モハメッドはおそらくヒートとの第3戦でレブロン・ジェームズを突き飛ばした事だけが今後印象に残ってしまうと思いますが、シーズン終盤の活躍はブルズにとって非常に大事なものでした。
オフシーズンに彼と契約した際は、年齢も数年前のカート・トーマスのような立ち位置になるだろうとあまり期待していませんでした。しかしプレシーズンでなぜか大活躍。それでちょっと期待してしまったのですが、シーズンが開幕してから数ヶ月間はほとんどプレイする事もなく、プレイした時はダンクを何度も外したりと誰もが「これは使えそうにない」と思うような内容でした。
しかしシーズン中盤、ノアを始めとしたフロントコート陣に怪我が出始めてからまとまった出場時間を得ることとなり、徐々に調子をあげていき最終的には重要なバックアップセンターとしての役割を果たし続けてくれました。ブルックリンとの3OTでの勝利は終盤ノア等がファウルアウトしてから、重要な得点を決めたりもしていました。何度かナジー!!と叫ぶ事もありましたから活躍に重要な選手になってくれていましたね。
ナジーはシカゴ出身の選手でもあり、今季ブルズでプレイ出来る事をとても喜んでいました。来シーズン再契約となるかは今の所未定です。ブルズとしては若い控えセンターが欲しい所ですが、オフにそこをあまり補強出来なかった場合ナジーとの再契約もあり得るかもしれません。ドラフトでセンターを指名しナジーにベテランとしてリーグのいろはを伝えるために残ってもらうというのも有りかもしれませんね。
※以下ESPN記事翻訳です。僕の意見ではありません。
シーズン総評
モハメッドは最初の3ヶ月はほとんどプレイする事は無かったが、シーズン終盤からプレイオフにかけてトム・シボドーHCのローテーションに居場所を見つける事ができた。
シーズン・ハイライト
数字的には4月12日のトロント・ラプターズへの敗戦で16得点13リバウンドの活躍をみせた。しかし最も試合に影響したのはトリプルオーバータイムまでもつれたブルックリン・ネッツとの第4戦で、19分間の出場で9得点6リバウンドした。
シーズン・ローライト
モハメッドの最も印象に残っている瞬間が彼のローライトでもある。東カンファレンス準決勝の第3戦でレブロン・ジェームズを突き飛ばし退場処分となった。
一言メモ
モハメッドは2010-2011シーズンにカート・トーマスがやった役目を見事に埋めた。数ヶ月ほとんどプレイする事が無い中でも常に準備をし続け、メディアに対してプレイできない事の不満を漏らすこともなかった。ブルズは昨シーズンのベンチモブからはオマー・アシックの不在が最も影響したのは確かで、今でもそれは同じだ。しかしモハメッドは限られた時間の中で全てを出し、シーズン終盤ブルズは彼から期待していた活躍は充分に得ることが出来たと言えるだろう。
コメント
ヒートとの第3戦で退場処分を受けた後
モハメッド「全てがもの凄い早さで展開していたため何が起こるかわからない状況だった、そして衝動的に動いてしまった。誰かに押し倒される時は、それに対して衝動的に対抗しようとなる。時にはその衝動を抑えて正しい行動を取る必要がある。今日はもっと自分のチームを助けられるはずだったから、自分を抑える事ができないのが非常に残念だった。」
これから
ブルズはジョアキム・ノアのバックアップとしてもう少し若い人材を求めているため、モハメッドとの再契約はなさそうだ。
最終評価
レギュラー・シーズン:C|プレイオフ:C
元記事:Bulls player review: Nazr Mohammed|By Nick Friedell
以前はアイバーソンが好きだったので、
フィラデルフィアで一緒にプレーしていた若かりし頃のナジーを覚えています。
今でも活躍してくれているのは嬉しいです。
ノアのバックアップには若いセンターが欲しいですが、
第3センターとして残すのはありですよね。
ベンチのみんなとも仲良さそうですし、
いざという時にいてくれると心強い選手ですよね。
ろっくさん、コメントありがとうございます。
懐かしいですねーシクサーズ時代のナジー。僕はスパーズの時のイメージが強いです。
第3センターとしていてくれるのありですよね。若手に良い影響をあたえそう。
ブルズの一員になりたい、シカゴでプレイしたいと思ってくれる選手はとても大事だと思います。
レブロンを突き飛ばしたのは余計なことでしたよね。ただ個人的にはこういった乱闘まがいの事もスポーツの魅力の1つだと思ってます。決してほめられた行為ではありませんが、コートの外にまで問題を持ち出さなければアリだと思います。まあやらないに越したことはないんですがねw
とにかくブルズにとって貴重なバックアップセンターになってくれました。ネッツ戦のオーバータイムでまさかの大活躍、あの場面には思わず叫んでしまいました。
ペイサーズやってくれましたね!敵地でこの1勝は大きいです。GJ!
しかしヒートは素晴らしいですね!まさか格闘家でもあれだけバスケがプレイできるとは思ってませんでしたよ(棒
言っちゃ悪いがモハメドなんていう3流プレイヤーの不必要なラフプレーでリーグのスーパスターに怪我でもされたらどうするんだろうね
今回のブルズの健闘は認めるけど27連勝最後のヒートとの戦いでも思ったけど本当にディフェンスが荒い
抱きつき,エルボーなんでもありだったよね
他にもグリズリズやインディアナもいいディフェンスするけどここまで荒くはない
バスケットは格闘技じゃないからね
jqさん、コメントありがとうございます。
僕はあまりその論理には賛成できませんね。だったらスター選手が「3流プレイヤー」を不必要なラフプレイで怪我させるのは良いのか、とかスター選手が他のスター選手に怪我させる分には良いのかっていう不毛な議論になります。
僕の主張としてラフ/フィジカルプレイとダーティープレイは別物です。ブルズのディフェンスはフィジカルだしハードファウルが多いのは認めますが決してダーティーでは無いと思っています。あとプレイ後の押し合いみたいなのも別物です。ナジーのはいらない馬鹿な出来事だったと思っています。本人もそう言っていますし、反省していました。
エルボーはどちらかというとヒートのほうがやってるイメージですよ。バードマンやバティエや昨日のウェイドしかり。
抱きつきファウルも相手を怪我させずに確実に止める常套手段です。逆にレブロンのよくやる肩を落としてつっこんでくるドライブを抱きつかずに毎回チャージとりにいったとしたらそれこそ守備側に怪我人が出て、そういうドライブは禁止という流れになりかねないんじゃないでしょうか。それだとバスケの面白みも減ってしまいます。ある程度の削り合いはあってこそのNBAなのではと思っています。これこそ古い考え方だと言われるかもしれませんが。
私はレブロンがスクリーンに来たブーザーにおもいっきし狙ってぶちかましたショルダーチャージを忘れませんw
去年のMIA vs BOSのプレーオフでウェイドがロンドを突き飛ばしたショルダーチャージも忘れませんw
かぼすさん、コメントありがとうございます。
まあいらないごちゃごちゃでしたよね。ただああいうのもスポーツの一部だなというのは同意見です。プロ野球の乱闘とかもよく好プレー珍プレーでとりあげられてますもんねw
殴り合いとかはさすがにNGですがああいう敵対心溢れる感じは嫌いじゃないです。最近の試合前試合後の相手チームとのなあなあな感じはあんまり好きじゃないんですよね。考え方が古いのかもしれませんが。
ペイサーズはほんとぐっじょぶです!
こんにちは。ここにも、いろいろな方が来るようになりましたね。良きにつけ、悪きにつけ、いいことかとも思います。
ナジー、終盤、頑張ってくれたと思います。いいところは、フリースローをきちんと決めることができると思います。ネッツとのOTに決着をつけたのは、ナジーのリバウンドプレーですね。監督の評価次第でしょうが、私がGMだったら何らかの形で残ってもらいます。
レブロンとの一件については(どうやらレブロンファンの方が投稿されているようですが)、私は逆に評価しています。あの原因を作り、ファールしたのはどなたでしょうかね?
まだ、言いたいことは、ありますがサイトの管理者のBFiJさんの迷惑がかかると失礼ですので、慎みます。
*グリズリーズ、負けてしまいましたね。またもダンカンでしたね。延長になってからは、スパーズの方が、元気で、グリズリーズは「ガス欠」の感じでした。できれば、その前にけりをつけたかったのですね。これで、スパーズ、FINALにかなり近づきましたね。
komohisaさん、コメントありがとうございます。
色々とコメントでにぎわえるのは個人的にとても嬉しいですよ!
ナジーはシーズン終盤本当に安定していましたよね。とても重要な戦力でした。
スパーズは強いですね。本当に良いチームだなと思います。どの試合も接戦なので3勝0敗という数字ほど偏ったシリーズでは無いと思っているので第4戦もとても楽しみです。
[…] ナジー・モハメッド|2012-2013総評 […]