ヒート 88-95 ブルズOT

ヒート 88-95 ブルズOT

12点差ビハインドから追い上げ延長の末勝利!!!!ノアが20得点12リバウンド7アシスト5ブロックの大活躍!客席にいる父のヤニック・ノアも大盛り上がりでインタビュー中に息子が活躍しはじめ、話そっちのけで応援していたのがとても印象的でした(記事下部に動画有ります)。

最終Q開始までは拮抗しながらもどちらかというとヒートペースでした。しかし第4Qにブルズの一番ディフェンスが堅いラインナップにしてから相手を封じ込める事ができました。延長はヒートをわずか2得点に抑える堅守っぷり。レブロンはフリースロー1本も打てず、2009年12月2日、332試合ぶりの0FTとなりました。オフェンスリバウンドがでかかったですね。

最初の3Q沈黙していたタージが第4Qから息を吹き返してくれたのも大きかった(試合後情報でタージはインフルだったとシボドーが明かしました、すげえ)。前回のヒート戦で全然だったオーガスティンが4本のスリーを含む22得点ってのも好材料!そして何と言っても第4Q最後のプレイでジミーがレブロンからスティール!!素晴らしいディフェンスでした。

しかし今日はやはりノアのエネルギー溢れるプレイが主役でしたね。あれがどんどんチームメイトに感染していってたのがよくわかります。ナイスゲーム!!これで3年連続ヒートとはレギュラーシーズン2勝2敗です。

次は一日休んでスパーズです。まだまだ続く強豪連戦!

1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
Miami Heat (43-17) 19 24 24 19 2 88
Chicago Bulls (35-28) 21 16 22 27 9 95
Game Stats

以下AP記事翻訳

ジミー・バトラーがレブロン・ジェームズを止める
Tannen Maury / EPA
CHICAGO – ジョアキム・ノアとジミー・バトラーは理解している。

シカゴ・ブルズにとっての真の勝利はマイアミ・ヒートをプレイオフで倒した時にくる。いくらレギュラーシーズンの試合で空気感がプレイオフ同様だったとしてもだ。

しかしそれでも今回の勝利をしっかりと噛み締める。

ノアが20得点12リバウンド、D.J.オーガスティンが22得点、ジミー・バトラーが第4Q最終プレイでレブロン・ジェームズを止めたシカゴ・ブルズはマイアミ・ヒートを延長の末95-88で下した。

ノア「俺はあいつらが持っている物が欲しい。チャンピオンシップ。いつかは奴らを倒していかないといけない事になる。」

ここ数シーズン、プレイオフではヒートにやられてしまっている。

2011年、ローズがまだ健康で第1シードを確保していたシカゴは東カンファレンス決勝でマイアミ相手に倒れた。ローズがいない昨年は、第2ラウンドでヒートに敗退し彼らはそのまま連覇へと進んだ。

バトラー「それでも良い勝利だよ。彼らを倒せるんだっていう自信を植え付けてくれる。でも…プレイオフでは、ティブスが言うように相手を迂回する事はできない。倒してあがっていかないといけないんだ。」

マイアミはドウェイン・ウェイドが25得点したが、ジェームズがまたもや不調でヒートは今シーズン最長タイとなる3連敗を喫した。

ジェームズは23本中8本しかシュートが決まらず17得点に終わり、マイアミが終盤12点差のリードを失ってからもチームを牽引する事ができなかった。第4Q終わりに決勝シュートを決めるチャンスがあったが、レイアップを試みた際にバトラーにボールを奪われてしまった。

延長は完全にブルズのものだった。

延長開始1分近くでオーガスティンがスリーを決めたのをきっかけに、シカゴはマイアミを9-2と圧倒した。更にバトラーがジャンプシュートを決め、ノアがプットバックを決め、バトラーが2本フリースローを沈めの頃意1:33で95-86とした。ジェームズがそこから一本レイアップを決めたが時既に遅し。

父であるテニス界のスター選手だったヤニック・ノアが見守る中、ノアは7アシスト5ブロックの活躍を見せた。

バトラーはジェームズを抑えながら16得点11リバウンドした。

マイアミは特に試合序盤にウェイドがチームを導こうとしていた。クリス・ボッシュは15得点したが、ジェームズはまたもや厳しい午後を迎える事ととなった。4度MVP受賞しているジェームズは、先週のシャーロット戦でキャリアハイとなる61得点を記録してからここ3試合でシュートが59本中23本の成功と不調だ。

前試合に骨折した鼻を守るためのマスクを外したジェームズはこの試合では最初からノーマクスで挑んだ。彼曰くあまり心地よくないとのことで、医者から外す許可は出ていないが外して試合を行った。

ブルズは第3Q終盤に12点差のリードをつけられながらもくらいついていた。

オーガスティンのスリーとバトラーのスティーると2本のフリースローでシカゴは第4Q中盤に75-74とついに逆転。

残り2分でノアがジェームズのレイアップをブロックした時点でスコアは82-82だった。その間ゴールに向かっては知っていたタージ・ギブソンがパスを受け、マリオ・チャルマーズにファウルされながらも力強いダンクを叩き込み大歓声が上がった。

残り1:10でジェームズがレイアップで同点とした。ウェイドがバトラーからスティーるし、インサイドでノアからファウルを誘い2本のフリースローでマイアミは86-84とリード、残り29.2秒。しかし残り20.1秒でカーク・ハインリックがすぐさまランナーを沈め86-86の同点とした。

タイムアウト後、ジェームズがインバウンドパスでボールを貰い右サイドからのドライブをレイアップを試みたが、バトラーにストリップされ延長に突入した。

ジェームズ「ボールを落としてしまった。二重の意味でね。実際ボールを落としたし、チームにとっても俺がボールを落としてしまった。行けるはずだった。良いプレイだったよ。ここはジミーを褒めるよ。彼はボールに手を当てる事ができたが、レーンはあいていたんだ。レイアップ出来るはずだった。」

Game Notes

  • 前半終盤にジェームズとバトラーの間でいざこざがあった。ヒートゴールの下でジェームズがロングパスを受けようとした際に両者が競り揉み合いとなった。両者が床に倒れ込む際にバトラーが足がジェームズの鼻に当たり、ジェームズはバトラーを押した。両者ともテクニカルをとられた。
    バトラー「競争相手が2人いただけだ。起きた事は起きた事だけど、俺は引き下がったりはしないよ。競争心の強い2人が戦っていただけだ、どちらもゆずるつもりはない。」
  • ブルズとヒートはレギュラーシーズンのマッチアップを2勝2敗で終えた。

22 コメント

  1. 今日は2時からだったので、寝てませんwてか、興奮して寝れませんでしたがw
    今日はノアの気合いの入り方が最初っから凄かったですね!
    ジミーは相変わらずディフェンスは凄いんですよねー!あの、ピッタリ張り付いたディフェンス好きだな〜!後は、オフェンスがもっと安定してくれればいいんですけどね!いつか、管理人様が言ってたように、シュートの弾道が低い時は、まず入らないですね…リップに教わった、去年の感覚を取り戻してほしいものです。
    DJは、ここで一本って時に高確率で、決めてくれるから頼もしいです!フリースローパーセンテージも、何気に1位なんですね!素晴らしい!
    タージは今日は調子悪いなーって思ってましたが、インフルだったんですね…普通の人は、コートに立てないと思います。あの、カウントを取ったダンクは凄かったですけどね!
    これを機に、また連勝てほしいです!

    • hide-miさん、コメントありがとうございます。
      僕も興奮で全然寝付けませんでした。気合い入りまくってましたね!おかげでこっちも終盤立ちっぱなしでしたw
      ジミーはオフェンスが不調でもそれ以上にもたらしてくれる要素がプラスなのが凄いです。今日も最後のほうはシュートタッチが戻り貴重なシュートを決めていましたしね。今日の彼の働きがわかりやすくまとめてある動画あったので是非チェックしてください!
      http://www.youtube.com/watch?v=e8mEtNRoHO8&feature=youtu.be&a

      DJは試合中に触れられるまで気付いてませんでしたが、今シーズン全然フリースロー落としていないですね。すばらしい!タージもよくぞプレイしてくれました。

  2. 誰もが分かっていることだと思いますが、このチームのリーダーは間違いなくノアですね。

    も〜カッコよすぎます。
    ヤバイヤバイ。

    全身全霊で戦う勇猛果敢な姿は、まさに猛牛の如し。ローズとデンという両輪を失ったブルズの希望です。

    強い個性からロッドマンの再来と言われる事もあるようですが、個人的にはオークリーと重なります。

    ブルズだけでなく、ニックスでもハート&ソウルとして愛されたオークリー。

    彼がカートライトとトレードされる際、ジョーダンが激怒し、俺もトレードに出せ!と激昂したという話を聞きました。

    ジョーダンとオークリー。
    ローズとノア。

    この関係性。
    やはり時代は巡るのでしょうか。

    ノアもローズも、ブルズで優勝の美酒を味わって欲しいものです。

    • usedさん、コメントありがとうございます。
      ノアやばいですね。本当に格好良い。あんなに闘志あふれるプレイが毎日出来る人ってなかなかいないですよね。いや、もう二度とノアみたいな選手は出てこないんじゃないかって言っても過言じゃないかもしれません。それくらい特別な選手だと思います。

      オークリー熱い選手でしたよねー。あれぞオールドスクールって感じでした。ニックスいってからもやっかいな存在でしたね。ブルズとしては結果的にオークリーをカートライトとトレードする事が優勝へのきっかけになった側面もあるので、ノアに同じ道を辿ってもらうのは絶対反対ですけどね(笑)。

      ノアも度々いっていますね、ローズと優勝したいって。ファンとしても是非見たいです!

  3. 3Qまでは、ずっと嫌な予感がしてたのですが、4Qに爆発!OTは完全にブルズペースでしたね(^^)いやーーノア半端ないっすね!wwジミーと、ノアが、ハイタッチしまくるのがかっこ良かった(^_^)ノアパパも最高だったでしょうね!!子供みたいに騒いでて可愛かったですwwほんと、ブルズファンで良かったと思える試合でした!!!

    • H-38さん、コメントありがとうございます。
      ノアとジミーの連続ハイタッチかっこうよかったですね。最後に一発ジミーがしないまま去ってノアがその後もう一発たたきにいっていましたw
      ノアパパの騒ぎっぷりは何度リプレイみても涙ぐんでしまいます。

  4. もう、ノアカッコよすぎです!ホントにチームにエナジーを注いでくれる真のリーダーです。
    僕も子供いてますが、ヤニックさんの気持ちわかりますね(笑)ホンマ、親の子供に対する気持ちは万国共通、いくつになっても変わらないですね(^-^)
    親、大事にしよう…

    • 汗かきスターさん、コメントありがとうございます。
      もう文句無しでチームリーダーになりましたね。ヤニックさんの映像は何度見ても涙ぐんでしまいます(まだ子供いないのにw)。ヤニックさんもテニスで優勝した時真っ先に父親がかけよってきてくれたって記事を読んでなおさら素敵だなーと思いました。

  5. 祝!!ヒート撃破。やりました。バトラーのディフェンスは大好きなのでうれしいですね。
    ノアも最高でした。驚いたのはギブソンですかインフルになりながらもプレーしていたという部分にかんして凄いとおもいました。さあこの調子で次もがんばりましょう。
    今回はブーザーコメントはないですよ。

    • ブーザー大好きさん、コメントありがとうございます。
      やりましたね!ジミーのディフェンスは本当に素晴らしかった。あれ出来る選手はそうそういないですよ。シボドーも翌日大絶賛していました。
      タージもインフルであれは凄いですよね。最初なんか調子悪いなーと思っていたのですがまさかインフルとは思いませんでした。

  6. 本当にこのチームのファンで良かったです!
    あとはローズが復活した完全なブルズが見たいですね。

    • ブルさん、コメントありがとうございます。
      こういう試合をやってくれるからブルズファンはやめられないですね。これで何杯もご飯食べれちゃいます。

  7. シーズン80敗してもいいからヒートだけには勝って欲しいと常々思っている私にとって、最高の日曜の午後でした。中々埋まらない点差にため息をつき、「いいんだ善戦するだけで。チーム力には雲泥の差があるんだから」と自分を納得させようとしてました。最後まで観て良かった。

    ノアには悪いですが、もう彼はこの域に達している選手なので。毎回100%の力を出して当たり前、毎回彼のプレイに涙ぐんで当たり前になっているので。なのであえて今回のヒーローはジミーということに。もしかしたらNBA史上最高の選手かもしれない相手にマッチアップするだけでもすごいのに、あのスティール。それにオフェンスでも確実に進歩してますね。ゴール下に切れ込んでファウルをもらってくるプレイにチームは何度も救われました。以前は躊躇して行かなかったり、ブロックされたりで。ティボドーやノアを初めとしてチームで彼に成長を促してますね。あと停滞気味のオフェンスにDJが活力を与えてくれて一気に逆転に持っていったのも大きかったです。

    • MJ32さん、コメントありがとうございます。
      ヒートだけには絶対勝って欲しいというその気持ちとてもよくわかります。こちらは深夜の放送だったのですが試合後興奮でなかなか寝付けませんでしたよ。熱っぽかったので早めに寝て朝2時にアラームセットをしてから挑みましたw 諦めずに見てよかったです。

      ジミー本当に素晴らしかったですね。ジミーがマッチアップしてた間のレブロンはFGが2/11だったとの事なので、かなり効果がでていましたね。インサイドに切り込ませず中途半端なジャンプシュートで終わらせるシーンが何度もみれました。オフェンスでもチャンスがあれば力強くダンクを狙いにいってファウルもらいにいく姿勢が見れましたね。平均フリースロー数がオールスター後に2本以上あがっているのがそれらを物語っていると思います。

      • そういえば、スイッチによりレブロンにノアがマッチアップした場合、レブロンはシュートどころか中に切れ込む事すらしていないと、そういった数シーンを解説側が取り上げていました。
        こんなに気分が良い事はありません!

      • ノアがスイッチでレブロンやウェイドについてもヘルプディフェンス回さずに1人で処理してくれるのって相当でかいですよね。他のチームでこれが出来るセンターってほぼいないと思います。この試合はちょこちょこ見返す試合になりそうです!

  8. 凄い試合でしたね。
    管理人様もですが、深夜にリアルタイムで応援した皆様お疲れ様でした。
    こんな熱い試合を見せられて、その後平常心で眠れるか!w

    ノアから受ける熱量がやばいです。
    良いプレイをした選手に真っ先に駆け寄ったり、ベンチから全力で応援したりするのを見ると、観てるこちらまで熱が伝染してきますね。プレイ以上に、そうやってチームを鼓舞してくれる姿勢が何よりも頼もしい。
    余談ですが、ノアパパの現役時代の吼え方がそっくりで笑いましたw

    おそらくそのノアからの熱を一番受けたのがジミーでしょうね。
    時間が経つごとにどんどんとディフェンスが良くなって行きました。やはりスティールが目立ちましたが、レブロンが打とうとすると必ずクローズに行ってるのが目に付きました。絶対にフリーでは打たせないという気迫が凄かった。
    パスカットの時にも思いますが、やっぱり反射神経が凄いんでしょうね。それ以上にディフェンス意識が飛び抜けているのもあるんでしょうが。

    第4Q以降のタージは神様の生霊が乗り移ったんですね、きっとw
    ダンク、リバウンドと獅子奮迅。
    1日空くので、そこで体調が戻れば良いんですが。

    • 蛍石さん、コメントありがとうございます。
      観戦おつかれさまでした。デイゲームは深夜テンションもあいまってちょうどいいのですが大騒ぎできないのが心苦しいですw

      ノアの周りへの影響凄いですよね。彼とシボドーのあの常時全力姿勢が完全に周りに感染しているのがよくわかります。性格は真逆な2人なのに本当に相性の良い2人だなと思います。そして見てるこっち側にまでそれが感染していくのが更に凄いです。

      ジミーは反射神経と集中力がもはや変態じみてますよね。え、それ止めちゃうの?盗っちゃうの?みたいなスティールやディフェンスでのストップが多くて毎度びっくりさせてくれます。

    • 名無しビンスさん、コメントありがとうございます。
      なんて返せばいいんでしょうw
      えーと、
      好きな選手はタージですブルズの愛はラージです。

  9. ノアってMVPレースにも出てきているようですね。

    ウエストほど激戦区でもないイーストの、しかも1位のチームでもなく現在は4位程度のチームからMVPの選考にはいるということは、すさまじい活躍だということでしょうね。

    スタッツや順位など数字だけではなく、その名の通り、最も価値のある選手、ということならノアが選ばれたとしても誰も首をかしげないと思います。ファンにとって最も価値のある選手は、ノアのように気迫溢れるプレーから感動を与えてくれるような選手だと思いますがねー。

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