ローズ手術成功の朗報を受けての試合は、ガソルが体調不良で欠場、タージが試合序盤で足首を捻って負傷退場と大幅な戦力ダウン。ファウルトラブルにも悩まされ、ナジーやマクダーモットが前半から出てくる展開となりましたが、ダンリービーが大当たり、ジミーも好調、そしてノアがポイントノア発動でなんとか勝利!
なかなか勢いにのれない形を脱するきっかけを作ってくれたのはダンリービーでした。怪我から復帰してからあまりまとめてシュートを決める試合がありませんでしたが、この試合では5本のスリーを含む21得点。そしてディフェンスでは何度もテイクチャージを奪うスマートさ。
ノアは完全に昨季のポイントノアモードで、最初の5分半で5アシストを記録するプレイっぷり。その間に2本のアリウープダンクをお膳立てするアシストもありました。最終的には11得点12リバウンド8アシストとあわやトリプルダブル。タージが離脱していなければもう2本くらいアシストいけたかもしれませんね。それくらい二人が噛み合っていました。ブルックスとカークが終盤盛り返すまではだいぶ不調だったため、ノアがPGをまかせるシーンも必然的に増えていたのも影響したと思います。この試合ではノアはタッチ数116回にパス数102回。ルビオの91-69よりも大幅に多かったです。
そしてそしてジミー。28得点12リバウンドとまたもやオールスタープレイヤーレベルの活躍を見せてくれました。欲しい時に得点、欲しい時にディフェンス、欲しい時にリバウンド、と本当に困った時のジミー状態で助かりますシーズン中盤にちょっとスランプ気味でしたが、だいぶもう振り切った感じがありますね。
ブルックスとカークが最近シュート不調ですね。ブルックスに関しては最初に決めてからしばらく全く入らずだったのですが、FG 1/14とかの時点でもシボドーは起用し続けそれが貴重なスリーにつながる一面もありました。カークも同様に終盤貴重な得点をしてくれました。二人は割とシボドーから信頼を得ている選手なので起用が続きますね。ボール持って止まっちゃうシーンが多いのですが、こうやって最終的に結果につながったりもするんですよね。もう少しうまいバランスが見つけられるといいのですが、今日のようなロスター状況だとそうも言っていられない。ただ二人が調子悪くてもノアがゲームメイクしてくれるっていうのは本当に強みだなと感じました。
次戦は日本時間3月2日の午前3時からホームでのクリッパーズ戦です。デイゲームってあんまり得意な印象ではないので少し心配ですがなんとか勝利をつなげたいです。昨季はローズの怪我から最初の試合がクリッパーズ戦でボコボコにやられたのがあるので、今季は違うんだぞっていうのを是非みせてもらいたいです。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Minnesota Timberwolves (13-44) | 23 | 21 | 23 | 22 | 89 |
Chicago Bulls (37-22) | 27 | 24 | 22 | 23 | 96 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
問題ない。シカゴは成長中のスターとスキル溢れるセンターに頼り、人手不足ながらも勝利を収めた。
ジミー・バトラーが28得点12リバウンドしたシカゴはミネソタ・ティンバーウルヴスに96-89で勝利。ジョアキム・ノアは11得点12リバウンド8アシストとオールラウンドな活躍を見せた。
バトラー「大変だけど、うちには色んなポジションをプレイし、色んなポジションを守れる選手が十分ベンチにいるんだ。」
ブルズはここ9試合で7勝目をあげた。マイク・ダンリービーは5本のスリーを決め21得点、控えのトニー・スネルは12得点した。
トム・シボドーHC「誰がプレイしていようと、役割を果たすだけだ。」
ティンバーウルヴスはケヴィン・マーティンが18得点したが、ここ6試合で4敗目を喫し成績を13勝44敗へと落とした。他にリッキー・ルビオが15得点10アシスト、アンドリュー・ウィギンズが14得点した。
ミネソタはペイント内で48-16と圧倒されたのが響いた。
フリップ・ソーンダーズHC「守備はしっかりとやる事ができたと思う。ブルズは終盤に結果を残してきたオールスター選手が何人かいる。バトラーとノアがしっかりとプレイを実行し、それがオールスター選手に求められるものだ。」
ブルズは85-84のビハインドから、残り4:29でカーク・ハインリックがドライブのレイアップを決め逆転。そしてスネルがダンリービーへ賢いパスを選択しスリーにつながり89-85とリードした。バトラーが更にクラッチ・バンクシュートをねじこみシカゴは対ミネソタ戦ここ11試合を10勝1敗とした。
ダンリービー「これだけ選手が離脱して、今週我々が経験してきたことを考えるととても大きな勝利だった。」
シカゴにとってはローズが右ひざの内側半月板が断裂されたと火曜の夜に発表されてから2試合目だった。ローズはこの朝に手術を終え自身の力で病院を後にし、復帰の目安は4-6週間とされており今季中の復帰を目指している。
ブルズにとってそれは朗報となった。ローズは2012-13シーズンを左膝の手術で全休し、昨シーズンはわずか右膝の手術でわずか10試合しかプレイする事が出来なかった。
シボドーHC「彼はとても意志が強い。怪我をした時に当然わく感情というものがあるが、皆がすでに目撃しているように彼はそこから戦う姿勢を持ち合わせている。彼はきっと諦める事はなく、復帰に向けてリハビリに全力を注ぎ込むだろう。」
シボドーHCによると現地日曜のロサンゼルス・クリッパーズまでにガソルとギブソンが復帰できるかはまだ未定だ。ギブソンは試合後のロッカールームでかなり足をかばいながら歩いており、しばらくの間同じ足首の怪我で悩まされている。
ソーンダーズは連戦の初戦でケヴィン・ガーネットを休ませる選択をした。先週ブルックリンからトレードでミネソタ復帰を果たしたベテランフォワードは、現地水曜にホームで行われたワシントン戦で19得点し99-77の感情溢れる勝利に大きく貢献した。
5月に39歳になるガーネットはウォームアップとハイトップを身にまといベンチから声を出し続けた。
ルビオ「あのリーダーシップこそ彼がこのチームにもたらす事ができるものだ。」
ガーネットが2008年にセルティックスで優勝した時にアシスタントコーチを務めていたシボドーは、ガーネットがこの若いウルヴスにとって大きな影響を及ぼすだろうと話した。
シボドーHC「オフェンスでもディフェンスでも彼のプレイを見ていると、すべては勝利の為だっていうのがわかるんだ。そういう選手がチームにいると、若い選手の成長スピードは一段と速くなる。彼がもたらすスピリットでチームは一体となる事ができるだろう。」
TIP-INS
ウルヴス
- ニコラ・ペコヴィッチが12得点11リバウンドしたが、ミネソタはリバウンド戦でも53-45とやられてしまった。
- ウルヴスはこれでアウェイで5勝23敗。
ブルズ
- ローズの代わり2試合連続で先発したアーロン・ブルックスは15本中2本しかシュートが決まらず6得点に終わった。
- シカゴは今季ミネソタに全勝した。11月1日にアウェイで106-105と勝利している。
次戦
- ウルヴス:日本時間日曜にホームでグリズリーズ戦
- ブルズ:日本時間月曜にホームでクリッパーズ戦
さすがノア!!!ローズが不在の時はバトラーやノアが
活躍する。こういう試合も好きですね。
次のクリッパーズは、最近好調のデアンドレジョーダンに要注意!!
またまた速報お疲れ様ですw
しかし怪我人、欠場者の多いチームですね…
他のチームでもこんな感じなんでしょうか?
プレイオフまでには万全の状態で観たいものです。
いまこそ、ガッチリとディフェンスで勝ち上がれたらよいですね。
ローズがいても、ティボドーのディフェンスで勝ち上がってきたんだから。
ポイントノアはローズやガソルが出場している時にも見たいですよね。
二人が出てる時にはノアがエルボーでボールをもらっても、誰も裏をとってゴールにカットしないのが見ていてもどかしかったです。フルメンバーで戦ってる時でもノアのパス能力が存分に活かせるようになればさらに武器が増えるのにな〜
とにかくローズの怪我が以前に比べて軽症で済んだのは良かったです。
この機会にスネルやマクダーモットがプレータイムをもらってグングン成長してくれると良いですね