ブルズ - ホーネッツ

ブルズ - ホーネッツ

連敗阻止!前日のダブルオーバータイムで疲労なんかが懸念されていましたが、明らかに疲れているなと感じる事はほとんどなくしっかりと勝利してくれました。前日の試合後、ガソルがチームメイトに「ちょっとした痛みや疲労感を耐えてプレイするのはNBAの一部だ、やるぞ」と声をかけていたそうです。ベテラン選手らしい動きを既にチーム内でしてくれていて嬉しいですね。本人んの体が一番疲労を感じやすそうなのでなおさら。

第1Q開始わずかでノアが足首を捻ってしまい絶望的な気持ちになりましたが、まさかのそのままプレイ。その後も普通に出場し続けていました。ノアはこれについて「確かにもっといい状態だった事はあるけど、もっと酷かった時もある。どれくらいプレイ出来るかは本人じゃないとわからないものだ。プレイ出来ると感じた」と語っていました。実際32分の出場で14得点10リバウンド7アシストと大活躍。休んでも良い様な気がしていましたが、昨日の事もあってどうしても勝ちたかったようです。

そしてノアはこうも発言。

「今日の試合はスーシティの為だった。」

スーシティ(Sioux City)はアイオワ州にあるカークの地元で、昨日のファウルミスで試合を落としてしまったカークがこの試合で活躍した事を喜んでいたようです。彼の為にも勝ちたかったと話していました。カークは試合終盤に非常に貴重なスリーを2本続けて決めてくれ、勝利に大きく貢献してくれました。引きずらずにすぐ切り替えが出来て良かったです。

今日は6人が二桁得点+ダンリービーが9得点とバランスがとれていましたね。ガソルの安定感が相変わらず凄いです。

次戦は日本時間7日の朝10時からホームでウォリアーズ戦。今日のメンフィスの敗戦を受けついに1位に躍り出たいま絶好調のウォリアーズ。かなりの強敵ですが今季ホームでちゃんと勝てていないので勝利を!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (12-7) 26 19 27 30 102
Charlotte Hornets (4-15) 24 16 31 24 95
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHARLOTTE – 前日のダラス・マーベリックスへのダブルオーバータイムでの敗戦後、パウ・ガソルはチームメイトに声をかけた。

チームが敗戦の悔しさを振り払い、次戦のシャーロット・ホーネッツに集中できるか確認がしたかったのだ。

どうやら問題はなかったようだ。

ガソルが19得点15リバウンド、ジョアキム・ノアとニコラ・ミロティッチがそれぞれ14得点10リバウンド、11得点12リバウンドでダブルダブルを記録しブルズはホーネッツに102-95と勝利し、ホーネッツは10連敗目を喫した。

ガソル「シーズン終盤になるとこういった試合が大きく成績に影響してくるんだ。エネルギーが低くての抜きがちになるような試合だ。だからこう言った試合でのプレイが我々がどういうチームになれるかを形成するんだ。」

前日のマブスのへの敗戦で痛恨のスリーポイントファウルを犯してしまい、自信でも頭の悪いプレイだったと評したカーク・ハインリックはこの試合最後の3分間で2本の重要なスリーを決め、ブルズ(12勝7敗)のアウェイ成績を10勝3敗へと上げるのに貢献した。

ハインリック「これだけリーグで長い事やっていると、何か間違いを犯したら切り替えて前に進まないといけない事をもう知っているよ。間違いはおきるからね。一番辛いのは試合が終わったときに、チームメイトをがっかりさせてしまったっていう感覚なんだ。でも自分には素晴らしいチームメイトがいる。みんな自分を励まそうとしてくれていたよ。」

シカゴはこれで5試合連続で100得点以上記録している。

ここ9試合中7試合でチームの得点リーダーだったジミー・とデリック・ローズが15得点し、全体的にバランスのとれた得点力だった。

ブルズがスリーを28本中12本決めたのに対して、ホーネッツは15本中わずか2本しか決まらなかった。

スティーブ・クリッフォードHC「それがこの試合の決めてとなった。」

ここ13試合で12敗しているホーネッツ(4勝15敗)はケンバ・ウォーカーが23得点。

ウォーカー「長いシーズンだ。まだチームが戦っていて勝つ為に全力でプレイしているという事には満足しているよ。」

ホーネッツは3日オフ明けの試合だったのに対して、ブルズは前日にダブルオーバータイムをしたばかりだった。

シャーロットは第3Q途中で61-55とビハインドだった所から、わずか3分間でウォーカーが12得点稼ぎ第3Q終盤に72-71まで追い上げた。

ウォーカーは第3Qだけで17得点。

ハイライトはピック&ロールで208cmあるミロティッチがウォーカーのマークにスウィッチしてきた時だった。4年目のポイントガードは鋭いクロスオーバーでミロティッチを崩しステップバックスリーを冷静に沈め、そのプレイはツイッター上で大きく騒がれた。

しかしミロティッチは後にリベンジを果たす事になる。第4Qに9得点あげ、終盤右コーナーからスリーを決めブルズのリードを二桁へと押し上げた。

そしてハインリックによる2本のスリーで試合は決定的となった。

ハインリック「あれは度胸試しだった。音を上げずにプレイし続け勝利を掴んだうちの選手達が誇らしいよ。」

TIP-INS
ブルズ

  • ダグ・マクダーモットが右膝の痛みで欠場。タージ・ギブソンは左足首の怪我で欠場。

ホーネッツ

  • クリッフォードHCによると、マイケル・キッド−ギルクリスト(右足ストレス反応)は少なくとも来週の水曜日まで欠場する予定だ。既に13試合欠場している。ギャリー・ニール(肩の張り)も欠場中。

スティーブンソンが活躍
ランス・スティーブンソンはホーネッツでの1年目で苦しんでいるが、この試合ではシーズンハイとなる20得点と8リバウンドを記録し活躍した。

審判への不満
しっかり眠れてないせいかもしれないが、ノアとローズは共に審判へ不満を述べテクニカルファウルをとられた。

次戦

  • ブルズ:日本時間日曜にホームでウォリアーズ戦
  • ホーネッツ:日本時間土曜にホームでニックス戦

4 コメント

  1. 今日の勝利とジミーの月間MVP受賞で、昨日の悔しさ晴らす事ができました。疲労を心配していたんですが、プレイタイムはいつもどうりで大丈夫かなと思っていたのですが裏ではガソルのこう言う言葉があったんですね。次の試合はなかなか勝てないホームで好調ウォリアーズ、しっかり休んで万全の準備で好ゲームを期待します。

    • うどんさん、コメントありがとうございます。
      選手たちも言っていますが、こういった試合をしっかりと勝利できるのは今後に影響するのでよかったです。
      次のウォリアーズ戦が勝てるとそうとうでかいんだけどなー、頑張って勝ちたい!

  2. ノア~~~! だからアンタが大好きさ~~~!
    ナゼに、こうも俺の涙腺をシバキ倒しに来るんだ!
    絶対に数年後には「ジョアキム・ノア 漢気名言集!」が出版されるはず!!

    ガソルの激もシビレるな~ リング保持者であるベテランの言葉は重みが違う。
    ノア、ガソル、カーク、ダンリービー兄貴。 自分も手本にしなきゃ! 

    肝心のゲームは激戦の翌日ながら頑張ってくれました!
    ガソルのミドルは軌道が美しいな。 リングに吸い込まれて行くようです(笑)
    ローズからカークへのパス、そしてスリーの展開も昨日の事を想うと嬉しかった。
    ブルズには常に良いドラマが有りますね。(笑) 
    ケンバ・ウォーカーはキレっキレでしたね。 ミロティッチ・・・ ドンマイ!

    ただ神様はもう完全に他所の人だと改めて思い知らされます。 ただ俺にはノアがいる!
    管理人さんの記事は最高です! でも余り自分を涙目にしないで下さい(笑)

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      今日のノアはなんかやたらと気合が入っていて、足首怪我したときも断固として出場するみたいな感じになっていてなんでだろうと思っていたら、こんな理由があったんですね。熱い男だなーノアは。大好きです。

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