前半はディフェンスがざるざるで心配だったのですが、第4Qを圧巻の11失点で勝利!先発はローズ、ジミー、ダンリービー、ガソル、ノアの開幕当初に想定していたラインナップ。これで今シーズン10勝目です。16試合目で10勝は2011-12に10勝2敗だった以来のスピードで、更にその前だと後期スリーピートまで遡ります。96-9797-98(1年ずれてました!さいたマンさんthx)の10勝7敗を上回るペースですね。怪我続きでなんだかそんなイメージなかったですがブルズ的には悪くないペースです。
こないだの試合でいまいちだったローズはこの日は最後までプレイし28分の出場で21得点4アシスト4リバウンドとまずまず。後半開始は彼の活躍で終始ビハインドだったスコアを一時逆転まで持ち込んでくれました。明らかに先日のデンバー戦より動きがよくなっていました。ジミーとの共存もなかなか良かったんじゃないでしょうか。ジミーがこの日はシュートがいまいちであまり決まってませんでしたが、シュートは打てている感じでした。ジミーはこの日もフリースロー乱獲。
そしてノアが15得点14リバウンド6アシスト6ブロックと化物みたいな数字を残してくれたのが嬉しいです。今季ここまでなかなか調子があがらず、ガソルとの共存をどうすべきかまだ模索中な感じだったノアがこの日は輝いていましたね。何よりもディフェンスが昨季のレベルに戻ってきていたのが良かったです。リバウンドも半分がオフェンスリバウンドと暴れっぷりがよくわかります。第4Q終盤に試合を決定的にするトルネードショットも決めてくれ、叫んでるノアを見るとなんか幸せになれる事を再確認。
ノアとガソルがお互い活躍しながら共存できるようになってくるとでかいですね。ガソルはこの日シュートがリムに嫌われている感じがありましたが、それでも15得点15リバウンドとしっかりダブルダブルを達成。普段なら入るようなシュートも外れたりしていてこれなので、大丈夫でしょう。
タージが欠場中なのでベンチからこの日多用されたのはミロティッチ、カーク、ブルックス。ミロティッチはもう完全にローテーション選手になったと言っていいですかね。13得点8リバウンド、そして驚きの5ブロック。試合を重ねる毎に動きがよくなってきているように思います。そしてブルックスはローズがいない間の得点をしっかりと稼いでくれました。頼もしい。カークはこの日ちょっと不安定で雑なプレイから生まれてしまうターンオーバーが多かったように感じました。それでもナイスDからのトランジションが生まれたりと効果的ではあるんですけどね。
これで7連続アウェイ戦は最後のネッツ戦を残して3勝3敗。当初僕が勝手に目標にしていた4勝3敗が現実的になってきたので連勝で終えたいところ。次は日本時間で12月1日午前5時からのネッツ戦です。また早朝かよ!ごー!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (10-6) | 24 | 30 | 31 | 24 | 109 |
Boston Celtics (4-9) | 35 | 25 | 31 | 11 | 102 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
この日ブルズが安定したオフェンスを模索する中、彼はまたもやそれを証明した。
ローズは自身の21得点中14点を後半で記録、その内の12点は第3Q序盤に獲得しブルズがボストン・セルティックスに109-102で勝利するのに貢献した。
トム・シボドーHC「彼がああいったプレイをしてくれると我々にとっては非常に大きい。今季彼がコート上にいるときにプラス/マイナスの数字を見ると凄い数字を残しているのがわかる。彼がいるかいないかはこのチームにとって大きな要素だ。みんなそれはもうわかっていると思うけど。」
ローズは過去2シーズンを膝の大怪我でほとんど欠場している。今季も足首やハムストリングの怪我で安定した出場ができていない。
ローズ「自信は天井をつきぬけるくらいあるよ。自信はもういらない。とにかくプレイする必要がある。自分がどれだけの選手で、どれくらいの選手になれるかはわかっている。ただそれをするにはコートにたってプレイする必要があるんだ。」
ここ6試合で4敗していたシカゴはジミー・バトラーが終盤4本フリースローを決め22得点。パウ・ガソルが15得点15リバウンド、ジョアキム・ノアが15得点14リバウンドした。
ノア「彼がコートがいるときこのチームは格段に強い。彼がコートにいるとこのチームは本当に危険なチームになれるんだ。」
ローズは前半7特典に抑えられたものの、後半開始4分で12得点を稼いだ。第3Q残り4:52でベンチに下がったあと、試合残り7:02まで戻らなかった。
ここ7試合で6敗目を喫したボストンはジャレッド・サリンジャーが23得点10リバウンド、エイヴリー・ブラッドリーが18得点、ブランドン・バスが16得点9リバウンド、ラジョン・ロンドが8得点7リバウンド9アシスト。
ボストンは最終Qのシュート率がわずか19.2%(26本中5本)だった。
ブラッド・スティーブンズHC「ボールがバスケットに入らないことで夜な夜な悩むつもりはない。しっかりフィニッシュしなければならない。それだけだ。」
100-100の同点で、ジェフ・グリーンが試合残り2分半でドライブから得点しセルティックスがリードした。その後お互い数ポゼッション得点ができず、バトラーが残り80病で2本フリースローを決め同点とした。
そこからロンドが2本フリースローを外すしサリンジャーのスリーがリムに弾かれた後、バトラーが残り51病で更に2本フリースローを決め104-102とリードを奪った。ノアが次のポゼッションでジャンプシュートを決め試合も決めた。
サリンジャー「チームとして第4Qに多くのオープンシュートを外してしまった。」
ボストンは最終Q最初の20本中17本ものシュートを外し、残り3分でサリンジャーのスリーポイントプレイでようやく100-100と同点に追いついた。ドライブをしかけた際にチャージを奪おうとしたノアがファウルを取られバスケットカウントとなった。
セルティックスは第3Q残り0.4病でサリンジャーがスリーを決め91-85のリードで最終Qを迎えていた。
ロンドは今季フリースローがわずか32%(28本中9本)と非常にてこずっている。
ペイント堅守
先日の試合を目の擦り傷で欠場したノアは、この試合で復帰しシカゴの13ブロック中6ブロックを記録した。
最新ファッション
セルティックスは今季6回着用予定のグレイの袖付きユニフォームを初披露した。
TIP-INS
ブルズ
- 左ハムストリングの張りで4試合欠場したローズは復帰後3試合連続で出場。最近のローズの怪我で欠場が続くことに対する批判に対してトム・シボドーHCがコメントした。
シボドーHC「批判は大した問題じゃない。彼には常にこう伝えている「賞賛であろうが批判であろうが同じだ。」重要なのは彼がどう思うかだ。毎日できる限りの事をしているかどうかがわかるのは本人だけだ。本人が全力を尽くしている事をわかっていれば、それで大丈夫だ。彼には何度も「怪我しているなら出場してほしくない。大丈夫なら出場してくれ」と言っている。いい方向に行っていると思う。」
セルティックス
- ガードのマーカス・スマートが左足首の捻挫で8試合連続で欠場。
ブラッド・スティーブンズHC「水曜の練習に少し参加してすぐに本人が辞退したんだ。まだ足首が痛むようだ。」
次戦
- ブルズ:日本時間月曜にアウェイでネッツ戦
- セルティックス:日本時間月曜にホームでスパーズ戦
初コメです。
いつも楽しく読ませていただいています。
今年は100失点しても勝てるゲームが多いですね。ガソルとミロティッチ効果でしょうか。
今日の勝因はORですね。これまで相手に取られまくってたリバウンドですが、ノアがいるとやはり安定します。怪我明けなので余計に感じました。
またバトラーはローズ、ガソルがいるときでもコンスタントに20点を取れているのがいいですね。フリースローで安定して得点を稼ぐスタイルが確立しました。でもその分怪我だけ注意して欲しいです。
GGさん、初コメントありがとうございます。
今季は点の取り合いになっても負けずにいけることが増えましたね。ガソルとミロティッチ効果もありますし、終盤ローズやジミーがフリースロー獲得できるというのもあるかなと思います。
ノアがいるいないではまるで別のチームになりますねブルズは。リバウンドやディフェンス、最近ではオフェンスの回し方にも影響していて本当にチームの要になったんだなーと感じます。
初コメントです!
随分前から見てましたけど笑
先発揃うとやはり強いですね!
全員がこれからも怪我なく最後まで戦い抜けると
面白くなりそうですね!
blackmambaさん、初コメントありがとうございます。
今季は先発揃うとまだ負けなしなので頼もしいですねー。
はやくタージも戻ってみんな健康な状態でいたいものです。
リベンジおめでとう!4Qの失点が凄かったですね。ノアガソルはしっかり自分の仕事をしたという成績を出してるし、バトラーもシュートが入らない時に自分が何をすればいいのかというのをしっかり見つけていましたね。ローズが前回違和感を感じたとの事で、悪化を心配しましたが、今回は4Qも出場!前回無理しなくて良かったですね。ミロティッチもだんだんポテンシャルが開花し初めてきましたね。これからのブルズが楽しみです。心配はダグとギブソン…
2K7さん、コメントありがとうございます。
リベンジできてよかったです。ノアとガソルが一緒に活躍したってのはでかいですね。
徐々に役者が揃い始めてきましたね。マクダはルーキーなのでそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。大学からプロへの転換はやはり想像以上にでかいですからね。タージもブーツがどれてやっとバッシュで練習やでー!とかつぶやいていたので復帰も近そうです。
やはり役者揃うと強いし、安定しますね。
ガソルもレイカーズにいた時は
色々批判的な事を言われてて
可哀想な面もありましたけど、
ブルズにきて良い効果でてますね。
ロンドは相変わらずフリースローが下手ですね。
何でガードなのに?と毎シーズン思ってしまいます。
アウトサイド、フリースローが上達すれば、
もっと凄い選手になるんだけど
不思議です。
ai3さん、コメントありがとうございます。
ガソルはブルズに来てから活躍連発中ですね。レイカーズファンの方もガソルの数字みて驚いていたりするのをツイッターでたまに見かけます。
ロンドは今季のフリースローなかなかひどいですね。普段からあんまりですがさすがに3割台はびっくりしました。
管理人さま、アップありがとうございます。
10-7だったのは、97-98シーズン(後期スリーピート最終年)ではありませんでしょうか?
開幕から暫くピッペン抜きで、クーコッチ、ブラウン、キャフィー、バレルなどが穴埋めしたものの、
ピッペンのトレード要求などもあり、一時期プレイオフすら危ぶまれた時かと思います。
BSでブルズの試合を多く放送していた時期だったので、見ながらモヤモヤした記憶があります。
96-97は確か開幕12連勝で、ソルトレイクで連勝ストップしましたね。ストマロ+ホナセックが懐かしいです。
さいたマンさん、コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます!記事かくときに1年打ち間違えてしまいました、助かります。当時はものすごい追っていたので(今もだいぶ見ていますが)振り返るといつも懐かしくなります。
WOWOW組なので、試合見て、ない、けど!コメントさせて下さい!
今日はTwitterのTLやBFIJさんの記事を見ているだけでもワクワクしました。
欲を言えばタージにもいてほしかったですけど、これから先長いですし、勢揃いした状態を見れる機会はまだまだありますよね。
何だかんだ言いつつもやっぱり気になっていた、ノアとガソルが一緒に出ている時のギクシャク感ですが、今日は2人ともリバウンドすごかったようで、やっと形が見えてきたのかなと思いました。実際に2人がどう動いていたのか見たかったなー。
ノアの目の状態も大丈夫そうで安心しました。
明後日もこの雰囲気のまま勝ってほしいです!
pecoさん、コメントありがとうございます。
懸念されていたノアとガソルのコンビが徐々に良くなってきましたね。お互いが一緒にいる時どうプレイするか、そしてPGにローズがいる時といない時とでのノアのプレイスタイルというのの住み分けが出来てきたように感じます。
初コメントです!
ローズの3ptの確率がかなり上がっていると思います。中で点が取れるガソルやミロティッチの加入で無理にドライブに行く必要がなくなり、外のシュートが若干増えた気がします。マクダーモットはまだ調子が上がってきませんね。彼の調子が上がればオフェンスのリズムが更に良くなると思います。昨シーズンに比べて点を取れる選手が多くいるので、試合のリズムが早くなってるせいか失点が多いような気がします。でもまだシーズン序盤なので、これからよくなる事を期待してます!
やまたいさん、初コメントありがとうございます。
ローズは怪我中にシュート練習をだいぶしていて、今季は躊躇なく打つシーンが増えてきましたね。今までにないくらいのシュート力がチームにあるのでオフェンスのヴァリエーションが増えていて見ていて楽しいです。
私的にはノアが活躍する試合は興奮度がグッと上がります。
ここ最近ノアらしさがあまり無かったので今日のゲームは良かったです。
ゲームを決めたシュートの時もリングへ向かうローズに「後ろ!後ろへパスだ!」と画面に向かって叫んでしまいました。
今年10勝到達という事でまずまずのペースじゃないでしょうか。
まだ序盤ですがイーストはプレイオフに進めるチームという意味では何となく力関係がハッキリしてきた様な気が。
自分的にはバックスが地味にタレントもそろって良いバスケしてますし、まだまだ上がり目もありそうなので怖い存在になってきそうな気がしてます。
4番さん、コメントありがとうございます。
ノアの活躍はテンションあがりますよね。この日の試合は得点リバウンドアシストディフェンスと術において活躍していたので気持ちよかったです。そしてあのミッドレンジからのトルネードショットの確率が今季もあがっていて頼もしいです。
バックスは面白いチームですよね。いい若手がたくさんいて、一気に化ける可能性のあるチームだと思います。