クリッパーズ 96-86 ブルズ

クリッパーズ 96-86 ブルズ

ジミーが第3Qにデアンドレ・ジョーダンのスクリーンを受け左肘を負傷。ニコがキャリアハイとなる29得点と奮起するも抜けた穴は大きく敗戦。

まずは試合よりもジミーについて。おそらく肘の過伸展とされており、現地月ようにMRIを受けるそうなのでそこで詳しい状態がわかるようです。今季の右肩や左手親指を負傷からようやく状態が戻ってきたと思っていた矢先でのこれは辛いですね。軽症であることを願います。

タージは先日の足首の負傷で当然欠場。ガソルも体調が万全でない中、人手不足のため出場してくれましたがシュートが13本中2本と当たらず。ブルックスとハインリックも先日に続きシュート不調で3人合わせて37本中わずか7本成功というのは痛手となりました。

この試合から唯一よかったことを見出すとすればやはりミロティッチの活躍でしょうか。彼が一人得点を重ねているシーンが続き、終盤まで勝つチャンスがあったのも彼のおかげと言ってもいいでしょう。第4Qの得点はほぼミロティッチ一人で稼いだものでした。細かいミスなんかもまだ目立ちますが、いざという時にやってやるという気概がとても強いという事を証明してくれました。

なんだかしょっちゅう誰かの検査の結果をそわそわしながら待っている感じでとても厳しい時期が続きますね。ここでどれくらい踏ん張れるかは今後に色々と影響すると思います。今日のようなミロティッチの活躍、最近のスネルの好調など、ノアの復調など色々とマイナス面によって影に潜んでしまう好材料がある事も確かなのでそこでなんとかなんとか繋いでいってもらいたいです。

次戦は日本時間4日にホームでウィザーズ戦です。

※諸事情により今週は更新が遅くなる可能性が高いです、こんな時期に申し訳ございません。
1Q 2Q 3Q 4Q Total
Los Angeles Clippers (39-21) 26 17 26 27 96
Chicago Bulls (37-23) 18 23 28 17 86
Game Stats
CHICAGO – 人手不足のシカゴにとって、デアンドレ・ジョーダンのリバウンドは驚異的だった。

最近好調なジョーダンはそれを維持しこの試合26リバウンド、クリス・ポールも28得点12アシストと活躍しロサンゼルス・クリッパーズはシカゴ・ブルズに96-86で勝利した。

ジョーダンは前半だけで17リバウンド獲得し、今季のハーフでのリーグ記録となった。

そして現在リーグ最長の300試合連続で2本以上のブロックを記録し、そのほかにも何本ものシュートにゴール下で影響を及ぼした。

ポール「スタッツ用紙を見ても、相手がD.J.がいるからドライブをやめた回数っていうのはわからない。何回シュートにいったけど彼がいたからシュートをやめたっていうのはわからない。彼はMVP候補であるべきだと思うけど、このリーグはオフェンス重視だからね。」

ドック・リバーズHC「彼がディフェンスでやっていること、もしそれをオフェンスに置き換えたとしたら確実にMVP候補の一人になっているはずだ。ただ残念ながらディフェンス面での活躍なので誰も気づかない。」

誰もという事はないようだ。

トム・シボドーHC「ブレイク・グリッフィンがいない事も考えると、(ジョーダンは)もの凄く高いレベルでプレイしている。得失点差を見れば彼らがどれだけ良いチームかがわかる。」

ジョーダンは8試合連続で15リバウンド以上を記録している。

ジョーダン「自分がビッグマンだからっていうのは同意だよ。でも周りはそう思っていない。このリーグが得点重視だからね。」

ロサンゼルスは76-75のビハインドからジャマール・クロフォードが残り8:02でスリーを決めた。そこからは一度もリードを奪われる事はなかった。

クリッパーズはシカゴでの連勝を5へと伸ばし、フランチャイズ最長となった。2008年12月17日以来シカゴでは負けていない。

ルーキーで控えのニコラ・ミロティッチがキャリアハイとなる29得点を記録し人手不足のブルズのために奮起した。ブルズはデリック・ローズ(右ひざ手術)とタージ・ギブソン(左足首捻挫)が欠場した。

そして後半のほとんどでジミー・バトラー(左肘捻挫)が出場できず、パウ・ガソルも体調不良の中での出場。ミロティッチは最終Qチームの17得点中16得点を一人で稼いだ。

シカゴは他にアーロン・ブルックスが14得点、ジョアキム・ノアが13得点11リバウンドした。

ミロティッチ「デリック、パウ、ジミーがいない中誰かがボールを打たなければならない。チームメイトが僕を探そうとしてくれていた。いくつかタフなシュートを打っていた。」

ロサンゼルスは第1Qにポールが8得点、ジョーダンが9リバウンドし26-18とリード。しかし第2Qにポールがベンチに下がってからシカゴは12-2ランを展開し30-28と逆転。ミロティッチは同Qに11得点をあげた。

ブルズはシュート率わずか39%ながらも、フリースローで22-13、オフェンスリバウンドで17-13と勝ったためなんとか試合にくらいついていた。

シボドーHC「勝つ方法をなんとか見つけ出さなければならない。誰が欠場していようと関係ない。これは勝てる試合だったが、終盤にやりたい事ができなかった。」

4連続アウェイ戦中のクリッパーズはこれで2勝1敗。ブルズはここ10試合で3敗目を喫した。

TIP-INS
クリッパーズ

  • マット・バーンズは第2Q途中にスティールを試み右ハムストリングをふしょう、その後足をかばいながらのプレイとなった。
  • グリッフィン(右ひじ手術)は9試合連続で欠場。スペンサー・ホーズが代わりに先発に入ってからクリッパーズは6勝3敗。
  • リバーズHCは元ニューヨーク・ニックス選手の故アンソニー・メイソン氏を「素晴らしいチームメイト」と表現し振り返った。メイソン氏は現地土曜に心臓の病気で亡くなった。

    リバーズHC「彼はとてもタフで忠実な選手だった。アンソニー・メイソン、ジョン・スタークス、グレッグ・アンソニー、パトリック・ユーイング、チャールズ・オークリー、アンソニー・ボナーが全員同じチームにいたと考えるとかなりクレイジーなグループだったね。あのチームだと私が聖人に思える。」

ブルズ

  • バトラーの状態はまだ詳細がわからず、現地月曜に受けるMRIの診断待ちだ。後半開始から3分、ジョーダンのスクリーンにかかったバトラーはそこで肘を負傷した。
  • この日亡くなった元ホワイトソックスのスター選手ミニー・ミノーソのために黙祷が捧げられた。
  • 、リーグ恒例のラテンナイトの一貫としてホームチームながらもブルズは赤いLos Bullsのユニフォームを着用した。

次戦

  • クリッパーズ:日本時間火曜にアウェイでウルヴス戦
  • ブルズ:日本時間水曜にホームでウィザーズ戦

3 コメント

  1. いや~ キツい! この時期に満身創痍ではPOに辿りついても、またガス欠になる恐れが
    あるし、何よりチームの熟成が進まないのがキツ居い・・・

    ジミーは肩と来て肘は辛いですね。 不可抗力ではあるのですが無理すると慢性関節炎に
    なったり、傷みでフォームが崩れたりと二次障害が有り得るので、ある程度は無理をせず
    治療した方が良いと思いますが、チーム状態がそれを許せるか、ジミーが我慢出来るか
    厳し過ぎる状態ですね・・・ 軽症であってくれるのを祈るばかりです。

    自分は新チームである今季に過大な結果を求めないと決めて観戦しているので
    ガソル、タージ、カークも故障で厳しいのであれば、ある時期迄はゲーム展開によって
    若手の育成に注力しても良いのでは? と考えます。
    昨季の様に身を削る様な勝利でモチベーションを保つやり方は今季は止めた方がいいと
    考えます。 

    何故なら今季は経験を積めば積んだだけ上積みと成り得るヤングガンズが居るからです。
    昨季のPOで満身創痍で使える手立てすらレギュラーシーズンで出し尽し、為す術も無く
    敗れ去った結果、ノアは膝の手術になり、カークのコンディション不良にも関係している
    のでは?と考えているのでガムシャラな酷使は避けて欲しいのです。
    結果、目先の勝利を落としても余りある上積みが残るはずと考えるのです。

  2. ローズ、ギブソンに続いてジミーまでも怪我をするなんて、負の連鎖が止まらないですね。10日間契約やバイアウトされた選手で補強するのも手だとは思うのですが、マクダーモットにチャンスを与えて欲しいです、ブルズの若手は、どうも遠慮がちに見えるので積極的に自分をアピールしてもらいたいです。

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