プレイオフ初戦はひどいものでした。ブーザーが一人だけ好調な事以外はオフェンスもディフェンスもちぐはぐで良い所なし。イライラの募る試合でした。
第1戦欠場濃厚と伝えられていたノアはなんと先発出場。しかし足の痛みは見ている側からでも明らかで、まるで本調子ではありませんでした。むしろ彼のためにも早く下げてくれ…状態。13分の出場で4得点5リバウンド1スティール1ブロックでした。
代わりに入ったタージもファウルトラブルで序盤あまり起用できず、それが結果的に前半のロペス無双につながってしまいました。そこから勢いづいたネッツはデロンやこれまで不調だったワレスなどが得点を重ねやりたいほうだい。
デンさんの絶不調が厳しかったけど。まったくシュートが入らず。フリースローも3本全てミス。そして極めつけには第3Qにカークがエヴァンスとの接触で左太ももを打撲で離脱。
このままでは非常にまずいです。しっかりと立て直してもらいたい。とはいえまだ1戦。アウェイな身としては第1,2戦で1勝できれば良い方なので次です次!
第2戦は日本時間4/23(火)の午前9時からです。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (0-1) | 14 | 21 | 27 | 27 | 89 |
Brooklyn Nets (1-0) | 25 | 35 | 29 | 17 | 106 |
Game Stats |
以下Associated Press記事翻訳
NEW YORK – 黒ずくめのブルックリン戦は圧勝となった。
恐れられていたシカゴ・ブルズのディフェンスを第2Qに破壊し、ネッツは久々のプレイオフを106-89の勝利で飾った。
デロン・ウィリアムズが22得点、ブルック・ロペスが21得点し、ネッツは第2Qに20本中16本のシュート決め、前半シュート率を60%とした。
P.J.カーリシモHC「大したパフォーマンスだ。」
ジョー・ジョンソンが16得点したネッツは、ブルックリンでの初シーズンを2007年以来のプレイオフ出場を決めた。第2戦も現地月曜夜にブルックリンで行われる。
ネッツはロードユニフォームである黒を身に纏い、ファンも黒を来てくるように促した。ブルックリンでのプレイオフの試合は、1956年10月10日にワールドシリーズ第7戦でヤンキースがドジャースに勝利して以来となった。
そしてネッツは絶好調、シュート率約56%で、6選手が二桁得点した。
ウィリアムズ「皆この試合が待ち遠しかった。このチームとっては長い道のりだった、本拠地の変更などもあったしね。我々はここにいる事を想定したから、ここに来たかったんだというプレイをした。今日はとても集中できていた。」
カルロス・ブーザーが25得点8リバウンドしたブルズは、足の痛みをこらえながらもジョアキム・ノアが先発した。しかし明らかにプレイは制限されており、出場時間はわずか13分に留まった。
トム・シボドーHC「第1Q終わりに大打撃をくらってしまった。第1Q終わり、第2Qとひどいディフェンス、貧弱な気迫、オフェンスもエネルギーがなかった。それでは勝てない。」
満員となった17,732人の観客は、その昔ブルックリンのためにプレイしたジャッキー・ロビンソンの背番号である42番をつけたネッツ控えのジェリー・スタックハウスが国歌斉唱する前から大盛り上がりだった。
万年負け越しチームであったニュージャージーのチームをブルックリンで勝てるチームに育て上げるために大金を投入したオーナーのミハイル・プロホロフ氏は試合前にコート上からファンにその情熱とサポートに感謝の言葉を述べ、プレイオフ出場はまだ全ての始まりにすぎないと語った。
そしてその始まりは大したものだった。
ウィリアムズは第3Qにリバースダンクを決め、オールスター戦前までに足首の怪我でまるで飛べなかった頃から復帰したことをアピールした。
ジェラルド・ワレスとC.J.ワトソンがそれぞれ14得点、アンドレイ・ブラッチが12得点した。
右足の足底筋膜炎と戦い続けているノアだが、シボドーHCは彼が怪我をしているならプレイさせたくないと語っていた。しかしニューヨーク出身のノアはそれでもプレイすることを求めた。4得点に終わった。
シボドーHC「彼は練習に参加できていないから当然錆び付いているんだ。それでもコートにいてくれるほうが良いけどね。彼のプレイは何であろうとプラスになる。我々は良いプレイが出来なかった。しかしそれはジョーのせいではない、チームの責任だ。チームにとっては大きなプラスだ、プレイしていてもらいたい。もっと良いプレイをしないといけない。全員がもっと良いプレイをしないといけない。」
ブルズは昨年のプレイオフ第1戦で左膝の前十字靭帯を断裂したデリック・ローズが未だにプレイしていない。シボドーは今シリーズで元MVPであるローズが復帰する可能性は無くはないとしていたが、この日試合前にプレイオフ中も「おそらくプレイしないだろう」と述べた。
シカゴはレギュラーシーズン中ネッツに4戦中3勝あげ、相手を平均87.5得点におさえていたが、この日ブルックリンは第3Q終了時にすでに89得点あげていた。
ノア「悔しい。我々は良いプレイができなかった。適切な考え方で挑めなかった。ペイント内で点を取られすぎた。オフェンスをしっかり実行できなかった。それでも我々は立ち直る。自分たちを残念がってる暇なんてない。今年は常に立ち直りを見せてきたんだ。まだまだバスケは出来る。」
ファンは試合開始前から「ブルックリン!ブルックリン!」とチャントし、試合中は思ったようなプレイが出来なかったレギュラーシーズンを送ったワレスの活躍に応えるように、彼の名前をチャントした。
ネッツは第1Qにロペスが12得点し11点差のリードを奪った。第2Q38-26からネッツは一気に差を広げた。ネッツが2連続シュートを決め、その内の一つはウィリアムズがマルコ・ベリネリを激しく交わしロペスのダンクを演出し、コートサイドで観戦していたジェイZは席から飛び出すほどだった。
元ブルズ控えのワトソンがスリーで続き試合は20点差になり、ネッツが後半最後の6得点を決めハーフタイムを60-35で迎えtあ。
カーリシモHC「とても良く競い、ディフェンスも素晴らしかった。前半のボール回しがとても良かった。」
ノアは後半も先発したが、明らかにうまく走れておらずすぐにベンチに引き下がった。
シカゴはネイト・ロビンソンが17得点、ジミー・バトラーとベリネリがそれぞれ13得点したが、ルオル・デンが11本中3本しかシュートが決まらず6得点に終わった。
Game Notes
- カーリシモHCがプレイオフで勝利をあげるのは1997年4月30日のポートランド時代以来。
- ブルズは第5シードから3度勝ち進んだことがある。
ノアは足引きずってましたね…無理することなかったのに…次が心配です。
しかし、試合を通してブルズに風が全く吹きませんでしたね。とにかくディフェンスもオフェンスも前半は全くダメでした。話にならないレベル。後半は得点は取れたので、前半の出来が、結果敗戦につながりましたね。
得点しても、すぐに入れ返させられる展開では勝てる訳がないです。インサイドで好き勝手にやられて、しまいにはエバァンスにまでイージーショットを許す始末…ロペスはまだしも、ブーザーそこは、頼むよ…オフェンスでは良かったのにもったいないです。
次は、確実に勝ちが必要なので、しっかり気持ち切り替えて次戦に向けてオフェンスもディフェンスも共に修正してもらいたいです。
Hide-Miさん、コメントありがとうございます。
ノアひきずってましたね。今シリーズもう見ない可能性もありますね。
しかしそれ以上に普通に出場してた選手達がまるで駄目でした。
ヘルプディフェンスのローテンションがまた全然だめでしたね。
とにかく切り替えて次で立て直してほしいですね。
ネッツのやりたい放題というだけの試合でしたね。
ディフェンス悪すぎでした。
特にバックコート。
ネイトはデロンにもCJにもするする抜かれるわ3ptはあっさり打たせるわ、
バトラーはローテーションミスばっかりで足を引っ張るわ酷かったですね。
デロンはまだしも、CJなんかにやられんなよ!と、
昨年のチームメイトながら観戦しながらボロクソ言ってましたw
ノアが出ていた時間帯は対抗できていたというのが皮肉ですね。
ノアは完全に無理して出ている状態なので、次も難しいと思います。
オフェンスがダメなのはデフォルトなので良いですが、
プレーオフでこのディフェンスは許せません。
カークの状態は次を観てみないとわからないですが、
シカゴに戻ったらユナイテッドセンターでローズ復帰して欲しいですね。
まあ、選手のみんなはティボドーに相当お灸を据えられるでしょうから、
次の試合での奮起を期待しています。
良くも悪くも、まだGAME1ですからね。
角砂糖さん、コメントありがとうございます。
ディフェンスが駄目だともうどうしようもないですよね。
ブルズのオフェンスは全てディフェンスから始まる物なので。
CJにやられるのとかないわーと思いながら見ていました(苦笑)。
とりあえず今日の試合で駄目なところを出し切った
ということにしてもらいたいですね。次でしっかりと改善してもらいたいです。
巷ではやっぱり「ローズいないんじゃ勝てないわ」みたいな感じなんですかね。
ローズ復帰して欲しいとコメントしましたが、前言撤回です。
ローズ復帰しなくていいです。
このまま「やっぱりローズが。。。」では去年と何も変わりませんよね。
ローズ抜きでこの1stラウンドは突破して欲しいです。
シボドーの口癖の通り、戦力は十分にありますからね!
彼らならできると信じてます^^
それどころか某掲示板では「ローズのせいだ」みたいな感じになってました。
まあアンチが書いてるだけなようなきもしますが。
そこバッシングしたところで何も始まらないので、とにかく現状戦力で出来る限りを尽くして欲しいと思っています。
はじめまして。
第一戦は残念な結果でしたね。
無料だったのでパソコンで観戦しましたが、勢いがなかったように感じました。
確か、ブルズはレギュラーシーズンはネッツに勝ち越してますよね。
第二戦は期待したいです。
LongYiさん、コメントありがとうございます。
第1戦は勢いなかったですね。しかし第2戦でやはり取り戻して勝利!
このままいきましょう!