ブルズ - ナゲッツ

ブルズ - ナゲッツ

なかなか波にのれませんね。試合開始から連戦の疲労感をやたらと感じさせるプレイが多く、一度もリードを奪えないままの敗戦となってしまいました。ノアが目と膝の怪我を休ませるために欠場したため、先発はローズ、ジミー、ダンリービー、ガソル、そしてなんとルーキーのベアストウ。そしてローズは後半出場せず。当初ハムストリングの張り再びと言われていましたが、試合後のシボドーのコメントによると再発というよりシボドーが単純に今日は休ませようと判断したようです。

ただでさえアウェイ続きでの連戦だったのに、標高が高くいつも苦手としているデンバーでの試合。嫌な予感は的中してしまいました。もちろんそれを言い訳にするような人たちではないのでそれを言っても仕方がないんですけどね。そんな中でも疲れを感じさせないプレイをしていたのがジミー。なんと20本もフリースローを獲得しキャリハイタイとなる32得点。すごいですねこの人。今の所キャリアハイの32得点試合はどちらも負けてしまっているので、願わくば勝ちゲームで彼の大活躍をわははって言いながら見たいところです。

やはり守備的なビッグがいないと非常に厳しいリーグですね。ベアストウは頑張ってましたがルーキーっぽいミスやファウルが多く、彼の出ている時間帯は結構やられてしまいました。いい経験になってると良いのですが。今日のビッグマンはガソル、ベアストウ、ミロティッチ、ナジーといった具合で、唯一ディフェンシブと呼べるのがおじいちゃんナジーでした。ノアとタージの存在感を痛感する形になってしまいましたね。

ハムストリング系の怪我はわりとトリッキーなので時間をかけて治していくしかないと思います。次は二日空いてのボストン戦、1日開けてブルックリン戦という感じで少し移動とかも楽になると思うのでしっかりと選手達には怪我や体調を整えてもらいたいですね。ボストン戦は日本時間29日の朝3時からという観戦しにくい時間ですが、頑張って起き(て)ますー!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (9-6) 21 28 27 33 109
Denver Nuggets (7-7) 31 25 30 28 114
Game Stats

以下AP記事翻訳

DENVER – 開幕からのスタートダッシュに失敗したデンバー・ナゲッツはついに5割復帰まで這い上がってきた。

タイ・ローソンが終盤重要なシュートを含む20得点の活躍を見せ、ナゲッツはシカゴ・ブルズに114-109と勝利し5連勝。

ナゲッツは他にアーロン・アフラロが19得点、ダニロ・ガリナリが15得点し、1勝6敗で始まってからここ7試合で6勝している。

ローソン「誰だって負けるのは好きじゃないよ。開幕から調子がよくなかったけど、またここまで上がってきて意味のある試合ができているのは嬉しいね。」

ブルズのデリック・ローズは左ハムストリングの張りから復帰して2試合目だったが、わずか10分の出場にとどまった。前日のユタ戦で4試合ぶりに出場したローズは18得点あげていたが、この試合では第2Q途中にハムストリングのこわばりを感じその後出場しなかった。

トム・シボドーHCによるとローズは怪我を再発させたわけではなく、リスクを避けるために休ませたとのことだ。

シボドーHC「リスクをおかしたくなかった。」

ローズは連戦の2試合目で疲労もあったため、しっかりとした復帰に向けて「賢い選択」をしようとしているだけだと付け足した。

ローズ「連戦での疲労もあるので、復帰してすぐまた後退するというのを避けたかったんだ。」

シカゴはジミー・バトラーが32得点、パウ・ガソルが22得点11リバウンド。しかしブルズはデンバーでの試合は8連敗となってしまった。

シボドーHC「人手不足の時にもっと良いプレイをして勝つ方法を見つけ出さなければならない。」

ハーフタイムで56-49とビハインドだったブルズは、第3Qにはマイク・ダンリービーがローソンからボールを奪い速攻からのレイアップを決め64-61まで追い上げた。

しかしそこからナゲッツが反撃。ダンリービーのスリーに対してローソンが自身のスリーポイントプレイで応え、デンバーは86-76のリードで最終Qを迎えた。

ナゲッツはそこからアロンゾ・ジーによる2本のダンクを含む6-0のランで残り8:25でリードを94-80まで広げた。しかしそこからまたもやブルズの猛攻を凌ぐ必要があった。

ガソルの連続得点でシカゴは10点差まで追い上げる。足が外に出ていたというビデオ判定でガリナリのスリーが無効になった後にガソルがスリーポイントプレイをねじこみ残り2分で105-98。

残り31.4秒でバトラーがスリーポイントプレイを決めデンバーのリードは109-106まで削られるも、ローソンが残り8.3秒でハインリックの上からステップバックジャンパーを決め試合を決めた。

ローソン「あれが俺の射程距離だよ。カーク・ハインリックがどんどん下がっていくから打つのに充分なスペースがあったんだ。」

TIP-INS
ブルズ

  • ユタ戦で目をつつかれたジョアキム・ノアは欠場した。
  • 左足首の怪我を負っているタージ・ギブソンも欠場した。
  • ブルズが最後にデンバーで勝利したのは2006年2月8日だ。
  • ガソルは今季7度目のダブルダブル達成でチーム最多だ。

ナゲッツ

  • ランディ・フォイは右大腿四頭筋の張りで最大3週間欠場する可能性がある。
  • ジャヴァレ・マギーは手術を受けた左脚の痛みをなくすために数試合欠場予定。
  • ダレル・アーサーは左膝の打撲で第4Q途中に退場した。その日判断とされている。

次戦

  • ブルズ:日本時間土曜にアウェイでセルティックス戦
  • ナゲッツ:日本時間木曜にアウェイでサンズ戦

26 コメント

  1. ローズが10分しか出てなかったので、怪我かと心配になりましたが、コーチの判断だったんですね。

    イメージですが、ブルズは昔から連戦多いですよね…ましてやソルトレイクシティからのデンバーとは。
    他のチームがシーズンにどれだけ連戦があるかは分かりませんが。
    新チームが始まってすぐであり、ロード7連戦もあるので、11月はちょい勝ち越しくらいでもいいと個人的に思ってます。

    • さいたマンさん、コメントありがとうございます。
      連戦の割合はどうなんでしょうね。スケジュール組む都合でこのチームが多いとかはなったりするとは思いますが。ブルズは毎年会場の都合でアウェイ連戦が組まれます。
      この7連戦は4勝3敗で乗り切れればなと思っているのですが、怪我などの影響で厳しくなってきましたねー。

  2. あのメンバーでよくこの点差で終われましたね。すごいと思います。
    怪我人が本当多いですね…
    ローズは本当2.3試合に一回は怪我しますね…
    怪我なくプレイオフは果たしてプレイできるのかって感じです
    大事をとって休ませるのはいいんですがまた別のとこ怪我したりであんまり大事を取らせてる意味がない気もしますがローズのチームですからローズに頼らざるえませんね!
    にしてもバトラーが本当頼もしい‼︎ほとんど休まずプレイを毎試合してくれて感謝です‼︎
    こんだけ働いてたらある程度もらわないと契約延長しないですよね(>人<;)

    • アキさん、コメントありがとうございます。
      ローズ今回のは新たな怪我ではないので良かったです。
      ジミーは本当に大成長ですね。それでも謙虚に自分はスターではない、素晴らしいチームのロールプレイヤーだって言っているところがなおさら格好いいです。

  3. 今はローズよりもインサイド陣の怪我が気になりますね…

    ノアがブルズの魂にならないとこの先きついのでは?

    • インソムニアさん、コメントありがとうございます。
      インサイド一人欠ける分にはまだいいのですが、ノアとタージだとディフェンシブな役割の二人が欠場しちゃうのは辛いですね。

  4. 怪我人だらけのブルズに連戦は厳しいですねえ。
    (他のチームも厳しいとは思いますが)
    でも今は普段出られないプレイヤーが成長するいい機会ですし、
    ミロの様に壁を一つ乗り越えて先発に楽をさせてあげられる様になってほしいです。
    しかし今日も見てて思ったのですがミロってレイアップ苦手なのかな・・・
    イージーなのいつも外しているイメージがw

    • DJAさん、コメントありがとうございます。
      ミロティッチはしっかりとローテーションに入り込んでくれましたね。
      そしてあのレイアップミスは痛かった(苦笑)。苦手ではないと思いますが、あそこはちょっとパンプフェイクをいれすぎましたね。

  5. 11月は相手がそれほど強くなく、勝ち星を上げれるかと最初思ってましたが、なかなか上手くいきませんねー。本当に怪我人が多い。一人復活すれば一人欠場の形ですね。メンバーが全員揃って出場するのも今のところ少ないのでは?さすがに波に乗ってるナゲッツは止められなかったですね。でも、新人にいい経験になってるし、バトラーもだんだんキテルので、ボストン戦リベンジしてほしいと思います。あのウザイピック&ロールを止めてくれ。

    • 2K7さん、コメントありがとうございます。
      11月序盤は昨季のプレイオフ圏外チームが多かったので勝ち星を重ねられましたが、アウェイ連戦になるとやはり厳しいですね。デンバーなんかは序盤こそ調子悪かったですが、最近は絶好調ですしね。
      ボストンには今季既に1敗しているのでまずはリベンジといきたいところです。

  6. ノアとタージを欠くとコートが広く感じてしまいますね。連戦の疲労感も感じられましたがこれがブルズ!というディフェンスはなかなか見れませんでした。
    ハムストリングの怪我はサッカー選手だと最低でも2週間から2ヶ月くらいかけて再発しないように治すのでゆっくりと待つしかないですね。
    マグダーモットがすっかり自信を失くしてしまっていて心配です。すこし挙動不審になっているというかなんと言うか。
    推しのスネルもまだまだやれる子だと信じていますしセカンドユニットのSGにシーズン後半は期待しています。

    • ぬっきーさん、コメントありがとうございます。
      ノアとタージは二人ともピック&ロールでウィングにスウィッチしてもしっかりと守れる稀有な存在なので、二人いないとやはり守備力ががくんと落ちてしまいますね。
      ハムストリングは長引きやすいのと再発しやすいので厄介ですよね。今季ウェイドなんかもそれに悩まされています。デンバーはよく走るチームなので後半休ませる判断は良かったのではと思います。

      マクダーモットやスネルの成長は今季の鍵になってくるとおもいますので、特に怪我人の多いこの時期なんかは踏ん張ってもらいたいです。

  7. リスクをおかしたくなかったんならそもそも出場させないでしょ
    そんな状態で出場させることがすでにリスクをおかしてると思うんだけど…

    現実はローズが違和感覚えたから出さなかっただけで
    シボドーはかばうためにこんなこと言ってるんだろうけど

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      出場させてプレイしている感じを見た結果、ということだと思いますよ。

      現実は本人たちにしかわからないことなのでそれぞれが勝手に憶測するしかないんですけどね。

  8. 匿名さんってみんな厳しいコメントをしてきますよね。まぁ応援してるからだと思いますが。ただの文句野郎だったら、ファンとしてはイライラします。しかも負けた時しかコメントしないし。

  9. 匿名は例のアイツですよ。バード先輩とか沢山装ってたアイツですよ。
    ブルズのファンじゃないですよ。ペイサーズのファンですよ

    • あさん、コメントありがとうございます。
      匿名は僕のチェックしている限りでは4,5人います。
      スカラブリ煮さんではないと思いますよ、
      そしてあの人は多分ペイサーズファンでもないと思います。

  10. う~~ん・・・ 粘りはしたんですけどね~
    やはり躍動感がないですね。 ボールも上手く回らないし、イージーショットの確立も
    良くないですね~ ペイント内の得点は相当な差があった様な印象があります。
    方やナゲッツはタフ・ショットの場面もそこそこ決まっていましたしDFも頑張っていましたね。

    これは個人的な主観なのですが、カークとブルックスでバックコートを組む時は
    カークにゲームメイクをさせた方が機能するとおもうんですがね。

    4thQでは相手のT・ローソンが俺が、俺がで単調な攻撃に終始していた時間帯にチャンスが
    あったと思うのですが、ブルックスのプレー選択が今一なのと球離れが遅く攻撃にリズムが
    出ないと感じる事が今迄のゲームでも多々感じる事があり(ローズにも当てはまる時が)
    少なくともカークがボールを運んでいる時は、みんな良く動くしボールも回るし、
    シュートが入る、入らないと言うよりも駆け引きが効くと思うのですがね~・・・

    結局は4thQで3点差迄追い上げた時も、ガソルのポゼッションがファールでその後
    T・ローソンにツー、スリーを決められて5点差の壁が越えられなかった事もチームの
    リズムに起因する様な気がしてならないんですよね。
    更にも増して、ムードメーカーのノア&タージが欠場で終始淡々と終わってしまった印象
    で、よく追い上げたと云う言い方も出来るんでしょうが、自分は捕まえ切れなかった、
    という印象の方が強く、良くない負け方といった印象の方が強いですね。

    シボドーが戦い方を考えるとコメントした様ですが、そこはかなり重要な選択になる気がします。 長くなっちゃって、すみません(何時もか(苦笑))

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      この試合はオフェンスのパンチ力がなく、ブルックスが入った時間帯は追い上げる事が出来たということからブルックスにボールを持たせるという方向になったんだろうなと思います。カークもそれでも8アシストとしっかりとボールを回してくれていたのもわかりますけどね。ただカークはここぞという所で何故か凡ミスからのTOをしちゃったりする事も多いんですよね。この2人の組み合わせは今後も色々試していくんだろうなと思います。

  11. TローソンのスピードにブルズPGがいい様にやられた試合ですね。
    インサイド(ベルストウ)は十分及第点でしょう

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      ローソンにやられてしまいましたね。
      ベアストウはとにかく初FGおめでとう!

  12. 初コメントです。
    ローズのプレーに魅了されブルスファンになったもんです。宜しくお願い致します。
    現在、バトラー、ガソルがチーム引っ張ってますね。
    バトラーの成長にはとくに驚いています。
    今シーズンこそは、怪我人なしのプレーオフを楽しみにしています。

    • ai3さん、初コメントありがとうございます。
      ジミーは素晴らしい成長を見せていますね。もともとFT獲得はうまかったのですが、今季は更に拍車がかかった感じがします。完全にオフェンス力として計算できるようになったのは大きいです。

  13. 前回、匿名でコメントさせていただいた受験生です。
    僕的には、3Pが当たっていなかたかな~、と感じています。
    ですが、ジミーの活躍など良いところもあったと思うので、次回頑張ってほしいです。

    • カークさん、コメントありがとうございます。
      シュートが全般的に外れていましたね。標高の高さのせいなのか、ここでやるといつもこんな感じなので来年こそは勝ってもらいたい。。

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