先日のウルヴスへの敗戦を引きずることなく、ブルズらしいディフェンスと7選手が二桁得点するバランスの取れたオフェンスで勝利!手負いのスパーズとはいえパーカーとダンカンは健在。昨年はパーカー、ダンカン、ジノブリ全員が欠場した試合落としていましたからね、勝ててよかったです。今シーズンの課題であるターンオーバーをわずか7に抑え、相手から逆に19TOも奪えたのは良かったですね。攻守共に落ち着いたプレイができていました、特に後半。
ノアとカークが2人揃って復帰。ノアは先発でカークはベンチからの出場となりました。そして結果的に2人の活躍がかなり大きかったです。ノアは10得点10リバウンド8アシストとまたもやあわやトリプルダブル。カークは終盤貴重な得点を重ねてくれましたね。この2人がいるとディフェンス力がぐっと上がるのも明らか。
ブーザーとタージもそれぞれインサイドの得点源となってくれ、ダンカンに臆せずしっかりと役割を果たしてくれていました。
そして待ってましたジミーの活躍。19得点4リバウンド3スティール2ブロック、シュートも11本中7本を決めるスタッツ祭。出身州であるテキサスで復調ってのもなんか嬉しいですね。
昨年ブルズにいて大変お世話になりましたベリネリとの初対戦でもありました。今シーズン調子の良いベリネリですが最近ちょっと数字を落とし気味。この日も11本中4本しかシュートが決まらず不調が続いているようでした。彼は今年のスリーポイントコンテストとかで見れそうですね。
これで1月をブルズは11勝4敗で終えました。この試合を始めに西相手のアウェイ戦が続くので、このいい流れを持ち込んでもらいましょう。2日オフもあるので、しっかりと休んでもらいましょう。2月一発目はペリカンズです!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (23-22) | 21 | 19 | 28 | 28 | 96 |
San Antonio Spurs (33-13) | 15 | 21 | 25 | 25 | 86 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ジミー・バトラーが19得点、カルロス・ブーザーが16得点12リバウンドしブルズは96-86の勝利でスパーズは3連敗を喫した。
バトラー「でかいね。ここに来てアウェイで勝利をあげられるのはとてもでかい。」
トニー・パーカーが20得点、ティム・ダンカンが17得点12リバウンドしたサンアントニオはここまでずっと連敗をしていなかった。
スパーズはマヌ・ジノブリ、クワイ・レナード、ダニー・グリーン、ティアゴ・スプリッターがそれぞれ怪我で欠場した。
火曜の夜、ヒューストン戦でダンクを決めた後に左ハムトリングを痛めたジノブリが新たに怪我人リストに加わった。
スパーズのグレッグ・ポポヴィッチHCは疲労についての話題を払いのけた。
ポポヴィッチHC「どうでもいい、そんなものはただの言い訳だ。全員出来る限りの事をやった。疲労をどう計ればいいのかなんて俺にはわからない。ただプレイすればいい。選手達の出場時間を抑えようとしたりとかはしている。誰が怪我してるか、どんなスケジュールかなんて関係ない。ただプレイするんだ。どうだって良いよ。勝つか負けるか、それが最も重要な事だ。我々はいつもの守備を展開することができず、負けた。」
オールスターポイントガードのデリック・ローズを怪我で失っているブルズも賛同できる事だろう。
ブルズはローズの怪我以来、全選手がステップアップを試みておりその結果がアウェイでの10勝目へとつながった。
シカゴは7選手が二桁得点。D.J.オーガスティンとタージ・ギブソンがそれぞれ15得点、ジョアキム・ノアが10得点10リバウンドした。
バトラー「他のチームと何もかわらない、我々もロスターにNBA選手が揃っている。多くのチームが我々の事を見過ごしているが、このチームには色んな事が出来る良い選手が沢山いるんだ。全員が一丸となってプレイし、全力でプレイすれば沢山勝てると思っているよ。」
主要選手が4名欠場したスパーズも、自身の層の厚さに頼る事となったがブルズほどうまくはいかなかった。
ナンド・デ・コロと最近契約したオシウス・ジェファーズは共にDリーグ出身で、両者共に今シーズン初先発を果たした。ジェファーズはハッスルプレイを、デ・コロはプレイメイクをもたらしたが、共にオフェンスでの貢献をする事ができなかった。ジェファーズはわずか1本放ったシュートを外し無得点、デ・コロは8得点に終わった。
サンアントニオは不安定でちぐはぐなオフェンスに悩まされた。スパーズは19ターンオーバー犯し、33FGに対して16アシストしか記録出来なかった。
ダンカン「リズムを維持するのが難しい。多くの仲間が欠場している中、攻守両サイドで安定感がなかい。必要な時間に調子を維持する事ができていない。要所要所ではやりたい事ができているのだが、そこからディフェンスやオフェンスが止まってしまっている。」
サンアントニオは第1Qに5分近く無得点に抑えられ、シカゴは12-5のランで同Qを終えた。残り2.8秒でパティー・ミルズがスリーを決めスパーズは21-15ビハインド。
サンアントニオはそこから17-3のランで27-24と一気に逆転。シカゴは10分間でわずか7得点しか出来ず、第1Q終盤の21-12のリードからいつのまにか36-28のビハインドに陥っていた。
しかし後半はブルズとバトラーの物だった。
パーカー「今はとにかく厳しい状況だ。連戦で、チームにエネルギーが足りていないなと感じた。前半はシュートが決まらなかった。前半はオープンなスリーなんかもあって結構良いシュートを打てていたんだ。ただ決める事が出来ず、なんとか戦い抜かなければならなかった。後半もっとエネルギーを振り絞ろうとしたけど、相手の方が一枚上手だった。」
バトラーは11本中7本のシュートを決め、スパーズはこの若いフォワードを止める事ができなかった。
トム・シボドーHC「ジミーは素晴らしかったね。彼のディフェンス、そしてそのディフェンスからオフェンスへとつなげてくれたのが我々にとってとても大きかった。」
ギノブリ、レナード、グリーンを守る必要がなかった為、バトラーはパーカーやスパーズのガードをガードする事が出来た。
パーカーは34分の出場で17本中8本のシュートを決め6アシスト。
バトラー「(パーカーを守るのは)チャレンジだよ。色んな事をとても上手く出来る選手だからね。でも俺が抜かれてもタージ(ギブソン)、(ナジー)モハメッド、ジョー(ノア)、ブーズ(ブーザー)が後ろで彼のシュートを変えさせたり違う方向に行かせてくれていた。」
Game Notes
- グリーン(左人差し指の骨折)、レナード(右第4中手骨の骨折)、スプリッター(右肩の捻挫)は全員ネクタイを閉めずスポーツコートを着用しベンチの後ろから観戦した。ジノブリはいなかった。
- ノア(病気)とカーク・ハインリック(右ハムストリング)は試合前判断とされていたが、2人ともプレイした。
- ジェファーズは同ポゼッションで2度ルーズボール追う為にコート外にダイブしジャンプボールを勝ち取り、早くもスパーズファンの心を掴んだ。
- ノアは第3Q残り5:02で第3審判のジョシュ・ティヴェン氏にテクニカルファウルを取られた。レイアップを外しディフェンスに戻る際に取った空を切るパンチのような動作が、ダンカンにファウルされただろうとアピールだととられたようだ。
- 最近の怪我続きにどう対応するか問われたグレッグ・ポポヴィッチHC「ベンチにいる選手を使う。相手の選手は使う事ができないからね。それはわかってるよ。」
ジミー復調は良い知らせです。
ジミーがしっかり外から得点してくれるとゲームがぐっと面白くなりますね。
ちょっとダンリービーが疲れてるのかなって感じもありますが、オフでしっかり休んで次の試合にのぞんでもらいたいです。
良いリズムできてるし、このまま2月は貯金を少しづつ増やして欲しいところです。
黒田さん、コメントありがとうございます。
ジミーがジャンプシュートを決めてくれると、一気にオフェンスでのオプションが広がるのでいいですね。おかげでインサイド陣がしっかりと得点できていました。
ダンリービー今日は当たらなかったですね。スリー一本も入らなかったのは珍しい。この数日で休養&調整してもらえると嬉しいです。
2月は貯金していきましょー。
ジミーの復調は好材料ですね!
しかし、この前と今日を比べると、ノアの攻守の存在の大きさが明らかですよね。
ノアがいない時を何とかしたいです。
カークやジミーが抜けてもDJやトニーでそれなりにカバーできますが、
ノアに関してはどうにもならないですよね。
うまくチームでなんとかするのか、どこかから選手を持ってくるのか、
対策を見つけ出してもらいたいです。
Rockさん、コメントありがとうございます。
ノアがいるいないで全然違いますね。プレイはもちろんなのですが、チーム全体の気迫みたいなものにも影響すると思うので、誰か代わりでカバーって感じでもなさそうですね。
こないだの試合はそういう気迫全開タイプの選手のノアとカークが両方いなかったので余計そう感じたのかもしれません。
無事にウェストの強豪相手に勝利しました。
スパーズは連戦の疲れも有ったんですかね。
オフェンスでは、らしくないようなターンオーバーが多かったように見受けられました。
ディフェンスも正センターのスプリッターが居ないせいか、ペイント内を荒らすことができたのが幸いしました。
ジミーのカットはやはり重宝します。ジャンパーのタッチも戻ってきたので、一層の活躍を期待してしまいます。パーカーへのディフェンスも良かったなぁ。
ノアは攻守共にダンカンとバチバチやり合っていました。ダンカンをペイント内で押さえ込めたのは本当に素晴らしい。オフェンスでは良いパスを出せていました。解説もbeautifulと言ってましたね。
カークは第4Qでの固め打ちが見事でした。あそこで突き放せたのは大きかった。パーカーに対してはやられ気味でしたが、ミルズ相手では良い守備を見せていました。
スネル、今年は残念でした。2年目の出場目指して大きく飛躍して欲しいですね。
次回はペリカンズ。眉毛が今日は欠場だったんですけど、指の脱臼って長引くんですかね?
二年目に入って急成長しているので、居ないなら随分楽ができるんですけど。
蛍石さん、コメントありがとうございます。
スパーズは10日間契約の選手を先発にまわさないといけなかったりしたのもあって、連携がうまくはまってない感じがありましたね。
守備ではノアが常にインサイドで体を当てにいってたおかげで、しっかりと守ることができました。理想的な形でしたね。
スネルがルーキーゲームに選出されなかったのは本当に残念!絶対いけると思っていたんだけどなー。残念です。
次戦は眉毛ですね。ペリカンズには今シーズン3OTでの敗戦なんかもあるのでそのリベンジもかねて連勝したいです!
今シーズンのベストゲームの一つではないでしょうか。
ファーストゴールがジミーのミドルだったかな?あれ観た瞬間「今日のジミーは違うぞ」という予感をもたらしてくれました。
これまで殆ど語られる事のなかったDJという選手がブルズの司令塔としてファイナルMVPガードに渡り合っているシーンをみて、ちょっと胸が熱くなりました。ハインリックは本当に興味深い選手だと思います。常に闘志は溢れているのですが、それがうまく機能する時とそうでない時のギャップが激しくて。なんとなく、強豪相手のカークは観てて面白いような。4Q中盤スパーズの最後の反撃に対してもひるむことなく切り込んで得点していて心強かったです。
かなりチームとして機能しだしてきたブルズですが、スタメン・ベンチ含めてどの選手が欠けても、他チームでエースが欠けるのと同じくらいのショックがありそうです。今後もチームの好不調はあるでしょうが、とりあえず怪我だけはしないで欲しいそれだけですわ。
スパーズってダンカン、パーカー、ポポビッチが揃っていればそれだけでトップチームで居続けられるなんて考えていましたが、そんなに甘いもんじゃないという事でしょうか。敗因を突き詰めていくと、選手同士のちょっとしたリズムの違いなだけなのに、全体としてこれだけチーム力に影響してしまう。
別件ですがヒート・サンダー戦凄かったですわ。レブロン対KDがリアル仙道対流川みたいで、爆笑しながらスゲースゲー言って観てました。
MJ32さん、コメントありがとうございます。
早い段階でジミーがジャンプシュート決めてくれたのは大きかったですね。これはいけるぞ!って思いましたもん。ちなみにファーストゴールはブーザーのレイアップでした。
ハインリックは闘志むき出しなプレイでたまに空回りしてファウルトラブルに陥る時があるんですが、今日のようにはまってる時は本当にいいですよね。第4Qの得点の仕方とか凄いよかったです。フローター決めた時思わずガッツポーズでした。
チームとしてプレイがだいぶいい感じになってきましたね。こんな感じでボールが回っているとほんとに素晴らしいバスケだなーと思ってしまいます。シボドーはポポヴィッチのコーチとしてのスタイルを本当にリスペクトしているので、誰が欠けても誰かがステップアップするというところはポポヴィッチからとっているんだと思います。この試合ではさすがに急場凌ぎの面子が多かったので昨日しなかったようですが。誰が欠けても戦い続けるスタイルは似てるなーと思っています。
ヒートvsサンダーは面白かったですね。完全にやりあってる感じでした。サンダーはいいですねー、本当に勢いにのっている。というか昨日サンダーはみんなシュート入り過ぎw
ジミーよかったですね(^^)この感じで次戦も活躍してほしいです!!ほんと、カークとノアが、いるだけでかなり変わりますね(^ ^)ナイスゲームでした!!!!
H-38さん、コメントありがとうございます。
ジミーの復活は本当に朗報ですね!これで調子を維持できるといいなー。
カークとノアの存在感は大きいですね!頼もしい!
ナイスゲームでしたね。
ノアはブルズの心臓ですね。
パスがあんなにうまいセンターはなかなかいませんよね。
あと気合いがちがいますね。
そして、ジミーの復活!
嬉しいです!
longyiさん、コメントありがとうございます。
正に心臓だと思います。彼がいるからこそ全員いまのレベルでプレイ出来ているといっても過言ではないと思います。プレイメイクできるセンターって貴重ですよね。
カーメロアンソニーが来るかもなんて噂がありますけど、どうなんでしょう?
ポラリスさん、コメントありがとうございます。
メロ取りに行くべきだみたいな記事がだいぶ増えて来ましたね。ただ本人はNYかLAじゃないと嫌だっていう報道も出てたりするのでどうなんでしょうね。メロの奥さんはNYが良いって言ってるみたいですし。
個人的にははまるのかどうか心配なところがあります。メロがシボドー環境化でどれだけフィットするのかが1番気がかりです。
どちらにせよ獲得するにはブーザーのアムネスティだけでは足りず、ノアかタージらへんをトレードしないといけなくなります。自分としてはそこまでチームを壊したくないなーってのがあります。
スパーズ撃破!!最高の結果になりましたね。バランスよく得点をしていましたし
よかったです。やはりノアの存在は大きいですね。少しでも負担をなくす為にも
やはりナジーともう一枚ほしいところですね。個人的にはアシークに戻ってほしいですが
現実を見ればコリンズとかですかね。ハワードキラーで有名になりましたから。
バトラーも復活の兆しがみえましたね。そして我がブーザーまたもダブルダブルしてくれました。何とか好調を維持してほしいところですね。
トレード期限もあるので何らかの動きがありそうですが、あまり派手には動かないでほしいとは思っています。ブーザーの放出は断固反対します!!
ブーザー大好きさん、コメントありがとうございます。
手負いとはいえ、西の強豪に勝てたのは良いですね。
今後もビッグマン問題はつきまとうと思うので、どうなるのか注目ですね。
トレード期限でまでにまだ動くのかどうか。
ブーザーは好調を維持できるのであれば計算できる戦力なのでがんばってもらいたいです。