14-15シーズンのブルズに期待大

14-15シーズンのブルズに期待大

ESPNに上がっていたNick Friedell記者の記事を元に、個人的感想を交えながら1本記事書いてみたいと思います。

元記事:ESPN CHICAGOより:New Cavs don’t change Bulls’ expectations|by Nick Friedell

お時間のある方、読んでいただければ幸いです。

先日、ケビン・ラブがキャブスに移籍することで合意したという報道がありました。
これについてローズがコメントしています。

ローズ「ボク達にとっては何も変わらない。」
「(ブルズは)このリーグの誰でも倒すことの出来る、質の高い変化を遂げたと思っている。だけど、同時に他のチームも同じように変化しているし、全てが簡単にいくとは思っていない。移籍した選手が違うチームで結果を出すのはタフなことだ。でもそれに対するチャレンジこそがボク達がNBAに居る理由であり、ゲームを愛する理由だよ。」

今シーズン、怪我から二度目の復帰を果たす我らがエースと新メンバーを多数加えたブルズは新しいチームとなりました。
ローズが先日、「キャリアで最も才能に溢れたチーム」と言ったように、素晴らしいメンバーになったと思います。

正直、今年のブルズには期待しています。いや、期待してしまいます。
その理由を列挙してみましょう。

1.新メンバーの充実
4年間チームのインサイドとペリメーターでの得点を支えたカルロス・ブーザーをアムネスティ条項適用とし、代わりに獲得したのはあのパウ・ガソル。
そして時を同じくして若きスペインの至宝でありスペインリーグMVPを獲得したニコラ・ミロティッチがブルズ入りとなりました。
さらにDJ・オーガスティンを失った穴は、かつてMIPを獲得した攻撃的PGのアーロン・ブルックスで補強。
新人には大学得点王のダグ・マクダーモットとトニー・スネルの元チームメイトであるキャメロン・ベアストーを加えました。
昨季の主力をきっちりと残しながら、確実にステップアップしたと思います。

サイズがありながら全てにおいて器用なガソルが加入したことは単純に戦力アップと言っていいのではないでしょうか。
ローポスト、ハイポストのどちらも得点領域とし、必要とあらば3Pショットを放つことも出来ます。
もちろんパスも巧く、ノアやタージのインサイド陣だけではなく、マクダーモットやMDJなどのシューター陣との連携も楽しみです。

ミロティッチについても、サイズに見合わないアジリティがあり、外のシュートは正確無比、そして23歳という若さ。
かつてトニー・クーコッチがブルズに来た時のようなワクワク感があります。
ユーロでの実績は十分、後はNBAのゲームへの適応が課題でしょうか。
すでに「ブルズが迎えてくれるならNBAに行きたい」というほどのロイヤリティがあることも好材料であります。

また、3番手PGとして開幕を迎えるであろうアーロン・ブルックスは、シーズンが進むにつれプレータイムを獲得していくと予想します。
ローズ、カークというブルズ自慢のPG2人は、求められればSGの役割を果たすことが可能です。
アンダーサイズではありますが、オフェンスではブルックスをSGとするような時間帯も見られるかもしれません。
かつてCJ・ワトソンがそうであったように。そしてアンダーサイズで攻撃力のあるPGを活かすという点においてブルズは前例がいくつもあります。
マルチポジションの多いブルズのロスターにおいて、ブルックスのような攻撃的オプションを持っているということは確実にアドバンテージとなると思います。

マクダーモットについてもカイル・コーバーやローズ、シボドーHCが絶賛するように、恐らく徐々に結果を出していくことでしょう。
サマーリーグでもその実力の片鱗が見えたように、新人の中では随一の完成度を誇る選手だと思います。
個人的にはいきなりスターターで起用するのもアリなのではないかなぁと感じています。

で、気になるラインナップ予想ですが、

スターター:ローズO、ジミーD、マクダーモットO、ガソルO、ノアD
ベンチ:カークD、スネルD、MDJO、ミロティッチO、タージD

が個人的にはいいかなぁと思っています。
※名前の後ろのOはOFFENSIVE、DはDEFENSIVEです。
スターターには総合力を、ベンチにはディフェンスとシューティング力を持たせるのがいいのかなと。
特にゲームの出だしや第3クォーター出だしで躓きやすいブルズですので、マクダーモットやガソルの攻撃力は魅力だなと。
あとこうすることで若手とベテランのバランスもとれるんじゃないかなぁと妄想しております。
生え抜きラインナップも見てみたいと思いますが、恐らく勝負を決めるような場面では柔軟に構成を変えることが予想されますので。
(2010年も後半のクロージングラインナップはローズ、ブリュワー、デンさん、タージ、アシクでした)

2.チームの継続性
上記のような新メンバーに加えて忘れてはならないのが、ブルズは主力が残っているということです。
ローズ、カーク、ジミー、スネル、タージ、ノア、MDJ。皆、どこに出しても恥ずかしくない実力の持ち主です。誰がスターターでも驚きません。さらにコーチも交代無し。GM、球団社長も交代無し。

コロコロHCが変わったりスター選手が移籍したりする昨今のNBAにおいて、実績あるメンバーとフロントが変わらないというのもアドバンテージの1つと考えます。
プレイヤーズリーグと言われるNBAにおいても、昨シーズンの王者サンアントニオ・スパーズがそうであるように、組織力とはチーム力なのです。

また、生え抜きが多いという点についても言及しておきたいポイントです。
現在のロスターにおいて、新人を除く12人中、半分の6名がブルズがドラフトした選手です。
生え抜きが多い=チームが強いというわけではないと思いますが、ファンから愛されるという意味でも個人的に軽視したくないところです。
メンバーの半数がシカゴ・ブルズというチームにロイヤリティを感じているということは、シーズンを戦っていく過程でも非常に大きな力となると思います。

コーチの考えを理解し、実践し、結果を出してきたメンバーに加え、㈰のような魅力的な新メンバーを加えたのが今季のブルズなのです。

3.トム・シボドーHCのディフェンス
良いメンバーが揃っているとは言ったものの、スター選手を揃えるキャブスや前王者ヒート、フィル・ジャクソン率いるニックス、セントラルディビジョン王者たるペイサーズなどなどブルズが立ち向かうべき相手は沢山います。
このメンバーでブルズは上記相手に勝ち、イースタンカンファレンスを制覇できるのか?
いや、それは神のみぞ知るですよね←
冗談半分本気半分という感じなのですが、1つ自信を持って言えるのは、「勝てる要素は揃っている」ということです。

プレーオフでは圧倒的に負け越していますが、近代NBAにおいて屈指の完成度を誇った昨季までのマイアミ・ヒートに対しても勝てることは証明できていると思います。
ヒートやペイサーズに対して遅れをとりがちなここ数年ですが、決定的に劣っていると思ったことは一度もありません。(それもどうかと思うが)
レブロンとラブが移籍したキャブスは未知数ですが、すぐに完成されたチームになることはないでしょう。
カイリー・アービングもケビン・ラブもプレーオフ未経験、HCもユーロでの実績はあれど就任したてでNBA未経験です。

根拠の1つとなるのはシボドーHCの強固なディフェンスです。
点が獲れないと言われながらブルズが昨シーズンも勝利を重ねたのは、他ならぬシボドーHCのコーチングにあります。
何となくですが、ブルズがそう簡単に今季負ける姿が想像できないんですよね。それだけ期待度が高いということなんですがw
昨季までのディフェンスに加え、攻撃力を増したであろうブルズが上記チームを粉砕する姿を観れればなぁと思っています。
とりあえずプレーオフで屈辱的な負けを喫したウィザーズには開幕戦ででもリベンジしたいです。
シルバーコミッショナー、マッチメイクオナシャス←

4.デリック・ローズ復帰
で、そんな壁として立ちはだかる敵チームを粉砕する先頭に立つのは、完全復帰を期するデリック・ローズその人であります。
USA代表キャンプでは、口だけでなくそのプレーで完全復帰をアピールしてくれました。
ボクが見た感じ、ローズの長所は一切失われていないようで安心しています。
ブースターがついているような爆発的な加速力、強いフィニッシュ。昔のローズが帰ってくることを期待してしまいます。
この2年で徹底的に鍛え上げられた肉体にも注目してもらいたいです。
adidasのプロモ動画でダミアン・リラードと並ぶものがありますが、ローズがモリモリ過ぎて若干引きます←
どうしてもローズについてはこの3年間で約180ゲーム欠場しているという事実が付きまとってしまうのですが、
大きな怪我からキッチリ復帰して活躍する選手も沢山いるので、本人の言うようにスマートなプレイヤーとして再デビューしてもらいたいですね。

というわけでFriedell記者の記事に乗っかった形ですがブルズの今季は期待したいという趣旨の感情的なコラムでした。
ボクはスタッツ分析やサラリー計算に長けていないので、数字で肉付けできないのが残念です。
しかし、今季のブルズには期待しておいて間違いないと思います。

ただし「ローズを始め、主力が健康であれば」・・・という悲しい枕詞を付けて今回のコラムの締めとしたいと思います。
ありがとうございました。

FOREVER 23

15 コメント

  1. 面白いコラムありがとうございます。

    スターターはシーズン序盤はMDJかなと思ってます。
    あんまりシボドーがルーキーをいきなりスターター起用するイメージが湧かないっていう単純な理由でですが。
    ラブがキャブスに移籍してより強敵になりそうですね。東のライバル筆頭だと思います。
    早く対戦が見たくてたまりませんね。

  2. はじめまして。
    今年のブルズは期待大ですね。
    ミロティッチの順応性、ローズの回復具合など全てのポイントがとてもたのしみです。

  3. FOREVER 23さん、待ってましたよ☆

    読み進めるのが楽しくなるようなコラム、有難うございます。私も以前、少しばかり物書きの端くれだったので、こういう記事は大好物です。

    個人的にブルズにとって一番の強みは、チームの継続性だと思っています。

    ローズ、ノア、タージ、ジミーは勿論、帰ってきたcaptainカーク、サマーリーグで1stに選出されたスネル、同じく1stに選ばれたマクダーモット、欧州MVPミロティッチ……生え抜きと呼べる選手がこんなに沢山いて、なおかつ強さを維持してるチームは中々ありませんよね。

    それこそSASくらいかな、と。

    昨年実績を残したMDJは計算できる戦力ですし、そこへ新たに優勝経験のあるガソル、MIPブルックス。

    もう、ワクワクしないワケがないという(笑)

    ロスターの枠はまだ空いているわけですし、今後発表される追加のメンバーが楽しみですね!

  4. 確かforever23さんもカーメロ獲得に反対の意見だったと記憶しています。(違っていたら申し訳ありません。)
    自分も反対派でしたし、今コラムの意見と全く同意見で胸が空くような思いです。
    カーメロの獲得に至らず、比較的安価にガソルを獲得出来た事が魅力的な現ロスターを
    組めた大きな要素である事は間違い無いと思います。

    更にかつてのW3ピート時代も主力が生え抜き主体の構成であった事、その生え抜きが
    信じられない位に魅力的だった事が思い入れも強く自分がブルズ・ジャンキーと化して
    今に至る大きな要因の一つです。
    なので、いくら大物のラブとは言えジョーダンやKDと比較される程の才能を持つと言われる
    ウィギンスをトレードに出すキャブスの考え方は自分には理解出来ないです。
    (レブロン復帰の条件がそこにあるならば別ですが・・・)

    14-15シーズンのブルズもジョーダン時代に負けない位の魅力を感じていて、
    勝ち負け以前に、どんな魅惑的なプレーで魅せてくれるんだろう!と期待が膨らむ一方です。
    故に反面ローズ&ノアを筆頭に各選手のコンディションが気になって仕方なく
    苦難の時代が長かったせいか少女マンガ並に「幸福せ過ぎて怖いの・・・」状態なのです(笑)
    後は頼むからノアのバックアッパーでピュア・センターを1人何とかして欲しいと願うばかりです。 

  5. ローズのチャレンジを重んじるコメントをみて、ここにレブロンとの大きな違いがあるように思えました。MIAでは花の2003年組によるBIG3、CLEではラブ、アービングといった若手とのBIG3を形成してきたレブロン。そのやり方は、相手のマウントを取って、絶対優位の立場で相手を叩き潰すものであると思います。一方ローズの依拠する所はチャレンジであって、巨大な敵、強豪たちに果敢に向かっていくことが根底にあるとおもいます。

    勿論、CHIも補強に勤しみ、これまでにない陣容を手に入れたと言えるでしょうが、CLEが揃えたそれとそこに垣間見える姿勢を比べれば、そこには大きな違いがあると言っていいと思います。そして、その立場の違いが私たちにローズがレブロンを倒すその日を期待させるのです。

  6. ジョーダンもまたチャレンジすることに重きを置く選手でしたね。
    ジョーダンの意志を継ぐローズこそが、正真正銘のネクストジョーダンと呼べるのでしょう。

  7. 素晴らしい記事で面白かったです。
    僕もブルズジャンキーになり早くも20数年。。

    あの頃と比べて、今のブルズに
    素晴らしいまでもの魅力を感じるのは何故か
    よく考えるのですが、その一つに
    「無かった魅力」が今のチームにあるからだと
    常々思います。
    ジョーダン時代はSG,SF,PFにスーパースターを
    擁して黄金期を築き上げました。
    現在はPG,Cにスーパースターが居ますよね。
    ローズのスピードとノアのスピリッツ。
    ケビンジョンソンなど素早いプレイヤーに幾分かの
    羨ましさを感じながら、カートライトの物足りなさにも苛立ちを持っていました。
    まさに無かった物でしかも生え抜きである点などが
    マイアミやキャブスを倒したくなるメラメラとした
    想いを抱かせるんじゃないかなと。
    だからブルズが大好きだし、今年こそ本当に
    いけるんじゃないかと思わせてくれる。

    長文駄文失礼しました。

  8. 素晴らしいコラムありがとうございます。
    やっぱりかというかラブはCAVSですか…本当にウィギンズ放出するんですね。レブロンは導くはずの才能溢れる若手を2人も失い悲しんでるんでしょうか。

    マクダーモットのスターター起用は非常に興味深いです。彼のシュート力とスキルは必ずブルズをオフェンスを助けるだろうし懸念されるDもシボドーのシステムに組み込めれば問題ない気がします。彼がリーグに適応出来れば是非見てみたいです。

    そしてローズですね。代表合宿で見たローズは私の知っているローズでした!スピード、爆発力はそのままにスマートにプレーするNEWスタイルが確立出来ればローズがレブロンを倒す日は来季訪れると信じています。

    あと誰1人怪我することなく健康でプレーしてくれることを切に願います。

  9. ご無沙汰です。内容の濃い記事を何時も楽しみに拝読させて頂いています。
    他の方も仰っていますが、生え抜きを中心に組み立てて行くチームの方が感情移入し易いですから応援したくなります。近年はSAS、OKCと強豪もいますんで此方の流れが主流になって欲しいです。
    これで東は本命CLE、対抗CHIですかね。

  10. 皆様、ご丁寧なコメントをたくさん頂戴しまして本当にありがとうございます。
    久々のコラムにも関わらず、沢山のコメントがついて嬉しく思います。
    お褒めの言葉も多く、感無量です。一言ずつですが返信させてください。

    西嶋さん>MDJスターターの方がボクも現実的かなぁとは思いますが、マクダーモットをスターターにしたらさらに成長進んじゃってヤバイんじゃ・・・という妄想でしたw

    atsさん>期待しすぎて既に開幕が待てなくなってきておりますw

    usedさん>ご無沙汰してます!お褒めの言葉恐縮です>< 今年のブルズ近年稀に見る期待度ですよねw 開幕まであと1人は加えると思うので、どこを補強するか結構注目してます。

    T-コッチさん>です!メロを獲得してしまったら、恐らくベンチはスカスカで、来オフのジミーとの契約更改も難易度が高くなりそうだったので。メロは選手としては魅力的ですが、ブルズがスター選手寄せ集めチームの1つにならず内心ホッとしております。

    カエル王ピクルスさん>それがブルズを、ローズを応援したくなる理由なのかもなとボクもこのコメントで感じました。このメンバーで、このコンセプトで優勝することが出来れば、スパーズ優勝のように潮流が変わるかもしれませんね。

    Rockさん>ローズはMJに比べて静かに闘志を燃やすタイプな気がしますが、負けず劣らずなチャレンジ精神と自分に対する自信が凄くてワクワクしちゃいますね。

    あれんさん>ノアやローズの姿勢は心から応援したくなりますよね。それに加えて脇を固めるのもブルズ生え抜きで、対戦相手はスター集団とあらば燃えないわけがないというw

    ROSEfj40さん>本当に怪我なく最後までこの素晴らしいロスターで戦う姿が観たいです。割と本気で健康な姿を見て安心したいというのが目下第一目標かもしれませんw

    老籠球好さん>こちらこそご無沙汰しております!この流れでブルズ対スパーズのFINALなんてことになったら悶絶してしまいそうですw 開幕前のパワーランキングでは負けるかもしれませんが、直ぐに記者達の見る目がCHI>CLEとなることを期待したいと思います。

    BFiJさん>快く掲載承諾していただいてありがとうございました。
    長文コメントで申し訳ありません。引き続きよろしくお願いします。

  11. 本当に面白いコラムだと思います。
    書籍化されたら僕は買います(笑)
    さて、来シーズンのブルズですがシーズンを通して健康体を保てば
    僕はファイナル進出もできると思います。
    話は変わりますが、forever23さんは留学されていたということで
    英語のことに関しても質問したいんですが、よろしいですか?

  12. りょうさん>ありがとうございます!この上ないお褒めの言葉恐縮ですw
    ボクは留学経験はありませんが、幼少期に英語圏ではない海外に1年間居たことはあります。
    その程度の知識でよければ何なりとご質問くださいmm

  13. 最後の締めくくり、これが全てだと思いますね。1年通して健康でいられるシーズンを
    見ることが出来たなら・・・、満足とともに結果も伴う、そんな気が致します。

    ローズにとっては勝負の1年になりますね。レブロンを東で叩きのめし、頂点めざして
    頑張ってほしいです。管理人様にとっても節目の年かな(笑)。

  14. あ、そうなんですか(笑)
    でも、選手のコメントってFOREVER23さんが訳をしてるんじゃないですか?

  15. ジミーさん>
    ローズが早速USA代表の練習を膝の痛みのため、大事をとってお休みしているようですね。
    何とか健康状態を維持してもらうためにも、シボドーにはこの厚いロスターを使ってうまいことローテしてもらいたいですねw
    何とかいい成果が出るといいなぁと祈るような気持ちで観ております。

    ryoさん>
    あ、翻訳はもちろんボクがやってますよw
    留学とかではなくただの独学です。間違いとかあったらごめんなさい。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.