圧勝!!シリーズ勝利で第2ラウンドへ!
立ち上がりの悪さが課題だったブルズでしたがこの日はもう乗っけから全開モードで第3Q途中までダブルスコアペースを維持。第5戦不調だったダンリービーが大当たり。ディフェンスでは相手を苛つかせるプレイで早々にアデトクンボの退場や相手選手のテクニカルを誘いました。この辺は最後の最後でベテランと若さの差が出る形となりました。
ローズは序盤シュート不調が続くも、パスが冴えまくっており最初の5分くらいで5アシストを記録。チーム全体でボールがまわりまくっていたのでいいリズムで得点を重ねる事ができました。先発全員二桁得点。ベンチ陣も全員得点。FG 51.1%、3P 50.0%、FT 81.3%、31アシスト、TO 12といい状態で最終試合を終える事ができました。
相手にセカンドチャンスを全く与えなかったのが大きかったです。セカンドチャンスの得点は22-5でブルズ、ペイント内での得点は50-20でブルズとインサイドでの戦いも制しました。これまでに比べてスペーシングが断然に良かったのが影響しましたね。シュートが当たりボールが回せた結果だと思います。
この試合ではローテーションを変えてきていましたね。MCWが下がったのを見ていつもより早めにローズを下げブルックスを投入。ブルックスもそれに応えるべく変態スリーを決めたりと活躍。今シリーズ初となるローズとカークの併用なども見られ、ジミーを2番よりも3番気味に置くケースが増えていました。ニコを3番に置いたジャンボラインナップはほとんど見られず、ボールをどんどん回し速い展開で相手にディフェンスを組み立てる時間を与えないというゲームプレイが見られました。
久々の大差で、第3Q途中には先発を下げ、第4Qにはマクダーモットのプレイオフデビューも見られました。
次戦は日本時間5日の午前8時からクリーブランドでの第1戦です!相手はラヴが欠場、JRスミスが2試合出場停止ではありますが、それでも十分に強敵。全力でいきましょう!倒すぞおおおお!!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (4-2) | 34 | 31 | 26 | 29 | 120 |
Milwaukee Bucks (2-4) | 16 | 17 | 19 | 14 | 66 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
20得点したダンリービーの活躍でブルズは第6戦でバックスに120-66と圧勝しようやくシリーズを制した。
ダンリービーはボールを持っていない時の影響も大きく、フィジカルなプレイで若いバックス選手を苛立たせ報復を誘発した。
「相手は連勝し今シリーズで勢いに乗っていた。我々はこの試合で乗っけから相手に積極的にアタックした。あれは苛立つんだ。やってみればわかると思うけど苛つくんだ、わかるよ。」
マイク・ダンリービー
ブルズはこの勝利でクリーブランド・キャバリアーズとの第2ラウンドへと駒を進めた。あと4点獲っていれば、その点差はプレイオフでのNBA記録となるところだった。NBA記録は1956年3月19日にミネソタがセントルイスに133-75で勝利した時の58点差。
「ボールが入ってると良く見えるよね。ただ一つハッキリとさせておかないといけないのは、ボールが入るか入らないかはコントロールできない時がある。いいシュートなら打っておきたい。しかし気迫や集中力は自分たちでコントロールできるものだ。」
トム・シボドーHC
試合は早い段階で決着がついていたが、それでも最初の5試合で見られた気迫や確執は見られた。ハーフタイム直前にミルウォーキーのヤニス・アデトクンボがダンリービーをタックルしフレイグラント2が科され退場となった。
パウ・ガソルが19得点、ジミー・バトラーが16得点したブルズは3勝0敗から2連敗し、守備的なバックスにシリーズタイにするチャンスを与えてしまっていた。しかしこの日はシカゴの先発全員二桁得点、デリック・ローズは15得点した。
「もちろんシリーズ中ずっと厳しい戦いだったよ。だからこういう勝利は一番必要なものだったんだ。自信を持って次のシリーズに進める。今シリーズは自己分析をたくさんやる必要があった。」
ジョアキム・ノア
ミルウォーキーのオフェンス不調を示すかのように、バックスの先発選手はザザ・パチュリアの8得点が最多だった。チーム史上最も偏ったプレイオフでの敗戦となった。これまでの記録は1970年のニューヨークへの36点差の敗戦。
バックスがシュート76本中25本(32.9%)だったのに対してシカゴは90本中46本(51.1%)決めた。
第2Q残り1:34でダンリービーのスリーに対してアデトクンボがハードファウルをし、最前列で観戦するファンに両者が倒れこむシーンがあった。ビデオレビューの後、フレイグランド2と判断され退場処分となった。
「時にはハードファウルを受けなければならない時もある。みんなそういうのを経験してきている。時と場合によっては起きる事だ。」
マイク・ダンリービー
もうすこし前にダンリービーの手がアデトクンボの顔に当たった事に対する報復だったのかもしれない。試合序盤にもダンリービーの腕がマイケル・カーター-ウィリアムズの顔に接触するシーンがあった。
バックスのジェイソン・キッドHCはこれをアデトクンボにとって「学ぶ機会」だと話し、「あまり賢い選択ではなかった」と付け加えた。
「うちの選手を苛立たせていた。特に若い選手をうまく選んでいた、そして不幸にも彼らはそれに反応してしまいチームにとって痛手となった。彼らはそこからきっと学ぶよ。」
ザザ・パチュリア
ダンリービーとカーター-ウィリアムズは第3Qにも揉めあいになった。ダンリービーがカーター-ウィリアムズにぶつかると、カーター-ウィリアムズは左腕でダンリービーの首を引っ掛けコートに倒した。ダンリービーがオフェンスファウルを取られ、カーター-ウィリアムズにはテクニカルファウルが下された。ダンリービーは2013-14にブルズに加入する前は2年間ミルウォーキーでプレイしている。
バックスの良きシーズンにとっては厳しい終わり方となってしまった。2013-14にリーグ最下位だったチームを、キッドHCの元で今季プレイオフ第6シードまで再建した。
「もう実は良いチームという状況ではない。リーグトップのチーム達と競い合うには更に強くならなければならない。」
ジェイソン・キッドHC
しかしこの試合ではほとんど競い合う事はなく、第1Qを34-16、前半を65-33で終えた。ホームでの負ければプレイオフシリーズ敗退という試合での点差としては1969年にレイカーズ相手にウォリアーズが40点差で負けた時のリーグ記録を軽く超えた。
ブルズ
- ルーキー・オブ・ザ・イヤー投票でミネソタのアンドリュー・ウィギンズに次いでニコラ・ミロティッチが2位となった。
トム・シボドーHC「彼は素晴らしい1年を送ったと思うよ。彼の未来はとても明るいのだからどんどん努力していかなければならない。彼の物事へのアプローチはとても良い。」 - 圧勝していながらも、シボドーHCは先発メンバーは第3Q途中まで起用した。
バックス
- 前半33得点に終わったバックスは、あと1点でチームのプレイオフ最小記録に並ぶところだった。2004年のデトロイト戦でミルウォーキーは前半32得点に終わっている。
ホームコート・アドヴァンテージ
大した慰めにはならないかもしれないが、新しいアリーナを作るために地方自治体と話し合いを進めているチームにとってファンがBMOハリス・ブラッドリー・センターをようやく埋めてくれたのは良いニュースだ。
長年ブルズファンに占領されてきた会場は、この日はバックスファンの方が多いように見受けられた。少なくとも試合が圧倒的になる前までは。
祝・セミファイナル進出!
途中までいつぞやのDEN-NOを見ているようでした。
試合前までシボドーに相当絞られてきたのか…
次はまたもやレブロンですか。
最近は2年に一度は対戦しますね。
ただ、相手はラブなし、JRもクリーブランドの2試合は出場停止なので、最初の2戦を両方落とすときついですね。
爆勝~~~!! 兄貴のスリー――!
作季PO、ウィザーズ戦唯一の勝利を彷彿とさせるダンリービー兄貴のスリー炸裂でした!
いや~ 始まる前は心臓バクバクの自分を嘲笑うかの如く、快勝でした!
今日はゲーム展開も選手の気力も完璧でしたね! 最初からやっておくれよ(笑)
兄貴、ガソルのベテランは頼りになります!
ダグ君、初PO出場&初スリーおめでとう~(笑)
キャブスはラブがシーズン終了、JRが2試合の出場停止ですね。
先ずは先手を獲りたいところです! ヨ~~シ!全精力込めて応援だ!(少しバカになっております(笑))
若さの勢いを経験で抑える。
これこそ近年のブルズに必要だった事なので
この1勝は大きいですね。
シリーズを通して、やはり第3戦を取れたのが
でかかったですね。
大勝すると翌試合にからっきし駄目になる所が
あるので
3日間しっかり調整と休養を取って
1戦目に挑んでもらいたいです。
とりあえず祝!ファーストラウンド突破!
久々に気持ちよく見れました。
序盤から今までと全く違う展開で、雑なプレイも少なかった印象です。
カークの変態ディフェンスと、ダンリービーの安定感にすごく安心しました。
ジミーの出場時間も短く抑えられて、良い状況で次のラウンドに進めますね。
・・・・・画像のダンリービーがかっこよすぎる。。
アンテトクンポがダンリービーに突進してきた場面は笑いました(笑)若いのう・・・
ファーストラウンド突破おめでとう!!ブルズ!
スコッティ・ピッペンがよく応援しに来てくれてるのもうれしいですね。
クンポ突進のシーンで「おいおい・・・」みたいなリアクションしてましたね(笑)
MDJ,あいかわらず無慈悲で容赦ないです‥;∀;
ブルズセミファイナル進出おめでとうございます!
2勝されたときはヒヤッとしましたが、さすがブルズ!しっかり締めてくれて良かったです!
次の相手はキャブス!僕は両チームとも好きなのでキャブスがフルメンバー揃ってないラインナップなのが残念です、お互いフルメンバーのガチンコバトルが見たかったんですが仕方ないですね…
両チームともの健闘を期待してます!
カンファレンスセミファイナル進出決定!まずは一安心です。今日の試合は、集中力と気迫、ボールまわしなどすべてが素晴らしかったです。ダンリービーは得点だけでなくメンタルの勝負でバックスの若手をイラつかせては、やり返されそれでいて冷静なところなど経験の差を見せつけていましたね。敗れはしたもののバックスは、今年プレイオフを経験し、途中加入のMCWや怪我から復帰するジャバリ・パーカー、伸び盛りの若手選手、キッドHCの存在、来シーズンはロゴも変わり新アリーナの建設と躍進する材料がいっぱいで、同じディビジョンの強敵になりそうな予感がします。
次はキャブスですが、ラブの怪我やスミスの出場停止でも気を緩めずにまずは敵地で1勝することが大事ですね。
バックス・・・なんでそうなるの??
凄い点差ですね!!!若さ溢れるチームに対して、ベテランの大活躍でシリーズの決着を着けるって良いですね!しかもダンリービーにとっては古巣…
ブルズの黄金時代をリアルタイムで見ていないのですが、ミロティッチの活躍を見ていると、トニー・クーコッチはこんな感じだったのかなーと勝手に思っちゃうくらいです。
ダン最高だぜ!
キャブスぶっ倒すぞー!!
厳しい戦いになるでしょうが、優勝に向けて応援します!あと一つ……怪我なく後悔のないシーズンであります様に……GO!Bulls!!