ブルズ - ホークス ノア トリプルダブル

ブルズ - ホークス ノア トリプルダブル

ノアがキャリア4度目となるトリプルダブル達成(19得点16リバウンド11アシスト)で上位ホークスに完勝!前半で既に8アシスト記録していたノアはこの日もパスがきれきれ。ビハインドザバックでジミーにアシストするシーンなんかもあってどこのポイントガードですかっていう状態でした。ジャンプシュートも何本か決めていて今日は正にオールラウンダーって感じでしたね。

またもや先発出場となったタージも24得点12リバウンド5アシストと大活躍!ポストプレイ、ジャンプシュート、あらゆる形で得点してくれていました。最終的に19本中12本のシュートを決める効率の良さ。年の始めにノアが後1アシストでトリプルダブル達成という試合があったのですが、その試合後にタージがノアに「俺が最後出てたら達成できた」とジョークしていたのですが、今日は実際にノアの10アシスト目がタージのジャンプシュートでそれが現実となりました(笑)。

ジミーも12得点13リバウンドと安定した活躍、ダンリービー・カーク・オーガスティンもそれぞれ二桁得点とオフェンスを回すべく選手達がしっかりと仕事をしてくれたという感じになりました。100点ゲームでお客さんもビッグマック手にして大満足。

課題が残らなかった訳ではありません。前試合で完璧だったフリースローがこの日は13本中6本(46.2%)と外しまくり。ターンオーバーも16と多かったですね、そこから18失点してしまっています。

さて次は一日空けてのホームでブルックリン・ネッツとの試合です。プレイオフ順位を争う相手となりますので、しっかりと勝利して順位を固めにいってもらいたいです。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Atlanta Hawks (25-25) 17 22 31 15 85
Chicago Bulls (26-25) 33 25 22 20 100
Game Stats

以下AP記事翻訳

タージ・ギブソン、ジミー・バトラーのツインリバウンド
Photo by Randy Belice/NBAE via Getty Images
CHICAGO – ジョアキム・ノアがシカゴ・ブルズを勝利へと導き、ファンにもちょっとしたボーナスを与える事となった。

ノアは19得点16リバウンド11アシストで今シーズン初のトリプルダブルを達成し、ブルズはアトランタ・ホークスに100-85と勝利した。ノアが試合終盤に2本フリースローを決め総得点を100点に乗せ、ファンは無料ビッグマック券を手にする事ができた。

ノア「いやあ、かなり決めるのが難しいフリースローだったよ。」

それ以外はノア率いるブルズにとって難しくはなかったようだ。

ノアの他にタージ・ギブソンが24得点12リバウンド、ジミー・バトラーが12得点13リバウンドの活躍で、ブルズは6選手が二桁得点した。

シカゴはホークス相手にこれで4連勝、ホームではホークス相手に6連勝。

ノアは2013年2月28日のフィラデルフィア戦以来、キャリア4度目のトリプルダブルを達成した。残り9:59でギブソンのジャンプシュートをアシストして達成した。

ノアはここ最近非常に好調で、4試合連続で10リバウンド以上獲得、4試合中3試合で14得点以上している。

トム・シボドーHC「1番大きいのは彼が健康だってことだ。リズムに乗れている。トレーニングキャンプに参加出来なかった事でオフェンス面で少し後退してしまっていたけど、ディフェンス面では今年ずっと良い。」

ブルズは3試合連続でカルロス・ブーザーが左ふくらはぎの張りで欠場し、ギブソンが代わりに先発している。しかしブルズ(26勝25敗)はその影響を全く感じさせる事無く、ホークス(25勝25敗)を57-28とリバウンドで圧倒。ここ4試合で3勝目をあげ、こ東カンファレンスの順位でアトランタを0.5ゲーム差で抜いた。

ギブソン「ディフェンス面でもの凄い気迫を持ってプレイしている。お互いに良いシュートを提供する事ができた。とても利他的なプレイが出来ていた。」

ホークスは今シーズン最長となる4連敗を喫した。序盤から大きくリードされてしまい、第2Qには最大25点差ビハインドだった。

第4Q残り8:47にマイク・スコットがスリーを決めアトランタは一時8点差まで追い上げるも、シカゴはそこから6連続得点で反撃した。

マイク・ブーデンホルツァーHC「後半見せたプレイがこのチームに求めている物であり、お互いが求めている物なんだ。それを48分間やるっていうのが今のチャレンジだ。」

前半は明らかに求めていたものではなかった。

試合前にブルズのガー・フォーマンGMに今年のオールスタージャージを手渡されたノアは第1Qに6得点6リバウンド6アシストを記録。

前半だけで7得点11リバウンド8アシストと大暴れで、アウェイ連戦を3勝3敗で終えたばかりのブルズは58-39のリードでハーフタイムを迎えた。

ノア「ああいった西アウェイ連戦から戻ってくるとだいたいみんな一息ついちゃうものなんだ。今回は誰もそれをしなかった。みんな全力でプレイし続け、我々にとっては良い勝利となった。」

先日のメンフィス戦でグリズリーズをNBA記録となる1フリースローに抑えながらも79-76で敗戦していたアトランタは、この試合ではオフェンスの立ち上がりが遅すぎた。ホークスは前半シュート率40%、試合を通して43.8%に終わった。

オールスターフォワードのポール・ミルサップは15得点したが、リバウンドがわずか2本で4試合連続の二桁リバウンドが途絶えてしまった。ホークスは他にルー・ウィリアムズが13得点、ジェフ・ティーグが12得点した。

ミルサップ「とにかく結束しなければならない。我々のスタイルをプレイ出来るように戻らないと。ここ数試合自分達のペースでプレイできていないように感じる。」

カイル・コーバーは第2Q開始15秒でスリーを決め、自身の持つスリー成功連続し合いを119試合へと伸ばした。コーバーが最後にスリーを外したのは2012年11月2日のヒューストン戦だ。

しかしアトランタにとってはそれが唯一のハイライトとなってしまった。ブルズは多数あり、その多くはノアによるものだった。

ノア「良いプレイが出来ているのはとても気持ちがいいよ。これ以上に良いことなんてないよ、特に勝ったときはね。多くの選手がステップアップした。」

Game Notes

  • トム・シボドーHCによると、デリック・ローズが今シーズンのチーム練習に参加する可能性は低いとのこと。ローズは11月22日に右膝半月板を断裂し戦線離脱している。
  • ホークスはカルティエ・マーティンと2度目の10日間契約を結んだ。マーティンは今シーズンブルズでも6試合プレイしている。

  • 両チームともオールスター休暇までに1試合残している。
  • ティーグの弟マーキスは1月21日にブルズからブルックリンにフォワードのトルニク・シェンゲリアとトレードされている。
  • アトランタはアル・ホーフォードが欠場した試合では9勝12敗。ホーフォードは右胸筋の怪我で今シーズン欠場が決まっている。

8 コメント

  1. このところのノアのスタッツはもうPGですね。このゲームの最後はノアがボールを運んで保持している所は最高に楽しかったです。
    ブルズはバックコートの外からの得点があればもっと勝ち星が増やせそうです。でもこうなるとブーザー不要論が強まりそうな感じです。

    • 老籠球好さん、コメントありがとうございます。
      ノアは速攻も先導できちゃうのがすごいですよね。今日はタージもそれやっててちょっと面白かったですw
      今日はタージが46分、ノアが41分と相変わらずブーザーいないとビッグマンでずっぱりなので不要とまではいきませんが、もうタージ先発でも良いんじゃないかみたいな感じにはなってしまいますよ。今季早く帰ってきて活躍してもらいたいです。来季はだいぶわからなくなってきましたね。

  2. タージのシュートタッチが柔らかい! シュートの軌道が綺麗だ!
    ポイントCノアとの呼吸も合いすぎる位に見事! 最近のタージは完全にスコアラーと
    言って良いくらいブルズの得点源! ノアのペリメーターからのシュートも高確率で
    決まるしトリプル・ダブルだもの! この2人はヤバイ! 
    元からリバウンダーとしてのポテンシャルも高いしどんな時も全力プレーを忘れない! 
    観ていてワクワク、ゾクゾクする!
    おかげでボールもよく回るしカークやDJのゲームメークもスムースで、楽にスリーを
    撃てる場面が増えていますね。
    DFの強烈さも凄みを増していて、2人揃って今季のオール・ディフェンス1stチームに
    選ばれても全然驚かない。 かなり興奮気味(笑) いや~ 気分爽快!

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      タージのシュートタッチ柔らかくなりましたよねー。特にゴール下からのふわっとしたフックとかとても良いですね。ほんとこのノアタージコンビは愛称いいですね。
      オールディフェンスチームは是非候補にいれてもらいたい!

  3. 無事に貯金生活に戻る事ができました。

    正センターが不在とはいえ、ホークスも東のプレイオフを争っているチームですので無事に勝てて良かったです。

    ノア、タージのインサイドコンビはやっぱり凄い。ディフェンスでもオフェンスでも存在感があるので、見ていて楽しいです。
    ノアは今日も絶好調。パス捌きも堂に入っています。トリプルダブル、お見事でした。
    タージは終盤の文字通りの足引っ張りが余計でした。怒る気持ちも分かるのですが、そこは抑えてプレイで語らないと。まあ、直後のディフェンスでしっかりと存在感を示したのは流石でしたが。

    カークは終盤のレイアップとスリーが良かった。
    タージのフリースロー2本外し、インバウンドからのターンオーバーと良くない流れを完全に断ち切ってくれました。
    それまでシュートタッチがいまいちだったのに、欲しいところで決めてくれました。

    次のネッツ戦でオールスター前は終了ですね。
    相手もブルズ同様、年明けから調子を取り戻していますが、何とか勝っておきたいところです。

    • 蛍石さん、コメントありがとうございます。
      ビバ貯金生活!次のネッツ戦で2にあげてオールスターに突入したいですね。

      僕はタージあれ怒っていいやって思ってしまいましたw 鎖骨のとこいかれて、抱きつくだけでなく床に叩き付ける無駄なおまけつきでしたからね。しかしノアがよく冷静に止めにいってくれました。

  4. 貯金やりました!!ノアとギブソンのコンビがかなりいい感じですね。
    バトラーも調子が上がってきていると思います。この調子でネッツ戦もいい感じに行けばと
    思っております。チームケミストリーも良くなっているのでこの調子で前半戦最高の締めくくりをしてほしいなと思います。ブーザーも早く帰ってきてほしいですが無理はしない様にしてほしいなと思います。トレード期限もあと1週間なので気にはなっていますがトレードよりも現在FAになっている選手と契約した方がいいとは思いますね。

    • ブーザー大好きさん、コメントありがとうございます。
      ノアとギブソンコンビいいですよね。2人でかなり良いケミストリーを生み出していると思います。ジミーも一時のシュートスランプを脱し、完全に調子をもどしてくれました。相変わらずディフェンスでの貢献も素晴らしい。
      パクソンがトレード期限までに動く可能性は低いとはいっていました。FAでの契約はタックスラインとの攻防もあるのでどうなりますかね。

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