バックス - ブルズ

バックス - ブルズ

ホーム連勝!こちらもまたトレードで色々と動きのあったバックス。ブルズがターンオーバー連発していましたが、バックスも同じくらいミスをしていたのでスコアには影響せず、徐々にリードを広げていくことができました。シュート率35%、ローズ絶不調(FG 1/13)で勝てる試合もそうそうないと思うのでこれは儲けもん。

序盤は両チームともぴりっとしない感じでなかなか得点が動かない時間帯が続きました。ブルズはスネルを投入してから流れがよくなりはじめ、スネルは前半だけで18得点とオールスター前の好調をキープ。後半はあまり活躍しませんでしたが、この試合ゲームハイの20得点となりました。

タージとカークが病欠だったためローテーションがいつもとは変わり、その影響でスネルやミロティッチの活躍が見られました。ミロティッチはターンオーバーやパスミスが目立ったりもしましたが、フリースローを積極的に取りに行ったりと16得点14リバウンド(キャリアハイ!)とタージの穴を埋めてくれました。カークの代わりに順番があがったスネルは先述の通り。

バックスはブランドン・ナイト不在が得点力に顕著に表れている感じがしました。MCWがいればまた色々かわりそうですね。

ローズとジミーが揃ってシュート不調の中で大差での勝利ができたのは心強いですね。やはりインサイド陣が安定してきているのが大きいのかもしれません。ノアとパウが共存する方法を見つけたのか、最近お互いで邪魔にならないように困っちゃってるなーっていう風に思うことがほとんどなくなってきました。ガソルは安定のダブルダブル、ノアは6オフェンスリバウンドを含む16リバウンドと今日もアクティブでした。相手のターンオーバーを誘発して、コートサイドにいた少年少女とハイタッチして喜んでいたのが印象的でした。

リバウンドはお互い外しまくっていたのもあってブルズが62リバウンドも記録。18ターンオーバーをそこでカバーした形になりましたね。バックスはブルズの18ターンオーバーから10得点しかできなかったのがもったいなかった、うち的には助かりました。

次戦は日本時間26日の午前10時からホームでホーネッツ戦です。5連敗中と調子を落としている相手ですが、今季は相手のレベルにあわせてプレイしてしまう癖があるのでそこを払拭するプレイを見せてもらいたいです。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Milwaukee Bucks (31-25) 15 18 16 22 71
Chicago Bulls (36-21) 21 27 16 23 87
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – シュートは一晩中酷かった。シカゴ・ブルズが次から次へとリバウンドを奪ったのが差となった。

トニー・スネルが20得点、ニコラ・ミロティッチが16得点とキャリアハイとなる14リバウンドを記録したブルズはミルウォーキー・バックスをリバウンドで圧倒し87-71で勝利した。

パウ・バソルが15得点10リバウンドし、ブルズはリバウンド戦を62-41と圧倒。ジョアキム・ノアは自身のボブルヘッド・ナイトで8得点16リバウンドし、ジミー・バトラーは11得点9リバウンドした。

ガソル「リバウンドでいい仕事ができた。相手はほぼスモールラインナップで来ていたからリバウンド面ではそこを利用することができた。しかしそれだけでなく我々側もいい動き、いい努力を見せた結果だ。」

ミルウォーキーはシュート率34%(89本中30本)で10試合中9勝をあげてから2連敗。アーサン・イリヤソヴァは1月27日のマイアミ戦以来となる先発で15得点11リバウンドと活躍した。

シカゴは重要な主力組であるタージ・ギブソンとカーク・ハインリックが体調不良で欠場。その代わりにプレイしたスネルとミロティッチがベンチからの起爆剤となった。

ブルズは前半に主導権を握り、第1Q以外はほぼ二桁リードを維持し続けた。アーロン・ブルックスの外したシュートをバトラーがリバウンドからそのまま豪快にダンクし、残り6:29でミロティッチが2本フリースローを決め75-56とリードした。

シカゴはデリック・ローズがシュート13本中わずか1本の8得点と絶不調ながらもここ7試合で6勝目をあげた。ローズはオールスター明けからの3試合で平均10.7得点FG23.5%と調子を落としている。

トム・シボドーHC「彼は今日シュートはよくなかったが、プレイの感じは 実は結構好きだった。彼は序盤からディフェンスでとても積極的だった。チーム全体を速く運んでくれていたのもあって、ああいうのが見たいプレイだ。」

ローズのシュート不調もあってブルズはシュート率35.5%。シカゴの18ターンオーバー中3個をローズが記録した。

バックスはブランドン・ナイトをフェニックスにトレードしてから3試合で2敗目を喫した。ミルウォーキーはトレード期限にフィラデルフィアからマイケル・カーター−ウィリアムズも獲得したが右足の張りで欠場中だ。

ジェイソン・キッドHC「まだマイケル・カーター−ウィリアムズが健康になってコートに戻ってくるのを待っている状態だが、オフェンスがしっかりと機能するのに多少時間がかかるだろう。いくつか良いシュートが入らなかったシーンもあった。」

カーター−ウィリアムズは現地水曜のシクサーズ戦に出場する予定だと話した。一方、ジェリド・ベイレスは3試合連続でポイントガードとして先発出場し8得点8リバウンド5アシスト記録したが、ナイトとカーター−ウィリアムズ不在のバックスはまだ過渡期にいるようなチームに見えた。

ベイレス「シュートが入らなかった。相手はどの対戦相手にもやっている事をやっていた。我々が良いシュートを得ても決めていないだけだった。」

スネルの台頭
スネルは6本中4本のスリーを含む11本中7本のシュートを決めた。シーズン序盤の不調を脱してからここ14試合で平均11.5得点を記録している。

スネル「ちょっと焦りすぎていた。時間が経つにつれ試合の経験も積めて、よりリラックスしてただプレイすることに集中できている。」

TIP-INS
バックス

  • キッドHCによると、バックスはなるべくジャバリ・パーカーのリハビリを練習やシュート練習に近い時間帯にスケジュールを合わせるようにしているようだ。チームとなるべく一緒にいれるための配慮だ。パーカーは12月15日に左膝を怪我し、シーズン全休と診断されている。
    キッドHC「彼は良さそうだよ。彼のリハビリの結果をSMSやメールでもらっているけどそれを見る限り上々だ。」
  • バックスはアウェイの成績を15勝14敗に落とした。最後にアウェイの成績で5割以上をマークしたのは2000-01シーズンの21勝20敗。

ブルズ

  • シカゴは今季ミルウォーキー戦を3勝0敗、昨季から遡るとバックス相手に6連勝中だ。
  • 1月10日のシカゴの95-87の勝利でバックス相手にキャリアハイとなる46得点とマークしたガソルはこの日頻繁にダブルチームされていた。

次戦

  • バックス:日本時間木曜にホームでシクサーズ戦
  • ブルズ:日本時間木曜にホームでホーネッツ戦

12 コメント

  1. 序盤、バトラーがフェイドアウェイをブロックした瞬間、今日はいけると思いました。
    ブルズロースコア勝利! ただローズまでロースコアだったのは少し残念でしたローズ…
    ただアシストは多かったですよね。8アシストでしたが、ローズのパスからフリースローに繋げた場面が2回あったので、実質10アシストだったことを私は忘れません!
    スネルは今日も良かったですね。スネルにDFされていたOJメイヨー、やりづらそうでしたし。
    ヒーローインタビューもスネルでしたね。”トニーサニティ”とか呼ばれないかな?

    • ブライアントノアさん、コメントありがとうございます。
      ジミーはブロック冴えてましたねー。ジミーのブロックすげえって2回くらいつぶやいてしまいました。ローズは8アシストに加え、おっしゃる通りFTにつながるアシストが2つとアシストにつながるパスも一本あったので、そっちの面ではしっかりできていたようでシボドーも満足していました。

      スネルはどちらかというとスネリーキャットが流行りそうです(笑)

  2. いやぁローズダメでしたねー。ここ最近また落ち込んできてるかなと。

    ニコの活躍などいい場面もありましたが、このレベルの相手(バックスをバカにしてるわけじゃないです)に、こんな内容じゃダメだと思います。

    TOが多いのが気がかりですね。

    それでも今日の勝利はよかったです。

    • いんそむにあさん、コメントありがとうございます。
      オールスター明けから調子落としていますね。
      ノアもいってましたがオールスター明けは調整が難しいそうです。なんとかこのホーム連戦中に立て直してもらいたい。

  3. ショット・ブローーーック!!(笑)
    ジミー、ミロテッチ、ガソル、スネルのブロックは格好良かった! 気分最高!
    正直バックスはこの前の対戦以外に見ていないので、好調なのでしょうが何故6位に居るの
    かが分からず、楽しみ半分、不気味さ半分で見始めたのですが互いにFGが決まらず、
    またもグダグダしたゲームになるかと思いきやブルズのDFシステムと復調してきたノアが
    躍動し始めてからは若いバックスを捻じ伏せた感じでホッとしました(笑)

    今のジミーからしたら凡庸なスタッツですが、数字に現れない貢献度と言いますか
    俗に言う、攻守に「効いてる存在」だったと思います。 あの豪快ダンクには痺れた! 
    そして、スネリー・キャットー! 綺麗な軌道のスリーは勿論、タフショットも決める
    様になってきましたね。 これはジミーが2年目にブレイクしたシーズンに匹敵する位の
    ブレイクを期待出来そうです! 
    ファイナルMVPの同級生レナードの背中が見えて来ましたよ~!

    ローズはスーパースターになる為の生みの苦しみと信じます。 お花畑ですみません(笑)

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      今日は良いブロックが色々とありましたね。
      バックスはここ最近上り調子だったのですが、トレードで得点源のナイトが抜けたうえにトレードで獲得した選手がまだプレイしていないのが響きましたね。またチーム作りをしていかないといけないのでどうなるか興味深いです。

  4. 過渡期のバックスに勝たせていただいた試合ですね。

    オールスター明けのローズはちょっと酷いですね。
    今日はシュートが入らない分、アシストが数字に表れていたのが評価してあげたい

    オールスター前からスネ夫君のPTが多い試合は勝ててる気がします。
    いつももっと出せばのいいのにティプス!
    元々DEFは出来るスネ夫君ですから自信と余裕を持てるようになった今が
    ブレイクのゾーンだと思うんですが。。。
    個人的には今はカーク出すより全然良いと思います。

    このままホーム連戦全勝と行きましょう!

    • chobicapeさん、コメントありがとうございます。
      ここ数週間カークはずっと怪我しながらのプレイだったと先日明かされていたのでその影響も多少はあるかもしれませんが、今はスネルのほうがだいぶ良いですね。ポジションが微妙に違うのでそのへんの併用はいくらでもできるとは思いますが、シボドーも今の状態でスネルがプレイし続けるなら出場もし続けるだろうと話していたので是非頑張ってもらいたいです。

  5. うーん、連勝はしましたが、まだまだ、、、といった感じですね。
    ミロティッチやスネちゃまのフレッシュメンバーが上り調子なのが救いです。

    こういう試合でインサイドが強力なのはホント頼もしいですね。

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