なんとも見るに耐えない試合でした。しかし勝利は勝利、こういう試合も必ずあるのでそこで負けずになんとか勝利を摑み取る事も大事です。
この日はとにかくシュートが全く入りませんでした。序盤こそはローズがスリーを、ジミーも2本スリーを決めシュートいけるか!と期待したのですが、その後ぱったりと。10分近くシュートが一本も入らずずっとフリースローで得点し続けるという時間帯までありました。幸い相手もあまり当たっておらず、おまけにフリースローも外しまくってくれたのでなんとか勝つ事ができました。
終盤なかなか点差が開かない時に、デンさんががっつりとスリーを決めてくれたのがこの試合の決めてとなりました。相変わらず良い仕事をしてくれます。リバウンド取ってくれ!って時にはだいたいデンさんが取ってくれてました。
ペイサーズ戦でシュート好調だったローズですが、この日はいまいちでしたね。終盤フローターやレイアップを決めるシーンがあったのでなんとか盛り返してくれた感じです。大事な時に決めてくれるのは自信にもつながるので、なんとかこういうのを積み重ねて調子を取り戻してもらいたいですね。
ジミーが途中右足親指の怪我でロッカーに下がってしまい、とても心配だったのですがゲーム終盤に戻って来てプレイしていました。これから6戦連続アウェイで、それにも帯同すると試合後にコメントしていたので大事にはいたらなかったのでしょう。良かったです。
これで6勝3敗。これからユナイテッド・センターでは毎年恒例のサーカスが行われるためブルズは6戦連続でアウェイが続きます。今年の相手はナゲッツ(ネイト!)、ブレイザーズ、クリッパーズ、ジャズ、ピストンズ、キャブスです。なんとか勝ち越していきたいですね!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Indiana Pacers (5-6) | 21 | 23 | 15 | 22 | 81 |
Chicago Bulls (6-3) | 26 | 14 | 22 | 24 | 86 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
デンが21得点したブルズは、シュート不調を乗り越えながらもシャーロット・ボブキャッツに86-81で勝利し連勝を5に伸ばした。
トム・シボドーHC「選手達に、特に第2Qにプレイが雑になるとああいう風にやられてしまうと言ったんだ。相手はディフェンスがとても良い。後半はボールを回す事を前半よりうまく出来たと思う。それは非常に重要な事なんだ。」
シカゴはカルロス・ブーザーが12得点17リバウンドし、2012年2月20日から3月7日までの間に8連勝して以来の長さの連勝中。ジミー・バトラーは14得点し、デリック・ローズは12得点に終わった。
残り27.1秒でデンがスリーを決めブルズは85-81とリードした。その後ボブキャッツのジェラルド・ヘンダーソンがシュートを外し、ローズがフリースローを一本決めシカゴは逃げ切った。
ブルズがフリースローを31本中26本決めたのに対してボブキャッツは16本中8本だった。
スティール・クリフォードHC「全力で戦った。当たり前だが、差はフリースローの数だった。相手はとてもチームで、しっかりと準備が出来ている。フリースローからの得点で18点差もつけられていては駄目だ。それが試合の総評だ。」
土曜日のインディアナ戦での110-94の勝利でキャリアハイとなる6本のスリーを決めたローズは13本中4本しかシュートが決まらなかった。ブルズはチーム全体でも75本中27本(36%)だった。
ローズ「(酷い内容ながらも勝利は)もらっておくよ。」
ジミー・バトラーは試合途中に右足親指を痛め一時離脱したが、試合残り6:35でコートに戻った。
シャーロットはアウェイでの4連勝、ここ4選で3勝目を狙っていたがブルズのシュート不調を逆手にとる事は出来なかった。ボブキャッツは序盤ペイント内での得点を重ねながらも、シュート不調に陥ってしまった。
ボブキャッツはこの日をリーグ最下位のシュート率40.2%で、リーグ28位のスリー率29.3%で迎えていた。この日はペイント内でブルズを38-28と上回りながらもシュート率は36.3%とふるわなかった。
ヘンダーソン「我々は試合を通して必死にプレイできていた。少し立ち上がりが良くなかったけど相手に対して必死にプレイした。しかし終盤守備面でプレイを決める事ができなかった。」
シャーロットはジェフリー・テイラーがキャリアハイとなる20得点、ヘンダーソンが16得点した。ここまで平均90.0失点で3位のブルズと93.6失点で4位のボブキャッツというリーグトップの守備チーム対戦となった。
シボドーHC「相手はとても守備が良い。スティーグは大したコーチだよ。素晴らしい仕事をしている。やっとこのチャンスを掴んで結果を残している事がとても嬉しいよ。」
守備のおかげでシャーロットはチームの得点源抜きでもなんとかくらいつく事が出来た。
ボブキャッツのセンター、アル・ジェファーソンは右足首の骨挫傷で3戦連続欠場。クリフォードHCはジェファーソンが水曜のブルックリン戦でプレイする可能性もあるが、どちらかといえば金曜のフェニックス戦の方が確率が高いと述べた。
ジェファーソンは7月にボブキャッツと3年$40.5mの契約を結び、シャーロットの11試合中3試合に出場し平均15得点8.7リバウンドの数字を残している。
そんな彼を欠きながらもシャーロットはシカゴ相手に最後の1分まで競り続けたが、ブルズを倒す方法を見つけ出す事はできなかった。
デン「長い夏だったんだ。我々はまだあまり一緒にプレイできていない。徐々にリズムが生まれ始めている。オフェンスをもっと良く出来るはずだ。」
Game Notes
- ブルズの次のホーム戦は12月2日に行われるニューオリンズ戦。毎年恒例のサーカストリップでそれまでの6戦は全てアウェイ。
- クリフォードとシボドーは2001-03年までニューヨーク・ニックスで、2003-07年までヒューストン・ロケッツのコーチングスタッフの同僚だ。
- シャーロットは次の6戦中5戦がホームで行われる。
- シカゴ市長のラーム・エマニュエル、元ヒューストン・ロケッツのヤオ・ミン、元ブルズのスコッティー・ピッペン、NBA副コミッショナーのアダム・シルバーが観戦に訪れていた。
こんばんは。確かにひどい試合でした。
ですが、しっかり勝てましたし、
今イースタン3位みたいですね。
開幕当初はどうなるかと思いましたが、
守備が安定してきたってことでいいんですかね?
ニックスやネッツが出遅れているのは
「コミュニケーション力のあるベテランやリーダーがいないためだ!」
みたいな記事を読みましたが、
その点ブルズは頼れるキャプテンと接着剤デンさんがいるし、
チームとしてまとまってるなーと思いました。
Motokiさん、コメントありがとうございます。
勝てば官軍ということで、どんな形でも勝利は勝利なので良し!
開幕当初はいきなり連敗したりと心配でしたが、なんだかんだでしっかり順位をあげてきましたね。よかったよかった。
ネッツにベテランリーダーがいないというのは謎ですね。むしろベテランリーダーしかいないというイメージですw
ブルズはおっしゃる通りそういう心配はいらないチームなので嬉しいですね。ノアやデンさんの様な選手が良いお手本になってくれるので全員頑張らないとっていう良い具合の化学反応をおこしてくれていると思います。
ひどい試合だったかもしれませんが、IND戦の110点に比べれば、ずっとCHIらしい試合だったと思いますw。
きっとCHAに関心を払っていないファンは、CHIがボブ猫ごときに手間取ったとみるかもしれませんが、この苦戦からは今季平均失点4位のCHAの実力が垣間見られたと思います。何故平均失点トップのINDから110点とれて、CHAからは86点しかとれなかったのかは謎ですがw。アルジェファなしでこの戦いぶり、得点源が復帰してきたら同じ結果になるかどうかは未だ知るべからず、です。
シーズン開幕前にお話しした例のアレですが、そちらの更新ペースに合わせて適宜コラムにて公開していただければとおもいます。フォーエバーの兄貴忙しそうで、思ったよりネタがたまりそうもないのでw。
cdcさん、コメントありがとうございます。
確かにこのロースコアはシカゴらしい試合でしたねw
シャーロットは今年結構いいですよね。特に守備が。シボドーもクリフォードHCが守備で成功してることが嬉しいみたいで、しょっちゅうコメント出してる気がします。
アルジェファが戻ってうまくはまれば良さそうですね。困るんですけどね、指名権握ってる我々としてはw
例のやつ、原稿いただいてるのになかなかアップしてなくてすみません。良きタイミングでと思っていたのですがなかなか上げれず。準備が整い次第アップしようと思います、ありがとうございます!フォーエバー兄貴急がしそうですねw
私もcdcさんに同意です。
キャッツ強いです。
ただ、勝ってもらわないと困る相手ですけどね^^;
ブルズはまだまだですね。
ローズはまだ突破口を見いだせていないですよね。
ここ数試合はデン無しでは語れないくらいデンの活躍が大きいですね。
デン自身は去年エースとして徹底マークされていたことを考えると、
今年はローズに注意が向く分のびのびプレーしている気がします。
あと、何よりジミーが心配です。
Rockさん、コメントありがとうございます。
ボブキャッツ良いチームになりそうでしょね。困った。
デンさんの活躍は相変わらずですね。ものすごい安定感。
シュートが当たってないときでも頼もしいってのがすごいです。
ジミーはサーカストリップ帯同しないみたいですね。
しっかり治してもらわねば。。