デンさんが去ってからの初戦を見事勝利で飾る事ができました。懸念された選手達とコーチ陣のモチベーションですが、気落ちしている様子は全くなくむしろいつも以上に気迫が感じられる試合でした。
注目の新スターティングラインナップはカーク、ジミー、ダンリービー、タージ、ノア。ブーザーが怪我で引き続き欠場しているため、代わりにタージが入る形となりました。そのタージが序盤から得点を重ね19得点10リバウンドと期待に応えてくれました。ノアも14得点16リバウンド6アシストとオールラウンドなプレイ。試合終盤にノアがパサー役に周りオフェンスのリズムを変えるなど非常に効果的でした。
デンさんの代役とされているジミーは13得点4スティールと攻守で活躍してくれましたが、シュートが18本中4本と不調でした。いくつかこれ決めてくれたら凄い助かるっていうガラ空きのスリーを外していたのでこの辺は要改善ですね。
そして出場時間が必然的に増えたスネルは21分で2本のスリーを含む7本中5本のシュートを決め12得点。連続スリーを決めてリード作りに貢献してくれました。
なんだかんだで3連勝、ホームでも3連勝。苦手としていた西カンファレンスチームに再び勝利をあげれたことも大きいです。そして何よりもデンさんが欠けた後も、選手達は変わらぬ姿勢で試合に挑み勝利を掴んでくれた事が大きいですね。
次は2日あけてアウェイでのバックス戦です。4連勝といきましょう!5割復帰まであと3勝!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Phoenix Suns (20-13) | 25 | 21 | 17 | 24 | 87 |
Chicago Bulls (15-18) | 27 | 22 | 21 | 22 | 92 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
タージ・ギブソンが19得点10リバウンドし、シカゴはデンが去ってからの初戦を92-87でフェニックス・サンズへの勝利で飾った。
ジョアキム・ノアが14得点16リバウンドの活躍でブルズはここ8試合で6勝目をあげた。D.J.オーガスティンとジミー・バトラーがそれぞれ13得点。トニー・スネルは第4Qの8-0ラン中に決めた連続スリーを含む12得点で、同Qにリードを13点に広げる事に貢献した。
シカゴは現地火曜朝に、2度のオールスター出場経験のあるデンが契約延長のオファーを拒否した事を受けてクリーブランドにトレードした事を発表。ブルズにとって短期的には痛みを伴うが、長期的に見るとロスターの補強に柔軟性が生まれる事となった。今季の東カンファレンスが弱いのでまだわからないが、チームをロッタリー出来るポジションまで落とす可能性もある。
しかしこの日は負けようなんていう気持ちは何も感じられなかった。
バトラー「昨夜/今朝、素晴らしいチームメイトで素晴らしい選手を失った。今日勝てて本当に良かった。」
サンズはゴーラン・ドラギッチが21得点したが、ここ14試合で11勝あげていたサンズはギアを上げきる事が出来なかった。87得点は今シーズンのチーム最低得点に近く、わずか12アシストはチームのシーズン最低タイとなった。
速攻からの得点でリーグ上位に位置するフェニックスは、この日守備的なチームであるシカゴに対してわずか10得点。サンズはガードのエリック・ブレッドソーが右膝の捻挫で3試合連続したが、対するブルズも人が足りてると言えた状態ではなかった。
デンをトレードで失っただけでなく、カルロス・ブーザーもこの日欠場。右膝痛で2試合連続の欠場となり、シカゴは起用できる選手が9選手しかいなかった。
ブルズは第4Qに5点リードした所からスネルが連続でスリーを決めた。ノアが更にレイアップを決め78-65とし、シカゴはそこから終盤追い上げられながらも耐え抜いた。
フェニックスのマイルズ・プラムリーがフリースローを決め85-81。しかしカーク・ハインリックがスリーでし残り2分でリードを7点に広げた。
チャニング・フライ「相手が5人しかいなかろうが12人いようが関係ない。彼らは試合に出て出来る限りの力でプレイする。相手はとても良い選手が揃っている。自分を証明したいと思っている選手達だ。」
この日は両チームにとって厳しいものとなった。サンズはシカゴの大寒波でフェニックスからのフライト時間が遅れてしまい、ブルズは主力選手のトレード。
シカゴはクリーブランドから3つのドラフト指名権とアンドリュー・バイナムを獲得。バイナムはその後すぐ放出され、彼の2年$24Mの契約をブルズが負う事は無い。
しかし東カンファレンスの頂点にいるマイアミ・ヒートに挑戦する事を期待されていたチームにとってデンのトレードはやはり大きな痛手だった。
11月にデリック・ローズがシーズン絶望となる膝の怪我を負いその望みは途切れ、今はデンもいない。
トム・シボドーHC「現状をただそのまま受け入れる事も出来る。それか現状をよりポジティブな物に変えて行く努力をする事も出来る。それが私がこのチームを尊敬する理由の一つだ。どんなチャレンジもいつだって受けてきた。」
デンのトレードで更なるチャレンジに面している。スネルは彼を「兄」と称し、バトラーは何度も彼からどれだけ学んだかを語った。
バトラー「会えなくなると寂しくなるよって彼に言われたんだ。ここに来てからルーに優しい言葉なんて今までかけられたことなかったよ。」
バトラーは笑顔でこう語った。
Game Notes
- ブルズフロントのジョン・パクソンは、昨シーズンのプレイオフで病気したデンの扱い方が悪かったと彼に謝罪していた事を明かした。当時ブルズは彼がインフルエンザの様な症状で欠場したと発表した。その後デンは病院からツイッターで脊椎穿刺を受けているほどの危険な状態であるという怒りの表明をした。
パクソン「ブルズ側があまり上手く対応できなかった。ルーとは話した。どれくらい重度な物か我々は理解できていなかったようだ。夏にルーとハーブ(ルドイ、デンの代理人)と話し合い謝罪をした。あれは我々の責任だ。」 - レアンドロ・バルボサがシカゴ入りし、サンズと10日間契約を結ぶ予定だった。バルボサはキャリア最初の7年をフェニックスで過ごしたが、2013年2月11日にボストンでプレイしている際に膝の怪我を負ってからNBAでプレイしていない。
デンさんが抜けた穴をみんなでカバーしてましたね。
気落ちしてないわけないだろうけど、勝とうとする意志が前面に出てまだまだいけると感じました。
余談ですが、ブーザー出てない方がゲームが安定しているように感じるのは自分だけでしょうか。
このままタージをスタメンで出して、オフェンスが必要な時にブーザーを出すぐらいにした方が面白いゲームが出来そうな気がします。
黒田さん、コメントありがとうございます。
確実に全員が悲しんでいると思います。ノアは終始メディア対応は断っていましたしね。しかしプレイでそれを見せなかった事は本当にみんな立派だなと思いました。
ブーザーどうなんですかね。個人的にはタージ推しなのでタージでいいんですが、いるならいるでブーザーには活躍していただきたい。なんだかんだでスタッツを埋めてくれる選手ではあるんですけどね、最近はどうもいらんターンオーバーとファウルが多いです。
初めまして。いつもブログ見てます。
この試合、自分は見てないんですが、スタッツを見る限りだとジミーの出場時間の多さが少し心配です。
去年もデンさんが怪我してからジミーの出場時間がガッツリ伸びたこともありましたが、今年はジミーの離脱もあったので時間の配分をどうにか出来ないものかと思ってしまいます。
個人的にジミーはローズの次にチームで好きな選手ですので、チームとしても出来るだけ怪我させないような起用をして欲しいですね。
サムスさん、初コメントありがとうございます。
ジミーの出場時間、記事に書いてないんですが今日途中ダンリービーでアクシデントでロッカーに下がる時間帯があったんですよね。その分ジミーの負担が増えた形になってしまいました。ただでさえ出場出来る選手が9名(内1人はほぼ起用されないマーフィー)だったので必然的に増えてしまう形になりました。
ロスターを13人にするためにもう1つ何か動きは確実にあるので、それでまたローテーションが変わるはずなので、起用方法も変わってくるのかなと思います。
ホッとしましたねw
これでまだまだ今シーズンも楽しめそうです^^
ジミーはジャンパーをもうちょいなんとかして欲しいですね。
タフショットはいらないので、
せめてどフリーは決めてくれるようになって欲しいです。
カークにもトレードのオファーが来そうなのがちょっと気になってます。
Rockさん、コメントありがとうございます。
試合終盤に外出しないといけなかったので電車で見ていたのですが思いっきりガッツポーズをしましたw 勝てて本当に良かった。
ジミーはガラ空きのシュートはもう少し確実に決めてもらいたいですね。あれが入ってくれるだけで全然違う。
カークはGSWが興味をずっと示しているみたいですね。ただ相手のトレード候補が出ていないのでなんとも。。トレードされた場合はティーグがコールアップでしょうね。不安だ。
僕の兄はブーザーを放出しろと言っていましたw デンは得点もリバウンドも出来る人だったので、どうなると思っていたのですが、ノアやギブソン、新人のスネルも勝利に貢献してくれていました。 今順調に勝利を手にしています。がんばれブルズ!いつまでも僕はシカゴ・ブルズファンです!
2K7さん、コメントありがとうございます。
ブーザー放出論は今回のデンさんのトレードでだいぶ加速しましたね。
今日の試合は周りの選手が本当によく穴を埋めてくれていました。ここ数年多くのファンを熱くさせたブルズのプレイスタイルそのものでした。
同じく僕もいつまでもブルズファンです!
3連勝嬉しいですね(^^)4qのスネルの連続スリーにはビックリしましたwwMDJにスネルが当たり始めるといい流れになりますね^o^途中ローズがでてたんですが、あれは前の映像なんですかね!?(*_*)あとなんて言ってたか気になります!w
H-38さん、コメントありがとうございます。
ローズ離脱後ずっと2連勝止まりだったので嬉しいです。スネルの連続スリー良かったですねー!自信もってプレイしてる時の彼は本当に良い。出場時間が増えると自ずと良くなっていきそうなので今後も楽しみです。
ローズが出てたところ完全に見逃しました。。すみません。調べてみてわかったらまたコメントしますね。
今日の勝利は大きいと思います!昨日の出来事があったので選手たちのモチベーションを不安視してましたが、期待してたスネルが活躍してくれたので、素直にうれしかったです!
フリースローの確率がもう少し上がれば、もっと楽に勝てた試合だったんですけどね。。。昨シーズンもそうっだたので、もうイライラはしなくなりましたがww
それと、DJがここ最近いい活躍をしてるように思います。パスのタイミング、正確性、ゲームメイクがきちんとできるので彼が出てる時間は非常にオフェンスが安定してるように感じますね!
個人的には、特にカークと出てる時が一番安心して見れます。この調子で頑張ってもらいたいです!!
hide-miさん、コメントありがとうございます。
色んな意味で大きな勝利となりましたね。
フリースローは落としまくってたので気になっていました。せっかくカウントで得点してもフリースローを外して結局2点、っていうシーンが多かった。普段安定して決めてくれているタージも結構外していたのが気になりました。フリースローは結構メンタル面がもろに反映するので、そういう試合だったという事なのかもしれません。
DJはだいぶ連携がよくなりましたね。年明けから試合と試合の間隔が少しあいていたのでチーム練習をしっかり行えた成果だと思います。カークとの併用はとても効果的なので、今後ももっと見たいですね。
残ったメンバーがそれぞれデンの分を埋めようと頑張っているのが伝わる試合でした!
特にギブソンは得点源のデン、ブーザーの分をいつも以上に積極的に攻めているのがよかったです。チームもギブソンにボールをよく集めてましたね。またルーキーのスネルは短い間ですがとても成長してますね!スネルは今後の活躍が楽しみです。
バトラーは今シーズン1番期待してましたが怪我などもあり、調子悪いですねー。
jtさん、コメントありがとうございます。
タージは夏からずっと調子がいいので、得点チャンスが増えた今どんどん積極的になっていってもらいたいですね。ポストから得点出来る事はもう証明済みなので、彼を使用したセットも今後どんどん増えて行くと思います。
スネルは自信を持ってプレイしているときととりあえず得点したいと思ってる時とでプレイの質が全然違うので、出場時間が前者につながってくれると嬉しいです。
勝てて本当によかったです!
ジミーが放った18本のシュートは絶対勝つんだとい言う気持ちの表れでしょうね。ちょっと空回りしてしまいましたが。
次の試合はもっと決めてくれるはず!
この勢いで4連勝してほしいですね。
longyiさん、コメントありがとうございます。
デンさんから襷を受け取ったという気持ちが強かったのかもしれませんね。前半は積極的に攻め込んだりしていて良かったのですが、後半ジャンプシュートがちになりはじめてから入らなくなっていった印象でした。しかしFTを6本獲得したりと、入らない時は入らないなりの動きをしてくれるので大丈夫だと思います。
ぜひ4連勝といきましょう!
デンさん脱退後の初戦白星&3連勝&勝ててなかった西のプレイオフ圏内チーム相手の勝利。
ボールをシェアしあってバランス良くオフェンスが展開できていたと思います。
不用意なターンオーバーからの失点と試合のクローズの仕方を改善できれば、勝率はもう少し良くなって行きそうですね。
蛍石さん、コメントありがとうございます。
ボールがよく回るブルズの良い形が作れていましたね。
ターンオーバーは前半やたら多かったのが相変わらず。。しかし後半は割と抑えてくれました。終盤得点が停滞してしまったので、そういう時の対処を改善していってもらいたいですね。
まあそのうち負け出すから今だけだよ。
もうドラフトにかけたほうがいい。
デンが去って残ったメンバー数は更に減り、いっそう酷使せざるを得なくなる。そして怪我。また怪我。
本来なら価値ある選手にも怪我がちなイメージがついてしまい、ブーザーを筆頭に引き取り手も見つけにくい状況に。
中途半端にがんばったためドラフト指名順位も望ましいものとはならず数年かけて育て通用するかしないかギリギリの選手(ティーグなど)すら貴重な戦力にしなければならない辛さ。
悪夢のはじまりである。