非常に残念な活躍に終わったクックでした。シーズン中盤に契約した際は、少ない出場ながらもスリー不足のチームの助けになってくれるのではないかと少し期待したのですが、蓋をあけてみればさっぱりでした。
1月にブルズと契約してから出場した試合は33試合、決めたスリーの数はわずか61本中15本の24.6%でした。よほど怪我でロスターが薄くなっているか、相当なガーベッジタイムになっていない限りまとまった時間を得ることはなく、プレイオフでもシュート10本中1本のみと散々な結果に。
昔はロールプレイヤーとしては良い選手というイメージがあったのですが、今シーズンですっかりそのイメージは崩れさってしまいました。おそらくリーグ全体もそういう感じだと思うので、来シーズンのプレイ先を見つけるのはなかなか大変になるのではないでしょうか。とにかくスリーがまだ打てる事をどうにしかして証明しない限りは難しいと思います。
ブルズとしてはスリーを打てる選手をまた探さないといけません。ジミーのスリーが良くなってきたのはありますが、別でスリーのスペシャリストがいるにはこした事無いですからね。コーバーがまたブルズでプレイしたいと述べていたので、それが実現すると最高なのですが、契約の価格次第でしょうね。
※以下ESPN記事翻訳です。僕の意見ではありません。
シーズン総評
シーズン中盤に契約したクックだが、あまりプレイする事は無くほとんどブルズに影響を与えることはなかった。ヒューストンに在籍した期間も含めて今シーズンのスリーからのシュート率はわずか28.6%に終わった。
シーズン・ハイライト
2月7日のデンバー・ナゲッツ戦、クックはブルズが後半にボロ負けする中19得点4リバウンドの活躍をみせた。
シーズン・ローライト
東カンファレンス準決勝のマイアミとの第2戦でクックは23分近く出場したものの、6本全てのシュートを外し2ターンオーバー犯した。
一言メモ
クックはプレイオフでもあまり出場する事はなかったが、1週間ほどの間トム・シボドーHCのローテーションでリチャード・ハミルトンより先に位置していた。ハミルトンではなくクックを起用したシボドーHCの決断は、プレイオフ終盤に疑問視され、オフ中も問われることになるだろう。
コメント
1月|ブルズと契約した事をうけて
クック「このリーグで若くしてトップシューターの一人と認識されている事を非常に誇りに思っている。良い事だと思う。しかしそこで終わる訳にはいかない。シュートだけではなく他の事も出来る事でこそコートでプレイできるようになる。」
これから
クックは恐らく他のチームのロスターでしがみつける場所を探す事になるだろう。彼がブルズの求めていたスリーからの脅威となる事はなかった。ブルズはこのポジションを適正価格内で収まるのであれば、カイル・コーバーと契約したいだろう。
最終評価
レギュラー・シーズン:D|プレイオフ:D
元記事:Bulls player review: Daequan Cook|By Nick Friedell
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クックは残念でしたね。
丁度リップが難しくなって、ジミーが覚醒前でしたから、
長距離砲として期待していたんですが、その才能の片鱗を見せられず終いでしたね。
ディフェンダーとしても優れているので、それなりに出場できる時間はあったのですが。
アウトサイドのスペシャリストは欲しいですね。
ベリネリにその役割を期待していましたが、
どちらかというとゲームコントロールとクラッチシューターとして活躍してくれた分、
ピュアシューターとしてはコーバー程のインパクトはありませんでしたからね。
ジミーをスタメン2番起用となると、ベンチの3番は空席なので、
コーバー再獲得はありですね。
ろっくさん、コメントありがとうございます。
クック昔はなんか良い選手な印象だったんですけどね。
ほとんど出場時間も得られず、出ても決まらずで涙目な感じでした。
やはり1人はスリーのスペシャリストが欲しいのでここはなんとかして埋めたい穴ですね。
クックはブルズにくる前どのチームにいた選手なのでしょうか?
管理人さんは現在のNBA選手の中でコーバー以外のシューターでこいつがブルズにきてほしいって選手はいますか?
ドッグさん、コメントありがとうございます。
昨シーズンまではOKCに2年いました。
ハーデンのトレードで今季頭はヒューストンにいました。
ただ一番多くの人の印象に残ってるのはドラフトされたマイアミにいた頃だと思います。
誰がいいですかねー、まだあまり調べられていないのですが契約できそうな面子のリストとしてレアンドロ・バルボサ、マット・バーンズ、チェイス・バディンガー等の名前があがっていますね。