ウィザーズとのプレイオフ初戦は敗戦スタートとなってしました。試合開始からネネががんがんインサイドを攻めて来てペイント内での主導権を握られてしまいましたね。第2Qにはペイント内失点を2に抑えて立て直し始めていた感じはあったのですが、終盤またやられてしまいました。
今シーズンずっと見て来たオフェンスが停滞する時間帯が試合終盤という一番来て欲しくない時間帯にきてしまいました。とにかくシュートがシュート入らずターンオーバー多くでリズムが作り出す事ができませんでした。いつもはアシスト数の多いブルズですがこの日はわずか13本。明らかにボールが上手くまわっていませんでした。
終盤アンドレ・ミラー教授にやられてしまいましたね。第4Qラインナップで唯一守備の穴であるオーガスティンをポストアップでがんがんせめて来ていました。あれは今後もやってくると思うので改善が必要ですね。逆に言うとウォールとビールにはそれなりに対応できていました。
カークが最近オフェンスで結構いいのですが、ファウルトラブルでなかなかコンスタントに出ていられなかったのが惜しかった。好材料として、ジミーがとても良かったです。集中力がもの凄く、「え、それ取っちゃうの?」なスティールを連発していました。
初戦を落とすのはやはり痛いですがまだまだいくらでも修正可能です。昨年のネッツとのシリーズも初戦はぼこぼこにやられましたからね。
次戦は日本時間で水曜の午前10時半です。勝つぞー!Go Bulls!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Washington Wizards (1-0) | 24 | 24 | 24 | 30 | 102 |
Chicago Bulls (0-1) | 22 | 32 | 21 | 18 | 93 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ネネが24得点、トレバー・アリザーが18得点したワシントン・ウィザーズは13点差からの逆転でシカゴ・ブルズとのプレイオフ初戦を102-93で制した。
初プレイオフ出場となったジョン・ウォールは16得点、マーチン・ゴータットが15得点13リバウンドした第5シードのウィザーズは一時完敗するかと思われながらも勝利をつかみ取った。
一時13点差あったリードを第3Qに1点差まで消し去り、第4Qを3点差で迎えた。最後の6分でシカゴを18-6と圧倒し2008年以来のプレイオフ戦を勝利で飾った。
ネネ「チームディナーがあって、その後真夜中に自分がどういう事をするか考え始めていたんだ。どういう守備をするかとかそういう感じにね。いい気持ちだよ。」
第2戦は火曜日にシカゴで行われる。
ネネは試合開始から乗っていて、試合最初のポゼッションでダンクを決め最初の6分で8得点。そしてウィザーズは終盤も支配した。
ゴータットのレイアップがランの皮切りとなり、アリーザが残り4:17で2本フリースローを決めウィザーズは88-87と逆転。ジミー・バトラーがフリースローで同点としてが、ゴータットのレイアップとネネのシュートで92-88となり、残り2:11でジョアキム・ノアのティップインで2点差となったがワシントンはそのまま勝利へと進んだ。
ゴータットが2本のフリースローと残り34秒でジャンプシュートを決め6点差となり、ウィザーズが初戦を物にした。
ネネがインサイドを支配しワシントンはシュート率49%、リバウンド戦でもシカゴに45-39と競り勝った。ネネは17本中11本のシュートを決め8リバウンド。
ウィザーズはウォールとブラッドリー・ビール(13得点)が合わせて25本中7本と不調ながらも、アンドレ・ミラーが終盤活躍し勝利へとつなげた。ミラーは第4Qに自身の10得点中8点を獲得。
ブルズはカーク・ハインリックとD.J.オーガスティンがそれぞれ16得点、バトラーが15得点した。1月1日以降東カンファレンスで最も勝利しているチームであるブルズだが、いきなり追いつめられる形となった。
トム・シボドーHC「チームの勝利を助けるために出来る事はいくつもある。我々はもっと良いプレイが出来るはずだ。」
ブルズは第3Qに最大13点リードし、69-57とリードしている所からウィザーズが13-2のランで1点差まで追い上げた。
残り3:32でアリーザがスリーを決め71-70とした。ノアがレイアップで反撃し、タージ・ギブソンが2本フリースローを決め再び5点差へと広げるも、ミラーの得点で第4Qを3点差で迎える事となった。
ノア「13点差で少し息をついたところで反撃されてしまった。酷いターンオーバー。相手に簡単な得点を許してしまった。修正しなければならない。これはチェスなんだ。チェッカーじゃない。」
今シーズンのブルズがずっと見せて来たパフォーマンスを考えるとこの試合での崩壊は驚きだった。デリック・ローズの怪我、ルオル・デンの移籍を受けて白旗を振るのは簡単だった。しかしブルズは逆に力を振り絞りだし大躍進を見せた。この試合もそれが続くかの様に見えた。
ネネが前半14得点と活躍する中、ブルズはそれでも54-48のリードでハーフタイムを迎えた。
前半終了1分前前にオーガスティンがドライブからスリーポイントプレイを生み出し、そこから13-3のランで第3Q序盤に64-51と大きくリードした。
ランディ・ウィットマンHC「その瞬間を生きなければいけない。プレイオフでは6、7ポゼッション連続で得点出来ない時間帯をなんとか生き延びないといけない瞬間が出てくるものだ。両チームともそうなる可能性がある。そうなった時にどっちが最後まで立っていられるか?我々だった。完全に相手にやられる時間帯があった、おれは間違いない。そこから這い上がる必要があり、後半は正にそれが出来たと思う。」
Game Notes
- ウォール(プレイオフでのプレイについて)「とても激しいね。何試合か観戦にいった事があったけど、コート上にいると全く別ものだ。コートを行ったり来たりしている時に本当に息の出来ない瞬間があった。」
- オーガスティンは15本中3本しかシュートを決められなかったが、フリースローは10本決めた。シカゴはフリースローを26本中20本決め、ワシントンは35本中26本決めた。
これがプレイオフですね。
簡単じゃない。
ブルズは悪くなかったという意見を多数、目にします。
試合の全てを見たわけではないですが、私もそれは感じました。
ただウィザーズがそれ以上に良かった、ということなのでしょう。
ウォール、ネネ、ミラー、ゴータット…
実力に対しやや評価が低いと見られていた男達が見せた意地とプライドが、まずは初戦、猛牛を打ち倒した。
そういうことなのでしょうね。
現地を含む識者の方々からは、早くも1stラウンド最高の対決だという声があがっているようです。
次の試合は、必ずや勝利を。
Go Bulls!!
usedさん、コメントありがとうございます。
プレイオフですね。何が起きてもおかしくない戦いだらけです。特に今年は。
ブルズは第2Q、第3Q途中くらいまでとても良かったんですよね。終盤相手のディフェンスがピッチを上げたのもありますが、ぱったりとオフェンスが消失してしまいました。
ワシントンは久しぶりにプレイオフと言われていますが若いガード陣以外はみんな割と経験豊富でいい面子が揃っていますからね。侮れません。
しかしそれはうちも同じはず、数々の激戦プレイオフを経験している面子ばかりです。次は確実に勝利に導いてもらいましょう!Go Bulls!!
大きくリードしてはトップでボール持ったノアのTOで点差縮められた、という印象が強いですね。
スリーが不発だったとはいえ、BULLSの点の取り方悪くないですね。チームバスケットの象徴かと。
しかし何度も言いましたとおり、BULLSだけが「どのチームも当たりたくない不屈のチーム」ではない、ということですね。
それこそ底辺から這い上がったCHAはシーズン中、王者MIAに対して勝利こそできていないものの、MIAが追いかけて勝利やOTにもつれた試合ばかり。苦手な強力なインサイド、ジェファーソン。不気味でしょう。
WASにしたって、リーグ経験を積み怪我を乗り越えてスター街道まっしぐらのウォールと、スターとはいえないものの確実にNBAで必要とされてきた戦力が脇を固めていますよ。
POに進出するくらいのチームなんですから、どこだってあたりたくないでしょう。EASTなんかまだぬるいほうですよ。WESTなんか1~8位まで(正直な話、今季はグダグダな熊さん以外、としますけど。)どこが優勝したっておかしくないですからね。
このあたり、やはり試合を左右するスターがいるといないとでは違う、ということでしょうかね。
PORのリラードを見ていると特にどう思います。
スカラブリ煮さん、コメントありがとうございます。
酷いターンオーバーがおおかったですね。誘発されたものというよりもドリブルミスによるものとかも結構あったので、そういった所は確実に無くせるように修正してもらいたいです。
第2Q第3Q途中までは良い形で得点ができていたように思います。特に前半不調だったダンリービーのために後半一番最初のポゼッションでダンリービー用のプレイでスリーを打たせていた所なんかはとても良かったです。
しっかりと気を引き締め直して次戦に挑んでもらいたいです。
いよいよ始まりましたね。
2Q終盤から3Q序盤にかけての流れを見ていた限り、勝てそうな雰囲気でしたので痛い敗戦ですね。
選手達も油断とは言わないまでも多少の隙があったのでしょうか。
これを良い教訓にして今後は今日みたいな敗戦はない様にしてもらいたいです。
でもこれでチームとしては更なる奮起をしてくれる様な気がしています。
自分が思う今のブルズは、スイープとかしてスイスイと勝ち進んで行くというよりは総力戦で疲弊しながらもタフに勝ち進んで行くというイメージですからね。
そりゃNBAのプレイオフですから、進出したチームはみんなタフなチームです。
でも自分はブルズはそれでも特別なチームだと思ってますよ。
それは真のブルズファンではない自分がブルズのゲームを見て、選手達のプレーやスピリッツに心を動かされましたから。
まあとにかく次です次。今日の敗戦が燃料となりますよ、きっと。
4番さん、コメントありがとうございます。
始まりましたねプレイオフ!初戦勝利で飾れなかったのは悔しいです。
逆に早い段階で課題が色々と出たのでどんどん修正していってもらいたいです。対アンドレ・ミラーとかリバウンドとか。
次戦でまた気迫全開の今シーズンずっとみてきたブルズの姿を見せてもらいたいですね。仰っている様に、この試合が良い燃料投下となってくれると嬉しいです。
ウォールとビールはシリーズ通してそこそこ抑えられそうな感じでしたが、ミラー、アリーザ、ネネあたりが妙に落ち着いててやはり経験ある選手は違うなっという感じでしたね。
西嶋さん、コメントありがとうございます。
ベテランのそんざいはやはりプレイオフで活きてきますよね。ミラーのガードポストアップやアリーザが突然見せる得点力なんぁは今後もこのシリーズ脅威になりかねない。
昨日、今日とPO1stラウンドGame1は8ゲームともクロスゲームで見ごたえありました。
トップ4シードの東西8チームで勝ったのはSA、OKC、MIAの3チームのみでしたね。
Game1から波乱感じさせる展開で面白くなりました。
ブルズのGame1はBFIJさんの記事通り残念で悔しい結果でしたが、
ゲーム終盤勝負所での粘り強さをチーム一丸で発揮してもらいたいです。
ネネは敵ながらあっぱれでした。マッチアップしたノアが痛切に感じてることでしょう。
Game2のネネ対策が楽しみです。
先の長いシリーズですがホームで連敗はさすがに痛すぎます。
明後日は何としても勝利もぎ取ってもらいましょう。Go Bulls!
MJ恋しDR待ち人さん、コメントありがとうございます。
今年のプレイオフはどのシリーズも面白くなりそうですよね。うちも予想通り激戦になりそうですが、第2戦でコーチ陣と選手達がどう奮起してくれるか楽しみです。
皆さん、WASのベテラン勢についてコメントされてますけど、チームがなかなか強化されないWASでここ数年、くすぶってたメンツですよね。
アリーザ、ネネは特に。
アリーザの実力については言うまでもないですけど、本来なら絶対的エースがいてこその名わき役的な感じでしょうか。そこにウォールとビールの成長、インサイド陣の安定感が加わって実力発揮できてるんでしょう。シーズン中は40点とったりなんかしましたからね。
ネネは年齢的にもう選手としてピークは通過してるのかなぁと思いきや、やはりあのパワフルなインサイドワークは健在、ミドルもうまいですからね。あの優秀なインサイド陣ひしめくWESTでずっとプレイしてきているだけありますよ。彼をPFでつかえるところが強みですよね。それもゴタートがいるからですね。
そのゴタートもORL時代にハワードの控えとして十分すぎるくらいの結果だしてますからね。ファイナル経験アリ。
ミラーは何年たってもミラーです。能力に秀でた選手ではないですけど、経験から生み出される安定したプレー、ゲームメイクはバックアップPGとして最適でしょう。ポストプレーが強いのも厄介です。
NBAでも屈指のDFチームが13点差をひっくり返されたのは屈辱的です・・・
ウィザーズはブルズに対しスカウティングとゲームプランをしっかりと練り上げ実行した
感じでしたね。
ブルズは満遍なくローテーション・メンバーが2桁得点出来ている事を良しとするか、
決め手に欠けると感じるかで見解が分かれそうな感じです。
とは言え今シーズン積み重ねて来たスタイルを完遂する事が勝利への唯一の道であり
誰が何と言おうと「ブルズは魂のチーム」である事は逆境を乗り越えて今シーズン
此処まで来た事実を観て来た自分には揺るがない思いであり確信なので、チームを信じて
待ち応援するだけ。 まだまだ13-14シーズンのブルズを観足りない!
T-コッチさん、コメントありがとうございます。
いつもの面子二桁得点してはくれましたがここっていう時に来ませんでしたね。ただこの一戦で全てをかえる必要はないと思うので、ここまでに作り上げてきたものに第1戦からの修正を加えて挑んでもらいましょう。
ウィザーズ強かったですね。ミラーはやはり敵にいると嫌な選手。スタッツ以上の影響力があるかと。
4Q終盤、しかもホームで逆転されるパターンって今まであまりなかったと思うんですよ。全体的に動きが硬かったですかね?特にMDJ。気持ちが前に出過ぎて普段しないような動きをしてたように見受けられました。
このチームの事だからしっかり修正してくることでしょう。心配してないです。
MJ32さん、コメントありがとうございます。
ミラーが出てくるとウォールの素早いしあい展開からガラッとリズムを変えてくるのでそこにいかに対応できるかは結構重要になりそうですね。
確かにホームで終盤ひっくり返されるのはあまりありませんでしたね。もうやらせないぞー!
リバウンドからのセカンドチャンスでやられすぎましたかね。勝てた試合なんで勿体無かかったですが仕方ないです。
しかし、ブーザーが残念な感じです。そこにもう触れられなくなるくらいあまり期待されてない感じが寂しい気もします。
ブーザーはここが正念場だと思うんで頑張ってもらいたい!
ブーザーはもう終わりでしょう。もともとの勝負弱さに加えて加齢による鈍り。
およそ10年前のドラフト下位指名のアンダーサイズのPFにしては頑張ったかと。
jtさん、コメントありがとうございます。
セカンドチャンスは痛かったです。特にそこかr生まれるスリーとかは精神的にもくるので要注意ですね。
ブーザーは1Qと3Qの得点力と役割がはっきりしているので、そこを最大限に活かしてもらいたいです。序盤の得点力やはり欠かせない。