ブルズ - ヒート

ブルズ - ヒート

お互いターンオーバーが多く割と低調だった前半を、第3Qにダンリービーが連続でシュートを決め続け一気にブルズ主導権にしてくれました。そのまま危うくなることもなく無事勝利。これでここ5試合で4勝目、順調に勝利を重ねています。

チームとして20ターンオーバーととても多く、前半が特に凄い雑な試合でしたが、それにヒートが付き合ってくれたので特に問題になることはありませんでした。ガソルが特に前半インサイドでのパスを奪われてしまうシーンが目立ちましたね。ミロティッチとの連携を狙っていたようですが、ことごとくTOにつながるという展開で終わっていました。そんなガソルは、連続ダブルダブルを続けていたのがこの日は9得点9リバウンドに終わり途絶えてしまいました。それでもこの試合はチームハイとなる+22と、数字以外の貢献度も高いことを示してくれました。

第1Qに停滞していたところでブルックスが2連続プルアップスリーを含む8連続得点でチームを背負ってくれました。それまで8ポゼッションくらい連続でターンオーバー終わりしていた悪い流れを断ち切ってくれました。そしてダンリービーが前半無得点だったのですが第3Qに19得点と爆発、ヒートがチームとしてあげた16得点を一人で超えてしまいました。こういった感じでいろんな選手が要所要所で活躍してくれるのが今季の特徴になっていますね。誰かが不調なら他の誰かが活躍、といった展開が多いです。

ジミーは前日熱を出していたらしくシュートがあまり来なかったのですが終わってみれた17得点7リバウンド5アシスト。ローズも序盤ファウルトラブルと前の試合で決まりまくっていたフローターが入らずほとんど得点できていなかったのですが、終わってみれば14得点。そういう感じの試合でした。

ヒートはボッシュがいないこともあって、怖さがありませんでした。そんな中でもデンさんは見ていて相変わらずうまいなーというプレイをしますね。17得点10リバウンドとこの試合両チーム合わせても唯一のダブルダブル達成でした。ブルズが勝ってデンさんも活躍するブルズファン的には理想的な展開。

次は連戦で現在好調のアトランタとの対戦です。日本時間16日の朝9時半からアウェイでのホークス戦。現在東3位と一つ上にいるので是非勝ちたい!デンさん退治の次はコーバー退治だー。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (15-8) 14 25 33 18 93
Miami Heat (11-13) 18 14 16 27 75
Game Stats

以下AP記事翻訳

MIAMI – 速攻中にファウルされたデリック・ローズはそのまま止まることなく選手入場のトンネルの方まで走って行った。

怪我することなく戻ってきたが、この日のシカゴ・ブルズは特に彼を必要としなかった。

マイク・ダンリービーが22得点とバランスのとれたブルズのオフェンスをリードし、序盤の停滞をひっくりかえし苦戦中のマイアミ・ヒートに93-75と勝利。

ブルズは11月21日以来の低得点ゲームとなったが、それでも後半には最大26点差のリードを作り難なく勝利した。ダンリービーはこのチームが得点で困ることはなかなかないはずだと話した。

ダンリービー「この戦力なら、オフェンスでてこずる日っていうのはそうそう無いはずだ。外のシュートが入っていなければ、インサイドで得点する方法が沢山あるしランニングゲームも展開できる。オプションがとても多いんだ。」

ジミー・バトラーが17得点、タージ・ギブソンが15得点、ローズが14得点したブルズは現在セントラル・ディビジョン1位。アウェイで11勝3敗と東カンファレンストップの成績に伸ばした

マイアミの得点リーダーであるクリス・ボッシュが左脹脛の怪我で今季初欠場し、シカゴに対抗するためのオフェンス力とサイズを欠いた。マイアミはシーズン最低となるシュート率35%に終わり、スリーは22本中わずか4本しか決まらなかった。

「クリスのような選手は替えがきかない。」と17得点したドウェイン・ウェイドが話した。「とにかく今は彼がなるべく早く健康になって戻ってきてくれることを願うばかりだ。」

ヒートは総得点も今季シーズン最低タイだった。

シカゴは第3Qにダンリービーの活躍で一気に点差を開いた。前半は無得点だったものの、第3Qに8本シュートを決め19得点しシカゴはマイアミを33-16と圧倒した。

ダンリービーはこの試合で5本中4本のスリーを決め、ブルズはチームとして18本中9本成功。シュート率は47%に終わった。

今季初マッチアップで両チームは前半ともに停滞。ブルズは前半だけで13ターンオーバーを犯すも、マイアミがシュート率わずか29%だったため前半を39-32のリードで終えた。

ダンリービー「典型的なマイアミでの日曜日だったね。みんな土曜の夜をちょっと楽しみすぎたようだ。」

TIP-INS
ヒート

  • ボッシュは左脹脛の張りで欠場。MRIは予定されていない。
    ボッシュ「とりあえず今はその日判断だ。少し痛みがあってなかなかひかなかったのが、ここ数日で少し悪化してしまった感じだ。」
  • フォワードのジョシュ・マクロバーツは右膝の打撲で3試合連続欠場。右足首の捻挫で9試合欠場していたクリス・アンダーソンはこの試合で復帰し18分出場した。

ブルズ

  • ルーキーのダグ・マクダーモットは膝の手術を終え、4-6週間欠場の見込み。今月はずっと怪我で欠場している。
  • ジョアキム・ノアは右足首の捻挫で3試合連続欠場した。
  • 良い数字
    ダンリービーの第3Q:8本中7本のシュートを決め、3本中3本のスリーを決め、2本中2本のフリースローを決めた。

    ダンリービー「ゾーンに入ると、打てば入るっていうのがわかるんだ。とても気持ちの良い状態だよ。」

    終盤活躍
    ローズはファウルトラブルでわずか27分の出場にとどまるも、第4Qに11得点あげヒートの反撃を止めた。

    トム・シボドーHC「我々に必要だったものを感じ取り、数本重要なシュートを決めてくれた。」

    ローズは大きくリードしている事は考えないようにしていたと話した。

    ローズ「得点でなんであろうと、第4Qは自分のプレイができないといけない。ティブスはいつも僕が第4Qに積極的でいる必要があるって言っているんだ。」

    次戦

    • ブルズ:日本時間火曜にアウェイでホークス戦。ブルズは現在対ホークス戦6連勝中
    • ヒート:日本時間水曜にアウェイでネッツ戦

    6 コメント

    1. どうもです。映像は見れてませんが、こういう勝ちは大きいですね。
      開幕から気になるスネルですが、厳しいでしょうか?良いものは持ってると思うのですが。

      • スバルさん、コメントありがとうございます。
        スネルはなかなか出場機会得られないですね。出てもあまり重要な時間帯でなかったりするので判断がつけにくいところ。。シボドーは練習でのプレイをかなり重要視するので、そこに期待するしましょう。

    2. ダンリービーが活躍するとなぜか嬉しくなるので今日のゲームは最高でした!!
      ヒートの不調もありますがディフェンスで簡単にノーマークを作られることが以前より減りつつありますしいい傾向ですね!

      • こじろーさん、コメントありがとうございます。
        ダンリービーの活躍は今季たくさんみれそうなので嬉しくなる日が増えそうですね!

    3. なんとジミーも発熱を・・・ ポートランド戦で、お疲れ気味などと言った
      自分が恥ずかしい・・・ 同じ発熱でも自分とジミーでは天と地の差があります・・・

      ダンリービー兄貴のスリー連発には感動しました!
      想えば作シーズンPO、ウィザーズ戦唯一の勝利はチームが機能不全を起こしている中
      1人ダンリービー兄貴が爆発して勝利に導いた。 あのゲームを彷彿させましたね。

      みんなが乗っている時はチームの支え役になり、上手く行かなくなると前面に出て得点
      してくれる、本当に頼りになる兄貴です! コメントも格好イイですね!

      デンはシュートが余り決まりませんでしたね。 ボッシュが居ない事も関係したのでしょうが
      悪いけれど、ブルズ戦だけは愛するデンとはいえ移籍した事を後悔させないとね!
      それ以外は応援し続けるけど(笑)

      • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
        ダンリービーが決まりまくってると気持ちいですよねー。
        今季はキャッチ&シュートが増えていて効率もよく得点してくれるので頼もしいですね。今季はボールまわりがよくなってきているので、彼の活躍は今後も見られそうです。

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