ティーグのトレードが正式決定、カルティエ･マーティンと2度目の10日間契約

ティーグをネッツのシェングリアとトレード
先週報じられていたマーキス･ティーグのトレードが正式に発表されました。2012年のドラフトでブルズに29位で指名されたティーグはなかなかローテーションを割る活躍ができず、今シーズンは途中で自信をつけるためにDリーグにも送られていました。ブルズでのキャリアでは68試合出場で平均9.3分出場2.1得点1.3アシストでした。スピードは抜群にある選手でまだまだ若いので新天地で飛躍できるよう頑張ってもらいたいですね。出来ればブルズで育って欲しかったという気持ちもあったので残念です。ポテンシャルでドラフトする難しさが出てしまったのかなと思います。

トレード先はブルックリン･ネッツ。デロン･ウィリアムズが怪我がちで、控えのショーン･リビングストンが活躍しています。そこの3枚目として加わる形になりますね。ジェイソン･キッドはHCとしての手腕はまだ未知数ですが、PGとしての経歴は文句無しなのでそこから何か学べると良いのですが。

代わりにブルズにくるのはグルジア出身のフォワードのトルニク･シェンゲリア、通称Toko（トーコー）。こちらも2012年のドラフト組で54位指名です。キャリア平均6.4分出場1.5得点1.0リバウンドと大した数字ではありませんが、ほとんど出場しておらずDリーグで活躍している印象ですね。Dリーグでは14試合出場で平均33.9分21.1得点7.3リバウンド3.3アシストとそれなりの数字を残しています。

彼のベストゲームとされているのがこちら。

しばらくはシボドーのシステムを学ぶのに時間がかかると思うのですぐにローテーションに入る事はないでしょう。ただ貴重なフロントコート陣にはなると思うので、出場できるくらいまでに頑張ってもらいたいです。Automotive（自動車）にかけてTokomotiveなんて呼ばれたりしているのでそのあだ名に負けないようなハッスルを見せて欲しいですね。背番号は7番をつけるようです。

金銭的な話をすると、ティーグより年棒が安く来シーズンは制限付きFAになるので来シーズン以降にも影響しないというのがトレードする決断として大きかったのかなと思います。しかし本人にそれは別に関係ないので、新たなチャンスとして頑張って欲しいです。

カルティエ･マーティンと2度目の10日間契約
1月10日にブルズが10日間契約してカルティエ･マーティンと2度目の10日間契約を結びました。出場した試合ではそのシュート力をしっかりと見せてくれていたので順調に2度目の契約となりましたね。このまま残りのシーズンも契約と出来るかは本人の頑張り次第なので期待しています。