【第5戦】バックス 94-88 ブルズ

【第5戦】バックス 94-88 ブルズ

連敗で3勝2敗。今日はなんかもうだめーな感じでした。とにかくシュートが全員全く入らない。ガソルが少し当たり始めてきたのと、ノアに元気が戻ってきた感じがするのが唯一の救いでしょうか。ディフェンスではMCWに好き放題やられてしまいました。あと個人的にヘンソンが今シリーズずっと厄介です。

まだまだパニックするような段階ではありませんが、優勝目指すのであればこういったホームでのシリーズを決められる試合はがっつりと勝利してもらいたいものです。

どうも今シリーズは立ち上がりが悪いですね。この日も序盤0-9スタート。そっから連続得点で盛り返すので結局振り出しに戻るのですが、それがなけりゃリードできてるじゃんというのが多い。後半の立ち上がりもまるでシュートが入りませんでした。まあシュートが入らないのは試合通してでしたが。

ジミーが序盤良さそうかな?と思っていたのですが、そこまでで徐々に悪くなっていく感じでした。ファウルもらってフリースローはもらえていたのでなんとか20得点。ローズは途中連続で得点して反撃の口火を切ってはくれましたが、それ以外はターンオーバーも相変わらず多くダメでしたね。ガソルも復調したとはいえ、アホパスも多くこちらもTOが多かった印象。

上述しましたがヘンソンが厄介ですね。攻守ともにリバウンドを奪われ、がんがんブロックもしてくる。ブルックスとの件で一気に嫌いな感じになってしまいましたが、いい選手です。それに対抗すべくジャンボラインナップ(ノア、ガソル、タージ、ニコいずれかの3人の組み合わせ)を起用しているような気もするのですが、相変わらずあまり機能していません。ノアとニコが二人で出てた時の方がボールも回って良さげだったように思えたのですがどうなんでしょう。相手は全員ウィングスパンがやたらあるので、どちらにしても非常にやりにくいですね。

とりあえず今は先のことは考えず全力で第6戦に集中してもらいたいです。次戦は日本時間5月1日(金)の午前8時からミルウォーキーで行われます。なんとしてでも勝利を!





1Q 2Q 3Q 4Q Total
Milwaukee Bucks (2-3) 23 29 24 18 94
Chicago Bulls (3-2) 22 27 21 18 88
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – ミルウォーキー・バックスはプレイオフにただ出場してやられて勉強するで終わらないと主張していた。

長く戦いたい。そして今正にそれをやっている。

マイケル・カーター-ウィリアムズが22得点9アシスト、クリス・ミドルトンが21得点したバックスはシカゴ・ブルズとの第5戦で94-88と勝利しまたもや敗退を退けた。

3勝2敗とリードするブルズは現地木曜にミルウォーキーでシリーズ勝利を狙う。しかし3連敗から立て直したバックスは引き下がるつもりはない。

「多くの人が経験を積むためだと見ている。未来のことはいくら話したっていいが、我々はそうじゃない。自分たちにとって未来がどういうものかはよくわからない。現在をしっかりと見据えなければならない。今季このチームはそれをずっとやってきた。未来なんて見ていないよ。今を生きているんだ。

このシリーズを見られるものにするために彼らはとてもなく頑張ってきたんだ。」
ジェイソン・キッドHC

第4戦はジェリッド・ベイレスの決勝で勝利し、この試合は第4Qブルズの反撃を何度も耐え抜いた。

バックスは9点差リードが3点差まで追い上げられながらも再び7点差まで広げ、残り1分で4点差まで縮まるもなんとかブルズを退けた。

カーター-ウィリアムズは15本中10本のシュートを決めデリッック・ローズとの対戦に勝利した。第3Q序盤にパウ・ガソルの足を踏み右足首を捻ってしまったが、同Q終盤には復帰した。

ヤニス・アデトクンボが11得点、控えのO.J.メイヨが10得点、ジョン・ヘンソンが14リバウンド(第4Qに10)とベンチからの起爆剤となりバックスは試合を通してブルズに流れに乗らせなかった。

シカゴはガソルが25得点10リバウンドするも、ローズとジミー・バトルが不調だった。

ローズは13得点したが、チームの13ターンオーバー中6個も記録。20本中15本のシュートを外し、スリーは7本全てを外した。

バトラーは20得点したがシュート成功は20本中わずか5本。ブルズはチームとしてシュート率34.4%に終わり、22本中4本しかスリーが決まらなかった。

「相手は我々に襲いかかり、早い段階から踵を地につけてしまった。反撃しなければならない。このリーグはどのチームもタレントがある。実行力と意思が大事になってくる。今夜はそれがなかった。」
タージ・ギブソン

ギブソンはこの日12得点。

バックスが86-77とリードする中、ローズが2本続けてジャンプシュートを決めガソルもシュートを決め残り4:45で3点差とした。

カーター-ウィリアムズがバンクショットで反撃し、ヘンソンがメイヨの外したシュートをプットバックダンクでたたき込み残り3:15で90-83。

残り1:04でガソルがファウルされ2本フリースローを決め92-88。しかしローズのランナーをアデトクンボがブロックし、ミドルトンが2本フリースローを決め残り27.3秒で6点差とした。

「競争心を見せているバックスを評価せねばならない。彼らは自らチャンスを掴みとっている。しかしこれらは自分たちの責任だ。今は大変なチャレンジが目の前にある。勢いは相手にある。自信もつけている。そして相手は第7戦に持ち込むためにホームで試合がある。これを受けて我々がチームとしてどう対応して第6戦をどうプレイするかが鍵だ。」
パウ・ガソル

TIP-INS
バックス

  • ミルウォーキーはレギュラーシーズンも含めるとシカゴで5連敗中だった。

ブルズ

  • シカゴはレギュラーシーズンも含めホームで9連勝中だった。

スロースタート
ブルズは最初の8本のシュートを外し0-9スタートだったが、そこから21-4ランを展開。

しかしミドルトンに日がつき第1Qは23-22でバックスがリードした。ローズのターンオーバーの後ミドルトンがスリーを決め、ガソルからスティールしレイアップへとつなげバックスに1点リードをもたらした。

痛み
カーター-ウィリアムズは足首を捻った瞬間痛みを感じたと話した。

「なんとか立って歩きながら痛みを無くし、テーピングをして少し運動をして試合に戻ることができた。なんとかして戻って全力を出してチームメイトと勝利を得る手助けをしたかったんだ。」
マイケル・カーター-ウィリアムズ

シボドー語録
クリーブランドがケヴィン・ラヴの第2ラウンド欠場を発表したことについて何かコメントがあるか試合前に問われたトム・シボドーHC。

「ない。」
トム・シボドーHC

16 コメント

  1. いやいや、これで優勝なんて冗談ですよね?笑 こんなんでできるわけないでしょw

  2. なんだか、ツラ見せねえ場所で言いたいこと言うだけ言って…ってかっこわりいな!
    誰のために、なんのためにその意味のねえ、嫌がらせみたいなコメントしてんだ?

    オレは盲目的にブルズ贔屓なわけじゃねえけど、そーゆーのはツラ突き合わせるリアルな場所でやってもらいてえな。

    28ターンオーバー犯した前の試合と言い、今日の試合と言い、実際情けない内容だったけど、この場所でそのコメは無粋だせ!

  3. 次勝てばいい!と言いたいですが、バックスにこんなに苦戦してるのでは勝ち上がってのキャブスとの対戦はどうなることやらって感じです。
    バックスのシュートが当たって負けたならまだしも、前の試合からブルズはバックスのディフェンスに完全に封じ込まれてるんで痛い。バックスはもう自信つけちゃったでしょうね!
    ローズがここで俺が打開しないと気負って空回りしないことを祈ります…
    13p2AのスタッツはPGとしてひどいですね…

  4. 2連敗するチームが優勝できないって言うのは違うかな?ホークスも今同じ状況です。でも彼らなら大丈夫、そしてブルズも大丈夫。でも今思うのはブルズはもうローズのチームではない。だからブルックスやカークのプレイタイムを少なくするのは間違っている気がする。プレイオフでそんな新しいことをやるのはリスクがある。

  5. 試合を重ねるごとにアジャストしてくるキッドHC率いるバックス、だんだんいやな対戦相手になってきました、若いバックスをこれ以上勢いに乗せないよう、次こそはしっかりと勝ちたいですね、しかしこのままでは、ほかの方も心配しているように、キャブスとのシリーズはもっと厳しいものになりそうな予感がします。

  6. 前からうすうす感じてたことが2つ。
    パスの上手い選手がいない。
    ノアはまあ置いといて他の選手のパスが雑すぎて見てられない。

    そしてシボドーの限界。
    やはりみなさん言うようにもう少しPTを分散させた方がいいのでは。
    試合がほぼ決まってる試合でも最後の数秒まで使い続けたり、なんかよく分からないです。
    そして得意とされているDFも今季は見る影もない。
    OFも結局最後まで噛み合わないグダグダな感じ。シュートが入れば勝てるけど、組み立てもクソもないような。
    結局シボドーはどうしたいのって思います。

    来年シボドーが続投するか、このPOが関係してくるでしょうが、管理人さんはシボドーをどう思いますか?

  7. ローズのTOはさすがに痛いですね。
    昨日と合わせて15個でしたっけ?ちょっと心配ですね。
    あとはスコアラーである2人のシュートがここにきて湿ってしまったのがやばい。

  8. いやだってそうでしょ。こんな試合レギュラーシーズン何回ありました?5割以下のチームに負けたのも何回ありました?んでいい内容で買った時だけチヤホヤされて次の試合で、なんでそーなる?って負け方するんですよ?大好きでずっと応援してきてるチームだからこそ勝ったら嬉しいし負けたら腹立つんですよ。僕なんか間違ってますかね…

  9. 自分も匿名さんと同じ気持ちですよ。
    ブルズが好きで好きでしょうがないし、優勝しようもんなら泣いて喜びますね確実に。

    自分も優勝はほぼ無理だと思います。
    けど心のどこかで期待はしてますよそりゃ
    匿名さんも同じと思います。
    暴言吐きたくなる気持ちは痛いほど分かりますし、実際試合見ながら言ってますからね。

    ただ掲示板では暴言のみだと不快に思う人がいるのでそこは気をつけたほうがいいのかも。

    まあ自分は匿名さんみたいな人が近くにいたら一緒に応援したいですねww

  10. これイーブンになっちゃったら危ないですよ! 歴史的な赤っ恥なんて、真っ平御免です!

    はっきり言ってゲームメイクに問題アリに見えます。
    1st,2nd,PG共にリズムを作り出すパス精度や判断がよろしくない。 
    これは昨シーズン終了後にも懸念したのですが、1st、2nd共に同じタイプのスコアリング型PGは良くないと、ポストシーズンの間主張してきました。 
    今迄はカークがゲームを落ち着かせる事が出来ていて互いに補完性となって来ましたが今季はそのカークが絶不調&ケガで離脱の状態。 元々ブルックスはゲームメイカータイプでは
    ないので、リズムが悪くなるとゲーム中の修正が利かないのはレギュラーシーズンから
    抱えていた問題で今POもまた、そのウイークポイントを突かれている様に感じます。

    ローズの特徴を殺してまでゲームメイカーに徹しろとは言いませんが、前のゲームも
    無茶なドライブでTOから敗戦。 このゲームでも勝負所でドライブからショットブロック
    を喰らうなど相手が待ち構えている所にわざわざ飛び込む判断ミスとしか言えないプレーを
    繰り返すのは流石にPGとしては如何なものかと言わざるを得ないのでは・・・

    正直比べる必要が無いのは分かりますが、カリーのプレーを見ているとチームの要PGとしてゲームメイカーとしての差を感じてしまいます・・・

  11. 誰も触れてませんが、バックスがこの試合で最も賞賛されなければいけないポイントは、フリースローを全て決めたという事です。格下が格上に挑む際、フリースローはとても重要。キッドは自分達の力が劣っているという点を認識した上で、勝つ為に華やかではないけれどより可能性が高い戦術を構築しています。ディフェンスでもオフェンスでもローズを的にかけていますね。ブルズの弱点であると調べ上げたのでしょう。

    戦術に詳しくないのですが、ダンリービーは4つファウルを犯してから殆どプレイしておらず、ブルックスも同様です。何かあったのでしょうか。専門のロングシューターが二人いないので、バックスもかなり守りやすかったでしょう。ジミーさえきっちりプレッシャーをかけておけば、他の選手は勝手に外したりブロックされたりしているわけで。
    ティボドーがプレイオフ用にロースターをガチガチに固定するのは今更ですが、ローズ絶不調ブルックスが何故かプレイできないのであればムーアを出しても良さそうなもんですが。彼が他のガード2人とはまた別のエンジンをチームにもたらしてくれる事は、レギュラーシーズンで実証済みだと思うのですがね。

  12. ゲームメイク出来るPGが欲しいところですね。
    もう少し、ボール回さないとTOも減らないし、ローズの良いところを潰してしまっている印象しかありません。
    MJ32さんも書いてますが、思い切ってムーア出すべきなんじゃないかと思います。
    悪い流れをしっかり断ち切って次にいって欲しいですね。

  13. 皆様コメントありがとうございます。
    ファン論争はもう何度も触れていますが、色んなタイプのファンがいて当然だと思っています。一つ問題があるとすれば、匿名で投稿される方が複数いるのでただ野次りにくる匿名さんや実際応援していながら厳しい声をあげていく匿名さん等が混同されて表向きにはややこしいという事位でしょうか。この辺はサイトのシステムの問題なので自分の責任ですすみません。今後何か改善できないか考えます。

    ただどんな状況でも最後まで優勝を信じて全力で応援したいタイプの方が、優勝という言葉を嘲笑うかのようなコメントを見れば快く思わない事は確かなのでその辺りはお互い配慮していただけると助かります。

    バックスはシーズン中のDef. Ratingがリーグ2位でTOを相手から奪う事が上手いので、バックスにこれじゃキャブスには敵わないという結論をしくのはまだ早いと思います。ここは単純にバックスを褒めたいです。ここまで苦戦するとは思いませんでしたが。

    シボドーに関しては個人的に世間に言われるほど無策だとは思っていません。ブルックスがPT低いのは彼が上背のある腕の長い選手が苦手というシーズン中の傾向があるからで、RS最後のバックス戦で彼がボコボコにやられたのを見てだいたい想像がつきました。実際この試合でもMCWが怪我で離脱した際はブルックス投入時間が長くなり少し活躍していました。昨季のウィザーズ戦でもおがちんが似たような状況で使い続けた結果ボコボコにやられましたね。

    第4戦の影響もあると思います。第4戦はローズはTOとかが酷いながらも、彼がベンチに下がっていたセカンドユニットの時間帯にバックスにがっつりやられてしまいました。あの内容ながらもローズは+14、ブルックスは-16と数字にも現れていました。キャブス戦になればまた変わってくると思います。

    プレイタイムに関しては今季むしろシボドーにしてはマネージしている方かなと思います。ノアやローズはプレイオフに向けてシーズン中に抑えていましたし。次のラウンドの事を考えて温存しながらという考え方をする人ではないので(何なら選手たちも同タイプ)プレイオフ中はこんなものなかなと思っています。ローズは思ってたより多いですが、前述の理由が絡んでいそう。

    とは言え、彼を全面的に肯定する訳でもありません。記事に何度か書いた通り、ニコを3番に置いたビッグマンラインナップはバックス相手にあまり機能しているとは思えません。少しづつですがニコの4番起用の時間が増えてきてはいるので次戦もう少し見れると嬉しいです。あとはローズとブルックスがダメならカークとモアはどうだろうとか色々思う所はあります。

    ただシボドーがいくら策を練ろうが練るまいが選手達がオープンシュートを外し続け、雑なパスでターンオーバー乱発していては勝てる試合も勝てません。そこはコーチも選手も本人達がいちばんわかっている事だと思うので、第6戦の勝利を願ってただただ全力で応援したいと思います。

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