先日の好調が嘘かのように、ヒートのディフェンスにやられ全くシュートの入らない試合でした。前半こそ40-40と張り合っていたものの。第3Qに12得点と沈黙。7回も24秒バイオレーションを取られていた事からわかるように、ボールがうまく回っていませんでした。ヒートはレブロンがいなくてもやはり上手くコーチされたチームなのでやっかいな相手ですね。
後半はディフェンスもいつもの良さが見られず、欠場したジミーの代わりに先発したスネルの守備がいまいちで後半怒りのシボドーに下げられるなんて事もありました。
オーガスティンがFG 0-10で2得点というのがかなり響きましたね。最近当たりまくっていたのがここにきて急ブレーキ。スネルも2-10の6得点と、ガードポジションからの得点ができませんでした。
インサイドではノアとタージがそれぞれ20得点しダブルダブル達成するも、ブーザーがぱっとしませんでした。やはりブルズが全員が機能していないとなかなか厳しいですね。
さあここはさくっと切り替えていきましょう。次はアトランタでのアウェイ戦です。今日あまり気迫を感じさせなかったチームに怒っていたノア、次戦もそうならないように奮起していただきましょう!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (29-26) | 24 | 16 | 12 | 27 | 79 |
Miami Heat (40-14) | 20 | 20 | 25 | 28 | 93 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
そのすぐ後、スコアボードのタイもなくなっていた。頑丈なディフェンスとクリス・ボッシュの外からのシュート、そしてマイアミの控え陣のステップアップでヒートはレブロン抜きでありながらもシカゴ・ブルズに93-79で勝利した。
ドウェイン・ウェイド「結構重要な奴が欠場していた。世界一の選手の穴を埋めるのは無理だから、とにかく攻守共にチームバスケをやらないといけなかったんだ。」
木曜のオクラホマシティーでの勝利で鼻を骨折したジェームズは試合前に欠場が決定し、チームメイトがその分ステップアップする必要があった。元ドラフト1位指名のグレッグ・オデンが2009年12月以来初めて先発し、控えのクリス・アンダーソン、マイケル・ビーズリー、レイ。アレンがそれぞれ後半に貢献しヒートが勝利した。
エリック・スポルストラHC「あまり選手が欠場するのは見たくないものだ。しかしした時は、チームとしてどう対応するのかはいつもとても興味深い。いくつか言い訳をする試合がこれまでもあったけど、選手達はステップアップしてくれている。」
スポルストラHCはこの勝利でキャリア300勝目。
ボッシュはキャリアハイタイとなる4本のスリーを決め28得点10リバウンド。ウェイドが23得点10リバウンド7アシスト、マリオ・チャルマーズが12得点9アシストと貢献した。
オフェンス力に欠けるブルズに対して後はディフェンスが全てやってくれた。
ボッシュ「ディフェンスがだいぶ組み立てられてきた。シーズン序盤はちょっと足踏みしてしまったが、今は色々とはまり始めている。」
ヒートのようにブルズも欠場者がいた。先発のジミー・バトラーが肋骨の打撲で欠場。ブルズはシュート率36%で、スリーは21本中6本しか入らず、2回連続を含む24秒バイオレーションを少なくとも6回は取られた。
カーク・ハインリック「 プレイに力強さが足りなかった。自分達の出来ることに持って行けるまでが遅かった。素早い判断が出来ず、常に時計との戦いを強いられてしまった。」
ジョアキム・ノアが20得点15リバウンド4ブロックしたブルズは、この試合までは5連勝していた。
ノア「奴らには何度もシーズンを終わらされている。彼らとプレイする時は嫌いでないといけない、毎回気迫を高く持たないといけない。断片的には出来ていたけど、常に保てていなかった、それが残念だ。」
20日ぶりにホームでプレイしたマイアミは自らの連勝を5に伸ばした。
ウェイドが残り3分でジャンプシュートを決めヒートのリードを18点へ広げ勝利を確実なものにした。ウェイドのその前の2点はゴール下でファウルをされ後ろにでんぐり返しをした後のフリースローによるものだった。
それ意外は普段魅せるプレイが多いヒートからはアクロバティックなものは見られなかった。ヒートはシュート率42%で、速攻による得点はわずか7点だった。
3年半膝の故障で実戦から退いていたオデンは復帰してからこれが11試合目で、しっかりと貢献していた。オデンは13分間の出場5得点5リバウンド。
スポルストラHC「グレッグはとても良かったよ。彼は大きい選手ながらもアクティブでとても賢い。我々が何をしたいのかをよく理解している。」
ストイックなオデンは先発復帰という1つの節目を軽くあしらった。
オデン「徐々に落ち着いてプレイ出来るようになってきた。周りの選手も自分がいる事に慣れて来たと思う。これを足場にしていけると思う。自分を先発起用してくれるということは、自分を信頼してくれているという事だ。」
今シーズン2度目の欠場となったジェームズは、序盤のタイムアウトでスクリーンに映し出された際に大きな歓声を浴びた。第4Qのタイムアウト時は、チームメイトがハドルしている間に会場に大音量で流れる音楽にあわせて踊っている所が映された。
第3Q終わりにヒートは7連続ポゼッションで得点し16-2のランで65-52と大きくリードした。アンダーソンがアリウープダンク、アレンがランナーを忌め、ビーズリーがバンクシュートを決め、いつもとは違う顔ぶれによる猛チャージだった。
トム・シボドーHC「レブロンが欠場していようが関係ない。相手は良いチームだ。他にも選手はいる。クリス・ボッシュにドウェイン・ウェイド、彼らだってオールスター選手なんだ。ベンチの層も厚い。あれはチャンピオンシップチームだ。」
Game Notes
- スポルストラHCは自身448試合目にして300勝をあげた。彼よりも早いペースでこれを達成したのは5人しかおらず、最も早かったのは彼のボスであるパット・ライリーで416試合。
- ウェイドの7オフェンシブリバウンドはキャリアハイ。
- ブルズは第1Qをリードしていた試合での成績を24勝6敗へと落とした。
- マイアミは2月の成績が8勝1敗。
うーむ残念な1戦でしたね。どうもヒートとの試合になるとブーザーの不調が気がかりですがそれはタージがしっかりと埋めてくれました。今のブルズのPFはブーザーとタージで機能できるのでこのまま維持してもらいたいですね。しかしやはりバトラーの欠場は痛かったですね。
ナゲッツとの試合があまりにも出来すぎた試合だったので頭を冷やすには丁度いいと思いますところでマジックのビックベイビーバイアウトしたらしいですね。獲得は難しいかな?来ればノアのバックアップもできますからね。次へ向けてしっかり行きましょう
ブーザー大好きさん、コメントありがとうございます。
開幕のヒート戦はむしろブーザー1人奮起だったので期待していただけに、彼の不調は残念でしたね。
グレン・デイビスは結局クリッパーズ行きとなりました。
シカゴブルズの「負ける時も前のめり」という姿勢に誇りを持って応援しています。それだけに24秒バイオレーションを7回というのを受け入れることは出来ない。もし勝ったとしても怒りを覚えていたと思います。対応できなかったコーチ陣は恥じて欲しい。
ローズ、デン離脱後試行錯誤を重ねてようやくチームとして機能し出し、ある程度の相手ならよい勝負が出来るようになってきただけに、ヒートのような優勝を目指すチームに対してどれだけ出来るかというのが重要でした。個人能力としてはノアとタージは完全に同じレベルで戦っていけるだけの選手になったように見えます。スネルは残念でした。ウェイドに子ども扱いでしたが、彼にとってかけがえの無い経験になったのではないでしょうか。プレイオフで仕返ししたい。
やはりリングを具体的に目指す・目指せるチームは、ギアの入替のタイミングを熟知していますね。ここだという時にチーム全体が一つの生き物のように襲いかかってくる。2Q中盤と3Q中盤がまさにそれでした。相手がギアアップを行ってきた時に冷静に対処し、出来るだけ迅速に火消しをするチーム力を得ることが次のステップという事になるのではないでしょうか。
ちなみにヒートはかなり露骨にブーザーを突いてきたように見えました。大量失点する流れの時は、大抵ブーザーがマークしている選手との2 on 2からだったと思います。それに、ブーザーがコートにいる時はすなわちリバウンダーの数が一人減っているという事、に思えてしまって…頑張れブーザー。
MJ32さん、コメントありがとうございます。
24秒バイオレーションは見ていて本当にイライラしましたね。元々うちは多いなーと思っていましたがこの試合はもうそれだらけ。ほとんどのポゼッションが最後の数秒までかかっていたように思います。
ブーザーのとこでやられているイメージは確かにありましたね。容易なアリウープをやられたりと、スイッチもうまくいっていませんでした。
一度崩れてからずるずるとやられていく良くないパターンでしたね。ノアが明らかに試合後苛立ちを見せていました。あそこで耐えて、最後まで戦い抜く姿勢はやはり保っていてほしかったです。
第3Qで完璧にやられちゃいましたね。
試合後、ノアは『チームの士気が下がってた』、『白旗を上げた』、『マイアミとやる時は
気持で勝たないと駄目』、『48分間、全力じゃないと駄目だ』的な事を言って、結構イライラしてました。
ターンオーバーが酷かったですね。
まぁ、マイアミがディフェンス力を後半に上げてきたってのもありますが。
DJのシュートが入ってなかったのも痛かった。
あーゆー時もあるから、しょうがないですね。
これでマイアミとは今シーズン1勝2敗。
再来週に4回目が控えてますね。
次は勝ってイーブンにしてもらいたいとこです。
Go Bulls!!
アイクさん、コメントありがとうございます。
試合後ノア怒ってましたねー。途中入れさせてあげてるの?みたいなディフェンスも見られたりで、まあそりゃ怒るよねっていう感じでした。こういう時は次戦に期待。
次のヒート戦は是非勝ってイーブンにしたいですね!やってもらいましょう!
やはりジミーの穴は大きかったなと思います。
ところで我がブルズのベンゴードンがバイアウトか?との記事を読みました。厳しいとは分かっていてもあの輝いていた頃の彼のプレイを思い出します。またブルズでプレイしてほしいなぁ…
soutaさん、コメントありがとうございます。
やはりジミーがいないとディフェンス力ががくっと落ちますね。
ベン・ゴードン、ボブキャッツではすっかり干されてしまいましたがブルズ在籍時のイメージが強すぎていまだに大好きな選手です。今のブルズにフィットするのか、まだどれくらいプレイできるのか最近彼のプレイを見ていないのでわからないのですが、戻って来たら無条件で応援してしまう選手ですw
[…] シーズン・ローライト 2月23日のマイアミ・ヒート戦、スネルは38分出場しながらも10本中2本しかシュートが決まらず、時にどこに動けばいいか理解できていない様に見えた。 […]