ネイト・ロビンソン|2012-2013総評

ネイト・ロビンソン|2012-2013総評

ネイトは語りたい事が多すぎて考えがまとまる気がしません。何度も何度もチームを救ってくれました。それと同じくらい何度も何度もイライラさせられました(笑)。Good Nate, Bad Nate. シーズンを通してこう言われていましたね。良いネイトの時はシュートを決め続け、その活躍でチームを牽引。悪いネイトの時はありえないシュートを打ちまくりオフェンスの流れを殺し、無理してターンオーバーを連発。

今シーズンのブルズは彼の活躍次第で勝敗が決まる試合がとても多かったです。

そんなジェットコースターの様なシーズンでしたが、天秤にかけてみると良い所のほうが勝っている。そういう感じだったと思います。チームの規律やオフェンスの流れを大事にするシボドーHCが我慢してネイトを使い続けたのも、それが理由だと語っていました。

ネッツとの第4戦の活躍は今後もずっと語り継がれることでしょう。それほど凄まじい試合でした。

記事下に関連記事をまとめていましたが、どの選手よりも動画が多いのが色々物語っていますね。そして彼は大のジョーダンファン、そしてブルズファン。ブルズでプレイ出来ることを心底喜んでいるのがよくわかりました。こういうのって結構大事ですよね。同じファンとしてとても嬉しい。

今シーズンは契約を勝ち取ることさえ難しかったネイトですが、来シーズンは多くのチームが高額の複数年契約を提示してくるでしょう。ブルズがそれに勝てる契約を提示できることはかなり厳しく、来シーズンの再契約はなかなか難しいと思いますが、もしかしたらまたプレイしてくれるという希望を持ってオフシーズンを見守りたいです。

※以下ESPN記事翻訳です。僕の意見ではありません。

年齢:28|2012-13年棒:$854,389 |シーズン平均:13.1得点4.4アシスト

シーズン総評
シーズン序盤は完全に保証された契約すらかわせていなかった事を考えると、今シーズンのロビンソンの活躍はブルズにとってはこれ以上良くはならないのじゃないかというほどの物だった。ベンチから抜群の得点力を発揮し、カーク・ハインリックが怪我で離脱する度に見事に穴を埋めた。プレイオフではデリック・ローズの役目を果たした。自らシュートを作り出すことが出来、何度かブルズを勝利へと導いた。乱雑なシュートセレクションでトム・シボドーを何度も苛立たせたが、彼の活躍なくしては第2ラウンドまで進む事は出来なかった事をブルズは理解しているだろう。

シーズン・ハイライト
ブルックリン・ネッツとの第1ラウンド第4戦、ロビンソンは第4Qの23得点を含む34得点でブルズを勝利へと導いた。この活躍は今後ブルズのプレイオフ伝説として語り継がれることになるだろう。

シーズン・ローライト
マイアミ・ヒートとの東カンファレンス準決勝第4戦、左肩の怪我をおしながらプレイしたもののロビンソンは12本全てのシュートを外した。

一言メモ
ロビンソンはプレイオフ後に来年もブルズでプレイしたいと認めていたが、複数年契約で高騰化した彼の価値に対してブルズが支払えるかは難しいところで、あまり現実的ではない。

コメント
ネッツとの第4戦後

ロビンソン「つねに自分はオン・ファイヤーだと思っているんだ、懐かしのゲームNBA Jamみたいにね。何本か連続でシュートを決めるとリングに火がつくんだ。ボールを打つとボールにも火がつく。そう感じる時があるんだ、いやいつもだ。試合に出ている時はとにかく自信をもってプレイしている。自分に嘘をつく感じでミスなんてしようがないと思い込むんだ。」

これから
ローズが復帰しハインリックとティーグの契約が残っている為、ヒートとの第5戦後のロビンソンは自分がブルズに戻れない可能性が高い事を理解しているかのようだった。しかし1シーズンで確実にブルズに強烈な印象を残した。

最終評価
レギュラー・シーズン:B|プレイオフ:B

元記事:Bulls player review: Nate Robinson|By Nick Friedell

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16 コメント

  1. 毎日更新楽しみに見てます!
    ネイトは賛否両論ありますが私は大好きな選手です。ネッツ戦の大活躍には興奮しました。
    レブロン相手のブロックも熱かったです!
    何センチ飛ぶんや!っていうくらいのジャンプ力!!あと、ギブソンとの体当たりみたいなハイタッチ?(笑)仲良さげで見るのが好きでした。
    来季もブルズにいてくれたらと思いますが、移籍しても応援したい選手です!

    • りょうくんさん、コメントありがとうございます。
      レブロンへのブロック最高でしたね!あのジャンプ力や超人並の運動神経はものすごいですよね。性格もあんな感じなのでチームメートとも楽しそうでしたよね。
      今後も応援した選手です!

  2. 正直、監督は、使いづらい選手だろうなと。大好きな選手ですが。来シーズン、シーズン通して、二番手三番手のプレイタイムで、本人が納得するのか、また、限られた時間で活躍出来るかどうか、そこをクリアできるならもう一年みたい選手です。

    • スバルさん、コメントありがとうございます。
      監督は使いづらいと思いますよw シボドーの頭が更に薄く…。
      しかしシーズンが進むにつれネイトの投入ポイントや下げどころなどを掴み始めていた感じがしましたね。

  3. ネイトには今年一番一喜一憂した気がしますねw
    去年のルーカスの上位互換みたいな存在でした。
    予想外のアクシデントのせいで出場時間が増えましたが、
    見事に自身の良さを発揮してくれたと思います。
    欠点も多いので使いづらい選手ではありますが、
    ブルズの一番の弱点である得点力を補ってくれたのは大きかったですね。
    ネッツ戦でのオンファイアはずっと覚えていると思います。
    今後については、ネイト本人が一番良いと思う選択をして欲しいですね。
    使える時間は少なくなってしまうと思いますが、
    ネイトかマルコのどちらかには残って欲しいですよね。

    • ろっくさん、コメントありがとうございます。
      去年のルーカスのようなベンチからの得点力を期待しての契約でしたが、完全にそれ以上の活躍をみせてくれましたね。正に上位互換。
      欠点も多いのですが、良い所がそれを上回っているので使わざるをえないといった感じでしたね。本来ならシボドーHCが最も使わなそうな選手ですからね。
      今後は本人的にはブルズに残ることが第1希望ですが、駄目ならニックスに戻るというのも有力な選択肢みたいです。

  4. 彼のプレイをドキドキしながら観るのが大好きです。プレイスタイルは違いますがキングス時代のジェイソン・ウィリアムスを観てるようで^^(彼もターンオーバー多かったなあ・・)
    ぜひとも残留希望ですね。

    ところで、BFiJさん、彼の背番号「2」の由来、ご存知でしたら教えていただきたいです。毎度すみません。

    • トモさん、コメントありがとうございます。
      ほんと彼のプレイはドキドキもんですねw

      背番号は2は自分がスポーツで初めてつけた番号だからこれにしたみたいです。若い頃にファンだったNFLのディオン・サンダーズ選手の番号だからだって言ってましたね。

  5. 今シーズンは、確かにネイトの活躍がブルズの勝敗を左右してたことが多かったですね。
    ディフェンスは穴になる事が多かったですが、ネイトはなんと言ってもオフェンス力が素晴らしいです。一本シュートが入ると、後はオートマチック!スパスパ決めだすんですが、逆にその一本を決められないと全く評価出来ないんですね彼は…おっしゃる通り、そうゆう時は、早打ちに磨きがかかりイライラしてました自分も(笑)
    でも、ノリ始めると手がつけられなくなり会場も盛り上がるので、良いムードメーカーであり、ブルズの起爆剤でしたね。後は、怪我無く全試合出場した事は、彼の評価を大きく上げたと思います。
    恐らく、ブルズと再契約は難しいと思いますが、他チームに移籍してもネイトを応援しますよ!
    個人的に、セットオフェンス重視じゃないチームの方が彼は向いてると思いますけどね。

    • Hide-Miさん、コメントありがとうございます。
      ほんと良くも悪くもって感じでしたね。入らない時は入るまでひたすら打ち続けますからねネイト。シューターなので決めないと乗れないってのはわかりますが、チームのオフェンスの流れまでぶった切るのでシボドーがよくぶち切れていましたw
      逆に入ってると決め続けるので文句も言えなくなる。難しい選手ですw

  6. こんばんは。ロビンソン、一番、いい彼の起用法は、1月にヒートとマイアミで対戦したときのような起用の仕方がベストだと私は思います。
    しかし、こんないい選手、どうして今まで日の目を見てこなかったのか?不思議でなりません。それも、当初、期限付き契約の選手だったことを知り、驚きました。
    身長差を補ってあまりある、身体能力、シュート力、機動力を十分に発揮してくれたと思います。当然、契約は、かなりアップしないと困難とも思いますが、ベリネリ同様、残って欲しいですね(願望)。

    • komohisaさん、コメントありがとうございます。
      決して日の目を見てこなかった訳ではないですよ!スラムダンクチャンピオンに3度も輝いていますし、ニックス時代は平均二桁得点と活躍していました。その後ダントーニHCとこじれてトレードに出されてから複数チームを転々としています。彼が活躍出来るシステムっていうのが限られているのだと思います。
      シボドーHCはそういう意味でも彼を本当にうまく起用したなと思います。

      • そうだったんですか!?確か、ダンクのコンテストのことは、調べて少しは知っていたのですが、恥ずかしながら、私自身、ほとんど、「浦島太郎」の状況で、2シーズン前から少しづつ観はじめたので、知らなかったのです。
        どの世界でも、それなりに実績があっても厳しいものですね。また、BFiJ様の記事遡って、読んで、リーグパスを買って観て、ようやくといった感があります。
        >>ダントーニHC=レイカーズのHCの方でよね!?こうしてみると、ロビンソン、復活といった方が、良さそうですね。無知を恥じるばかりです。

        • komohisaさん、いやいや無知は恥じるものではないですよ!
          気になった選手をさかのぼって調べたりするのもNBAの楽しいところですからね。

          ダントーニHCはサンズのHCとしてまず名を挙げて、その後ニックスのHCに就任したのですが期待していたような成績は残せず株を落とした感じです。

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