タージ・ギブソン

ホームで先日のリベンジ達成!10得点8リバウンド8アシスト4スティール3ブロックとまたもやあわやトリプルダブルどころか5×5までやりそうだったノアがヒバートを3得点5リバウンド3ターンオーバーと封じ込めてくれました。そして前回活躍されて痛かったスコラもこの試合では無力化できたのがよかったですね。

しかしなんと言っても今日はタージ!!前回のペイサーズ戦ではファウルアウトしてしまい鬱憤がたまっていたと思うのですが、この試合では23得点8リバウンドと爆発!ポール・ジョージの速攻を止めたカークからのタージのプットバックダンクで一気にチームにも火がつき突き放しにかかりました。オフェンスリバウンド5本と相変わらずの粘り強さを見せてくれました。

試合は予想通りディフェンス合戦になりましたね。前半終わって34-33というロースコアっぷり。お互いシュート率もあまりよくなかったので、ノアとタージの活躍でインサイドを制したブルズが勝利したという感じでした。オーガスティンが4得点と静かだったなか、ダンリービーとカークがそれぞれいいタイミングで調子よくなってくれたのも良かったです。

これから久しぶりに3日オフがあります。良い休養&チーム練習が行えるのでブルズにとっては良いタイミングですね。休み空けてポートランドという強豪が待ち構えていますので、帯を締め直して挑みましょう!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Indiana Pacers (51-20) 19 15 22 21 77
Chicago Bulls (40-31) 15 18 31 25 89
Game Stats

以下AP記事翻訳

タージ・ギブソン ダンクCHICAGO – ブルズのセンター、ジョアキム・ノアは東カンファレンスは2チームによる戦いではないと思っている。

彼のメッセージ:シカゴを外すのはまだ早い。

東1位のインディアナに89-77で勝利したあと、ノアはブルズが東の誰とでも張り合えると強調した。それがペイサーズであれ、王者マイアミ・ヒートであれだ。

ノア「うちがハングリーな時は誰とでも戦える、誰にでも勝てると感じているよ。勝手もおごらず、いつものように削り合うようなプレイをする。前回の試合が終わった後も言ってたんだ”彼らとまたすぐ対戦できることに興奮している”って。」

ペイサーズとのレギュラーシーズンの試合は終了し、両チームがホームで2勝あげる引き分けだった。また対戦するとしたらプレイオフでということになる。

タージ・ギブソン「とてもフィジカルだった。今身体が痛いよ。ライバル相手にはそういう試合をするんだ、プレイオフバスケットボール。そうなる。」

前回の試合では活躍できず試合後に怒りをぶちまけたギブソンは23得点で、5選手が二桁得点したブルズの得点リーダーだった。

カーク・ハインリックが13本中7本のシュートを決め18得点、マイク・ダンリービーが13得点、ジミー・バトラーが12得点、ノアが10得点8リバウンド8アシストした。

ギブソンはベンチから32分出場し15本中9本のシュートを決め8リバウンドした。

ブルズ(40勝31敗)はこの勝利で東3位のトロント(39勝30敗)に勝率2%差とした。スターガードのデリック・ローズが怪我で離脱しルオル・デンがトレードされた時はまさかブルズが3位を争っているとは誰も思っていなかっただろう。

同時に、インディアナのセントラル・ディビジョン1位をシカゴのホームで確定させる事も避けられた。ペイサーズはNBAに加入して以来2度目の連続ディビジョン首位を狙っている(前回は1998-99と1999-2000)。

ポール・ジョージが21得点したペイサーズは、アウェイで8戦中6敗目で3連敗。ユナイテッド・センターでは5試合中4回負けており、今シーズンは2回とも負けている。

ジョージ「相手を褒めるべきだ、ディフェンスがエリートだ。打ち破るには素早い攻撃と速攻が必要なんだ。」

この試合ではそれがあまり出来ず、ペイサーズはここ最近不調が続いている。

ロイ・ヒバート「選手達がリズムになかなかのれていない。ただの1on1が増えてしまっている。」

ヒバートはこの日わずか3得点5リバウンドに終わった。

ペイサーズは先週の金曜にインディアナでブルズに第3Qの19-0ランをきっかけに91-79で勝利していた。今回はブルズが形成を一変させ後半を16-5のランで開始し49-39のリードを奪った。

数分後、インディアナはリードを55-49まで縮め更にジョージが速攻でボールを受けた。ハインリックが後ろからかけよりインテンショナル・ファウルをするように思われたが、ハインリックはボールを奪いジョージがファウルだと抗議している間にブルズのオフェンスへと転じた。

ギブソンのダンクで第3Q残り4分近くで57-49とリードを広げた。

ブルズは第4Qを64-56のリードで迎え、それ以降ほとんど脅かされる事はなかった。

ギブソン「守備の修正を沢山したんだ。前回よりも更に気迫溢れる積極的なプレイが出来たのでそれが功を奏した。」

Game Notes

  • プレイオフでローズが復帰する可能性があるか質問されたブルズのトム・シボドーHCは「ノー」と返答した。
    シボドーHC「前より出来る事を増えて来て順調だ、練習も少しできている。しかし彼は今シーズンは欠場だ。」
  • ヒバートがNBA最終優秀ディフェンダーに選ばれるべきか聞かれたペイサーズのフランク・ヴォーゲルHC:
    ヴォーゲルHC「確実だ。彼はリーグで一番のリムプロテクターだ。この賞はそういう選手が選ばれるべきだ。もし今年彼が受賞できなかったらかなり落胆する。」
    ヒバートと競うのはノアであり、数週間前にロケッツのケビン・マクヘイルHCはノアを推した。
  • 元ブルズのC.J.ワトソンは右ハムストリング筋の張りで欠場した。

14 コメント

  1. リーグDF・No1・No2チーム同士の戦いは高度なDFと効果的なセットオフェンスを
    展開したブルズに軍配が挙がりました。 ナイスゲームです!
    出だしFG、0/7とジミーがファウルトラブルになり掛けた時は嫌な予感がしたけれど
    ブルズのエナジープレイが躍動して杞憂に終わりました(笑)

    とにかくノアとタージが躍動するとNBAでも最強のインサイドと言っても過言ではない!
    今日はDF面を特に注意して見たつもりで、ノアのヘルプ・DFの上手さを再確認出来ました。
    マッチアップしているヒバートを抑え込み、尚且つ数的優位を作る距離感とポジショニング
    とヘルプに行くタイミングが絶妙なんですね! 
    個性派、野生派と表現される事が多いノアですが、間違いなく情熱的な知性派と表現
    して欲しいです!

    タージの攻守に渡る躍動も凄かった!
    リバウンドを直接叩き込んだダンクやアリウープ、ミドルシュートの精度もさる事ながら
    とにかく、よく走る! よく跳ぶ! 攻守でタージの足が止まる事は先ず無い。
    ノアがチームの支柱なら、タージはムードメーカー&スコアラー!に成長しましたね。
    ジミーのエースキラー振りもデンから受け継いだと言って良いんじゃないでしょうか。

    ブルズのセットオフェンスを支えるカークとダンリービー、DJの存在も頼もしい!
    POに向けてチームの一致団結を実感出来る好ゲームでした!

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      ナイスゲーム!
      ノアとタージのディフェンスって見てて惚れ惚れしますよね。自分のマークマンにはぴったりなのにヘルエプディフェンスにもガンガン出て行ってすぐ戻っての繰り返し。凄いスタミナだなって思います。タージなんかポゼッション毎にマークしてる選手が違って毎回すげーなって思ってしまいます。オフェンス面でもすっかりムードメーカーになってくれて本当に頼もしい成長っぷりです。

  2. リベンジ達成!!チームケミストリーも好調でペイサーズに五分五分の数字でバンザイですねこの3日間のオフで皆さんゆっくりと休養を取ってもらえればなと思います。しかぁ~し問題が一つありますなぁ~。我らがブーザーよ一体どうしてしまったのでしょうか?今日はT.Oも多かったしまた1ケタ得点心配で仕方がないですよぉ~。ギブソンの存在が日を追うごとに大きくなっているのでギブソンの成長はもちろんファンとしては嬉しいですが・・・。心境復雑でございます。とにかく今は何とか第3シード取れるように頑張れブルズ!!長くなってスミマセン。

    • 今回のブーザーは得点こそ1桁ですが、果敢にリバウンドを取りに行ったり、インサイドにアタックしての得点だったり、内容的に良かったと思います。ファウルを受けて3ポイントプレイとなり吠えていたのも良かったです。彼のようなどちらかというと寡黙な選手がああいうプレイをするとチームもノるんですよね。今後もインサイドにガツガツ切れ込むプレイを増やして欲しいです。ブーザーはフリースロー上手なのでファウルで止められても大丈夫。ノアやタージとのインサイドトリオは凄い事になりますよ。

    • ブーザー大好きさん、MJ32さん、コメントありがとうございます。
      僕もこの試合のブーザーはシュートこそあまり当たってませんでしたが、「いいぞ!それだブーザー!」って思わず言ってしまうシーンがあったので好印象でした。MJ32さんの言っている3ポイントプレイなんかは正にそれですね。インサイドでゴリゴリポストアップしてボールを要求して、ワンフェイクいれてのキレイなレイアップ+ファウル。あれをどんどんやってくれると全然違うんですよね。
      プレイオフにあわせて復調すればますます厚みが出るので期待していますよ!

  3. 始めまして!初コメになります。ずっと前からここの記事を覗かせて頂いてました。今シーズンは、ちょっと前のロケッツ戦とこの試合の二試合しか見れてませんが、とても楽しめる試合でした。ダンリービーとジミーのカッティングがうますぎます。ノアのアシストが増えている要因だと思いますギブソンもこの試合とてもよかったし、ノリすぎてオフェンスファールとられたときは笑いました(笑)今のブルズならプレーオフでアップセットもできるんではないか…なんて淡い期待もしているこの頃です。(笑)

    • マルコジョーダンさん、初コメントありがとうございます!はじめまして!
      この前のロケッツ戦とこの試合を見てたら「ブルズ最強!」ってなりそうで良いですね(笑)。ダンリービーとジミーのカットはいいですよねー。良いパスが貰えるという信頼感から生まれる動きだと思います。ノアもよくそこをちゃんと見つけて通せるなと圧巻です。
      プレイオフでアプセット、もちろんそのつもりで挑んでいきますよー!

  4. 良い試合でした。良い勝利でした。
    DJとブーザーが調子悪かったけど、他選手がそこをカバーしたし、ボールも良く動いてましたね。

    対マイアミとも対ペイサーズとも、ブルズは両方に対して2勝2敗ですね。
    個人的には何とか3位まで上がって、プレイオフはワシントン戦から始まって第2Rではマイアミと
    戦ってほしんですけどね。
    どっちにしても敵地で一回勝たないといけないんだけど、各ポジションを見ても、
    プレースタイルを見ても、何となくマイアミと当たった方が良いように思います。
    んで決勝でペイサーズ、と。

    まぁでも、シードポジションは多分このまま変わらないでしょうね。
    トロントは何気に調子良いし、スケジュール的にもこれから落ちる、或いはブルズが追いつける、
    って気があまりしないです。
    ブルズの残りのスケジュールは比較的楽になってきますが、ギリギリ追いつけないと思います。

    来週ぐらいからはネッツのスカウティング開始かな。

    • アイクさん、コメントありがとうございます。
      普段ある程度得点してくれるオーガスティンとブーザーが得点できなくても勝てるという事例を作れたのは今後の自信にもプラスにもなりますね。
      シードポジションどうなるかなーと思ってみていますが、まあどちらにせよ勝ち上がるにはインディアナもマイアミも当たらないといけないのでどっちでも良いやって最近思っています(笑)。ただ負けるのは見たくないのでとにかく3位を是非狙ってもらいたい!トロント調子いいしなーと思っていたら今日キャブスに負けてブルズ単独3位浮上!なんとかこのまま維持してもらいたいですね。

  5. 良い試合でしたね。
    第3Qで突き放しにかかった時のMDJ、カーク、タージの火の付き方が頼もしかったです。
    特にタージは契約延長を済ませておいてつくづく良かったと思います。攻守での貢献度が高いですね。プットバンクダンクとアリウープには痺れました。

    MDJはおそらくブルズメンバーの中で一番キャッチ&シュートが上手いんじゃないですかね。今日はスリーもミドルもしっかり決めてくれていました。

    カークも今日は良い確率で点を稼いでくれましたし、ディフェンスも良かったです。
    ポールへのブロックはファールっぽく見えましたし、ランスへのテイクチャージは足が動いているように見えましたがw
    ま、まあ笛を吹かれなかった以上は問題ないんでしょう、きっと、おそらく。

    ちょっとインディアナに不利な判定が多かったかなという印象。笛が吹かれる事が少なかったように見えました。ただ、アピールしている暇があるなら戻れよ、とも思いましたが。あれはちょっともったいない。

    ふと気付けば、すぐ前にトロントが居ますが、後ろにもネッツが居るんですよねw
    何とかこれ以上順位を下げずにプレイオフに入って欲しい物です。

    • 蛍石さん、コメントありがとうございます。
      タージは契約延長した時に散々色んなところで払い過ぎだ払い過ぎだと言われていて、個人的に「そんなことない!!」とずっと思っていたので最近の活躍は本当に嬉しいです。むしろいまやお買い得くらいのレベルになってきています。

      ダンリービーのシュート力はやはりいいですね。キャッチ&シュートはもちろん、トランジションでのスリーが結構な武器になるので頼もしいです。

      判定に関してはまあそれも全部ひっくるめてNBAだからなーと思ってみています。不利な判定はどこもつきものなので、それを受けて崩れないでいられるかっていうのも勝ち上がっていく1つの要素ですからね。ブルズもダンリービーのスリーをウェストにファウルされたのをコールされなかったり、流れに乗っていた時のタージからオフェンスチャージを奪ったスコラも先述のカークと似た様なもんでしたしね。

      トロントが今日負けてくれたので3位浮上!このままいきますよー。

  6. 初コメントします。
    気持ちの入った良い試合でした。
    プレイオフへ向けてがぜん盛り上がってきました。
    今のブルズは正に崖っぷちからの逆襲、魂のこもったチームに仕上がりつつあると思います。
    ミニバスをやってる息子がブルズファンなので春休みを利用して2人でブレイザーズ戦を見に行ってきます。
    良い試合で勝ってくれると良いのですが。

    • 4番さん、初コメントありがとうございます!
      盛り上がってきましたね。この負けてたまるかっていうブルズ魂が大好きなんです。見ていてこっちまで鼓舞されてしまいます。いつまでも見ていたいチームだなってよく思います。
      息子さんと観戦いいですね!そういうの憧れます。是非4番さんと息子さんのためにも良い勝利をおさえめてもらいたいです!

      • 返信ありがとうございます。
        毎試合詳しい記事付きで更新して下さるのでBFJさんには大変感謝しております。
        自分は後期3ピート以降燃え尽きてしまいブルズどころかNBA自体2年前まで見ていなかったのですが、ミニバスをやる様になった息子が何故かブルズファンになってBFJさんのサイトを見つけてきました。
        今のブルズはあの頃よりもメンツが足りない分、闘争心は強いのではないでしょうか。自分もロドマンが大好きだったので負けず嫌いで闘争心溢れるチームや選手は大好きです。
        特にノアが良いですね。絶対にユニフォーム買ってきます。
        自分は10年以上NBAを見ていなかったので特定の贔屓チームを持たずニュートラルな状態で見ていたのですが、今のブルズには自然と引き込まれますね。
        お忙しい中大変でしょうが、これからも更新を楽しみにしております。

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