たあああああああじ!!って今シーズンは何度も叫んでいました。うるさくてすみません。
これまでディフェンスとたまにテンションの上がるダンク専門とされていたタージですが、今シーズンはオフェンス力を格段にアップしてきてくれました。もっと安定すると嬉しいなと思っていたベースラインからのジャンプシュートは実況にオートマチックと言われるまでになり、ポストからの得点パターンももの凄く増えていました。ブルズの解説者であるステイシー・キングはいつも「黒人版ケヴィン・マクヘイルやで!」と叫んでいました。
タージはベンチ出場でありながらも、最終Qは必ず出場しておりブルズのベストラインナップの一角を担っていました。タージがいない時間帯のオフェンスレーティングは97.9、ディフェンスレーティングは98.4だったのに対して、いる時間帯はオフェンスレーティングが101.0、ディフェンスレーティングが97.4とどちらも向上。平均ブロック数も倍近く跳ね上がっていました。
そして特筆すべきはオフェンスリバウンド。タージのリバウンドへの執着心は凄まじく、1つのポゼッションでタージが2度3度とオフェンスリバウンドを奪いブルズの攻撃が延々と続くなんていうシーンが何度もありました。ノアのハッスルプレイが注目されがちですが、タージも負けじと同じくらいのエネルギーを放出していると僕は思っています。
個人的にタージのハイライトは1月下旬に行われたレイカーズ戦。オーバータイムにもつれる接戦で、残り0.9秒からのセットプレイでタージがブザービーターを決め勝利を呼び込みました。この勝利でブルズは5割復帰しましたね。久々に叫んだ試合でした。関連記事に動画がありますので是非どうぞ。
まだまだターンオーバーが多かったり、たまに1人で無理しようとしてしまいブロックされてしまったり、ファウルが貰えなかった時にレフリーに抗議し続けてテクニカルを貰ったりと改善しないといけない所も多くあります。どれもこの夏に改善出来るポイントだと思うのでどんどん選手としての成長を続けてもらいたいです。
今季最優秀シックスマンに選ばれると確信していたのですが選出されず。僕の中では最優秀シックスマンです。
※以下ESPN記事翻訳です。僕の意見ではありません。
シーズン総評
ギブソンはキャリア最高のシーズンを送った。いつもの堅守を保ちつつ、オフェンスがこれまでとはひと味違うものだった。オフェンス面での自信が今までよりも高い事は明らかで、ゴール近辺でのプレイを好んでいた。ギブソンは、練習後にジムでずっと練習に付き合ってくれたブルズのアシスタント・コーチであるマイク・ウィルヘルム氏のおかげだと何度も語っていた。
シーズン・ハイライト
ギブソンはワシントン・ウィザーズとのプレイオフ第4戦でキャリアハイとなる32得点を叩き出すと共に7リバウンドと大活躍。この試合をプレイする準備が出来ていた数少ないブルズ選手の1人だった。
シーズン・ローライト
11月21日のデンバー戦でギブソンは退場処分となった。彼はあまりこの判定には納得していない様子だった。
ギブソン「レフリーに向かって何も言ってなかったんだ。ただネイト(ロビンソン)と話してただけだ。なのにレフリーが何故か突然あれだもん。ネイトと俺はずっとこの試合やりあってたんだけど、あれはお互い楽しんでたんだよ。彼に会えて良かったよ。ただ2人で遊んでただけなんだ。」
最終評価:A
一言メモ
ギブソンはウィザーズとの第5戦の終盤に足首を捻挫し人の手を借りながらコートを去った。ブルズのトム・シボドーHCは怪我が夏まで長引く心配をする素振りは見せていなかった。
コメント
4月のノアのコメント
ノア「タージがいなけりゃ今の状況はあり得ないよ。彼がリーグに入って来た時からの成長はもうクレイジーだよ。彼はとにかく勝つ事への執念が凄いんだ。自分が今まで一緒にいた人達の中でもずば抜けている。だから彼はとにかく勝利に飢えていて、彼は最優秀シックスマン賞を貰うべきだと思っている。彼がこのチームにもたらしている事に比較出来る選手なんて他にいないよ。」
これから
もしブルズがカルロス・ブーザーの最終年をアムネスティするようであれば、ギブソンが来シーズンを先発パワーフォワードとして迎える可能性はとても高い。先発でも活躍出来る事は既に証明済みで、今シーズンが本物であれば新しい役割で更なる過多雨役を見せるだろう。この夏は更に技術に(特にオフェンス面)磨きをかけ、彼の成長の次のステップへと登ってもらいたい。
元記事:Bulls player reviews: Taj Gibson|By Nick Friedell
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やっぱりタージですよね!?(笑)
我慢できなかったんでしょう、きっと。
よかったですねー。
おお~タージー! やはりあのレイカーズ戦を語らずには始まりませんか(笑)
ここの常連さんと自分があのプレーがデザインプレーだったかの意見交換をしていて
管理人さんにバッサリとデザインプレーであった事を告げられ己の浅はかさを
痛感させられた思いでのゲームでもあります(笑)
タージについても語りたい事が多くてどうしましょう(笑)
タージについて一番の違和感はエナジープレイヤー、ハイパーダンカー、リバウンダーで
献身的なディフェンダー。 いわゆる、雑誌やTV解説の評価と自分の見解もほぼ一致
しているのに何故か違和感があったのがタージのシュートフォームなんです。
上記の様な選手の多くが堅くてぎこちないシュートフォームでFTも苦手な選手のイメージが
あるのですが、タージのシュートフォームってウイングスパンもあるせいか
結構綺麗で滑らかさもあるのにFG%が低い(R・ルビオなんてその典型)何故だ?
ずっとそう思っていたのですが今季、これまたノアのポイント・センターの如く突如としてスコアラーとして覚醒し始めました。
管理人さんとも何度も意見交換しましたが、タージのシュートタッチがもの凄く柔らかく
なって、シュートの軌道もボールの回転も安定して綺麗なループを描くようになり
ペリメーター付近のFG%が劇的に上り20点越えも珍しくなくなりました。
更に終盤戦に掛けてはFTで確実に得点を稼げる、本物のスコアラーになったと言える位に
安定していました。
ある時、ふと思い出したのですが随分前にタージが結構得点を取ったゲームで
管理人さんがローズのコメントを翻訳してくれたのですが、その時のローズが
「タージはこの位の活躍が出来る選手だよ。 彼はまだ自分の能力に気が付いていない。」
という風なコメントがあった様に記憶していて、嗚呼この事か~!と一人で納得して
騒いでいた事がありました。 ローズ後輩なのに生意気だけどスゲ~!とか(笑)
全然違っていたらまたまた赤っ恥ですけど・・・
スコアラー・タージが来季もノアの闘志とシンクロして大暴れしてくれたら
確実にブルズ・ファンの夢は現実へと近づいて行くのだと確信しています!
ただ、手を抜くとか流すという事が全く出来ない人達なのでコンディションだけには
くれぐれも気を付けて欲しいです。
後、蛇足中の蛇足なのですが、adidasの悪夢の様な半袖ユニフォームを何故かタージ
だけが可愛らしく着こなしていて、大笑いしていた事をここで懺悔します(笑)
また長くなっちゃった・・・
T-コッチさん、コメントありがとうございます。
あの時はすみません、別にばっさりと切るつもりだったわけではなかったのですが..(笑)。でもああいったデザインプレイをひねり出してくるのも今シーズンの魅力の一つでしたね。
タージは毎年シーズン終わりに指摘されている所をある程度強化してきてくれるんですよね。昨年の総評を見返してみたら、ベースラインのジャンプシュートを強化して欲しいみたいな事が書いてあって、今季はそこばっちりでしたからね。それ以上にポストムーブのレパートリーも増えまくっていて、なおかつディフェンスは落ちてなくてっていう贅沢っぷり。素晴らしい成長を見せてくれました。
タージはあの笑顔のせいなのかなんなのか、パジャマユニちょっと似合っちゃいますよね(笑)。
管理人様、更新ご苦労です。
タージはホントに成長しましたよね。
今季彼を見て思ったことはは身体が大きくなってる?でした。
きっとオフシーズンに相当努力をしたんでしょうね。
来季もさらに成長することに期待です。
BRCさん、コメントありがとうございます。
タージの成長は目に見えてわかるものだったので見ていて嬉しかったですね。
まだまだ成長の余地はあると思いますので来季も楽しみです。
そしてお気遣いありがとうございます、感謝です。
ただややこしくなるのでその箇所だけ削らせていただきました、すみません。
今シーズン最も成長した選手だと思います!
ディフェンスはよかったですが、オフェンスがまだまだな感がありましたがそのオフェンス能力が開花しましたね。おかげでブーザーの不要論まで出る程になり、嬉しいことだと思います。
オフもこのままオフェンスに磨きをさらにかけてもらいたいです!
あとはよくも悪くも感情の起伏が激しいのでいいときはいいのですが、悪いときはそのフラストレーションなんかを我慢できず自滅することがあるので常に平常心で試合に臨んでもらえたらスタートも任せられると思います!
jtさん、コメントありがとうございます。
これまでもちょいちょいベースラインから決めたりポストムーブ決めたりしてくれていたんですが、今シーズンでそれを確実なものへと昇華させてくれましたね。いやはや本当に素晴らしいステップアップだと思います。高すぎる高すぎると非難されていた選手が一気にお買い得な感じに。
テクニカルしょっちゅう貰ってるイメージあるので(ノアもですがw)その辺のコントロールも出来るようになってくれるといいですね。
なんでしょうか、タージって、「ベンチ」なんですよねどうしても。イメージが。
先発クラスであることに間違いはないです。先発時も仕事できることを証明しましたから。
でも、タージが優勝するチームの先発フォワードか、となると・・・・。どうでしょう。
やはり控え、なんですよ彼は。控えでこそ活きる選手かと。
スカラブリ煮さん、コメントありがとうございます。
イメージは変わるものなので、別にそこにこだわる必要はあまりないとおもいます。優勝するチームの先発フォワードがタージってイメージじゃないっていうのはさすがにちょっと選手に対して失礼な気もしますが、本人は勝つためならなんでも良いってタイプなので先発でも控えでも活躍してくれると思います。
それこそ記事でも名前あげましたがケヴィン・マクヘイルなんか2度シックスマン賞とりながらもその後先発で活躍したりしていますしね。
管理人さんの叫びに私も毎回呼応していた、つもりです!
なんかもうノアとタージのコンビが好き過ぎて。永遠に二人シカゴでプレイして欲しい。
今年は本当にシュートが上手くなって、オフェンスリバウンドもすごく簡単に取っているように見えちゃうんですよね。対ウィザーズ第5戦の終盤ウィザーズがオフェンスリバウンドを取り続けて絶望を与えた時、タージがコート上にいない事の意味を思い知らされました。
先発問題は悩ましいですね。先発でもやっていけるだけの実力がある=じゃあ先発で、て事なわけですが、敵も味方も先発が下がっている時間帯にタージが得点を重ねてくるというパターンは非常に魅力的ですし、この使い方によって4Qでも元気にコート上にいてくれるならば相手にとっても脅威でしょう。そもそもタージがブーザーの控えであるからこの論争が起きるわけですよね。ブーザーが平均20点10R取って来てくれるのならここまでの話にならない。勿論、タージが先発でないと嫌だ、と言っているなら話は別ですが。
とにかく来シーズンも怪我だけは、それだけはしないようにして欲しいです。
MJ32さん、コメントありがとうございます。
どうしても叫びたくなりますよね、彼のプレイや。ノアとタージのコンビ僕も大好きです。あの2人のアリウープとか見ちゃうともう発狂ものでした。
先発かベンチかというのは、本人的にはどうでも良いようです。入団する時にチームからそれについて質問もされていて、それがチームが勝つ最善策なのであれば何でもやる、という姿勢を貫いてくれているタイプの選手です。記事中のノアのコメントもそれについて触れているのかなーと思っています。
一番好きなプレイはダンクでもなく、
ミドルからのジャンプシュートでもなく、
ジミーとのダブルチームでした。
今シーズンは凄まじい成長を見せてくれたと思います。去年なんかはFTラインに立つとかなり不安(確率的に)だったんですが、今年はガンガン攻めてAND1もらったりしてたんで見てて頼もしかったです。
確かいつかの試合で、
「俺にダブルチームが来ることになるなんて」
みたいなコメントしてましたが、それが今シーズンの成長を表しているような気がしますね。
昨シーズンの総評では評価がCだったことを考えてもすごいことですね。来年は是非平均10Rを。。
サムスさん、コメントありがとうございます。
ジミーとのダブルチームは脅威でしたよねー。
タージは今シーズン初めてFT%を7割台(75.1%)に乗せてきたのも評価すべきポイントですね!彼がフリースローで得点を量産してくれるのは頼もしかった。AND1がとても似合う選手でした。
彼がコンスタントにダブルチームを誘う事ができ、更にそこからのパスさばきを覚えてくれると更なる高見を目指せますね。頑張れー!
今年のギブソンはポストムーブがとても鮮やかでしたよね!
実際に見て、ブーザーか?と思う位しなやかにプレイしている時もありました!
特にギブソン起点のオフェンスが何度もあって、それに応える働きを見せる辺りに大きな変化を感じました。
夏のトレーニングでここまで成長するのは、
とてつもない練習量と質をこなしてきたんだろうなと、今シーズンの彼を見るたびに誇らしかったです。
ディフェンスとリバウンド、ブロックやヘルプとインサイド選手に求められそうな守備は全て兼ね備えているような選手で、NBA屈指のアスレチックプレイヤーだと思います。
ノアと同様、ペリメーターまで守れる機動力には脱帽です。
ただ、今年はギブソンとDJがベンチにいてくれたおかげでセカンドユニットも盛り上げてくれましたが、彼に代わるベンチが入ってくるかどうか気がかりです。
むしろ彼がベンチにいたこと自体が良い意味でおかしなことであったので…。
来年は是非20P10Rを期待したいですね!
彼ならノアやローズから受けるパスで得点を重ねられるはずです。
目指せカールマローン!
来年はどんな進化を見せてくれるんだろうと期待しつつ、
ギブソンにも大きな拍手と感謝を送りたいです。
ベニーさん、コメントありがとうございます。
彼のアップ&アンダーとか「美しい!」と思わず言ってしまったりしていました。よくぞここまで成長してくれました。彼の練習についてくれたマイク・ウィルヘルムACにも感謝ですね。このまま成長を止めずにどんどん飛躍していってもらいたいです!
ノアと同様に、ピック&ロールでガードにスイッチしても一人で守りきれる希有なビッグマンでもありましたね。ブルズ首脳陣も彼があれを大学でやっているのを見たのが、獲得のきっかけの1つだったと語っていたのをどこかで見た記憶があります。
来季の彼はとても楽しみです!
間違いなく今年のブルズの顔は、ノア、おがちん、ギブソンでしょうね(^^)ノア、ギブソンは叫びまくりでブルズらしさ全開でした!笑 6マン賞がジャマクロなのがマジで納得いきません!!>_<
H-38さん、コメントありがとうございます。
ギブソンの闘志あふれるプレイスタイルいいですよね。そしてブルズにはあまりいないESPNのハイライトに取り上げられるタイプの選手なので、観客も大盛り上がり。
コメント遅くなりましたが、既報通り、6thマン賞はジャマクロさんでしたね。
ただそれでも、私はタージこそこの賞に相応しいと思っています。
その気持ちは管理人様も同じかと思うので、もはや多くは語りません。
一言、ポリティクスです(笑)
さて、今季はタージにとって飛躍の年になったと言って間違いないでしょう。
あらゆるプレイの精度(特にオフェンス面)を一段階上のレベルに引き上げ、持ち味の滾るような熱いハート、ソウルはそのままに。とてつもない成長を遂げていると思います。
シボドーの信頼を完全に勝ち取り、それに伴ってふて腐てしまったブーザーとは完全に立場が逆転しましたね。
これでいい。
いや、これがいい。
個人的にはそう思います。
ユタ時代、マローンの再来と呼ばれ、20-10を連発してきたブーザーとの競争に勝ったわけですから。
来季のタージの起用法については様々な意見があると思いますが、役割云々は、この夏のさらなるレベルアップで自ずと決まってくると思います。
先発でも控えでも、タージはタージらしくプレイしてもらいたい。
そう願うばかりです。
usedさん、コメントありがとうございます。
返信遅くなってしまいました、すみません。
タージにとっては本当に飛躍の年になりましたね。これで満足せずにどんどん上達する事に情熱を燃やしてもらいたいです。先発だろうが控えだろうが勝つ為ならなんでもいいよと言ってくれるタイプの選手なので、シボドーもかなり気に入っているのがわかりますよね。来シーズンの活躍もとても楽しみです。