ブルズ 95-97 キャブス

ブルズ 93-97 キャブス

勝てる試合だっただけに落としたは痛かったですね。ここまでシーズン不調だったアンドリュー・バイナムにがっつりやられてしまいました。ピストンズ戦で持ち直したかのようなディフェンスを、この試合では見せる事ができませんでしたね。

デンさんが27得点11アシストと相変わらずの大車輪っぷりを見せてくれました。前半からアシスト量産でかなり良いパスだしてましたね。タージもピストンズ戦に続いて好調維持。個人的にはもっと使って良かったと思います。ブーザーのディフェンスが今日は全然ダメだったのにがんがんそこを攻められ得点を与えてしまいました。そういう時はすぐタージ入れちゃっていいと思うんですよ。特に今日はブーザーのシュートもあまり当たっていなかったので。

ブルズにとって良いニュースは、最近先発が続いてトニー・スネルがとても良いという事。今日はスリー3本を含む18得点。出場時間も35分。重要な局面でシュートを打ったり、スネルようのプレイがあったりとすっかりシボドーの信頼を勝ち取った感じですね。

そういえばブルズはポイントガードの控えがついにマイク・ジェームズになってしまいました。ティーグのここまでの不調を受けての判断だと思います。練習でプレイ出来るんだと言う事を証明しない限りはこれが続くのかなと。

これでサーカス・トリップ終了。1勝5敗と散々でしたね。ローズの怪我も相まって、ブルズ史上最悪のサーカス・トリップだったんじゃないでしょうか。次戦はホームでペリカンズ、その後ヒートとホームでも強敵が続くので気を抜けません。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (7-8) 25 26 15 27 93
Cleveland Cavaliers (5-12) 27 29 21 20 97
Game Stats

以下AP記事翻訳

ブルズ 93-97 キャブス
Photo by David Liam Kyle/NBAE via Getty Images
CLEVELAND – クリーブランド・キャバリアーズはアンドリュー・バイナムが殻を破るのを待ち焦がれていた。

213cmのセンターはシカゴ・ブルズへの97-93の勝利で活躍した。

残り3:35で決勝シュートを決めたバイナムは30分出場で20得点5ブロック10リバウンドと今シーズン最高の活躍を見せた。

バイナム「正直とても気持ちよかったよ。」

両膝の手術からの復帰を果たしたバイナムは引退する事を考えていた事を今シーズン序盤に明かした。フィラデルフィアに在籍した昨シーズンは全休し、ただの見せかけのプレイヤーだった事を本人も認めた。

マイク・ブラウンHC「今夜はアンドリューが出来得るプレイを少し見せてくれた。」

バイナムもこの日のパフォーマンスが自身とチームにとって良い報せになってくれる事を望んでいる。

バイナム「いつもよりバネと跳躍力があった。この後膝の調子も良い事を願うよ。」

バイナムとディオン・ウェイターズがそれぞれ20得点したキャブスは、シカゴの反撃をなんとか抑えた。ここまで5連敗で9戦中8敗していたクリーブランドは、第4Qに最大12点差のリードをつけたが、ブルズは反撃を始め残り3:59でトニー・スネルのシュートで88-87と逆転した。

14本中8本のシュートを決めたバイナムは、5フィートからのシュートを決めクリーブランドが再逆転し、カーク・ハインリックからスティールしたカイリー・アーヴィングが続けて特区点した。ウェイターズが再びブルズのターンオーバーから得点し、残り2:09でキャブスは93-88とリードした。

ウェイターズが更に得点しクリーブランドはリードを7点へと広げたが、ルオル・デンがスリーを決め95-91。

残り40秒でカルロス・ブーザーが得点し95-93とリードを削った。バイナムのシュートミスが、ブルズが残り17秒でタイムアウト。デンがドライブからシュートを試みるもリムから転がり落ち、その後3度プットバックチャンスがあったが全て外れた。

トリスタン・トンプソンがリバウンドを掴み、残り9秒で2本フリースローを決め勝利を確実とした。

19得点したアーヴィングはチームにとってバイナムがどれだけ重要であるかを強調した。

アーヴィング「インサイドにボールを放り込める選手がいると助かるんだ。彼は自分が打ちたいと思えばシュートを作れる。相手の注意を沢山ひいてくれるから周りにも沢山チャンスを生んでくれるんだ。」

デンが27得点したブルズは、このアウェイの連戦でデリック・ローズを膝の怪我で失い1勝5敗で終えた。

トム・シボドーHC「この試合は長い旅の終わりだ。次の試合まで時間がないので急いで体制を整える必要がある。」

ブルズはローズを11月22日のポートランド戦で右膝内側半月板の断裂で失ってから4試合目をプレイした。

シカゴはロサンゼルス・クリッパーズに39点差で大敗、ユタに延長戦の末敗戦している。金曜のデトロイト戦でなんとか4連敗を99-79の勝利で止めたばかり。

タージ・ギブソン「アウェイで色々と学んだが、とにかく今はもっと良いプレイをしないといけない。ホームに帰ってくるからって何も変わらない。シカゴに来るチームはやる気溢れている事が多いからね、しっかりと準備しなければならない。」

クリーブランドは5点リードでハーフタイムを迎えたが、第3Qを15-5のランで開始し71-56のリードを作った。

シカゴはクリーブランドとの対戦ここ13試合中12勝していたが、この日はキャブスが試合開始から7連続得点。試合開始からわずか1分22秒でシボドーHCは早くも20秒タイムアウトを取った。先日のボストン戦で第1Qわずか10得点に抑えられたキャブスはこの試合第1Qに18本中11本シュートを決め27得点した。

シカゴはスネルとギブソンがそれぞれ18得点した。

Game Notes

  • 第1Qにバイナムはジョアキム・ノアのブロックを連続でブロックした。
  • シボドーHCは第2Qにニック・ブカート審判からテクニカルを取られた。
  • 右ふくらはの怪我で4試合欠場していたキャバリアーズのガード、C.J.マイルズはこの日先発に戻り6得点した。
  • クリーブランドのフォワード、アール・クラークはインフルエンザで欠場。
  • ブルズのガード、ジミー・バトラー(右足親指)はチームと帯同しているが、復帰時期は未定。
  • シカゴは現地月曜に11月18日以来となるホーム戦を行う。相手はニューオリンズで、4試合連続ホームの初戦だ。
  • キャブスは現地水曜にデンバーとホームで対戦するまで試合がない。

18 コメント

  1. 最後は追いつけましたね。
    ブーザーの調子がよくないことが気になります。ディフェンスは相変わらずで、ガードが抜けてきてからヘルプに行かないで見てるだけというのが残念すぎます。タージが調子いいのでもっと出してもいいと思います。ティーグもついに干されましたね。
    その中でも調子のいいデンは頑張ってますね。無理に行ってしまうこともありますが、エースとしての強い気持ちが伺えます。また、スネル良いですね。あの3ポイントの弾道好きです。中に切りこむのも素晴らしい。途中レイアップに行く時にアーヴィングにぶっ飛ばされていたのでまだ線が細いんでしょうね。ジミーが復帰した後もプレイタイムは確約されたのではないでしょうか。

    • soutaさん、コメントありがとうございます。
      追いつけましたよね。まあそれ以上にその状況を作ってしまった後半冒頭をまず反省すべきなのですが。
      今日は完全にブーザーを狙われてしまいました。どれだけブルズが良いディフェンスをしようと、穴があるディフェンスは辛いですね。タージが調子いいのでもっとみたいです。平均30分くらいは余裕でプレイしているべき選手だと思います。
      デンさんはステップアップしようっていう気概がとても感じられますね。本当に頼もしい選手です。そしてスネルの台頭。スネルといいジミーといい、ブルズはウィングの成長が素晴らしい。大学に複数年いた選手のドラフトには強いですねブルズ。

      ジミー復帰後は、今ほどは出ないにしろ(ここ2に試合くらい35分以上で続けています)もう完全にローテーション入りしたと言っていいと思います。なので戦力として計算できると思いますよ。

  2. スネルがいいですね!このチーム状況で彼の成長をみるのが一番の楽しみになりそうです。バトラーも期待してた程の活躍はできてないのでいい刺激になってくれたらいいです!また今シーズンはタージがディフェンスだけでなく、オフェンスもかなりいいですね!今シーズンは勝敗もですが、今後のために若手に長いプレイタイムを与えていろいろな経験を積ませてもらいたいです!その中、ティーグは見ててビクビクしながらプレイし、消極的でただミスしないようにという感じで残念ですね。ミスしていいからドライブや練習の成果を見せるため外から打つなどの姿勢が見たいです。次からホームですが、せめて恥ずかしくない試合をしてもらいたいです!ブーザーはギブソンが今シーズンこれだけの活躍してるんで必要性がどうなんですかねー?

    • jtさん、コメントありがとうございます。
      スネルの成長は純粋に嬉しいですね。出るたびに数字を伸ばしているのも好印象。自信もってプレイしているのがわかります。彼用のプレイなんかもあったりして凄い成長です。
      ティーグは今完全にあわあわしたプレイになってしまっているのが気になります。ローテーションはずれた事で腐らず、練習でしっかりシボドーにアピールしていってもらいたいです。
      ブーザーはタージの活躍を見てもう少し頑張ってもらいたいですね。シーズン序盤は結構いい感じに活躍できていたので、頑張ってもらいたいところです。というか彼の契約は巨大すぎるのでシーズン中のトレードはかなり厳しいと思うので、頑張ってもらう他ないです(苦笑)

  3. ブーザーがこのままではミロティッチが帰って来たらいりませんね

    ティーグは練習頑張ってとしか言えないですな、言ってもしょうがないけど僕はガーデロック押しだったんでマイクジェームズじゃなくガーデロックを獲得して欲しかったですけど無理だったんですかね?

    このままの状態だと強豪相手にどんな試合になるのか心配ですね

    • kaimanさん、コメントありがとうございます。
      ブーザーそろそろ危機感を感じて頑張ってもらいたいですね。序盤は良かったのになあ。
      ティーグはもうローテーションはずれてしまったので練習でアピールするしかないですね。
      ガーデロックはブルズがマイク・ジェームズに落ち着く頃にはもうヨーロッパのチームと契約していました。というか結構早い段階からヨーロッパ行きを決めていましたね。
      結構数字残せる選手の割にブルズだけじゃなく他のチームからも声かからないのは何でなんですかね。

  4. スネルの成長は確かにうれしいですが現状はそれくらいないともう絶望感が押し寄せてくるのでわずかな希望、とでもいえますかね。
    ブーザーはトレードの駒にでも使いましょう。かといってタージが先発になったからって今の活躍ができるとは限らないんですよね。控えだからこそって選手もいますし。
    デンさんは本当に奮起してますが、去年からの酷使で彼がどんどん磨り減っていきそうです。。。

    • スカラブリ煮さん、コメントありがとうございます。
      こういうシーズンなので、一戦一戦良かった所、悪かった所に注目しながら観戦していこうと思っています。そんな中、ここ数試合のスネルの成長は特に良いですね。
      ブーザーはトレード出来るなら是非なんですが、現在のCBAで彼の高額契約を引き取ってくれるトレード先が見つかる様なきがしませんね。

  5. 一歩進んで一歩下がるみたいな感じでもどかしいですね。
    ホームの試合は勝ってほしいです

    • myさん、コメントありがとうございます。
      そんな感じですねー。なんとか二歩くらい進んでもらいたいものです。

  6. どうも勝ちきれないですね。ブーザーとか色々言いたい事はありますが、とりあえずそこは置いておいて、スネ夫が良かったですね。順調に成長してくれれば良いロールプレイヤーになりそうですね。バトラー復帰後はどうなるかわかりませんが、与えられたプレイタイムを活かしてくれればと思います。

    ティーグは技術がどうとか以前にポジション争いに勝ち、スターターの座を勝ち取るという気迫を感じないんですよ。彼にとってはローズの居ない今こそチャンスの筈なんですが。サマリの時点では結構期待してたんですけどね、所詮サマリと言われたらそれまでですが。

    • かぼすさん、コメントありがとうございます。
      スネルの成長はこんなにも早く訪れるとは思っていなかったので嬉しい誤算ですね。シボドーもルーキー使わないという持論にこだわらずプレイさせてくれたのが良かったです。恐らく練習で結構結果を残していたのかなと思っています。
      バトラー復帰後もしっかりとローテーション入りはすると思うので、逆に武器が増えてどういう組み合わせの攻撃を見せてくれるのか楽しみです。

      ティーグはサマーリーグ良かったんですけどね。ジミーもサマーリーグで結果を出してからの活躍だったので、意味がないって事はないと思うのですが。。ローズ不在の中俺がやってやるんだっていう気概が確かに感じられないですよね。

  7. 私もタージを出さなかったのは疑問でした。
    スクリーンを使ってペネトレイトしてくる相手に対するケアがほとんどできていなかったので、
    そこはタージだろ!と思っていました。
    ノアもバイナムにかなり攻められていたので、
    タージも入れてあげれば助けてあげられたと思います。
    あとMDJがシュートを躊躇してしまったのがすごく気になります。
    ジミーが帰ってきたら、スネルに2番3番のバックアップのポジションも奪われてしまう気がします。
    ハンドリングやディフェンス面でスネルの方が優れていますし、
    得意のスリーも現状ではスネルの方が高確率ですし。
    ティーグはかぼすさんがおっしゃられているように、
    ちょっと危機感が足りない気がしてしまいます。
    このままではトレードの駒としても使いにくくなってしまいますね。
    ブーザーは昨年の実績があるので正直あまり心配していないのですが、
    この2人、とくにMDJはちょっと心配です。

    • Rockさん、コメントありがとうございます。
      これまではオフェンスでブーザーだしてディフェンスでタージっていう役割がはっきりしていたんですが、最近はタージのオフェンス力も期待できるようになってきているので、長時間タージというのもありだと思うんですよね。

      MDJみたいなシュータータイプは外していてもとにかくどんどんボールを回してシュートを打たせていく必要があるので、とりあえずどんどん打ってもらいましょう。
      ジミーやスネルとは基本的にタイプが違うので、使われなくなるって事はないと思いますよ。とりあえず今は1本でもいいから流れでシュートを決めてもらう必要がありますね。

  8.  こんばんわ。

     残念な結果になってしまいましたね。

     ただ、ようやくホームに帰れるのでここで巻き返しを期待したいですね。

     ブーザー選手をトレードにという意見が多かったようですが、彼に助けてもらったところも多いのでここは我慢のところだと思います。きっとブルズに勝利をもたらしてくれるでしょう。

     それよりもバトラー選手の体調とティーグ選手の調子の方が心配です。

     

    • TOSHIさん、コメントありがとうございます。
      ようやくホームですね。厳しい状況は何もかわりませんが、ずっと家に帰れていないっていうのはやはり精神的につらいものがあると思うので、そういった安息があるだけでも選手に取っては多少のプラスになるのかもしれません。
      ブーザーは結局なんだかんだでここまで我慢して使ってきていますからね。調子はまた戻してくると思うので、引き続き頑張ってもらいましょう。

      バトラーは先日の試合前にシュート練習を再開していました。完治レベルではないでしょうが、良くはなってきているみたいですね。
      ティーグは練習を本番と思って毎日全力でアピールしてもらうしかないと思うので、ここも頑張ってもらいましょう。

  9. こんばんは。
    初めてコメントを書かせて頂きます。
    ブルズ一筋15年ほど応援させて頂いております。

    遡り、いくつかの記事も読ませて頂き、とても熱い想いが込み上げています。
    特にローズ離脱以降、ブルズの進むべき方向性に関しては全く同意見です。
    何かこのチームには他チームとは違う絆や情熱が備わっていると思っています。
    彼らの試合を観るたびに、自分も近くにいるかのような、そんな感覚になるのです。

    現在のチーム状況は耐えなければなりませんね。
    ジミーも復帰できていませんが、
    スネルの成長にも繋がる決して無駄ではない時間です。
    一戦一戦、選手やコーチ、スタッフを信じることが、一番必要なのだと思います。
    BFiJさんと全くの同意見です。

    デンの動向やブーザーの処遇次第ではチームは様変わりを見せるかもしれませんが、
    (2人は攻守において要となるので代わりを探すのは難しいでしょうけど…)
    いつだってブルズは熱く、絆のあるチームであってほしいですね!

    私ごとながら、現地5日のマイアミ戦、7日のデトロイト戦をシカゴにて応援してきます!

    • bennyさん、コメントありがとうございます。
      ここ数年のブルズには本当になにか強い絆みたいなものを感じますよね。
      カークが最初に入団した時くらいから少しづつ築き上げてきた物みたいなものが実際あるんだと思います。そう言った意味ではチームの継続性を考えながらチーム作りをしてきたジョン・パクソンを褒めるべきなのかもしれません。

      現地観戦めちゃくちゃ羨ましいです!僕の分も是非応援してきてくださいませ!

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