7テクニカルと荒れるに荒れた試合でしたが、第4Qにジミーが大爆発で連勝!ホームコートをしっかり守りました。
第1戦のハイスコアな感じとは打ってかわって第1Qは11-16と停滞。バックスがしっかりと第1戦を踏まえて対策をしてきていましたね。ようやくMCWの長さをうまくオフェンスに利用するようになっていてだいぶ厄介な感じなっていました。ディフェンスも相手はいいですから前半はがっつりやられた感じでした。それでもダンリービーのスリーなどでしがみつき、ハーフタイムを39-38とリードで迎えられました。
前半無得点だったローズは後半からようやく当たり始め第3Qだけで12得点。そして第4Qは完全にジミーショーでした。同Qに3本のスリーと力強いダンクからの3点プレイを含む15得点でバックスを圧倒。焦り始めたバックスが第1戦でダメだったミドル乱発に逆戻りで相手オフェンスも沈黙。試合最後の9分2秒で相手をシュート20本中3本に抑え込み20-8のランで勝利をもぎ取りました。そしてとどめはローズのジャンプシュート。ジミーは2戦連続でプレイオフキャリアハイを更新し31得点。
リバウンドではチームプレイオフ記録となる64リバウンド。ノアとガソルが二人合わせて35リバウンドと頼もしかったです。ノアは序盤苦しいなかゴールしたを決めてくれたりとオフェンス面でも助かりました。ガソルはダブルダブルでしたが、シュートが第1戦に引き続きまだちょっと苦しそうですね。第3,4戦でパウが爆発する試合もぜひみたい。
課題だったターンオーバーは第1Qに7TOしてしまいましたが、その後おさえはじめ前半で11個、後半はわずか4個で終えました。この辺は今後も課題になりそうですね。
前半ヘンソンがブルックスと接触し倒したのち、わざわざブルックスの前にいき仁王立して何かいってたことをきっかけに両チームで揉めあいに。ブルックスにファウル、ヘンソン、メイヨ、ジミー、ノアにテクニカルが下されました。第4Qにはザザ・パチュリアの肘がニコの頭に入りテクニカル。別のプレイでルーズボールに二人が飛び込んだ際にまた揉めあいになりニコにファウル、ニコとザザにテクニカルが下されました。ザザはそれで二つ目のテクニカルとなり退場。ニコはその一連で左膝を怪我したようで、ベンチに下がりその後ロッカーに去って行きました。一応自力で歩けているようなのですが、これから色々と手当てを受けるようです。心配です。
追記:ブルズの発表は左大腿四頭筋の痛みという事でした。おそらく現地明朝の再検査で詳しくわかるとおもいます。頭に肘くらった時の脳震盪の疑いとかもあるようなのでとにかく色々と検査ですね。
色々ありましたがとにかく連勝し2勝0敗でホームコートアドヴァンテージを維持できたのはナイスです。次から2試合はアウェイです。ミルウォーキーはだいぶシカゴから近いので、ブルズファンが大量に行ってくれることに期待。
次戦は日本時間24日午前9時からです。勝利したいい金曜日をおくるぞーう!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Milwaukee Bucks (0-2) | 16 | 22 | 30 | 14 | 82 |
Chicago Bulls (2-0) | 11 | 28 | 32 | 20 | 91 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ただ打ち続け、シュートは決まり続けた。
バトラーは2試合連続でプレイオフキャリアハイを更新する31得点の活躍で、シカゴ・ブルズはミルウォーキー・バックスに91-82で勝利しシリーズを2勝0敗とした。
第1戦で25得点したバトラーは、それを上回るパフォーマンスを見せた。終盤にピークを持ってきたバトラーは第4Qだけで14得点をあげた。
「ジョーとデリックに点取りにいけって言われて痛んだ。シュートを打てるならパスせず打てってね。調子いいのはわかってたからとにかくボールをゴールに入れたんだ。」
ジミー・バトラー
バトラーは第4Qに5本中4本のシュートを決めた。6本スリーを外した後、同Qでは3本全て決めた。
第1戦活躍したローズは自身の15得点を全て後半で獲得。
パウ・ガソルが11得点16リバウンド4ブロック、マイク・ダンリービーJr.が12得点、ノアが19リバウンドし3位シードのブルズはリバウンド戦でも64-48と圧倒しシリーズで優位にたった。
第3戦は木曜日(現地)にミルウォーキーで行われる。
6位シードのバックスはクリス・ミドルトンが22得点、マイケル・カーター-ウィリアムズが12得点した。チームのシュート率は36%に終わった。
「彼らはプレイオフを経験した事があるからこの状況を理解している。我々はとにかく相手にとって難しくさせる必要がある。パウ、彼が活躍するのを難しいようにしている。ローズ、ダンリービー、誰であろうと関係ない。バトラーが調子をあげていった。彼を止める事ができなかった。」
ジェイソン・キッドHC
ブルズは第4Q序盤に74-71とビハインドだったが、バトラーのスリーをきっかけに13-0のランを展開した。
右側をドライブしたバトラーはザザ・パチュリアの上から力強いダンクを叩き込み、フリースローもしっかりと決め3ポイントプレイに成功。バトラーは同ランをスリーで締めくくり、シカゴは残り6:01で84-74とリードした。
「あのジミーのダンクは確実にでかかったね。チームに自信をもたらしてくれた。その後の彼は絶好調だった。」
ジョアキム・ノア
終盤ルーズボールを巡りパチュリアとニコラ・ミロティッチが揉めあいとなった。
両選手にテクニカルファウルが下され、パチュリアは残り2:48で退場となった。ミロティッチはベンチで手当てを受けている様子が映り、その後ロッカーへと下がっていった。ブルズによると左大腿四頭筋の痛みで、明朝再検査される予定だ。
ミドルトンがフローターを決め残り2分でミルウォーキーは7点差まで詰め寄ったが、ローズが残り55秒で得点し91-82と試合を決めた。
2012年以来のプレイオフ戦で23得点したローズはこの試合最初の7本のシュートを外し、試合を通して14本中4本に終わった。第3Qにようやくスリーを決め、同Qに12得点あげた。
「シュートを外している時は、ディフェンスにしろリバウンドにしろプレイメイクにしろ他の事でチームに貢献する必要がある。デリックはそれをやっていた。シュートが入らないのがわかってから他の事をやり始め、そこから自身のオフェンスリズムを見つけ出していた。」
トム・シボドーHC
バックス
- ミルウォーキーは2010年4月28日にアトランタに勝利して以来、プレイオフで8連敗中だ。
ブルズ
- かーク・ハインリッック(左膝)が再び欠場。レギュラーシーズン最後の2試合を欠場し、今シリーズではまだ出場していない。
キャンペーンしません
バックスのジャバリ・パーカーが復帰に向けて宣伝キャンペーンなどは展開しない。ローズと同じ高校であるシカゴのシミオン・キャリア・アカデミー出身ではあるが、左膝の前十字靭帯断裂からの復帰を彼のように広告に使用する事はなさそうだ。
「これについてツイートもしないしインスタグラムもしないよ。行いでそれを見せなければならない。何かを言ってもしょうがない。とにかくやらないといけないんだ。」
ジャバリ・パーカー
2012年のプレイオフ初戦で左膝の前十字靭帯を断裂したローズは、自身の復帰をアディダスとともに「The Return」として広告戦略を展開した。
ヒートアップ
パチュリアとミロティッチの揉めあいの他に、第2Qにはジョン・ヘンソンとアーロン・ブルックスの間でも揉めあいがあった。ヘンソンがブルックスをなぎ倒した後彼の上にわざわざ立ちはだかった事にブルックスが怒りを見せ言い合いに発展した。ノアが間に割り込み、バトラーとO.J.メイヨの言い合いにもつながった。
荒れてましたね…
パチュリアとニコがケンカをはじめたとたんにガソルがパチュリア止めて、パチュリアもすぐに収まっていたあたり、ガソルのベテラン的雰囲気がにじみ出てましたね
そしてニコのケガがたいしたことないものであることを祈るのみです
それはさておき、ジミーの活躍はすごいですね!
ドライブありダンクありスリーありとオフェンスでは暴れてた上にディフェンスまでできちゃうのが彼のすごいところ
最強のブロッコリーはどこまで成長するのでしょうか、これからも楽しみですね!
いや~~ 激しく、荒々しいゲームでしたね~! でも、これがPOですね!
ちょっと前半は焦りました。 バックスもキッドに相当激を飛ばされたんでしょう、
かなりタフに挑んで来ました。 インサイドも1戦目とは比べ物にならないタフさでした!
その象徴がパチュリアのミロティッチへのエルボースマッシュとルーズボールからの
乱闘へとヒートアップした場面に象徴された感じでしたね。
しかし、ブルズの面々が気合で負けるなんて事は有り得ない訳で、ノア、ガソルが
リバウンド・マシーンと化し、今やエーススコアラー・ジミーが更なる気合でバックスを
捻じ伏せたと言ってイイんじゃないでしょうか! 最近代名詞となったFTは珍しく落としていましたが。 ジミー叫んでいましたね~! 気合の入ったジミーは迫力満点ですね!(笑)
ローズも想像以上に長時間プレーしましたね。 膝の具合とか関係無いと言わんばかりの
気合を感じました!
少し心配なのが前戦で痛んでいたタージです。 PTも短いし、タージらしいエナジーが
爆発するには至っていませんね・・・ ムードメイカーでもあるタージのコンディション
は益々激しさを増すであろうPOで重要なファクターとなりそうな気がします。
久々にセンター行ってきました。
感想まとめ
– キッドのディフェンス面でのアジャストメントは流石。敗因はあまりにもひどいシュートセレクション。
– ローズのディフェンスはもっと迫力をつけて欲しい。ダブルチームを受けた時のパスがひどい。クリーブランド戦では確実に餌食になる。
– パチュリアがNBAデビューした時から大嫌いだった。今回改めてより嫌いになった。私が観た試合では必ず汚いプレイをする。
– ジミーに惚れた。何回も何回も惚れた。ダンクもアイソレーションを要求からのプルアップ3Pも素晴らしかったけど、あの驚異的なジャンプからの変態ブロック。なんじゃあれ。
まさにプレイオフ、激しく、荒れた試合でしたね。
乱闘で出場停止になり、シリーズの流れが変わってしまうなんて事も過去には有るので、熱くなりすぎず、今後もフィジカルの激しい試合になると思うので、その辺は気をつけたいですね、ホームではチームで挑んでくるバックスを個人の力が上回ったブルズが勝利しましたが、ターンオーバーを少なくし、フリースローを大事にしないと、アウェイでは苦戦するかもしれませんね。