルズの状態だ。
ルオル・デンが23得点、カルロス・ブーザーが21得点9リバウンドし、満身創痍のブルズは今シーズン最悪の敗戦から立ち直りゴールデンステート・ウォリアーズに113-95と圧勝した。
トム・シボドー監督「プライドのあるチームだということは確かだ。大きな打撃を受けた。何名かの選手が離脱した。しかし我々の選手が戦い続ける。人手不足なことはわかっている。しかし正しい気迫を持ち、チームとして戦えばチャンスはある。シーズンを通してそれを証明してきている。」
今週は特にそれが見られた。
121-79とぼろ負けしたサクラメント戦から2日、ブルズは第3Qにウォリアーズを38-17と圧倒し今シーズン最長だったアウェイ5連敗に終止符を打った。第4Q序盤には最大36点差つけ、そこからはもうガーベッジタイムだった。
他にネイト・ロビンソンが20得点7アシスト、ジョアキム・ノアが16得点13リバウンドしたシカゴはここ5試合で4敗していた。しかしこの試合、ブルズはウォリアーズ相手にシュート率52%対45%、リバウンドでも43-34と勝利し、最後のスコアからはわからない程の圧勝だった。
ブルズは西カンファレンス下位のチームにやられてから、ここ2日間立て直そうとしていた。ミーティングを開き、プライドと努力を何度も強調した。
ブーザー「何が良かったって試合を通していい状態を保てたことだ。ああいうプレイをするチームを見るのは楽しかったよ。」
ウォリアーズはジャレット・ジャックが20得点、デイビッド・リーが15得点8リバウンド。チームとして最後に3本決めるまで11本連続でスリーを外していた。ゴールデンステートはホームでの連戦を4勝3敗で終えた。
マーク・ジャクソン監督「ルーズボール、リバウンド、スクリーン、ボールを持っていない時の動き、勢いのある攻め方をどれも出来なかった。」
シカゴはいまだ2010-11のリーグMVPであるローズを欠いており、ここ数週間は彼の復帰時期についての報道が相次いでいる。カーク・ハインリック(右足)、タージ・ギブソン(左膝)、リチャード・ハミルトン(背中)もそれぞれ欠場中だ。
ノアとウォリアーズのセンター、アンドリュー・ボーガットを除いて、両チームともスモールラインナップを多用しコートを広く利用していた。ノアとブーザーのインサイドでのパス回しでボーガットとリーを錯乱し、積極的なリバウンドと溢れるエネルギーでウォリアーズを圧倒し続けた。
ブルズは前半終盤と後半序盤を使って一気にリードを広げにかかった。
リーのダンクで44-44の同点とされてから、シカゴはシボドー監督のチームらしいハートとハッスル溢れるプレイで20-2のランを展開。ダイブしかブーザーがジャックからボールを奪い、ボールを受けたジミー・バトラーがリー相手にファウルをもらいながら難しいレイアップをねじ込んだ。
ロビンソン「今シーズンベストに入るハッスルプレイだった。」
マルコ・ベリネリのスリーで第3Qが始まり、昨シーズン51試合ウォリアーズの一員としてプレイしたロビンソンがハリソン・バーンズのパスをスティールしレイアップにつなげた。更にデンがクレイ・トンプソンのパスを奪い、シュートは外したもののロビンソンがティップインしてランを締めくくった。
1994年以来2度目となるプレイオフ進出に挑むウォリアーズは、23試合連続で満員を記録した19,596人の観衆の前で敗戦を喫した。第2Q終盤にはステッフェン・カリーまでも速攻でのダンクを外すシーンがあった。幸いバーンズがミスを拾いダンクでフォローした。
カリー「単刀直入に、これは非常に恥ずかしいパフォーマンスとなった。」
カリーは13本中2本しかシュートが決まらず8得点4アシストに抑えられた。
残りの試合はシカゴのハイライトショーだった。ブーザーがプットバックからのダンクに続き切り込んでのダンクも決めた。どちらも控えのアンドリス・ビードリンズの遅いローテーションにつけ込んだものだった。その後ビードリンズはフリースローでネットの下部をかろうじてかするエアーボールを放ってしまった。
ウォリアーズのオーナー、ジョー・レイコブはコートサイドから憂鬱な表情で観戦した。第3Q終了時、拳に顎を置きながらスコアボードを眺めた:ブルズ 94-63 ウォリアーズ。
ジャクソン監督「我々にとっても恥ずかしいし、組織、コーチングスタッフ、ファンにとっても恥ずかしい結果だ。」
Game Notes
- ここ2週間ほど行っているように、ローズは試合前のウォームアップに参加した。ローズの調子について聞かれたシボドー監督は相変わらず曖昧に応えた。
シボドー監督「彼は大丈夫だ。常に上達している。」 - ウォリアーズは半袖とピンストライプの半ズボンのジャージを今シーズン3度目で最後の着用した。
ようやくといった感じですかね。今までの不甲斐ないプレイが見違えるようでした。この流れと勢いを途切れさせることなく次の試合に持ち込んで欲しいですね。
しかし勝利したとはいえ、ベンチ陣の酷いプレイは相変わらずでしたね。チームの戦術なのか、あるいは本人の問題なのかはわかりませんが、ジミーはもっとシュート打ってもいいと思うんですがねえ。まあ私が期待しすぎてるのかもしれませんが、1 on 1を仕掛けるとか、もっと貪欲に攻め込んでもらいたいです。
かぼすさん、コメントありがとうございます。
今日は流れがとても良かったですね、このまま次戦をやりたいです。
ベンチは相変わらずぐだぐだでした…。ジミーは成長株なのでああいう場面でどんどん活躍してほしいですね。今日は要所要所良い所があったので、それを活かしてほしいですね。
こんばんは。いつもコメント返して頂いてありがとうございます。
カークが復帰できず残念でしたが、今日はボール回しとディフェンスが
きっちり出来ていて久しぶりに安心して見ていられました。
第4Qは見なければ良かった・・・w
BJAさん、いえいえこちらこそいつもコメントありがとうございます!
カークがいなかったのはやはり残念ですが、それでもしっかりとオフェンスを作ってくれたのが良かったですね。フロントコート陣のパス回しが大きかったと思います。
第4Qは無かったことにしたいですw
初コメです 自称ブルズ、レイカーズファンです
今日の試合は個人的にはオフェンスリズムはよかったとおもいますが
ベンチはもっと改良がひつようそうですね
0日さん、初コメントありがとうございます!ツイッターでも話しかけていただきありがとうございます。
ベンチは本当にいまいちでしたね。あれだけの点差ながらも試合終盤はイライラしてしまいました。しかしおっしゃる通りオフェンスリズムは良かったので、このまま次戦を迎えたいです。
初コメントです。毎日このサイトを見させていただいてます。ジョーダンがいた頃からブルズ好きなsoutaです。カリッドエルアミンのファンでした。
昨日の試合はよかったですね。出だしのノアのプレイをみて、今日は行けそうだなと思ってました。ブーザーのディフェンスは相変わらずでしたが…スイッチしたときにもう一歩詰められればミドルを決められなくて済むと思うんですけどね。まぁ勝ててよかったです。次はホームだし、復帰する選手がいるのではと期待してしまいます。
soutaさん、初コメントありがとうございます!
エルアミンのファンとはなかなかマニアックですねw UCONN時代のイメージがとても強いです。
出だしからノアは飛ばしていましたね。ここ数試合二桁得点できないのが続いていましたが、早々に10点とっていましたから。ブーザーのディフェンスは相変わらずですね。これでも良くなったほうではあるんですが…。
こんにちは。3連敗は避けたかったので勝ってよかったです。相性があるのかもしれませんが、ウォーリアーズとはいいですね。ショットが決まっていたので、いい勝負にはなると思いましたが、2ndQと3rdQで圧倒したので、気分よくゲームを久しぶりに観ました。勝負が半ば決まって、キングス戦とは逆の状況でベンチメンバーが出ましたが、アピールのチャンスなので奮起して欲しいと思います。
ところで、このゲームの前に「ウルブス―ロケッツ」を観ていました。お目当ては、ルビオでしたが、ハーデン、リンも初めて観ました。ブルズに昨季までいたアシクも、スタメンで出ていましたが、アシク、戻って欲しいと思いました。またリンの出身大学を知って、驚嘆しました(笑)
komohisaさん、コメントありがとうございます。
確かにウォリアーズ相手には良い試合をするイメージがありますね。特に今シーズン。
アシクはブルズにいた頃から大好きな選手だったので去ったのは残念でした。やはりとても効果的な選手ですね。リンのハーバード卒は凄いですよね!恐ろしいですw
この試合みたいに、序盤でスタメンがガンガンいって点差を広げて、
終盤はベンチのお試しタイムっていうのが理想的ですね^^
とにかく、一人でも多くいわゆる「使える選手」を増やしたいですからね。
角砂糖さん、コメントありがとうございます。
ベンチが今の状態である以上、スタメンが出ている間にどんどん攻め込んでいってもらうのが理想的ですね。この怪我人の多い中でプレイタイムを得られている選手が少しでも上達してくれると嬉しいです。