カルロス・ブーザー

カルロス・ブーザー

連勝!2勝1敗となりました!今日は立ち上がりが最悪で序盤17-5と大きくビハインド。しかしそこから猛反撃で第1Q終わってみれば19-17でブルズリード。ロペスが2ファウルで下がったのが大きかったのか、まったくネッツに得点を許しませんでした。

第2Q以降はタージの強烈ダンクなどもあり一気にブルズペースに。最初調子悪かったブーザーが調子を取り戻しオフェンス力を発揮。デンさんも後半シュートが決まりまくり。一時リードは17点差まで広がりました。

しかし試合終盤今度はブルズが沈黙。まるで得点できずじりじりと追い上げられてしまいました。最後C.J.ワトソンがブザーと共に放ったコーナーからのスリーをエアーボールしてなんとかブルズ勝利。レギュラーシーズン中何度も二桁リードを逆転されて敗戦という流れを見て来ていたのでヒヤヒヤしましたが、よく持ちこたえてくれました。内容はどうあれは今は勝つことが大事。二桁勝利しようが1点差で勝利しようがいまの2勝1敗はかわりませんからね。

今日も先発出場したノアですが、この日は不調。得点は終盤に決めたフリースロー1本のみでした。それでも8リバウンド2ブロックなどハッスルプレイは光っていました。彼がいるいないで他のメンバーの動きが全然かわってくるので、やはりいるにこしたことはないですね。途中代わりに出場していたナジーもまた良い動きをみせてくれました。

このプレイオフ、ノアのガッツ溢れるプレイやデンさんの渋い活躍は当然なのですが、ブーザーとカークがいいですね。ブーザーはブルズにきてからプレイオフで全く活躍してくれないイメージだったので嬉しいです。この日も22得点16リバウンドと大活躍。相変わらず全プレイで「AND ONE!」って叫んでますが(笑)気合い入ってていいと思います。カークも決めるべきとこで決めてくれたり、ウィリアムズへの執拗なディフェンスが確実に相手に影響していますね。

次もホームでの試合、王手にするチャンスです!苦手なデイゲームではありますが、なんとか勝利して3勝1敗でブルックリンに乗り込みたいですね。試合は日本時間で4月28日(日) 3:00AMです。ど深夜ですが皆さん応援しましょう!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Brooklyn Nets (1-2) 17 17 18 24 76
Chicago Bulls (2-1) 19 22 24 14 79
Game Stats

タージ・ギブソン ダンク
Brian Cassella/Chicago Tribune/Getty Images
以下Associated Press記事翻訳
CHICAGO – ゴール近くの全てのプレイはまるで交通事故のようだった。共に無得点の時間帯が続いた。外からのシュートは危険な賭けだった。

この試合はシカゴ・ブルズ以外のチームに取っては酷い試合だった。シカゴにとっては彼らの得意とするタイプだ。

カルロス・ブーザーが22得点16リバウンド、ルオル・デンが21得点10リバウンドの活躍でブルズはブルックリン・ネッツとの第3戦を79-76の勝利で終えた。

ブーザー「勝つ為に必要な事をやった。プレイオフでは色んな方法で勝てないといけないんだ。完璧なものなんてない。」

シカゴは試合最後の5:46の間2本のフリースロー以外シュートを決めることは無かったが、それでも2連勝。現地土曜の午後の試合に勝利して3勝1敗を目指す。

ブルックリンは2試合連続でシュート率35%に終わった。ブルック・ロペスが22得点9リバウンド7ブロック、デロン・ウィリアムズは14本中5本のシュート成功で18得点に終わった。

ウィリアムズ「ボールをウィークサイド(オフェンス中ボールのある反対側)に回しボールを動かしている間は大丈夫なんだ。しかし片方だけに封じ込められたときにてこずっている。ボール打、得点することにてこずっている、相手の思うがままにプレイしてしまっている。」

シカゴは2試合続けて第3Qで主導権を握り、デンがそれを導いた。オールスターフォワードのデンは第3Q最初の4分間で12得点。ジェラルド・ワレス相手に自由自在に得点し続け、ハーフタイムの7点リードを一気に16点にまで広げた。

デン「何分か良い時間帯があったね。もっと良いシュートが打てるはずだって思っていたんだ。何分かわからないけど、7分くらいかな、良い感じだった。あの後家に帰してくれても良かったのに。」

デンは4本のロングジャンパーを決めた後にインサイドへ切り込みワレスのファウルを誘いスリーポイントプレイを獲得。ブーザーがフリースローを付け足し残り7:36で54-38とした。

ブルックリンは試合最後に猛反撃。ロペスが8得点する10-2のランでシカゴのリードを77-74まで削り残り14.4秒。しかしそこからネイト・ロビンソンとジョアキム・ノアがそれぞれフリースローを決め、元ブルズ選手のC.J.ワトソンが終了ブザーと共にガラ空きのスリーを外し終了した。

ワトソン「空いてる事にびっくりして、時間がなくなる前にとにかく打とうと思っていたんだけど外してしまった。」

左足の足底筋膜炎を患っているジョー・ジョンソンは試合前にコルチゾン注射を受け、15得点に終わった。一方右足の足底筋膜炎のノアはフリースローを1本決めたのみだったが、8リバウンド2アシスト2ブロックと他所で活躍。

ジョンソン「試合中は最後の2,3分以外はとてもいい感じだった。最後に少し痛み始めた。それ以外は大丈夫だった。」

ネッツは第1戦で圧勝したものの、第2戦では第3Qに11得点しかできず90-82で敗戦。ブルズにホームコートアドバンテージを明け渡してしまった。ジョンソンがプレイするかは試合直前に先発が発表するまで不明だったが、P.J.カーリシモHCはそれよりもブルックリンが序盤から積極的に走る展開を作れる事に集中していた。

序盤はそれこそうまくいっていたが、ネッツがオフェンスでつまづきブルズが攻守共にリズムを取り戻してからは崩壊した。

トム・シボドーHC「開始から良いように食って掛かられた。だから穴からなんとか抜け出す必要があった。それが出来てからは、第2Q、第3Qは全体的に良いプレイが出来たと思う。」

ウィリアムズは開始から8得点し、第2戦での自身の得点と早くも並びブルックリンは第1Q残り6:25で17-5と大きくリード。しかしそこから6分半ネッツは得点することが出来ず26本中25本のシュートを外している間にシカゴに逆転された。

ハインリックがレイアップ、マルコ・ベリネリが2本フリースロー、ブーザーがジャンプシュートを決め28-4のランで前半残り5分で33-21とブルズがリード。しかし最大のハイライトはロビンソンとタージ・ギブソンによるピック&ロールで、ギブソンがクリス・ハンフリーズの上からポスターになりそうな強烈なダンクを決めた。

カーリシモHC「試合をしっかりと終えるのが厳しい状態だ。インサイドで得点することにてこずっている。ペイント内で得点出来なければ勝つことはできない。」

Game Notes

  • ブルックリンはこの試合のスリー成功数が21本中5本で、今シリーズ中は56本中15本。
  • ブルズはプレイオフのスローガンである「See Red」にちなんで観客に赤いフラッシュライトのついたキーチェインを配り、先発発表の際に無数の赤い点がコート上を照らした。
  • ネッツは2007年4月21日にトロントで96-91の勝利をあげていらいアウェイでプレイオフ戦を勝ったことがない。
  • 1990年代にブルズ6度の優勝に貢献した殿堂入り選手のスコッティー・ピッペンが前半スクリーンに映し出された際に、大きな歓声が巻き起こった。

6 コメント

  1. 出だし、終盤を除けば今年一番の出来だったと個人的には思います。全員で必死に守る姿に心うたれました。
    3Qのデンさんの連続ポイントからのウォーレスを振りきっての3Pには思わずガッツポーズでした
    この調子で1回戦突破といきましょう

    • soutaさん、コメントありがとうございます。
      ほんと第1Q終盤からのブルズは完璧でしたね。
      ディフェンスが素晴らしかった。
      デンさんのアンクルブレーカーからのスリーはうはっ(笑)ってなりました

  2. 昨年は悔しい思いをしたので、今年こそは一回戦を突破しヒートを破って欲しいですね。

  3. 前回よりさらに10点減らしたディフェンスは見事だったんですが、
    フリースローだけは唯一注文をつけたいですね!
    シュート入らなくても24秒取られても我慢できるんですが、
    フリースローは決めていこうよ!よ^^;
    結果論ですが、あと1本決めておけば最後だってセーフティーリードだったのに。。。
    次を勝たないとホームコートアドバンテージを戻されてしまうので、
    なんとしてでも勝ちたいですね!

    • 角砂糖さん、コメントありがとうございます。
      フリースローはシーズン終盤からずっと課題ですね。
      去年はこれで負けたイメージがあるので、なんとか改善してもらいたいですね。

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