バックス 78-74 ブルズ

バックス 78-74 ブルズ

ローズ、ジミー、デンさんに続いて今日はノアも欠場。ノアは試合前に膝挫傷と言っていたのですがチームの発表は太ももの打撲。昨日の練習にも普通に参加していたようなので、チームから休養を与えるように指示が出たのかなーなんて思っています。

試合はなんだかちょっと豪華なサマーリーグを見ているような内容でした。カークのシュートがまじで入らないですね。まあシュートスランプは誰にでもあるので、その内また入り始めるんでしょうが。。今スランプされるのは結構きついです。

ダンリービーが第2Qだけで18得点と無双してたのですが、それ以外はブルズ全体的に褒めるところが少なく、後半にリードを奪われて終了でした。あ、エリック・マーフィーが初得点しました。

終盤追いつくチャンスが会ったのですがカークがレイアップできるところをブーザーにパス。ファンブル。ターンオーバー。このパターン多いんですよね。今日は18ターンオーバーから25失点ですよ。そんな試合で勝てるはずがない。ブーザーとタージが2人あわせて12ターンオーバーと悲惨でした。

誰でも良いから誰か怪我から帰ってこーい。次は連戦でニューヨークにてニックス戦です。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Milwaukee Bucks (5-16) 20 15 20 23 78
Chicago Bulls (8-11) 14 28 15 17 74
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – 苦し紛れの振り向きざまシュートがネットに吸い込まれるように入ると、ジョン・ヘンソンはコートを戻りながら笑顔を覗かせた。

ミルウォーキーにとってそういう夜だった。

ヘンソンが25得点14リバウンド6ブロックの活躍でバックスはシカゴ・ブルズに78-74で勝利を上げ、怪我だらけ同士の対決を制した。

ヘンソン「とにかく戦い続けるんだ。戦い続けてる。若いチームで、がむしゃらなチームだ。そうするしかない。」

ここ4戦で3敗していたミルウォーキーは他にブランドン・ナイトが19得点10リバウンド、O.J.メイヨは12本中2本しかシュートが決まらなかったが7アシスト記録し、第4Qにいくつか大きなプレイをみせた。

ミルウォーキーは怪我の影響が9選手しか起用せず、その中でもミロスラヴ・ラドゥーリツァはわずか83秒の出場だった。シカゴはジョアキム・ノアが右太ももの打撲で欠場し8選手しか起用しなかった。

トム・シボドーHC「関係ない。呼ばれる選手は全員仕事が出来るはずだ。18ターンオーバーが痛かった。前半は14アシストとボールがとてもよく回っていた。後半は、もっと上手くやらなくてはならない。」

マイク・ダンリービーが自身の24得点中18点を第2Qに獲得したが、ここ5試合で4敗目のブルズは第4Q終盤にオフェンスでてこずった。マイアミとの開幕戦の先発メンバーで唯一出場したカルロス・ブーザーは21得点12リバウンドだった。

カーク・ハインリック「勝てる試合だった。しかし勝てるほどの良いプレイが出来なかった。」

バックス(5勝16敗)はハーフタイムを7点ビハインドで迎えたが、第3Q終了までに2点差へと詰め寄り、第4Qを10-2のランで開始した。メイヨのパスを受けたヘンソンがトニー・スネルの上からダンクを決め、残り8:30で65-59とリードした。

シカゴ(8勝11敗)は残り1:59でダンリービーがスリーを決め73-72と追い上げを見せた。しかしヘンソンが次のポゼッションでショットクロック終了と同時に苦し紛れのシュートを決め、ディフェンスに戻りながら笑顔を覗かせた。

ラリー・ドリューHC「今夜バスケの神は我々の味方をしたようだね。神頼みのシュートだったけど入った。」

その後エクペ・ウドーがスネルのスリーをブロックし、バックスは今シーズンのアウェイ3勝目を摑み取った。

シボドーによると、ノアは今朝のシュート練習で怪我を悪化させたとのこと。現地水曜のニックス戦のためにニューヨークへは帯同出来ると思うと述べた。

ルオル・デン(左ふくらはぎの張り)とジミー・バトラー(右足親指の捻挫)は今朝出場しない旨を伝えられた。デリック・ローズは右膝の手術を受け今シーズンは全休が決定している。

ナイト「相手は選手が欠場している。我々も選手が欠場している。しかしそれがNBAバスケットボールというものだ。ほとんどの場合、全選手が揃っているなんて事はないだろう。」

ミルウォーキーにとっても似た様な状況で、控えのギャリー・ニールを左足底筋膜炎で欠いていた。土曜のブルックリンへの90-82の敗戦で7分プレイしてニールは、シカゴへは帯同しなかった。

センターのザザ・パチュリアは先週デトロイトへの105-98の敗戦で右足を骨折。先発のラリー・サンダーズ(親指)とカロン・バトラー(膝)も怪我で欠場。

これらの怪我が両チームにとって痛手となった。特に序盤が酷く、ブルズは第1Qにシュート率25%(24本中6本)、バックスは第2Qに33%(21本中7本)と苦戦した。

悪いスタートを切ったシカゴはダンリービーの手助けでなんとか流れを作った。前半残り2:44までにシカゴは12-2のランを展開し40-31とリードを作った。その内の10得点をダンリービーが獲得。

ダンリービーは第2Qで7本全てのシュートを決め、フリースローを4本中3本決めた。スネルは前半9得点し、ブルズは42-35のリードでハーフタイムを迎えた。

ダンリービー「1番大事なのは必死にプレイし立ち向かい全力で成し遂げる事だ。それはジョアキム・ノアやルオル・デンやデリック・ローズがいようがいまいが出来る事だ。それはメンタル的な事だ。スキルの問題ではない。」

Game Notes

  • 両チームの対戦は今シーズン初。昨シーズンは2勝2敗で共にアウェイで2勝あげている。
  • ブルズのルーキー、エリック・マーフィーが第1Qにジャンプシュートを決め、自身NBAで初FG成功となった。今シーズンあわせて15分しか出場の無かったマーフィーはこの試合10分出場した。

17 コメント

  1. ナイト「相手は選手が欠場している。我々も選手が欠場している。しかしそれがNBAバスケットボールというものだ。ほとんどの場合、全選手が揃っているなんて事はないだろう。」

    ↑ まさにこれですよね。ローズのようなスターがいるわけでもなく、さらに一応の主力さえも怪我で欠いてまさにどん底のチーム状態でも戦って、勝ってますからねこの試合は。

    ブルズ・・・大丈夫か・・・。まだローズか来る前、バックスのビッグスリー解体後、両者の数年前の対決を見ているようでした。

    • スカラブリ煮さん、コメントありがとうございます。

      ダンリービー「1番大事なのは必死にプレイし立ち向かい全力で成し遂げる事だ。それはジョアキム・ノアやルオル・デンやデリック・ローズがいようがいまいが出来る事だ。それはメンタル的な事だ。スキルの問題ではない。」

      本人達もそれはわかっていますよ。とにかく今のいる選手で戦ってもらうしかないです。

  2. ドアマットチームだった頃を思い出される、レベルの低い試合でしたね

    本当にこれくらいの事しか言えません

    • kaimanさん、コメントありがとうございます。
      サマーリーグを見てる様な気分でした。お互いまるで点が入らない。

  3. 誰を楽しみに見るのかっていう試合でそんな中、目立った活躍もなくロースコアーな残念な試合でしたね。
    こんな怪我人だらけのスタメンを抱えているままでいいのかー?!って感じです。
    まだ、動かないかな?

    • jtさん、コメントありがとうございます。
      12月15日になると今オフにサインされた選手達が全員トレード可能になるので選択肢が増えます。そうすると多少動きも増えてくると思いますので、動くならそれからなのかなと思っています。

  4. スゲえスタメンでしたね。 ナジーなんかスターターで10分位しか出場出来ないって・・・
    カークのFG「0」もある意味、伝説を作りましたね(泣) このスターター2人で2得点だもの(泣)
    チームFG%がトータルで37%だもの・・・ NBAでプレー出来る選手が8人しか居ない・・・
    それで明日はニックス戦・・・ 楽しみじゃないの! 勝ってやろうじゃないか!

    ただ、昨季からケガ人の多さを考えると、フロントのチーム構成、コンディション、メディカル・スタッフ
    の問題は否めないと思う。 ここで開幕前後に管理人さんと何度か意見交換させて頂いたけれど
    故障がちなノアのバックアッパーに短時間しかプレー出来ない大ベテランのナジー1人は
    有り得ないし、ロースター最後の1人がPGのマイク・ジェームスの復帰もどうなのと。
    実際に今日のこの惨状にも拘らず、シボドーはM・ジェームスを全く起用していない。
    今日の惨状はフロントの問題も無視できないと思わずにはいられない。

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      チームが全体的にFG%が低下してしまっているのがとても気になりますね。
      ここ数試合はダンリービーが1人孤軍奮闘しているイメージです。

      コンディショニングやメディカルスタッフなんかに関しては新しいポジションを作って選任者を配置したりと、昨シーズンよりはしっかりとやってると思うんですよね。実際昨季は怪我をおしてでも選手が出場してる試合が多かったですが、今シーズンは大事をとってしっかりと治させるという選択肢をとっていると思います。
      昨シーズンならジミーやデンさんはもう出てるような気がしますし、ノアもこれくらいならこの日普通に出場していたと思います。
      ビッグマンが絶対足りないというのはシーズン前から言われていた事ですよね。シーズン途中になんとかするだろうと思っていましたが、今となってみればあらゆるポジションが足りない状態になってしまいました。

      あ、でもマイク・ジェームズがこの試合に出なかったのは膝の怪我明けだからだと思いますよ。

  5. 前シーズンは負けても面白い試合が多かったんですが
    最近の試合は見ていて辛いです・・

    • まもるさん、コメントありがとうございます。
      いやあ酷い試合でしたからねえ。負けるにしてもいつも何かしら見いだすようにしていますが、この試合は厳しかったです。

    • いやぁ似たコメントがたくさんでびっくりしました(笑)
      でもまぁこれもシーズンの中の一試合なんで、つい先日はHEATにも勝ったし・・・
      とはいっても今季こんな試合多いですよね。こんな試合多いチームはまぁ弱小球団ですね。
      残念ながら・・・。作季からの酷使でどんどん主力が壊れていってますね。

      • inthezoneさん、コメントありがとうございます。
        いやーほんとですねー。見てて何度ため息をついたことか。

        スカラブリ煮さん、コメントありがとうございます。
        今弱い事は事実ですが、弱小球団と呼ぶのはちょっと乱暴だと思いますよ。
        少なくとも僕はそうは思いません。

    • myさん、コメントありがとうございます。
      怪我人多いですねー。そろそろ戻ってくると思いますが。。
      それまでなんとか耐えるしかないですね。

  6. ブーザーをCにおいて、タージスタメンでも良いんじゃないかと思いました。
    ナジーが長い時間出れないのはわかり切っていることですし。
    前半は悪いなりにもスネルが得点を引っ張ったり、ダンリービーがスパークしたり良いところもあったのですが、
    後半はグダグダでしたね。
    やっぱりカークが一旦ボールを預けられる選手が欲しいですね。
    デンかジミーがいれば全然違うと思います。
    こういう時だからこそ、ティーグ、スネル、マーフィーにはミスを恐れずに思い切ってプレイして欲しいですね。
    最近のティーグには期待してます。

    • Rockさん、コメントありがとうございます。
      タージをスタメンにしなかったのは、ベンチが薄くなりすぎるからだと思います。
      スタメンに回していたらベンチはティーグ、タージ、マーフィーですからね。
      カークにボールを持たせ過ぎな感じは否めません。もっとボールを回してもらいたいのですが、回すとターンオーバーするという悪循環に陥っています。

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