オールスター明け初戦を勝利!休み挟んでの4連勝で貯金も3に!終盤もつれて接戦になりましたが、デローザンの逆転シュートをジミーが見事にブロック(動画を記事下部に追加しました)!勝利を呼び込むナイスディフェンスでした。
それでも貪欲なジミーは試合後こんなコメントを残していました
ジミー「今日は全然守備出来なかったよ。デローザン32点だっけ?俺は守備にプライドを持っている。32点は多すぎる。もっと上手くならないと。」
試合は終始プレイオフのような空気感で、両チームあわせて6個のテクニカルが飛び交う内容でした。オフェンスリバウンドを結構取られてしまうシーンが多く、突き放したくてもくらいついてくるという展開が最後まで続きました。相手のスリーを上手く守れたのが大きかったですね。トロントはこの日スリーが17本中3本のわずか17.6%。
オールスターで活躍したノアはこの日は完全にゲームメイカーになっていました。8得点4リバウンドとこちらはいつもより低い数字ですが、キャリアハイとなる13アシストを記録!センターが13アシスト記録するのは1996年4月にブラデ・ディバッツが記録して以来との事です。そしてセンターが1シーズンに10+アシストを3回以上記録するのは2005-06年のブラッド・ミラー(5回)以来。完全にパスの上手いセンターの仲間入りです。元先輩のミラーもきっと鼻高々です。
DJがブルズに加入してから、古巣のトロントには連敗していたので彼にとっても嬉しい勝利になったのではないでしょうか。終盤貴重なシュートを決めまくり(第4Qだけで13得点)、いつもは黙々とプレイしている彼が闘志むき出しでプレイしていたのがとても印象的でした。
あと地味にカークがシーズンハイとなる19得点の活躍。最近シュートが安定していますよねカーク。いいぞカーク。カーク。
ブーザーも1月27日以来、久々に20得点と活躍。
これで3位のラプターズは0.5ゲーム差まで詰め寄りました。次は一日空けてホームでのナゲッツ戦です。ネイトが怪我で欠場なのが残念ですが、5連勝といきましょう!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (28-25) | 31 | 17 | 22 | 24 | 94 |
Toronto Raptors (29-25) | 21 | 20 | 21 | 30 | 92 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
そして試合が終わってみると、ジミー・バトラーが何故ブルズのトップディフェンダーの1人なのかを証明した。
カルロス・ブーザーが20得点、D.J.オーがスティンが古巣相手に19得点しブルズはラプターズに94-92で接戦を制し4連勝。
試合残り2秒、ブルズが1点リードを守る中でバトラーはデマー・デローザンの逆転シュートをブロックした。
ブーザー「ジミーが素晴らしいプレイで我々を救ってくれた。一本止める必要があるなか、ジミーがしっかりと止めてくれた。」
カーク・ハインリックが19得点、バトラーが16得点、タージ・ギブソンが10得点ながらファウルアウトしたブルズはここ6試合で5勝目をあげ、トロントの連勝を3で止めた。ジョアキム・ノアは8得点13アシストの活躍。
ブルズのトム・シボドーHCはNBA入りしてからの3シーズンで安定した成長を見せているバトラーを「ビッグタイムプレイヤー」と称した。
シボドーHC「毎年彼は大きく成長していて、これ以上にないって位に達してくれる。常にプレッシャーと面しているはずだ。」
バトラーは試合終盤トロントのタイムアウト後、デローザンとマッチアップする際に頭には1つしか考えがなかった。
バトラー「とにかく彼をバスケットに近づけてはいけないと自分に言い聞かせた。」
そしてそれは成功、デローザンのシュートを見事ブロックしルーズボールを捕えカイル・ラウリーにファウルされた。
ラプターズはデローザンが32得点、ラウリーはファウルアウトするまでに16得点7アシストした。ラウリーは自身のダブルダブル記録を4試合に伸ばす事はできなかった。
ブルズと契約する前に12月にトロントから放出されていたオーガスティンは、第3Q序盤に2本のスリーを決めシカゴは残り9:34で76-66とリードした。
ブーザー(オーがスティンについて)「ラプターズが何を見ていたのかは知らないけど我々は宝石を拾ったよ。うちに来てからはリーグトップレベルの活躍をしてくれていると思っているよ。」
ノアも最終Qに13得点したオーガスティンを誉め称えた。
ノア「DJがいなかったら俺はオールスターに選出されていなかったと思うよ。彼は静かな男だけど良い奴で、チームをかなり助けてくれている。」
トロントは残り9:34にオーガスティンのスリーで76-66とリードされていたが、デローザンのフリースローとテレンス・ロスのジャンプシュートで残り3:23までに86-82と追い上げた。
シカゴのタイムアウト後、オーガスティンがこの日決めた4本中3本目のスリーを決め、ギブソンがジャンプシュートを決め残り2:10でブルズは91-84とリードを広げた。しかしトロントはまだ終わっていなかった。
シボドーHC「相手は諦めなかった。どんどん来た。」
ラウリーが2本フリースローを決め、残り1:30でスリーを沈めトロントは91-89とリードを削った。このスリーはラウリーの今シーズン129本目となり、ヒューストン在籍時の2010-11シーズンの自身の記録タイとなた。
その後バトラーがジャンプシュートを外し、トロントは残り1:03でタイムアウト。ラプターズはデローザンにボールを託すも、彼のエルボーからのジャンプシュートはエアーボール。逆にハインリックがジャンプシュートを決め残り41秒でスコアは93-89となった。
アミール・ジョンソンがタージ・ギブソンにファウルされながらもレイアップを決めフリースローを決め残り34秒で93-92。ギブソンはこのプレイでファウルアウトした。シカゴはショットクロオク残り1秒でタイムアウトを取るも、シュートを放つ事が出来ず、ラプターズは残り10秒でポゼッションを得ることに。トロントはまたもやデローザンにボールを回したが、バトラーが決定的なブロックを決めラウリーがこの日6個目のファウルを犯した。バトラーが残り2秒で2本中1本のフリースローを決め、デローザンのハーフコートからのブーザビーターはバックボードに弾かれ試合が終了した。
トロントのタイラー・ハンズブローとシカゴのナジー・モハメッドは第2Qにリバウンドの際に揉み合いとなり、チームメイトが間に入り2人を引き離した。モハメッドはファウルを取られ、両者共テクニカルファウルを与えられた。
ハンズブローは第3Q終わりにもマイク・ダンリービーと小競り合いになりダブルファウルとなった。
ノア「非常に激しい試合だったね。プレイオフのような空気感だったよ。」
Game Notes
- 第1QにシボドーHCとラウリーがそれぞれテクニカルを取られ、第3Qにはブーザーとデローザンがテクニカルを取られた。オーガスティンも第4Qにレフリーに抗議にテクニカルを取られた。
- ダンリービーは11リバウンドでチームハイ。
- 「Game of Thrones」に出演している俳優のクリスチャン・ネルンとアイザーク・ヘンプステッド-ライトが観戦していた。
ジミー! ナイスディフェンス!
DJ良いですね〜
なんか、救世主的な存在は、
NBAならでは!
まして、ラプターズに対して色々思いがあったかも笑
ホント応援したいですよね
ここまで、燻し銀的に活躍してくれるとしびれますね‼︎
ホンマ、ブルズ大好きです笑‼︎
チームプレーに徹してんのが最高です
管理人様 これからも宜しくお願いします‼︎
こう えいけつ30さん、コメントありがとうございます。
ナイスディフェンスでしたねー!
どしてDJいいですよね。ここぞという所でスリーを決めるなりプレイを作り出すなりしてくれているのが本当に助かっています。
こちらこそこれからもよろしくお願いします!
ジミー素晴らしい!
ペリメーターでの1on1のディフェンス力はリーグでもTOP5には入るんじゃないですかね。
ディフェンスが炸裂して勝つ試合はほんとブルズらしくて大好きです。
サムスさん、コメントありがとうございます。
ジミーのディフェンスはほんと良いですよね。今日は最後のプレイ以外にも1on1ディフェンスでデローザンをブロックするシーンがありました。
ブルズは個人のディフェンスに加えチームディフェンスも良いので堅くていいですよね。
ジミーやってくれましたね!
試合ごとに成長していってるのがわかる感じで頼もしいですね。
今日の勝利で3位と0.5ゲーム差。
ローズが怪我で離脱しデンさんトレードされて今の位置にいるってすごいなと思います。
これもDJとノアの活躍が大きいのかな。
ディフェンスのチームは簡単には崩れないですね。
シボドーってやっぱりすごいHCだなと思います。
longyiさん、コメントありがとうございます。
このまま順調にいけば3位は充分に狙える位置ですね。シーズン後半は前半に比べてだいぶ厳しいスケジュールなので、3位になっても維持できるかが課題になりそうです。
シボドーは与えられた選手のポテンシャルを最大限に出してくれる能力がありますよね。凄いことだと思います。
結構相性の悪いラプターズ相手にしては余裕を持った展開になったので安心していたのですが、終盤詰められてしまいましたね。真央ちゃんの事もあったし、これで逆転負けなんてことになったら”Today is not my day”とふて寝するしかないと思って観ていました。
DJの闘志すごかったですね。4Qでレイアップがブロックされた時、すごい剣幕で「ゴールテンディングだろうが!!」ってアピールして、その迫力に審判が気圧されて即認めたように見えました。いや実際ゴールテンディングだったんですが、ラプターズホームだったし猛追中でスタジアムが盛り上がりのピークだったし、普通にアピールする程度だったら多分かき消されていたと思います。
ブーザーのコメントが嬉しいですね。集団スポーツですから個人の能力と集団でそれを発揮できるかどうかは別問題ではありますが、それにしてもブルズにとってかけがえの無い掘り出し物でした。事実、ゲームを観ていてまるでトレーニングキャンプから既に居たよねと思ってしまうくらいチームにフィットしています。
あと、誰かが3Pを決めた時(誰か忘れた)、そのアシストパスをしたのがスネルで、タイムアウトの際ノアがすごく誉めていたのが印象的でした。アニキと呼びたい。
デンに再トレードの噂がありますね…
MJ32さん、コメントありがとうございます。
真央ちゃんは今日素晴らしい演技で昨日の悔しさを吹き飛ばしてくれましたね。ブルズも悔しいシーズン前半を吹き飛ばすような後半を見せてもらいたい。
DJ闘志むきだしでしたね。シュート決める度に凄い顔してましたw そして珍しく猛抗議してましたね。結果すぐゴールテンディングに修正されましたがテクニカルのおまけ付き。まあでもあれぐらいの気迫を見せてくれるのはファンとしても嬉しいです。
ノアは本当にリーダーとして成長しましたよね。誰かのちょっとした活躍でも全力で褒めに行く。個人的に印象的だったのは、この試合開始からすぐのプレイ。フリースローゲットでプレイが止まった時にノアは全員とわざわざハイタッチしにいっていました。ああいう全プレイ全力ってスタイルがチーム内でうまく観戦していますよね。
デンさんは再トレード結局ありませんでしたね。オフにCLEと残るか注目です。残らなければCLEとしては大損。
無事に貯金を積み重ねられました。
第4Qで詰められたのは頂けませんが、集中力が切れずに粘れたのは良かった。
スタッツだけ見ると、同姓同名のポイントガードを補強したと言われてら信じてしまいそうなノアの活躍。
チームメイトのシュートも復調してきたようで、自身でシュートを打たずに味方にボールを託す場面が増えてきた事もアシスト本数が増えた一因なんですかね。
試合を通してデローザンに良い様にやられてしまっていて、ジミーは悔しい思いをしていたでしょうが最後のブロックはお見事。ディフェンス意識が素晴らしい。
シュートも復調したようですし、後半から一層の活躍を期待してしまいます。
そして、何気にプレイタイムが46分w
スネル、ジミー先輩が潰れる前に急成長よろしくw
DJは第4Qまでは大人しかったのに、突然火がつきました。
彼の得点能力は、もうブルズには欠かす事のできない要素になっています。
去年居たネイトも爆発力は凄まじかったですが、シボドーとしてはこっちの方がコントロールしやすそうw
蛍石さん、コメントありがとうございます。
ノアのスタッツもうセンターで考えるとむちゃくちゃになってきましたねw
ジミーのディフェンスはやはり素晴らしいですね。終盤のブロック以外にも似た様な感じでデローザンのシュートを見事にブロックしているシーンもありました。
DJの得点力は昨年のネイト同様やはりかなり助かりますね。そして昨年はネイトにPGもまかせると崩れてしまう事があったのですがDJの場合それが無い。爆発力こそはネイトの方が上ですが、総合するとチームとしてはレベルアップしたとそろそろ言ってもいいのかもしれません。