ボブキャッツ 97-103 ブルズ

ボブキャッツ 97-103 ブルズ

5連勝!!今シーズン最長タイです。オーガスティンが20得点12アシスト、ノアが19得点14リバウンド、ブーザーが12得点10リバウンドと3選手がダブルダブル達成。タージも12得点8リバウンドとあわやダブルダブル。7選手が二桁得点し非常にバランスのとれたオフェンスでした。1ヶ月以上ぶりの100点越えでビッグマックを手にしたユナイテッド・センターは久しぶりに騒がしかったです。

オーガスティンがだいぶ馴染んでくれたのと、タージがポストでの得点力を発揮し続けているためセカンドユニットがだいぶ安定しましたね。今シーズン序盤はベンチ投入で崩れるというシーンが多かったのですが、最近はそれも少なくなってきました。

新加入のカルティエ・マーティンもスリー2本も含む11得点と良い出だしとなりました。

この試合でオーガスティン、カーク、マーティン、タージ、ノアのラインナップがかなりうまくいっていたように思います。前半二桁リードを作ったときと、第4Qにボブキャッツの反撃を止め得点を重ねたのもこのラインナップでした。そしてどうでも良い情報ですが背番号がカーク12、ノア13、オーガスティン14、マーティン15と連番になってるのもなんか面白かったです(笑)。

ブーザーとダンリービーもそれぞれ良かったですね。ブーザーは中距離のシュートだけに落ち着かずしっかりとインサイドにも攻め込んでくれました。これをやってくれると全然違う。もっとやってほしい。ダンリービーはキャッチ&シュートで得点を量産。

所詮相手はあのシャーロットだろという声もあるかもしれませんが、今シーズンのシャーロットのディフェンスはとても良い。失点ではリーグ4位、守備効率でもトップ10に入るなど新HCのスティーブ・クリフォードの手腕が光っています。クリフォードHCはシボドーHCともとても仲が良い事で有名。2人とも試合中終止座ることなくハーフライン近くまでいって指示を出しているのがそっくりでした。

さて次はまたもやホームでウィザーズ戦です。あと1勝で5割復帰です!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Charlotte Bobcats (15-23) 17 25 28 27 97
Chicago Bulls (17-18) 24 28 18 33 103
Game Stats

以下AP記事翻訳

タージ・ギブソン ダンク
Photo by Jonathan Daniel/Getty Images
CHICAGO – シカゴ・ブルズにとってルオル・デンの移籍の痛みを和らぐ方法は一つしかない。

勝ち続ける事だ。

D.J.オーガスティンが20得点12アシスト、ジョアキム・ノアが19得点14リバウンドの活躍で波に乗っているブルズはシャーロット・ボブキャッツに103-97で勝利した。

シカゴは7選手が二桁得点しこれで5連勝。ブルズ(17勝18敗)は月曜にデンをクリーブランドにトレードし、アンドリュー・バイナムとドラフト指名権を取得した。シカゴはその後サラリーカットの為にバイナムを即放出している。

ノア「トレードは確実に痛かった。しかし前に進まなければならない。俺はこのチームに自信がある、みんな必死にプレイしている。多くの人がこれはビジネスだって言うけれど、俺に取ってはビジネスなんかよりもっと重要なものだ。自分の持っている全てを注ぎ込んでいる。ルーも同じだった。だから今回の件を飲み込むのにとても苦労した。それは俺の見解だ。皆やらなければいけない仕事は違う。だから誰かに怒りを感じているなんて事はないよ。」

ブルズのトム・シボドーHCも同トレードを気に入ってはいなかったが、それに対して自分のチームが見せた反応に関しては好感触を得ている。

シボドーHC「逆境に立ち向かうときにメンタル面でタフであることがとても重要だ。今シーズン選手達はそれをずっと見せてくれている。倒されれば立ち上がる、このリーグでやっていくにはそのメンタリティーが必要なんだ。全てが自分の思っているように物事は進まない。そしてそうなった時に意気消沈して落ち込んでいてはならない。前に進み、次の試合の準備をしなければならないんだ。
以前にも言ったが、現状に満足していないのであれば全力でそれを変えようとするんだ。このチームはそれをやっていると思う。戦い、ひっかき、もがいている。必要な事なのであれば何だってするさ。」

マイク・ダンリービーが17得点したシカゴは後半に15点リードを失いながらも建て直した。カルロス・ブーザーは12得点10リバウンド。

ボブキャッツ(15勝23敗)はこれで3連敗。ジェラルド・ヘンダーソンが30得点、ケンバ・ウォーカーが29得点した。

シャーロットは第3Qに両チームが得点した29得点中22得点を決め最終Qを70-70の同点で迎えた。ウォーカーはその間に13得点、残り0.7秒でのレイアップも決めた。

ジョシュ・マクロバーツが第4Qにダンクを決め73-72とボブキャッツが逆転したが、そこからブルズが11連続得点。ノアのダンクでランが開始され、ノアはその間に7得点した。

第4Qのそのランが鍵となりシカゴは勝利を手にした。残り11.8秒でウォーカーがレイアップを決めシャーロットは4点差まで詰めたが、カーク・ハインリックが2本フリースローを決めブルズは耐え抜いた。

シカゴはジミー・バトラーが金曜のミルウォーキーへの勝利で左大腿四頭筋を板目欠場した。バトラーは今シーズン怪我で13試合欠場している。

ブルズは他のハインリックとタージ・ギブソンがそれぞれ12得点、26本中21本のフリースローを決めた。金曜にブルズと10日間契約したカルティエ・マーティンは初出場で11得点した。

20本中19ほんのフリースローを決めたボブキャッツは他にアル・ジェファーソンが20得点11リバウンド。シャーロットはリバウンド戦で46-34と圧倒された。

ブルズはデンの代わりに先発スモールフォワードに抜擢されたダンリービーが前半13得点し52-42のリードでハーフタイムを迎えた。

シーズン始めにいたチームベストプレイヤーであった2人、デンと膝の手術で離脱したローズを欠き、更には先発のバトラーが欠場しながらもブルズは現在今シーズン最も調子のいい期間にいる。

ノア「とにかくコートに立ち全力でプレイするんだ。タンクなんて物は絶対にしないよ。シカゴの人達が”シカゴ・ブルズ”と言う時、彼らがそれを誇らしいと思って欲しいんだ。」

Game Notes

  • ジェファーソンはこの試合までの2試合で合わせて14得点しか出来ていなかった。
    スティーブ・クリフォードHC「彼のポジションは相手によりけりなんだ。相手が彼に対してどういうディフェンスをしいてくるかによる。」
  • ブルズが金曜に10日間契約したカルティエ・マーティンはこの日5本中4本のシュートを決め11得点した。

21 コメント

  1. ブルズの100点越え、久しぶりだ~!
    心情的には微妙なんだけれどプレーオフを争う当該チームのボブキャッツに
    第4Qで突き放せたのは気分が良いですな。
    ヘンダーソンとケンバ・ウォーカーにはいい様にやられたけれど
    例によって魔の、鬼門の第3Qで例の如く崩れるかと思いきや建て直せたのは
    ポジティブに捉えて良いんじゃないかな。 
    ノアとシボドーのコメントにも重みがあります! ノアが健在な限りブルズ・スピリッツが
    折れる事は無いと思わせてくれます。

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      100点越え!1ヶ月以上前のヒート戦以来です!
      ヘンダーソンとケンバにはやられてしまいましたね。ヘンダーソンはなんか急成長ですね。結構良いディフェンスできていたシュートも決められてしまっていました。
      ノアのコメントは他にもたくさんあったので別記事にしておきましたー。

  2. オッケーオッケー!順調に連勝!後一勝で勝率5割! 次はウィザーズ!頑張って下さい!

    • 2K7さん、コメントありがとうございます。
      連勝はやっぱり嬉しいですね!もう少しで5割復帰!
      ウィザーズ戦もしっかりいきましょーう。

  3. 5連勝いいですねー。

    どうせ弱いチームと連戦したから勝てただけだとかいう人も出そうですけど、
    それらのチーム相手に取りこぼさずに勝てたというのは非常に意味があるんじゃないでしょうかね。

    • サムスさん、コメントありがとうございます。
      相手が誰であろうと勝つ事に意味がありますからね、純粋に嬉しいです。なんなら昨シーズンまでは、ブルズは相手が弱いとそのレベルまで落ちててこずるみたいな批判もありましたからそういう意味では成長したとも言えるのかもしれません。
      何にせよ、どんどん勝利と経験を積み重ねて行って良くなっていってもらいたいです。

  4. 5連勝!確か、シーズン序盤にした以来ですよねかね!
    ノアもダンリービもそれぞれ良い所が出てたし、それに最近、自分が推してるDJが活躍してくれたので、気分良く休日をスタートできましたw
    昨日は、カークと出てた時、オガチンがSGみたいになってて、ほとんどオガチンがボールを触る機会がなく、オフェンスが上手くいかなかったんですが、今日はPGの役割で、いつも通りのスタイルに戻って、いい流れでオフェンス出来てたと思います。
    試合内容とは、関係ないんですが、タージの腕にしてるサポーターのタグがどうしても気になっちゃいますw最近いつ見ても、ひょろっと出てるんです。本人も気づいてるとは思うですが…
    なんかゲン担ぎなんですかね⁇

    • hide-meさん、コメントありがとうございます。
      11月中旬に5連勝して以来ですね。この際それも越えてもらいたい。
      オーガスティンとカークの併用はまだ色々と試している雰囲気がありますね。この試合ではオーガスティンをPGにしてカークを2番にまわしているシーンが多かったですね。

      タージのタグ気になりますよねw 自分もずっと気になっていたんですが、サポーターを直してる時もそこだけはなぜかいれないので何かしらのげん担ぎですかねー?調子いいので何でもいいですw

  5. オーガスティンが加入してから段々良い方向に向かっているような感じがしますね。
    オーガスティン自身も発奮してるようでお互いにwin-winな契約。

    デンがいなくなってチームNo.1,2の選手がいなくなりつつも5連勝でティボドーHCにはホント頭が下がります。

    デンとバイナムのトレードだったらせめてウェイターズくらい欲しかったとこですけど、ロスターに柔軟性を持たせてローズが復帰する来シーズン以降にフロントは照準を合わせてきてるように思えます。

    とにかく後になってからデン出さなきゃ良かったorzとか嘆くようなことにならなければいいのですが。

    • さぼ10さん、コメントありがとうございます。
      チームとしてはオーガスティンが活躍してくれると助かるし、本人も活躍出来る場を求めていたので正にwin-winですね。シボドーの信頼を得て多くプレイ出来ているのも良いです。

      ウェイターズはアーヴィングとの不和が噂されたりとケミストリー的な問題もあって避けたのかもしれません。あとディフェンスがあまり良くないのも一因かもしれません。

      あの時ああしていればーと過去の事を嘆くようなコーチや選手達ではないので、シボドーが言っているように「現状を受け入れ満足するのではなく自分たちの手で良いものにする」というのを是非引き続き実行してもらいたいですね。

  6. マーティンには、ビックリしました(^^)自信もってプレイしてほしいですね!!^o^あと、オーガスティンが自分の中でかなりきてます!!wめっちゃいい選手ですね^o^次も勝ちたいですね!^_^

    • H-38さん、コメントありがとうございます。
      マーティン初試合でなかなかの活躍をしてくれましたね。嬉しいです。
      オーガスティンは元々ドラフト上位で指名されたりとポテンシャルのある選手ではあったので、ブルズでその力を発揮してくれていて助かります。

  7. 5連勝ですね。
    相手ガードコンビには良いようにやられてしまいましたが、前半は良い出だしでしたが、第3Qに失速。おいおい、いつものパターンか?と不安になりましたが、何とか第4Qに持ち直しての勝利。
    ハーフタイム中にプレイを修正してきたであろう、相手HCを褒め称えるべきなんでしょうね。
    今期のボブキャッツは数年前に最低勝率を記録した時と比べられないくらい良いチームになっていますね。何だかんだで、ヒートを1点差まで追い詰めていたりしますし。

    以下は目に付いた選手の個人的な寸評です。
    オーガスティンは良いプレイヤーですね。視野が広くなり、不用意なTOが無くなればもう1段ステップアップをしてくれそうです。

    ノアは攻守に渡り活躍。こういう活躍だけではなく、パサーとしてのプレイもできるので、マークする選手は大変そうですよね。

    ブーザーは得点とリバウンドで貢献してくれました。ディフェンスはタージの方が良さそうに見えますが、やはりこの2つはブーザーの魅力ですよね。もう少しディフェンスを頑張ってくれれば言う事無いのですが……。

    今期のタージは素晴らしいダンクを連発していますね。かと思えば、器用にターンアラウンド・フェイダウェイで魅せてくれたりと、オフェンスの幅が広がっているのが分かります。ディフェンスも上手いですし、ブルズになくてはならない存在になりつつあります。

    カークは調子に波はありますが、それでも必要なプレイヤー。昨季もシュートスランプの時に不要論が飛び交いましたが、欠場している時には勝率が下がっていたかと思います。リーダーシップなど、スタッツで表れない部分での貢献度が大きいと自分は認識しています。間違っていたらすみませんw

    この試合のダンリービーは、オーガスティンへのタッチダウンパスの印象が強すぎて、他の印象が残っていないw
    あれは出した方も取った方も素晴らしかった。

    新加入のカルティエも期待に応えてくれましたし、ベンチからのポイント源になってくれたら嬉しいですね。

    • 蛍石さん、コメントありがとうございます。
      ボブキャッツ良いチームになりましたね。昔感じられていた諦めみたいなものが一切なくなったように思います。良い選手も揃い始めているので今後が楽しみなチームです。

      ダンリービーのあのパス凄かったですよね!あれは盛り上がる^^ 2人ともグッジョブです。

      ブルズはスタッツだけではわからないような動き・貢献をしている選手が多いのが強みだと思います。カークもそれにかなり当てはまると思います。さすがにフリーの時はシュート決めて欲しいですが(苦笑)。この試合は安定していて良かったです。

  8. やりました!5連勝!
    ブルズのフロントはよい選手を見つけてくるのが上手ですね。
    オーガスティンが加入してからバランスがよくなったような。
    あと、僕の中ではノアがしっかり出れてるのがお大きいのかなのとおもいます。
    このまま連勝をのばしてほしいですね。

    • longyiさん、コメントありがとうございます。
      5連勝いえーい!
      ブルズのフロントはシボドーにはまりそうな選手を見つけてくるのに長けていますよね。まあたまにラジュアル・バトラーやデイクワン・クックのような失敗例もありますが。
      ノアのプレイはかなり大きいと思います。今シーズンは早めにベンチにさげたりと、シボドー側でもプレイタイムの調整が見られるのでこのまま安定して出場し続けて欲しいです。

  9. カルティエ・マーティンのサラリー激安でびっくりしました。
    今回のようなプレイを続けてくれるのならばかなりおいしい選手ですねw

    • まもるさん、コメントありがとうございます。
      10日間契約ですからね、激安ですよね。このまま活躍してくれればおそらくもう一度10日間契約を結び、その期間中も活躍出来ればシーズン終わりまでって流れになると思います。

  10. この前ボロ負けしたDALとかと比べれば弱い戦力的には劣るチームですが、
    しっかり勝てることは大事なことですよね。
    終盤追いつかれながらもしっかり突き放して勝てるのは、
    MDJとDJが機能し始めているのが大きいと思っています。
    あと、しばらくマーティンを使っていって欲しいですね。
    トニーには成長してほしいのですが、ジミーすら安定しないので、
    ちょっとベテランの安定感がほしいところですね。
    この調子で6連勝、7連勝、8連勝と行きましょう!

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