ここまでわずか1勝だったユタ相手に負けてしまいました。朝ローズの全休が発表され、夜ジャズへの敗戦とブルズにとっては厳しい現実を見つめる一日となってしまいました。
やはり得点力不足なのは明らか。自らシュートをクリエイト出来る選手がほとんどいないので、パス重視のオフェンスを展開せざるを得ません。ローズとジミーの離脱でどのラインナップもほとんど即席なラインナップなのでオフェンスがちぐはぐでした。
第4Qには守備の気迫があがり、相手を封じ込めている間に13-0のランを展開し12点ビハインドから一気に逆転するシーンもありましたが、最後の最後でまた得点力不足に直面し敗れる結果となりました。
ダンリービーがFG1/8だったのがちょっと厳しかったです。決められそうなシュートもいくつかあったのでこの辺は入り始めればまだ期待できるかと。
この日はルーキーのスネルが先発するという、ルーキーをあまり起用しないシボドーではかなり珍しい。むしろシボドー時代では初めてのルーキー先発となりました。キャリア初スリーも決め、良いタイミングでFTもらったりもしていました。彼の成長は今シーズン1つの楽しみになるかもしれませんね。
シボドー初といえば、シボドーがブルズに来てから初めて4連敗してしまいました。この試合で西の連戦は終了、残りのアウェイ戦はピストンズとキャブス。ホームにも近く多くのブルズファンが来てくれると思うので、ぜひまた勝利を掴んでもらいたいです。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | |
---|---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (6-6) | 18 | 14 | 24 | 22 | 5 | 83 |
Utah Jazz (1-14) | 23 | 17 | 24 | 14 | 11 | 89 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ジャズは6月のドラフトでミシガン大出身のAP通信大学最優秀選手を獲得するために2つも第1ラウンド指名権をトレードした。しかし今シーズンはなかなか彼がプレイするの見れていなかった。
この日がバークにとって初めてホームでプレイする試合となった。
バーク「高校や大学と大きな舞台でプレイしてきた経験が、このチャンスの良い準備となった。とにかく終盤自信を持ってプレイしたかったんだ。」
バークは終盤重要なスリーを決め、延長の末ジャズはシカゴに89-83で勝利をあげた。ブルズはデリック・ローズが残りのシーズンを欠場すると発表されてから最初の試合だった。
マーヴィン・ウィリアムズ「彼がミシガン大にいた時に素晴らしいプレイをしているのを見ていたんだ。今夜はプロとしてもっとも長く出場し良い試合をしてくた。」
ウィリアムズはチーム最多の17得点。
今シーズン序盤を指の手術からの復帰で休養し、やっと長時間プレイする機会得たバークはこの日14得点6アシスト。その反面5ターンオーバー犯し17本中5本しかシュートが入らなかったが、終盤もプレイし続けジャズの今シーズン2勝目に大きく貢献した。
バーク「確かに試合の始めは全く良いプレイが出来ていなかった。シュートを外し、空いているチームメイトも見逃していた。」
ジャズは若いポイントガードがミスする事は念頭にいれているが、ここまで忘れたいようなシーズンの中で希望の光となるものが見えたと期待している。
リチャード・ジェファーソン「あの若いのは上手いよ、そしてこれからもっと上手くなる。今は他のルーキー達が何試合かやってリズムが出始めているなか、彼はまだ出場し始めたばかりでその差があるから大変だと思う。」
ジェファーソンは15得点した。
バークはシュートを外しても、攻撃の手を緩める事はなかった。
バーク「コーチに言われたんだ。’間違いは犯すだろう。そこから学べ、そして自信を持ってプレイしろ’ってね。」
カルロス・ブーザーが26得点16リバウンド、ルオル・デンが24得点したブルズは、5日間で4試合目な上にローズを失った事から明らかに疲労を感じさせた。
ジャズはヘイワードがキャリハイとなる12アシストと、延長で最初の7得点に絡み勝利に貢献した。
延長でバークがスリーを決めた後、ヘイワードがジェレミー・エヴァンズのダンクにつながるアリウープパスを投げ残り1:24でスコアを85-78とした。
ヘイワード「シュートスランプ中でね、今はプレイメイカーよりのプレイをしようと心掛けている。」
ジョアキム・ノアが10得点13リバウンドしたブルズは、4連敗でアウェイでの成績を1勝7敗に落とした。
ノア「吹っ切らないと駄目だ。俺等も人間だ。今自分達にプレイにはとても不満だし、周りで起きている事全てが残念だよ。」
78-78の同点で、ヘイワードはショットクロックぎりぎりで16フィート辺りからステップバックシュートを放ったがかろうじてリムに当たる程度だった。自身の24得点中11得点を第4Qで獲得していたデンがその後ジャンプシュートを外し、ブーザーのプットバックもリムから転げ落ち、延長に突入した。
ブルズではローズが唯一自らシュートを作り出す事の出来る選手で、残りの選手達はユタ相手に良いシュートを打たせてもらえずシュート率39%と苦しんだ。
トム・シボドーHC「なんとかして自分達を見つけ出さなければならない。」
金曜に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦の第3Q、ローズは方向転換をする際に足場を崩してしまった。ローズは足をひきずりながらコートを横切り、膝に力をいれらない様子だった。ブレイザーズが得点した後に、タイムアウトと共にベンチに下がった。月曜の朝、断裂した半月板修復の手術を受けた。
昨シーズン、ブルズはローズが左膝の手術から復帰する事を待ち望んだ。チームが他の怪我とも戦いながら45勝しプレイオフ第2ラウンドに進む中、ローズの復帰時期は度々ニュースに取り上げられた。
2012年のプレイオフでトップシードのシカゴはローズが前十字靭帯を断裂し、第1ラウンドでフィラデルフィア相手に姿を消した。
11月8日にシカゴで惨敗していたユタは、この日の勝利でブルズへの連敗を6で止めた。
ジャズはチーム2位のスコアラーとリバウンダーのイーネス・カンターが右足首の捻挫で欠場したが、終盤気迫のプレイを見せた。
シカゴのオフェンスは常時ちぐはぐだったものの、ジャズが8-0ランを決めるまではなんとか56-52とくらいついていた。ヘイワードがスリーポイントプレイを決め、第3Q残り2:08でジャズはこの日最大のリードとなる64-52としていた。このリードは、ジャズにとって11月6日のボストン戦の第1Q以来の点差だった。
最終Qにジェレミー・エヴァンズが連続得点しスコアを68-58とした。
ブルズは守備のピッチを上げ、ジャズから2度ターンオーバーを奪い8連続ミスを誘い6分17秒もジャズの得点を封じた。ブーザーのジャンプシュートで13-0のランとし、シカゴは第1Q以来となるリードを奪った。
シボドーHC「勝てる位置まできていた。最後の締めくくりをもっと上手くやれるようにならなければ。」
そこから若いジャズの集団は反撃し、延長ではブルズに11-5と勝利した。
Game Notes
- 第2Q途中にノアは審判のJ.T.オーに向かって手を叩きながら叫びつけテクニカルを取られた。その後も怒鳴り続けたが、別の審判のトニー・ブラザーズが引き離すようにシカゴベンチへノアを導いた。
- 第3Q途中、ハインリックはルーズボールのスクランブルで片方の靴が脱げてしまい、オフェンスとディフェンスを1ポゼッションづつ靴無しでプレイした。
- その数分後、ハインリックはルーカスの速攻を止めるファウルでフレグラント1を取られた。
- 延長戦は両チームとも今シーズン初。
なんだか悲しくなってしまいますが・・・
毎試合が死闘になるかもしれませんが応援しましょう。私も燃えてきましたよw
ポラリスさん、コメントありがとうございます。
悲しみあっての喜びだと思います!毎試合死闘上等です、死ぬ気で応援しますw
ここは頭を切り替えなくてはいけませんね。
昨年もローズ無しであそこまで行きましたから、
ローズ無しのオフェンスだって今のブルズはできるはずです。
ネイトやベリネリはいませんが、成長したジミー(今はいませんが。。)にMDJだっています。
今はどん底ですが、だからこそこれからは良くなるだけです。
これからどんどん良くなるブルズのみんなのプレーを見守りたいです。
個人的に、スネルいけると思います。
ジミーという良いお手本がいたせいもあると思いますが、
初スタメンでスリーも決めて、プレー度胸はジミー以上かもしれませんね。
非常に楽しみです^^
ティーグはドライブ後の選択肢にパスを入れてくれればもっと光ると思うんですけどね^^;
Rockさん、コメントありがとうございます。
とりあえずジミーが怪我から戻って来てからのローテーションでうまくはまる物を探し出して欲しいですね。MDJもこの試合は全然でしたが、今シーズンシュート率結構いいんですよね。ローズのいない今、もう1ステップ上がってきてほしいです。
今どん底なのでとりあえず上にしか行きようがないので良いじゃないですかw
スネルはドライブも結構よくて期待しちゃいますね。このチャンスに出来るだけ試合経験を稼いでほしいですね。シボドーが今後も起用しようと思ってくれるくらいになってほしい。
ティーグは今の所いいとこなしですね。得点もアシストもほとんど記録できていない。
Dリーグに送っちゃってもいいような気がしますが、
ブルズあんまそれしないんですよねー。
・・・強がりとかしてられなくて、もうダメなんだと自分のなかで思いが深まってます。
これは非常に厳しい・・・BULLS、・・・厳しい。
ローズ無しだと去年より戦力もモチベーションも下ですし、厳しい状況だと改めて自覚されられましたね・・・
来年ほぼ2年間全休のローズに中心選手として頼るのはあまりにも荷が重いですし、3〜5年後に向けて若い選手とトレードして育てていくしかないと思うんですがどうでしょうか?
金銭的にもトレード以外で補強は厳しそうですし、このまま何もしないでシーズンが終わるのは勘弁してほしいですね
kaimanさん
オーナーがケチなのでオフにFAになるデンさんトレードが第一候補なのですが
ティボードは途中から入った選手をなかなか使いませんよね。
全てをリセットしない限り小手先だけでは留まるの地獄、進むも地獄だと思いますよ。
フロントの早期決断を期待します。
何か突破口を見出すような明るい話題はないもんですかねぇ~・・
個人的に強豪チームとあたった時にどうなるか不安です、でもブルズの応援はやめませんよ。
頑張れブルズ!!負けるなブルズ!!
myさん、コメントありがとうございます。
なんとかしてチーム力で試合に勝つ事が今は最大の明るい話題になりそうですね。
強豪相手でも屈せず戦う姿を今シーズンみせてくれると思います。
今チームとしてやってはいけないのは、この状況で心が折れてしまう事だと思います。
kaimanさん
ローズをあきらめるしかない気がします・・・。今だけじゃなく将来的にも本当に勝ちたいなら。
プロの世界ですから、いくら元MVPという肩書きがあっても、人間としてすごい魅力的で努力家で
幾多の困難も乗り越えてきていようが、待っては怪我、また待っては怪我・・・ではどうしようもないです。
タンクするようなチームから若手・中堅を引っ張ってきたほうがいいような気がするのですが・・・。
例えば、思いのほか勝ちが進んでいるサンズ、シクサーズは本望ではないはず。(来年豊作ドラフトため)
このままローズに縛られていては・・・ ブルズは応援します。でも、かといって怪我でいない選手を
いつまでもがんばれがんばれとはいえないです。
myさん
>個人的に強豪チームとあたった時にどうなるか不安です
これは作年同様、接戦したりはできます。NBAというプロの世界でやってる選手がもちろんブルズにもいるので。しかし、結局のところ目指すのはどのチームも優勝。
とすれば、プレイオフにいったからOK、ということには今のブルズではならないです。勝ちたいので。
不安さん
オーナーはホワイトソックスでもケチ臭いですよね
僕はシボドーがあんまり好きじゃないんで変えれるなら変えてほしいですが、若い選手が増えれば使わざるおえないんじゃないかな
でもフロントは何もしなさそうですけどね・・・
ブリ煮物さん
僕もローズは諦めてます
ローズぐらい怪我が多い選手で復活した選手はNBAに詳しく無いのでわからないけど、ハーダウェイ、カーター、ヒルとかは結局苦しみましたよね
ジョーダンが二度目の引退した後からブルズが強くなったのに結構な時間がかかりましたし、同じくらいの時間はかかりそうですね
kaimanさん
やはり気が合いますね・・・。でも本当にそうなんです。
応援したいし、ローズの人間性はまったく否定するつもりありません。
でも、勝たないとダメなんで。ファンは一個人の自己満プレーがみたいわけではなく(ローズの話ではない)、チームの勝利がみたいわけですどんなに球団が弱いときも。
だから、ローズが帰ってくる頃には彼自身も回りも年とってます。仮に今のままのメンバーがあり得ないですけど残ったとしてそのときいるのは、ノアとカーク、ジミーくらいです。(ティーグやスネちゃまは
見切りをつけられてるかも・・・)
だったら、彼にかわる逸材を探し始めていいときだとおもうんです。残念ながらヒート王朝(しばらく続く、もしくはレブロンCLEに移籍後はそっち)、INDの勢い、SASの安定感には現状ではかないません・・・。
ペニーやヒルもなんとかサンズのメディカルスタッフに助けられ息は長めでしたけど、実際の稼動時間はやはり短く、薄い印象な気がします。残念ですが、現実は・・。
ってブリ煮物って!!! (時間差)
煮物で変換して消すの忘れてました(笑)
これは、厳しいですね。昨シーズンは、ローズが全休しても、移籍していったロビンソンやベリネリといたメンバーが、活躍してくれたこともありましたが、ローズの復帰、ダンリービーが加入、バトラーのレベルアップで、行けそうな感じもしたのですが、実に厳しい。
以前も投稿したのですが、本気で、今季、ヒートに勝つなら、サラリーのことはありますが、ロビンソンとベリネリが残留させる、それにローズが加わるというのが、ベストだと思いした。
両者は、タイプは、違いますが、勝負強さを持ち、試合にも継続でることができる、プレーヤーでした。
ローズについては、一番悔しいのは、ローズ本人と思いますが、やはり、プロとしては、この時点で再度、ケガで離脱はいただけないですね。
多くの方がローズが好きなのはわかりますが、「プロ」は試合に出て、なおかつ、結果を求められる立場であることは言うまでもありません。俗な言い方ですが「銭は、コートに落ちている」わけです。そのために、昨シーズン全休して、万全を期して、これでは「批判」が出ても仕方がないです。チームが勝ってこそ、価値があります。
そのためには、ローズ抜きで、このまま、負け続けてはいけないので、何らかの対策をフロントと現場が一体となって取り組むべきだと思います。
komohisaさん
素晴らしい・・・。稚拙な私の文書では伝えきれてないことをすべていっていただけたようで・・・
>今季、ヒートに勝つなら、~・・・
まさにそうですよね。どこのチームも身を削る思いでやむを得ずキープレイヤーを放出しているのは当然ですが、それでもジョージ、ヒバートマックス契約をかかえ、さらにグレンジャーまで大型契約を抱えるINDを見ればいかにBULLSが甘いか・・・ランスなんて引きとめが確実に難しくなりますからねこのままいくと。それでも「今」勝つためにサラリーが後々厳しくなるのは重々承知の上で、作季の戦力を維持したまま、スコラ(いい感じ)やクソシューターコープランド先輩(怪我の影響もあるけど・・・SFとしてはスピードが・・・かといってインサイドはムリだし・・・)といったなかなかの補強をしてますよね。
BULLSのオーナーがケチなのは仕方ないですが・・・だとしたらMJが成し遂げたことってすごいですねぇといまさらながらにおもいます。あの頃のメンバーって確かに多彩な感じだったけど、ベンチがすごかったかといえば・・・微妙なポジションもあったので。それを率いたフィルとMJはすごい・・・
酒入っていい気分になってとりあえずこのサイトを開いてる自分がいます。。
このHPを発見した時は嬉しかったです!
Bulls好きの皆さんの意見と管理人様の長く深い文章を見ると熱くなります
毎度ありがとうございます。今日はハイライトしか観れないけどそれに奮起します。
Bulls Forever!!!!!
銀座カリーさん、コメントありがとうございます。
そしてとても励みになる言葉ありがとうございます。。!
なるべく沢山のブルズファンとつながりたい、良いNBA情報を日本にもっと流したいという思いで始めたサイトなので、そう言っていただけると本当に嬉しいし苦労が救われます。
良い酒の肴になるようなサイトに成長できるよう頑張りますw
Bulls Forever!
ローズの復活を願うこと。
現有戦力の奮起を願うこと。
フロントの早期対応を願うこと。
中身こそ違えどファンにできることは「願うこと」なのだな~と感じました。
かんげつさん、コメントありがとうございます。
そうですね、それぞれ思う事、期待する事を違うのは当然ですが
ファンとしてチームが良くなって欲しいと願う気持ちは変わらないと思います。
ハイライト、スコアしかみれませんでしたがブーザーはよかったんですね。リバウンドも結構取ってたみたいですね。ローズ怪我して今年も優勝は厳しいかなと思う気持ちもありますがこれからティボドーがどんなシステム展開していくかも見ものですね
ティーグもっと勢いに乗ってほしいものです。
これからに期待しましょう!
銀座カリーさん、コメントありがとうございます。
ブーザーはいつも地味ながら得点とリバウンドは数字残してくれますね。ブーザーはこれまで古巣のジャズ相手に負けた事なかったのですが、これが初敗戦となってしまいました。すまんブーザー。
昨年の躍進は半分くらいシボドーの手柄だと思っているので、彼が今季どういう采配をふるってくれるかは見ものですね。
ティーグぱっとしませんよねー。後ろがマイク・ジェームズしかいないので活躍してもらわねば困る。。カークが死んでしまう(苦笑)。
みなさん、コメントありがとうございます。
すみません返信が遅くなって会話に発展しているようだったので個別返信でなくまとめてこちらに今の僕の見解を書きますね。
と思っていたのですが、あまりにも長くなりすぎたので別記事にしました(苦笑)。
こちらへどうぞ↓
http://bfij.net/2013/11/27/what-i-take-from-roseinjury/