第1Qに負った怪我は広すぎました。終始リードを奪えないどころかガーベッジタイムに入るまで20点差以内に入ることすら許してもらえず惨敗コースでしたが、一応最後に控え陣が少しだけ意地を見せてくれました。がしかし負けは負け。ヒート戦で出し切って翌戦ぐったりしてしまう癖はなんとかしないといけませんね。
序盤からみるみるとリードは広がって行き気づいたらもう手に負えない状態になっていました。ただただ残念。前回適地で勝利したのを向こうも覚えていたかの様にリベンジを実行されてしまいましたね。さすがポポヴィッチ名将。
ジミーとオーガスティンがそれぞれシュートが好調だったのが好材料になったくらいですかね。しかしオーガスティンの連続フリースロー記録もこの日途絶えてしまいました。
終盤のガーベッジタイムで投入されたジマー・フレデットがスリーを決めたり少し活躍してくれたのも見れて良かったですが、やはりイメージとしては大敗なので残念な気持ちで終わりました。
次はまた一日休んでのロケッツ戦です。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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San Antonio Spurs (47-16) | 38 | 23 | 29 | 14 | 104 |
Chicago Bulls (35-29) | 14 | 19 | 33 | 30 | 96 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
マヌ・ジノブリが22得点、トニー・パーカーが20得点9アシストしスパーズはブルズに104-96で勝利し7連勝、ここ11試合で10勝目をあげた。
サンアントニオは序盤から大きくリードを奪い第1Qを38-14、前半を61-33と圧倒した。この勝利でアウェイでの成績をリーグトップとなる24勝6敗とした。
クワイ・レナードが16得点9リバウンドしたスパーズ(47勝16敗)はリーグ1位の座をキープした。この日同じく勝利したオクラホマシティーとインディアナに0.5ゲーム差でリードしている。
ジノブリ「素晴らしい試合だったね、しっかりとした試合ができた。序盤沢山シュートを決める事ができたおかげでリードを作れた。ああなるとだいぶプレイしやすくなるんだ。」
パーカーは前半だけで18得点し、15本中8本のシュートを決めた。NBA屈指のディフェンスを誇るチーム相手に51%のシュート率だった。ジノブリは11本中9本決めた。
39.2%でリーグトップのスリー成功を誇るスパーズはジノブリの4本を含む21本中12本ものスリーを決めた。
1月29日にシカゴに96-86で敗戦して以来スパーズは14勝3敗で、現地水曜にホームでポートランド相手に更にその成績を伸ばす予定だ。スパーズはようやく健康なロスターを手に入れ、グレッグ・ポポヴィッチHCもその点について触れた。
ポポヴィッチHC「だいぶ安定したプレイができるようになってきたみたいだ。まあ今後全勝するとは思えないが。」
一方ブルズは日曜にヒート相手に95-88の劇的な勝利をしたばかりだったが、その勝利をきっかけにする事はできずシーズン最長となるホーム6連戦で1勝2敗となった。残すはロケッツ、キングス、サンダーだ。
トム・シボドーHCは序盤のスロースタートを自分の責任だと語った。
シボドーHC「選手達には完全に私の責任だと伝えた。私の仕事は彼らを準備させることだ。競争力がまるでなかった。相手は優勝候補で全輪を動かしながらそれを勝ち取りにいっている。最初から相手の気迫に対抗していかなければそうとう不快墓穴を掘ることになる。だから選手達をその状態までもっていけなかった私の責任だ。」
ブルズはD.J.オーガスティンが24得点、ジミー・バトラーが23得点、そして最近MVPの議論に名前が出るようになったジョアキム・ノアが13得点8リバウンドした。
ヒート戦では自らが42.2%とシュートにてこずりながらも相手をわずか40.5%に抑えそれを乗り越えた。しかしこの日はそれができず、ブルズはシュート率43%に終わった。
バトラー「自分たちの責任だよ。コートでプレイしているのは我々なんだから毎試合全力を持ち出さなければならない。ティブスが全部やる訳にはいかないよ。ここから学ばなければならない。」
終盤8点差まで追い上げたブルズは、序盤のスロースタートが余計痛手と感じてしまった。
第1Q残り1秒でジノブリがレイアップを決めサンアントニオは38-14とリードした。前半は61%のシュート率を誇りリードを28点差まで広げ好調なチームであることを見せつけた。
しかしそれでもジノブリは今がピークにならないよう帯を締め直した。
ジノブリ「今はまだ早い。まだ20試合も残っている。」
Game Notes
- スパーズのガードで元ブルズのマルコ・ベリネリは10得点し、第1Q残り10.1秒でこの日初出場した際に暖かい歓声に迎えられた。
- ポポヴィッチHCはベリネリの貢献について「全国の良いイタリアンレストランを教えてくれる」と話した。
- シボドーHCはチームの層の薄さの割にまだ疲労が影響していない事に驚きはみせなかず「どんな状況でもそのチャンレジを受け止めプレイする準備をしないといけない」と語った。
- スパーズの怪我の多さから、今シーズンが自身最高のコーチングではないかと問われたポポヴィッチHCは「どれも素晴らしかったはずだろ?全然わからんよ。ポモナ大で2勝22敗だった時がベストじゃないかな。」
- ポポヴィッチHCはノアの性格をダンカンと「真逆のもの」と表現しながらも、ノアの情熱的なプレイスタイルを誉め称えた。
前回のリベンジをスパーズにやられた感じですね。とにかく相手のシュートが面白いように入ってました。終盤よく点差を縮めましたが残り1分半からスティールからスネルの無謀なレイアップにナジーのボールを見ておらずの連続2回のミスで自滅と残念でした…
しかし、ディフェンスがダメでもオフェンスとリバウンドでなんとか頑張る諸刃の剣だったブーザーが最近オフェンスでも全くいいとこなしですね。来シーズンのことで自分自身モチベーションも下がってる感じがしますが。カークもディフェンスである程度オフェンスは目をつぶるとこがありますが外のシュートが入らない。ドライブからのキックアウトは読まれてミスになるのも最近目立ちます。DJとは対照的な活躍です。頑張ってもらいたいです。ギブソンはせっかくいいシーズンを送っているのでメンタルでもう少し成長できたらもう一回り成長できると思います。
jtさん、コメントありがとうございます。
序盤まったくシュート落としませんでしたねスパーズ、あれが痛かった。パーカーやジノブリだけじゃなくミルズあたりがズバズバ決めてたのも痛かった。
カークはオースルター後は凄い調子いいんですけどね。オールスター後この試合まではFGもスリーもほぼ5割とかなり高かったのですが、昨日はさっぱりでした。まあ昨日はジミーとDJ以外全員さっぱりだったのでこういう日なんだなと最後のほうは思いながら見ていました。
スパーズがプレイオフに向けて一段ギアを上げた感じがしました。いつもの事ですが。
80%位の力で最後に勝ってればいいや、ではなく最初から叩きのめすかのような。パス、シュートの判断がとても早い。
今回はブルズの日ではなかったということで。スティールからの速攻でほぼノーマークのダンクをタージが外した瞬間、そう確信しました。
MJ32さん、コメントありがとうございます。
僕もタージがあのダンクを外した時に「Ah, it’s one of those days」って思いました。
やはり試合は序盤で一気に叩くのがいいですね。序盤の調子がその後のプレイにも乗っていくような気がします。ブルズは逆に序盤での停滞がその後の足枷になった感じでした。
ポポのコメントが冴えているときのスパーズは強いですねー。
くそう、ジノビリめ…
なんというか、スパーズってこれといった弱点が無いですよね。ガチッと組み合ったら簡単には勝てないし、大崩れがないのでいつだって怖い印象があります。
あえて言うならビッグ3の高齢化なんでしょうけど、厚い選手層とターンオーバーでうまくケアしてますし。
かといってNYKのように、散財して選手を集めてるわけでもないですもんね。
くそう、有能なフロントめ…
とはいえ一敗は一敗ですし、次に切り替えていきましょう。
それはそうと、フィルがNYKのHCに招聘される可能性があるそうですが…管理人氏はどう思われますか?
スイッチ入ったスパーズはやはり強いですね…
ポポがHC就任=ダンカン入団以降、PO皆勤賞&リング4つですか。
去年だって半分優勝したようなものですからね(笑)
決して資金力が豊富なわけでも上位指名出来るわけでもないのにブルズも是非とも見習いたいですよね。
しかしブルズにも名将ティボドーがいますし、NBAイチ熱い男ノアがいます‼︎
切り替えて行きましょう!
フィルも気になりますね。色々情報が錯綜してますが仮に就任したらトライアングルやるんですかね…いまのNYKじゃ機能するイメージがわきませんが(苦笑)
usedさん、ROSEfj40さん、コメントありがとうございます。
ポポのコメント冴えてましたね。負け試合なのに記事翻訳しながら笑ってしまいました。シボドーもスパーズは見ていてもっとも勉強になるといっていましたし、彼の中での目標みたいなものなのかなと思います。スパーズは3選手がチーム状況を考慮してサラリーを抑えてくれたのも大きいですね。その分まわりを固められますからね。
フィル・ジャクソンのNYKの噂ですが、ヘッドコーチではなくチームの全権を握るプレジデントとして就任するっていう話ですね。HCなら経歴も手腕も素晴らしいものがあるので脅威になりそうですが、フロントでの経験は皆無ですからね、なんとも言えません。フィルが今必須となっているAdvanced Statsとかをどこまで把握できているのかとかもわかりませんからね。。まあそこはスペシャリストを雇えば良いのかもしれませんが。
選手としてニックスでキャリアをスタートしているので、最後にまたNYに戻ってくるっていうのは話としてはとてもキレイでいいんですけどね。ただニックスのオーナーであるドーラン氏は以前にもドニー・ウォルシュを同様なポストで雇った時も全権渡すと言いながら、結局ドーランが口出しまくってましたからね(例:メロのデンバーからのトレード)。
個人的にはフィル・ジャクソンはとても好きなので、ニックスを好きになる要素を作ってほしくないので行ってほしくないです(笑)。噂ではフィルが就任したらHCにスティーブ・カーを選ぶかもしれないという話もあって、これまたニックスに好きな人が行くのは面白くないです。
〉ROSEfj40さん
おぉ。お会いしましたね( ^ω^ )
チーム価値の高い(オーナーはケチですが…)ブルズはともかく、スモールマーケットのチームにとってスパーズが手本となるのは間違いないですよね。
有望な若手も多いですし、ビッグ3が退いてからも弱くなるイメージが湧きません。
あちらでもまたお会いしましょう☆
BFiJさん〉
チームマネジメントがしっかりしているからこそ、ここまで長らく強豪として君臨できるのでしょうね。
シボドーが目標とする理由がよく分かります。
フィルはプレジデントでしたか。
フロントとしての手腕はともかく、道楽でチームを弄り回してるアホオーナーの目付け役にはこれ以上ない人選ではないでしょうか。
個人的にNYKは好きなチームでもあるので、いつか
HC:ユーイング
AC:マークジャクソン、スタークス、ヒューストン、オークリー
みたいな布陣が見てみたいです(笑)
うーむ。スパーズみたいなチームはやはり強いですね。ビック3(ダンカン・ジノビリ・パーカー)だけのチームではないですし戦い方を十分に理解しているなと感じますね。ブルズが目指す理想のチームがスパーズなのかなと思いますね。今のブルズはチーム全体でゲームをしているのでいいとは思います。ローズがいないとはいえいいチームなので残り試合も全力で頑張ってもらいたいなとは思います。