先日のキャブス戦で右ハムストリング筋を痛めたローズは欠場、代わりにカークが先発しました。そしてカークがうまい事をチームをコントロールしてくれたのと、ブルズらしいえげつないディフェンスでしっかりと勝利をつかみ取りました。今シーズンアウェイ初勝利。
先発全員二桁得点と、とてもバランスのとれたオフェンスで良かったです。ノアが18得点9リバウンドと、調子を取り戻したなという感じの動きだったのも好材料。スリーが全く当たってなかったデンさんも4本中2本決めるなどまずまず。
第3Q途中からデローザン(37得点)に火がついてバシバシ決められていましたが、それ以外では今シーズンベストな守備内容だったのではないでしょうか。相手のシュートチャンスをことごとく潰している感じで、ラプターズにとっては非常に息苦しい試合だったのではないかと思います。
ここまであまり調子の上がらないジミーは、髪の毛をばっさりと切って心機一転。序盤はまだ躊躇した感じのプレイが続いていましたが、後半スリーを決めてから良い動きが増えていたように思います。頑張れジミー。
ローズ抜きで戦い抜いた昨シーズンの経験がこういう試合で生きてくるなーという内容でした。
次はペイサーズとのリベンジです!今シーズン初の連戦となります。ローズが出場出来るかはおそらく当日判断となりそうですね。連勝ストッパーのブルズとしては是非今シーズン無敗のライバルを倒したい!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (4-3) | 27 | 18 | 29 | 22 | 96 |
Toronto Raptors (4-6) | 16 | 15 | 23 | 26 | 80 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
しかしもしチームのスターポイントガードで次戦も欠場となると、より厳しい戦いとなるだろう。
ルオル・デンが19得点、ジョアキム・ノアがシーズンハイの18得点の活躍でローズの穴を埋めラプターズに96-80で今シーズンアウェイで初勝利をあげた。
ノアはシュート10本中7本、フリースローを4本全て決めた。他にも9リバウンドと3アシストを記録した。
カルロス・ブーザー「彼は今夜素晴らしかったね。試合開始から積極的で中に攻め込んでいた。リズムを取り戻しつつあってどんどん良くなっている。」
デンも9リバウンドし、シカゴはこれで3連勝。ローズの代わりに先発したカーク・ハインリックは12得点し、アウェイでの成績を1勝3敗に改善した。
トム・シボドーHC「カークがチームを上手くコントロールしてくれたのでとてもバランスのとれた攻撃が出来た。デリックがいない時は決まったプレイの仕方をしなければならず、全員の貢献が必要なんだ。」
ブーザーはチームがカークに対して「究極の信頼」を寄せているとコメント。
ブーザー「彼は過小評価されている。チームをとても上手く指揮してくれるんだ、正しいセットにはめてくれる。第3Q、4Qには重要なシュートも決めてくれたね。」
2011年のMVPであるローズは月曜に行われたホームでのクリーブランドへの勝利で第4Q途中に右ハムストリングを怪我し離脱。明日ホームで行われるインディアナ戦の前に再検査する予定だ。
シボドーHC「(この勝利で)あまり調子に乗るわけにはいかない、インディアナがとても良いチームな事はわかっているからね。明日の夜はかなりタフなプレイをしないといけない。」
ハインリックは11月6日に97-80で敗戦を喫したペイサーズと再戦するのを楽しみにしていると語った。
ハインリック「良いテストになるはずだ。今リーグで誰よりも良い試合をしているチームだからね。」
ブルズ(4勝3敗)はこの日一度もリードされる事無く、トロントとのここ3戦で1勝目をあげた。ブルズは勝利した4試合で対戦相手を81点以下に押さえ込んでいる。
ブーザーとジミー・バトラーがそれぞれ14得点したシカゴは、5年ぶりとなるアウェイ4連敗を回避した。ブルズはここまでフィラデルフィア、マイアミ、インディアナにアウェイで敗戦していた。
ブーザー「アウェイでの良い勝利だった。」
デマー・デローザンはキャリハイタイとなる37得点、ルディー・ゲイは20得点9リバウンドの活躍を見せたが、ラプターズは7戦で5敗目。他に二桁得点したトロントの選手はいなかった。
デローザンの活躍でさえラプターズのドウェイン・ケイシーHCの苛立ちを和らげる事はできなかった。
ケイシー「今夜良かったことは何もない。酷かった。」
デローザンは後半13本中10本のシュートを決め、キャリアハイまで後1本という4本のスリーを決めた。
シボドーHC「デローザンが決めたいくつかのシュート、守備はしっかり出来ている物だった。火がついて良いシュートを何本も決めていた。」
第1Qにデンが9得点、ブーザーが8得点しシカゴは27-16とリード。ラプターズは22本中6本しかシュートが決められなかった。
トロントのシュートは第2Qに更に酷くなり、21本中5本しか決まらず。タージ・ギブソンが6得点したシカゴは45-31でハーフタイムを迎えた。
後半開始からハインリック、デン、バトラーがそれぞれスリーを決め15-4のランで60-35とリードを広げた。シカゴは第3Q終了時点で74-54とリードしていた。
Game Notes
- トロントはこの試合を始めに7戦中6試合をホームで行う。ラプターズはこの日までにクリーブランドとワシントンと並ぶリーグ最多のアウェイ6試合を行っていた。
- ブルズはリバウンド戦で48-43と勝利。
- 土曜のインディアナ戦はブルズにとって今シーズン初の連戦となる。
今シーズン初コメントです!
今季もよろしくおねがいします。
ローズなしでも相変わらずDFは良さそうですね!
インディアナが抜けてますが、イーストは
毎年5割でもOKなんで、今のうちに改善点出しといて、最後に調子あげて3,4位でプレーオフ進出でマイアミと共に葬ってやりましょう!笑
ハインリッヒ4世さん、コメントありがとうございます。
今シーズンもよろしくお願いします!
今日はディフェンス良かったですねー。
明日のインディアナ戦でも今日レベルで出来る事を着たいします!
レギュラーシーズンは色んな粗を出して修正していく事に使えればいいなと思っています!プレイオフでしっかりとマイアミ達をやっつけてやりましょー!
相変らずカークがPGだと、しっかりとしたハーフコート・オフェンスでパスも廻るし
バランスとリズムもよくなりますね。
ローズのハイテンポ・ゲームがキャバリアーズ戦でやっとマッチしてきただけに、残念です。
ローズ&カークの高度なチェンジオブペースは絶対に強力なストロング・ポイントになると思うだけに
更に熟成させて行って欲しいですね!
ブルズが誇るリバウンド・マシーン達もコンディションさえ良ければ、これくらい当たり前の様に
爆発してくれて頼もしい存在ですね! 全員のコンディションが揃った時こそ
ブルズの猛チャージが始まる予感がします!
T-コッチさん、コメントありがとうございます。
カークのハーフコートオフェンスいいですよね。これがローズの速いペースと混ざり合ってくれるとかなり強いと思うんです。そこが成熟するのに期待!
徐々にかみ合ってきてると思うので爆発してもらいましょう!!
ローズが欠場した事で、チームが有効にパスを廻し結果的にとてもバランスの良いゲームとなったことが皮肉というか何というか。とにかく良いゲームでした。ペイサーズ戦での好結果にも繋がりましたし。
ブルズファンである事を差し引いても、今のブルズはとても不思議な魅力を持ったチームだと見ています。スター選手を集めて勝つ一点突破のチームではなく、全ての選手がとても複雑な役割を与えられていて、その歯車が全て噛み合った時本当に強くて美しい、相手にしてみたら最悪のチームになろうとしているように見えます。
ラプターズには、記憶では確か先シーズンにこっぴどく負けたか、勝ってもかなりの苦戦だったか、そんなゲームを行った記憶があります。その試合ではロウリーがコート上の誰よりも速く、ネイトでさえスピードで置いていかれていて「こんなすごい選手がいたのか」と思ったものでした。その後トレードがあり主力選手が変わりましたが、今日のゲームを観る限りチームとしてもいまだまとまっていない印象です。トレード前のチームで修練していったらかなり面白いチームになっていたのかなーなんてしみじみしていました。
ローズがいない間に作り上げたものがここで出たっていう試合でしたね。
ここにローズの個人技がうまくはまってくれると相当良いチームになると思っているのですが、まだそこに到達するのは先が長そうですね。
でもこのスターだけに頼るのではないスタイルは本当に好きです。
ラプターズにはおっしゃる通り昨年3試合中2敗してたんですよね。その内の1勝も延長の末の勝利。なぜか苦戦するんですよね昔から。
72勝したシーズンも1敗はラプターズでした(苦笑)。